Q:総理は今までですね、自然への冒とくですとか、14年間かけて杭(くい)1本打ち込めなかったなどと、現行案、辺野古への移設にですね、実現可能性に強い疑問を呈してこられましたが、結局辺野古に戻ったわけですが、何か考えが変わったのでしょうか? そしてですね、今まで辺野古を数々否定してきた発言との整合性はどう説明されるのでしょうか?
A:これは、ご批判は甘んじて受けます。それから現在の、朝鮮半島、アジアの情勢考えた時に、日米関係というものを、しっかりとした信頼関係に乗せることが、何よりも大事なことだと、そのように判断をしました。
ここで、辺野古ということでありますが、現行案ではありません。この、住人の安全はもちろんですけども、環境面には徹底的に配慮するという新しい形を、何としてもつくり上げてまいりたい。そして、丁寧にご説明を申し上げて、国民の皆さん、特に沖縄の皆さんのご理解を得たいと、そのように思っております。以上。
(「終わります」)
2010年5月24日