847 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2010/05/23(日) 15:29:21 ID:Tl+p9H3v
>>836
ああ、それで思い出した
和むかどうかっちゅーと、またちょっと微妙な話だけど、欧米系から見た日本の評価の話

俺の友人の飲み友達に、人類文化学の教授がおってな
彼の分析と、同じ研究者として向こうの連中と話しあった結果、欧米が深層心理で日本をどう思っているかって結果が

「同化される恐怖」

なんだと
たとえば、日本になにか新しい文化が投入されるとする
普通の国の反応ってのは、大概それに対して拒否反応を起こして反発するか、事大主義のようにそれ一色に染まる二極分化らしいんだけど
日本の場合、「自国の今ある文化と矛盾がないように、ゆっくり吸収して、同一化する」傾向が強いんだって

同じように日本の文化が海外に出た場合
はじめは拒否反応を起こされることが多いんだけど、いつのまにか「COOL!」であると評価をひっくり返し
その後、ゆっくりとその国の文化の中に溶け込んでいく傾向が強いんだと

この「同化吸収」ってのが、「いつか自分たちが日本の文化に染まってしまうんじゃないか」っていう恐怖になるらしい
基本が「征服と服従」である欧米や中国の文化とあまりに違うので、理解しずらいってのもあるみたい

で、彼らが一番恐れているのが、「それを日本人は意図しないで、ごくナチュラルにやっている」こと、であり
しかも、「その現象そのものはなんら苦痛をもたらさず、むしろ心地よいため自然に受け入れてしまう」こと、だからなんだそうだ
意図を持ってやっているものは、それを見抜いてやめさせることが出来るけど
意図せずに、呼吸をするように自然にやっていることは、やめさせることが出来ない
そもそも、いつの間にか自分たちがそれを望んで染まっていくので、どうしようもない、って

苦痛もなく、むしろ快感の中でスライムにゆっくり消化されていく状態、とかそれに近い妄想を抱かせる恐怖らしい

「アインシュタインの予言」あたりの考え方も、この辺に根ざしているのかもしれんね


848 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2010/05/23(日) 15:31:37 ID:T5Jcjvpy
近代日本の発達ほど、世界を驚かしたものはない。
この驚異的な発展には、他の国と異なる何ものかがなくてはならない。
果たせるかなこの国の、三千年の歴史がそれであった。
この長い歴史を通して、一系の天皇をいただいているということが、今日の日本をあらせしめたのである。
私はこのような尊い国が、世界に一カ所位なくてはならないと考えていた。
なぜならば世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か戦いは繰り返されて、最後には戦いに疲れる時がくる。
その時人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主を挙げねばならない。
この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、凡ゆる国の歴史を抜き越えた、最も古くまた尊い家柄ではなくてはならぬ。
世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。
それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。
吾々は神に感謝する、吾々に日本という尊い国を、作って置いてくれたことを。
                       ――アルバート・アインシュタイン、1922年