新発売の無煙たばこ、評判は
- 2010.05.19 17:01
photo by i_yudai
5月17日、JTは“火を使わず煙が全く出ない”新しいスタイルの無煙たばこ『ゼロスタイル・ミント』の販売を東京都内限定で開始した。かぎたばこの一種で、たばこの葉が詰まったカートリッジを装着したパイプを吸い、味と香りを楽しむ。煙が出ないことから“受動喫煙の防止”になると注目を集め、発売初日のたばこ店などでの売れ行きは好調だったようだ。
ブログでもさっそく「試してみた」とのレポートがアップされた。だが「微妙なミント味」で、「美味しくない。たばこを吸った気がしない。吸ってる姿がマヌケ」と、評判はイマイチだ。長時間くわえていると不快感さえあり、「これで禁煙できるかも」との声も。また、喫煙スタイルにこだわりを持つある愛煙家は「ここまでして吸いたいのか。環境や健康、周囲の人を気遣って無煙たばこにするくらいなら禁煙しようよ」と嘆く。
パッケージに「口腔がんの原因のひとつとなり、心筋梗塞・脳卒中の危険性を高めます」との注意書きがあるとおり、煙が出ないとはいえニコチンを含んだ“たばこ”には違いない。「身体が悪くなる商品をなんとなくごまかしながら気づかれないようにして売るJTを、国民も政治家も税金のために許している…ということになる」との意見には考えさせられる。
ちなみに公共機関では、JALが機内での“喫煙”を認める一方でANAは「無煙とはいえたばこなので機内で吸うことはできない」とするなど、対応が分かれる。店舗などでも今後の対応に苦慮しそうだ。
(ぽこ)
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