2010/5/23
弟子たちは向こう岸へ行ったが,パンを持ってくるのを忘れていた。イエスは彼らに,「ファリサイ派とサドカイ派の人々のパン種によく注意しなさい」と言われた。弟子たちは,「これをパンを持って来なかったからだ」と論じ合ってあた。イエスはそれに気づいて言われた。「信仰の薄い者達よ,なぜ,パンを持って来ないことで論じ合っているのか。まだ,分からないのか。覚えていないのか。パン五つを五千人に分けたとき,残りを幾籠に集めたか。また,パン七つを四千人に分けたとき,残りを幾籠に集めたのか。パンについて言ったのではないことが,どうしてわからないのか。ファサイ派とサドカイ派の人々のパンの種に注意しなさい」その時ようやく,弟子たちは,イエスが注意を促されたのは,パンの種のことではなく,ファイサイ派とサドカイ派の人々の教えだと悟った。)マタイ第16章5〜12節)
聖処女マリアの生まれたAbbey Church of St.ANNA。Stephen's Gate(Gate of lady Mary) 近くエルサレムの北東の一角にある。聖母マリアとは乙女座の乙女=Virginのことでラテン語では乙女はVirgin(聖母)=VIRGO THE VIRGINという。古代エジプト文字では乙女座はMと記される。だからマリアを含むその他の聖母マイラ(MYRRA)=アドナスの母やマヤ(仏陀の母)MOSES,MANOU,MINOS,MISESなどがいる。そういえばミトラもMだ。また乙女座とは”パンの家”を意味しまたベツレヘムとは”パンの家”という意味である。
By the Brink of OLD NILE。そこへ,ファラオの王女が水浴びをしようと川に下りてきた。その間侍女たちは川岸を行き来していた。王女は,葦の茂みの間に籠を見つけたので, 仕え女をやって取って来させた。開けてみると赤ん坊がおり,しかも男の子で,泣いていた..............。王女は彼をモーセと名付けて言った。「水の中からわたしが引き上げた(マーシャー)のですから」<出エジプト記2:4〜10>
我々は現在この”魚座の時代”にいる。そして2150年から新しい時代に入る。水瓶座(AQUARIUS)の時代である。旧約聖書ではモーゼがシナイ山に十戒と共に現れた時,彼は人々が黄金の牛を崇拝しているのを見てひどく憤慨した。実際モーゼは石刻版を粉々に砕いて人々に心を清めるために殺し合えと命令した。多くの聖書学者達はこのモーゼの怒りはイスラエル人が間違ったものを崇拝していたからだと理解している。実はこの黄金の牛とは”牡牛座の牛”のことでありモーゼは新時代の羊を表現していた。だからユダヤ人は今日でも羊の角笛を吹いている。
.........こう話し終えると,イエスは弟子たちと一緒に,キドロンの谷の向こうへ出て行かれた。そこには園があり,イエスは弟子たちとその中に入られた。イエスを裏切ろうとしていたユダも,その場所を知っていた。イエスは,弟子たちと共に度々ここに集まっておられたからである。それでユダは,一隊の兵士と,祭司長たちやファリサイ派の人々の遣わした下役たちを引き連れて,そこにやって来た。松明(たいまつ)やともし火や武器を手にしていた。イエスは御自分の見に起こることを何もかも知っておられ,進み出て,「誰を捜しているのか」と言われた。彼らが「ナザレのイエスだ」と答えると,イエスは「わたしである」と言われた。イエスを裏切ろうとしていたユダも彼らと一緒にいた。イエスが「わたしである」と言われたとき,彼らは後ずさりして,地に倒れた。<ヨハネによる福音書18章1〜6節>
イエスが幼少の時,両親(ヨセフとマリア)はイエスを見失ってしまった場所。「イエスが道連れの中にいるものと思い,一日分の道のりを行ってしまい,それから,親類や知人の間を探し回ったが,見つからなかったので,捜しながらエルサレムに引き返した。三日の後,イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り,話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた........。両親はイエスを見て驚き,母が言った。なぜこんなことをしてくれたのです。お父さんもわたしも心配して捜していたのです。すると,イエスは言われた。<どうしてわたしを捜したのですか?わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを,知らなかったのですか>
しかし両親はイエスの言葉の意味が分からなかった。それからイエスは一緒に下って行き,ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。母はこれらのことすべて心に納めていた。イエスは知恵が増し,背丈も伸び,神と人とに愛された。<ルカ2:44〜52>
この写真はエルサレムにあるBab-es-Silsilehと呼ばれるものでHerod's Temple への西の入り口の門である。反対側にある泉はベツレヘム近くのソロモン(管理人注 :ソロモンはダビデとバテシバの間に生まれた二人目の子ども)の池からの水を水源とする。この門の左はダヴィデ街でありエルサレムで最もにぎわいをみせる。
林道義氏はその解説の中で「ユングはヨブ記」の直後(ないしは同時期に)知恵の女神 ソフィアが登場する『ソロモンの箴言』紀元前4−3世紀 や,『シラクの息子イエスの知恵 』紀元前2世紀頃が現れたことに注目した。
ヤーウエが知恵の女神ソフィアを想い起こしたのである。それはヨブとの角遂の中でヨブの鋭い批判に出会って,「義の神」ヤーウエがもはや不義をなすことができず,「全知の神」がもはや無知な振る舞いをすることができなくなったからであり,そのために『知恵・ソフィア』が必要になったからである。つまり『知恵』を傍らにもつ神はすでにこれまでの暴君的な神ではありえず,それは意識の増大を,つまりは自省する神への変化を示すものにほかならない。このソフィアの想起はのちにマリアの出現とその重大な役割にまで影響を与えることになる。
イスタンブールのアヤソフィア(ハアギアソフィア大聖堂) は女神ソフィアの神殿跡地に建てられた。(管理人注)
Monument erected to PETER,Pastor of CHRIST'S FLOCK.ヴァチカアンはミトラ(MITHRA)聖地跡 に最初はコンスタンティヌス皇帝によって紀元326年に建てられ,15世紀から17世紀にかけて改修された。中央には12宮黄道が見られる。つまりバチカンは宗教とはVernal Equinox Precession(春分点歳差 )であることを伝えているのである。ドームはミケランジェロによる』。
いま一つの重要な徴は『エノク書』における「人間の息子」の出現である。それより前にすでに『エゼキエル書』において「人間の息子」という呼び名がはじめて登場するし,ダニエル(紀元前165年頃)は「人間の息子の如きもの雲に乗りて来る」のを見ている。エノク書では「人間の息子」エノクはつねに正義をもたらす者として強調されている。「人間の息子」が天の世界で活躍することは,一方では神が人間になりたがっていることを意味すると同時に,他方では人間も神の世界に関与することができるということを示しているのである。
エノクはイエスの先駆的形態であり,神が人間になるというイメージに対する心理的欲求が次第に高まっていることを示すものであった。それはあたかも神がしきりに人間になりたがっているかのようであった。受肉の準備を意味する現象としてユングが注目したのは,ソフィアの想起と「人間の息子」(管理人注 :エノク)の出現であった。
参考:失われた時を求めて
The ways of Zion do mourn,because none come to the solem feasts:all her gates are desolate:her priests sign(Lamentation i,4)
シオンに上る道は嘆く 祭りに集う人がもはやいないのを。シオンの城門はすべて荒廃し,祭司らは呻く。シオンの苦しみを,おとめらは悲しむ。(哀歌:1〜4)
またその中には,四つの生き物の姿があった。その有様はこうであった。彼らは人間のようなものであった。それぞれが四つの顔を持ち,四つの翼を持っていた。(エゼキエル書1〜5−6)
(管理人注)旧約聖書『エゼキエル書』についての最初の部分には「その顔は人間の顔のようであり,四つとも右に獅子の顔,左に牛の顔,そして四つとも後ろには鷲の顔を持っていた。つまりこれは四隅を埋めるものとしてのカルディア人からのものでありパリのノートルダム寺院入り口上部にあるキリストの四隅を囲むものでもあるのです。『人、獅子、牡牛、鷹の象徴はそれぞれ福音書家マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネに相当する』つまり春分,秋分,夏至,冬至を決定的に意味している。人々に安心立命を与える宗教とは形而上学的なものでありキリスト教徒であろうとなかろうと悪魔主義者であろうと,神は変化しうるというユングの見方「神とサタン,神とキリスト,神と人間」という関係を含めてヨブへの答えを理解することは避けては通れない道であろう。 ただし,毎日が浮き足立った人々には到底無理で理解不能な世界でもあることは間違いないだろう。不平不満ばかりで理解する努力もせずただワカラナイのならばそのまま多分幸せな人生を送ることだ。それが一番いい。全ては自己否定から始まる 。
己を完全に分解し,自分の過去を振り返り自分を変えて行く。それが教養です。そうすれば個を貫くことも出来るようになる。孤独とは,友だちがいないとか寂しいとか一人ぼっちとかそういうものではないのです。つねに魂を研げば孤独は形而上学的なものであることがわかるでしょう。この孤独を知らない男女の結婚などはすべて仲人口でありそれこそ日本チャチャチャなのであります。
厳密に言えば,アダムは何か新しいことを覚えるのではなく,自分の裸体を悟り善と悪の区別を意識するのだ。同様に歳をとってゆく人間は知らないことを何か習うのではなく,新しい次元の中で,新しい照明のもと悲しい真理 を発見するのだ。
(ウラジミール・ジャン・ケレビッチ「死」)より
メソポタミアは『川の間』を意味する言葉です。ティグリス河とユーフラテス河にはさまれた地域に,人類最初の文明は生まれたのでした。旧約聖書にいう『エデンの園』すなわち,神が人類の祖先アダムとエバに与えた地上の楽園とはこの地のことであろうと言われます。
二つの河の周囲は豊かな水と土地に恵まれていました。それまで,原始的な遊牧生活を送っていた人々が,この土地に定住しこうして最初の文明が産声をあげました。しかし,太陽と水と収穫に恵まれたメソポタミアは,絶えず周辺民族の侵入にさらされつづけました。この地を巡って,さまざまな民族が興っては滅んでいきます。メソポタミアの歴史は民族興亡の歴史でした。(ルーブル美術館より)
ネブカドネザル王二世 (紀元前605−562)時代のJ.F.CAMPBELLによる再現画。
12ヶ月が過ぎたころのことである。王はバビロンの王宮の屋上を散歩しながら,こう言った。「なんとバビロンは偉大ではないか。これこそ,このわたしが都として建て,わたしの権力の偉大さ,わたしの威光の尊さを示すものだ」また言い終わらないうちに,天から声が響いた。「ネブカドネザル王 よ,お前に告げる。王国はお前を離れた。お前は人間の社会から追放されて,野の獣と共に住み,牛のように草を食らい,七つの時 を過ごすのだ。そうしてお前はついに,いと高き神こそが人間の王国を支配する者で,神は御旨のままにそれをだれにでも与えるのだということを悟るであろう。(ダニエル書4:26〜29)
62
2010/5/8
There are two ways to be fooled.One is to believe what isn't true;the other is to refuse to believe what is true.
騙される方法は二つある。一つは嘘を信じることで,二つ目は真実そのものをを拒絶することである<セーレン・キエルケゴール>
恐怖の業務心得
自らの権威を傷つける恐れのある妥協は絶対するな。
譲歩に譲歩を重ねる恐れのある妥協は絶対するな。
思い切って立ち向かって行った方が,たとえ失敗に
終わったとしても遥かによい結果を生むことになる。
何事につけても善を行なうことしか考えない管理者は
悪しき者の中にあっては破滅せざるを得ない。
悪しき者である事を学べ。
美徳と見えることでもそれを行なう事によって破滅に
つながる事もある。また一見悪徳と見えることでも
会社にとって安全と繁栄につながる場合がある。
社員を信じた管理者より,社員の頭脳を操ることを
熟知している者のほうが事業を成功に導くことが
できる。
不正義があっても秩序ある会社,利益を生む会社の
方が,正義はあって無秩序な会社より遥かによい
結果を生む。
「運命の女神」は女神である。彼女に対して主導権を得
と思うなら大胆に扱う事が必要。運命の女神は,征服
したい,勝利したい欲望露な者の方になびく。
運命はその人に「チャンス」しか与えない。しかし力量
を持ち合わせなければ「チャンス」があっても好機には
ならない。
必要に迫られた際,大胆で果敢に行動すること。
自社の力と他社の力をともに冷静に把握している
責任者ならば負けることはない。部下の数より
彼らの戦意の方に価値がある
不測の事態はあらかじめ考えに入れておけば容易に
立ち直れる。
他者を欺くことは非難どころか賞賛されて然るべきで
ある。
状況を知り尽くして流れに乗れ。
管理者が部下のに憎しみをかう時,
−最も大切にしているものを奪い取られた時
−管理者の尊大で横柄な態度
不平不満は何事にもつきものですが,自らの生き方
立場に自信とプライドがあれば,相手を非難したり
羨んだりする気持ちは自らのゆとりの気持ちの中で
おおらかに処理することができる。
社員のプライドを高める人事政策を採り,逆に戒める
ことは厳禁。
社員より愛されるな!逆に畏れられる存在になれ。
恐怖でつながれている場合,容易に断ち切る事は
出来ない。なぜなら人間は畏れている者よりも
愛している者の方を容赦なく傷つける性向がある。
恩義で結ばれている愛情など利害がからむと,平然と
断ち切られることを肝に銘じること。
管理者にとって警戒しなければならない事
−軽蔑されたり,見くびられたり,憎しみを買うこと。
恩恵は小出しにすること。それにより社員に長く
それを味わわせる。
社員でも誰でも相手を絶望と怒りに駆り立てるほど
痛めつけてはならない。又追い込むことは厳禁。
会社に利益を出すのは当然のことながら万一失敗して
も挫けず,また莫大な利益をだしても驕るべからず。
中ぐらいの勝利で満足する者は常に勝利者であり得る。
反対に圧勝することしか考えない者は落とし穴に
はまる。
強気は愚行であることを認識すること。しかし弱気は
さらに愚行である。
管理者たらんとするものは失敗を恐れるな。晴天の日に
翌日は雨が降るとは考えないだけなのだ。
天国へ行くのに最も有効な方法は地獄へ行く道を熟知
することである。
修羅場をくぐった体験をもつものは,背水の陣でことに
のぞむ苦しさもその快感も知っている。凝縮された
「力」と「迫力」が違ってくる。
常に明朗でいること。ひまわりが太陽に向かって花を
咲かせ,虫が灯のまわりに集まる。灯には常に虫が
群がる。灯の近くでは死ぬ宿命しかないと知りながら
なお群れつつ”ける。明るさとは抗しがたい魅力である。
英雄とは,勝利の為にあらゆる方法・手段を講じた上で
物心両面から全力をあげ戦いに突入する人たち
を言う。無力でわめきちらす無分別な人たちのことでは
ない。戦いは,大軍を投入して短期間に勝負を決せよ。
修行千日,勝負一瞬であることを肝に銘じよ。
何事かを成し遂げようとしている者は,それを演じるためにはどうしたらよいかを,誰よりも先に会得する。実際にそれを運用するにあたって彼らが人より有能なのはそのためである(戦術論)
民衆というものは,やさしく扱ってやるか,徹底的に叩き潰すかのいずれかである。なぜなら,人は軽く傷つけられた場合には復讐するが,極端に傷つけられた場合にはそれをしないからである。だから,人を傷つけるときは,仕返しされる恐れがないほどのものにしておくべきである。(君主論)
威嚇は処刑よりもなお悪い。現に死者は復讐するわけにはいかないから,処刑には危険が一切ないのに対して,威嚇は無類の危険をともなう。多くの場合,生き残った者たちは復讐という考えを死ぬまで葬り去ろうとはしないからである。(ローマ史論)
人間というものは概して恩知らずで気まぐれで,偽りが多くて,危険に近寄りたがらず,欲張りで,得するものをもらったときだけ献身的で,その必要性が薄いときは,人のために血を流したり財産や自分の命やわが子まで犠牲にする用意があると言いながら,そのくせそれが間近に迫ると,すぐに背を向けるものである。(君主論)
羨望の念の消え方には,二つある。ひとつは,異常でめったにないことだが,人は自分の破滅が怖くなると,あらゆる野望を放棄して,誰か他の人間で,その美徳と才能によって危険を追い払える者に,誠心誠意,従うようになる。もうひとつは,あなたが名声や偉大さを獲得したのを目にしたライバルが,あなたが自分より優れているという事実に耐えられなくなって,暴力や自然死によってこの世から消えるときである。(ローマ史論)
帝国を失ったイタリアの君主達が責めるべきは,悲運ではなく,自分たちの無能である。なぜなら彼らは,平時には変革が訪れることなど思ってもみないで(海が穏やかなときに嵐のことを考えないのは人の常である)いったん雲行きが怪しくなると,守ることを考えずに,ただ逃げ出したからである。そのくせ心の中では、新たな征服者の暴政に嫌気がさした民衆がいずれは呼び戻してくれることを期待していた。だが,最初からほかの方法を無視して,それだけにすがるのは愚の骨頂である。なぜならそれは,誰かが助け起こしてくれるのを当てにして,地面に倒れるようなものだから。
そんなことはありえないだろうし,仮にあったとしても,あなた自身の安全につながらない。自分と自分の価値を当てにすることだけが,唯一,確実で長続きする身の守り方である。(君主論)
何をするときでも,たくさんの人の意見を聞くのがよい。しかし,何をするかを決める時は,人と相談しない方がよい。(戦術論)
陰謀からわが身を守ろうとする君主は,これまで不当な扱いをしてきた連中よりも,いろいろ恩恵を与えてきた人たちの方を恐れるべきである。 なぜなら後者には,前者にはない利用できる機会がふんだんにあるからである。支配欲は復讐の願望よりも大きいくらいだから,両者ともその意図は同じなのである。したがって君主は,友人たちにはあまり大きな権限は与えるべきではなく,彼らとの間にはつねに一定の距離を置いて,いつも彼らが望むものを何か残しておかなければならない。さもないと,彼らは必ず自分たちの無謀の餌食になる。(ローマ史論)
賢君として法を重んじたローマ帝政時代の皇帝たちは,それを軽く見た愚かな君主達と比べて,どんなにか称賛に値することだろう。それらの皇帝たちには,近衛兵も護衛の大軍団も必要なかった。なぜなら彼らは,みずからの立派な振る舞いと,民衆が寄せる好意と,元老院の後援によって守られていたからである。(ローマ史論)
従業員の待遇面では,彼らの野心の一部を達成する機会を与えてやることが大切である。彼らは自己実現ができて個人的なニーズを満たす機会を得ない場合には,あなたに害をもたらすことがあるからである。(ジェラルド・R・グリフィン 「管理者のためのマキャヴェリズム入門著者」
概して人間は中庸を選ぶ。だがそれは大変危険なことである。なぜならそれでは,どうしたら極端によくなるのか,もしくは悪くなるのかがわからないからである。(管理人注 :多くの大企業では平均65点の人間を採用する)(ローマ史論)
戦いには二つのやり方がある。一つは法に従うもので,もうひとつは力ずくである。最初の闘い方は人間にふさわしく,二番目はけだものがそれに従う。しかし,最初の方法は無益なことが多いので,どうしても二番目の方法に訴えざるを得なくなる。したがって君主は,人間とけだものの両方の使い分けを理解する必要があり ,片方だけでは安寧は得られないことを知るべきである。(君主論)
したがって,君主が優れた資質(真実を語ること,正々堂々と振舞うこと)をすべて持ち合わせている必要はない。しかし,それらを持ち合わせているように見せることは必要である。実際にそれらを持っていてたえず実行している場合には,かえって有害であり,持っているという見掛けの方が有益である。(君主論)
こういう文体はどこかで目にした記憶がありませんか?そうですネィサン・ロスチャイルドの子ライオネル・ロスチャイルドが書いたとされる「シオンのプロトコール」 ですね。そういう観点からマキャベリを勉強して自分のものにすることです。人は弱ければ喧嘩を売られるのです。弱い人に同情は禁物です。へたに同情すれば自分の全てをもって行かれることもあるのです。つまり気前のよさほど,自らを破滅に導く気質はないということで身をもって実践しているうちに,それを実践できる元手を失ってしまうからだ。元手を失ったからといって気前よくいただいた人が恩返しをしてくれるかというとそうではない。逆に唾をはかれるのだ。
モーリス・ジョリのDialogue Aux Enfers Entre Machiavel Et Montesquieu (モンテスキューとマキャベリ「地獄での対話」)はフランス語版しかありませんがこれらの内容はよりシオンのプロトコールに近いわけです。どっちが先かはご自分でご判断ください。こうした内容を熟知するならば負けることはない。
下記は蛮族戦闘団体
画面をクリックしてズームでご覧ください。
シュメールはバビロンおよびヒッタイト文明の産みの親とされてはいるが紀元前3500年頃にティグリス・ユーフラテスに栄えたシュメール文明社会は新しい宗教と呼ぶほどのものは何一つ産み出さなかった。マヤ,ヒッタイト,バビロン,およびインドの各文明社会は,解体してゆくにつれ,彼らの宗教の放恣な性欲謳歌と,哲学の過度の禁欲主義との間のギャップに無頓着に見えるという点で,未開人の気風に逆戻りしたように思われるがこれらの社会は,古い社会構造の瓦解を目撃した衝撃から,罪の意識に目覚めたことを示している。(歴史の研究サマヴェル縮刷版より)
80
2010/5/5
2004年12月26日スマトラ沖の人工地震(おそらく水爆使用)によって30万人が殺された。そのことなどを実証するために,OSSによる「Phychological Warefare Earthquake Plan againt Japanese Homeland」を紹介しよう。先日もNHKハイビジョンでも紹介されたHAARP(BBC製作)や人工地震は真実なのである。そのOSSの文書でも書かれているが,海底地震プレートに Explosionを仕掛けるとある。これはExplosion=水爆でもある。こうすれば震度のぶれは調整出来る。
OSS からSSU,CIGを経経たCIAの基本はOSSの戦略であり,米国は日本という豚を利用し,徹底的に太らせたあげく,日本民族を絶滅させる計画がOSS の秘密文書で明らかになった。日本人には知らされていないが,日本のありとあらゆる所に地下産業(爆発物を仕掛ける)があり,それはある科学雑誌,新聞の尋ね人欄や沖縄米軍からの中波によって人工地震の正確な時期,場所は事前に知らされる。それは日本政府が前もって地下産業に従事するワーカーを保護するためでもある。たとえ水爆を近い将来使うことがあっても放射能が検出されることはない。それは放射能が検出されないMicroNuke を使用するためである。OSSの文書は米国国立公文書館にあるものである。古い記事が見つかったのでその内容の翻訳を公開することにした。この現実から日本人は決して目を背けてはならないだろう。
Bali島テロで使われたMicroNuke(サムソナイト爆弾)
MicroNuke一個あたりの想定威力は10キロトン
ある日突然
ある日突然3人が条件付きで自由の身となった。だが恐らくヘンリー・キッシンジャーにしたと同じ拷問(ナチの死の天使ヨセフ・メンゲレ博士の考案したBreaking Point=つまりある限界点を越えると発狂するポイント)をその直前でやめる手法を連日続けることによって絶対的忠誠心 を養う手法がとられたとするならば納得できる部分もある。魂を売ることと引きかえに富と名誉と保護・監視付きの権力を手に入れたわけだ。そして拷問も終盤の頃のある日,(当時のドーマン機関の)ある立派な身なりの紳士が現れて言う。「この糞野郎どもが!これから私の言うことを全て受け入れるならば許してやろう」とね。
プロパガンダ・7つの情報操作によって 国民はいともたやすく騙される。これが位相心理学の怖さでもある。
ゾンビやロボットのように無心な状態で歩き回るコントロールされた「実体」になりたいか、神が意図された活力のある、力強い人間として生きたいかどちらなのですか?我々は連携して流れを変えることが出来るのです。
「気付くことが治療」なのです 。二コラ・ジョーンズ
日本に対しては属国意識を持ち、日本を米国の被保護国と呼ぶ。日本がアジアの大国になることは「不可能」であり、日本はひたすら経済成長に力を注ぎ、その経済力を国際社会に寄附し使ってもらう存在になるべきだ。
By BLACK POPE(Alias MR.Z and MR.M)
選挙で選ばれずご本尊が指名するBlack POPEとは現在ブレジンスキーがやっておりオバマを造った人物。でも随分不遜なことをいう人だね。You son of the BITCH!とでも言っておきましょうかね。この糞野郎に。この男とてご本尊からの命で人形達のステージショーを演じているに過ぎないのです 。ご本尊の方はといえばX−DAYの日にレプティリアンのお面をつけて テレビに出て世界中の人々に向けて「我々が本日から地球の実験を握った 」 などと恐怖で奈落の底に突き落とす脅しをすることしか頭にないのですよ。1990年代のクリントン政権時代日本のゼロ金利(まだ続けている)と米国債買いで助かったのにね。あと数年で米国は1/3の規模になりますから見ていてください。なにせ東インド会社の末裔ですから。これからは変化に対応できることが重要です。爬虫類のお面をつけた21人がテレビに出ようがスクリーンに映されたUFOが出ようが「気づくことが治療」の意味を理解している人にとってこれから起こることは楽しいですよ。日本は地震以外何も起こりませんからね,安心してね!!とは元イルミナティ11位階のシスコさんの話です。なにせ天皇家はご本尊の国ガーター騎士団 日本支部長ですから。日本チャチャチャは永遠に続くということか?食料品に消費税を課す国だしね。ロンドンやバンコックを朝散歩していてもカラスなんか一羽もいない。カラス一羽駆除できない(しない)国も珍しい。役人と関連団体含め年40兆円も使ってこれこそ日本チャチャチャなり。
ここの図にある組織 ではイエズス会総長(通称Black Pope)は選挙で選ばれたBlack POPE。
出先機関のCIA=DVD(DEUTSCHE VERTEIGIGUNGS DIENST)DACHAUに本部があるGerman Black Intelligenceで元々はABWEHR,GEHLEN機関。
Secret OSS (Forerunner of the CIA) Plans to Trigger Earthquakes & Tsunamis in Japan
原文は管理人の独断と非偏見で翻訳しました。
原文はここですが公表したJoe Viallsはすでに殺されています。
「日本は社会的ハイテンシオン国家である。ゆえに,緊急や危機場面での情緒の不安定は,抑制の利かない乱暴で,野獣のような残忍な日本の軍隊はアジアの国々の平和な民を失わせた。それは,健全な自己主張も何もない日本という病める社会を象徴している。1605年の徳川幕府にも見られるものである。1923 年にいたっては関東での大震災での狂気に満ちた暴動に見られる。(注:こういう深い分析はルース・ベネディクトの「菊と刀」を参照していると思われる)
日本における「集団的ヒステリー」は米国太平洋研究所における極東研究所のE・Herbert Normanによって書かれた本によって明らかになった。それによると多くの日本人の静かさの裏に隠されたノィローゼ的,熱病的な激しい感情が明かされることを想像する上で何もフロイト学派である必要はない。日本人の社会的行動規範の第一の特徴は極度に抑制されたものである。何かにつけ自己保身のためカモフラージュしてしまう行動から伺い知ることが出来る。心理戦争を仕掛ける上で,群集に恐怖感を植えつけるだけでなく,統制のとれた状態から国家より個人の生存のみを重視するやじうま的群集というヒステリックな社会状況が肝心である。
........今こそ日本本土に対し心理戦争を仕掛けるべきである。これによって日本人の間にフラストレーシオンの輪が確立し価値観にもつながる。すでに,日本のラジオ放送から伺える充分な証拠として,政府の操作はこのフラストレーシオンをチャネリング(達人注:大本営発表)していることである。戦時中サイパン,沖縄が陥落した際,二つの内閣は崩壊した。裏にあるものは(大本営発表)拡大するフラストレーシオンに対して希望を与えるものであった。日本人が終わりなき世界というものよりも,絶対確実なものに置き換えられることによって騙され続けていたことである。
日本人のモラルのバロメーター(判断基準)として鈴木首相の国民にあてた演説がある。沖縄侵略後の小磯内閣崩壊後,直面しつつあった危機を葬り去ろうとした。これは国民にすでにヒステリーの種がまかれていたことを表す。これによって我々は二つのパニック的な状況を日本人大衆の狂ったようなヒステリーをいかにして現実のものとするかであるが,これらは長期的展望に立って自然の力という物理的な戦争による破壊(注:人工地震のこと)によって成し遂げなければならない。このような心理戦争キャンぺーンの目的は科学的な爆弾投下(注:原爆)だけではなく,彼ら日本民族の絶滅である。
N・H Heck(US Coast Geodetic Survey次長)によると地震は爆発物によって仕掛けることが可能であるのか?という点である。これはしかるべき時に,前もって地震が起きるべく時限装置であり,その引き金をただ引けばよい。一定の時間と場所で爆発させる(注:地震を引き起こす)為には正確を期すもので,巨大地震を引き起こすためにはどこに仕掛けるかを知る必要がある。いつ,どこでこのExplosive Message(人工地震)を実行するかは難しい点である。マニラ,上海,バタビアの基地はその引き金を引くためにある。小規模地震を繰り返し,大地震につなげていくマニラ,沖縄からはその引き金の射程圏である。
どこにこの巨大地震を仕掛けるかであるが,カリフォルニア大學のP・ Byerly教授は時と場所を考慮する範囲を縮小するべきであるとしている。氏はL・H Adams博士への手紙でターゲットの五マイル以内に一年以内に必ず破裂する爆発物が必要あると述べている。これらはPalmer Physical Laboratoryによって試験は行なわれ実証されている。ここで高度な爆発物を仕掛けた人工地震が研究された。これはファンタジーの世界から科学的なものへと人工地震が可能であることが実証された。これによる心理戦争によってパニックに陥れることが可能である。
もし日本での戦略的地域で人工地震を起こさせるべく我々に同調してくれる科学者を配置しているともし知ったとしたら,日本国民はパニック的ヒステリーになるであろう 。これらの計画は日本政府への踏み絵である。地下産業という存在は通常の爆弾投下から機械,およびそれに携わるワーカーを保護するものである。このような人工地震によって生きたまま生き埋めになることは簡単に想像でき る。巨大水力発電所のダム崩壊による国中の洪水は実物戦争よりパニック的ヒステリー状態を作り出す。
日本攻撃の目的
より否定的なヒステリー状況という流れをかもし出すため,国のリーダーは誰も信じられなく,個人の生存のみに関心を持たせること。 この心理戦争キャンペーンは勿論実際の攻撃とともに行なわれる。これによって心理戦争の効果であるパニック状況が増すのである。
その方法
日本人のもともと持つ恐怖心を煽ることによって達成される。すでにフラストレーシオンの輪の多くのサインは見られる。それは何かが壊れるという感覚である。徳川幕府から続く緊張でもある。
媒介として
社会的ヒステリーとパニックを日本人に起こす要因として,火事と地震があげられる。経済的圧迫がある時期,これらは社会的混乱を引き起こす効果がある。火事も勿論必要だが,地震の効果に比べたら比較にならない。
状況
日本のすぐ地下層には不安定な地震層が多い。それは考えられない破壊をもたらす。もし引き金を引くなら,地殻変動的なものになる。地震層は数百万人の命を奪うことになる。この地震層に大小様々な爆発物を埋め込むことによってその距離も正確に割り出されている。最近の原爆によって人工地震は勢いづき,一層人工地震にはずみがつくことになる。もし地下深く原爆が仕掛けられるなら,放射能は現れない。この原爆およびさらなる大規模な爆発物は原爆による放射能によりもたらされた日本人の地震と言う恐怖感を増幅させることになる。
使われるべき装置
雑誌:全てのメディアに挿入される日本人科学者によるある種の暗号により痛ましい地震は解読可能である。 原爆使用による人工地震のフィジビリティ研究はすでに終了した。ある日本人地震学者の地震は起きるという偽造文書による協力もある。暗号はラジオによっても知らされる。沖縄の基地から中波によって直接日本本土へ送られる。日本のラジオ放送を邪魔するものであるが,それによって起こるべき人工大地震を事前に知ることが出来る。特に日本政府が地下産業で働くワーカーを保護,避難させるためのものである」。翻訳終わり。
これが神戸大震災,インドネシア沖地震,新潟地震,四川地震,宮城地震および事前に人工地震を知ったむきが北野建設や今回ではPS三菱を事前に仕込み売り逃げた裏事情であります。
国のリーダー(首相,大臣)を徹底的に糾弾しある時は死に追い込む。これは国のリーダーは誰も信じられないという不安感をかもし出すには充分である。一日88人が自殺をしていくことに端緒に現れている。そうしている組織が誰であるか他言を要しまい。
余談ですがタイに行ったことがある人は必ず立ち寄るタイシルクのお店があります。ジム・トンプソンのタイシルクのお店ですね。じつはジム・トンプソンは当時のOSSのバンコック支局長をしていた人物です。管理人はタイで長いこと貿易会社の社長(雇われマ ダムでしたが)をしていた時多くの諜報関係の人に出会い友達にもなりました。彼らは必ず米国大使館に電話すれば連絡できるから,というのです。しかし大使館に電話してもそういう人物はおりません,という返事が返ってきます。彼らはCIAなのです。
OSSの極秘文書の文章の中で「地震は爆発物にによって可能か」という一文があります。現在では地中深くMicroNukeを設置することで可能であることは明らかです。情報は地震の二日前に米軍の沖縄基地から中波で知らされているのです。前回の地震の二日前から北野建設が突然商いを伴って買われたように今回の地震も前日金曜日にPS三菱,東日本ハウスが猛烈な出来高で買われているように人口地震と断定出来るでしょう。一言でいえば今回の件は大きく出た「小沢一郎」氏への牽制球でしょうか。
これはPS三菱(コード1871)のチャートです。地震が実際に起きたのは6月14日(土曜日)ですが,三日前の出来高はわずか17,500株。ところが二日前には突然518,900株となり前日には1,020,200株と100万株を超える商いです。通常その後の展開を考えると証券取引所は何らかの規制を入れるのですが何ら規制はなくぼろもうけした連中がまたいたということでしょうか。仕込みの合図は新聞の「尋ね人欄」がよく使われる。かつての兼松日産農林で使われたように。「民子,お願いだからすぐ電話しておくれ!父母はとても心配しています。090-1871-0612=6月12日にコード1871を仕込みなさい,と。
長野地震の時の北野建設も全く同じです。小野寺光一なる人に申し上げたい 。あなたは証券取引委員会に内容証明郵便あるいは弁護士を通してその時の取引の手口を要求したことはありますか?メルマガが金になるかは当管理人は知りません。少なくともそうするべきではありませんか。取引手口が分かればどこの誰が事前に仕込んだかがわかるはずです。
大変敬愛すべき評論家の森田実さん,あなたの「米国債は差し上げます」という記事は拝見しました。それによってマスコミに干されているのは勇気のいることだと思います。それならば一層のこと集団訴訟でもして実態を解明させもし元首相がそういう発言をし取り巻きを含め手数料を約束されていたのならば当人は売国奴として刑事罰をうけるべきではないでしょうか?
副島某とか田中某,あるいは副島の弟子のアルルの男某に申し上げたい。本を売るのはもう結構です。FEMA CAMPを実際に見たことがあるのですか?本物のイルミナティの幹部と会ったことがあるのですか?米国債の金利が毎年いくら入っているのかあなたたちは財務省に問いただしたことがあるのですか?Anti-Roschchildの管理人に申し上げたい。あなたはCIAであるモルモン教と同盟を組んで恥ずかしくないのですか?ロスチャイルドをネタに本を売るのはおやめなさい。オルタ通信の西山某に申し上げたい。お前のようなクズはさっさと消え去れ!ベンジャミン・フルフォードなる人物に申し上げたい。GET THE FUCK OUT OF JAPAN!!(とっととこの国から出て行きやがれ,という意味)
ベンジャミンさん,あなたが当管理人のブログを潰そうとした過去ログですよ
そのときアクセスは9400にもなりました。灯に群がる蛾のような読者ばかりなのですね。つい最近もありました。アクセスが9000近くになることが。東海アマとかいうところです。面白い記事があると,ね。あ〜,嫌だ,嫌だ。
(それをけしかけたのは藤井某なる人物であることは分かっています。でも許してあげよう。まだ30台ですからね。よくあることです)あなたがロックフェラーと会った時刺し違えるかと期待していました(折角サムライになれるチャンスかという意味)。それが仲良く写真までとって.......この糞馬鹿野郎が!
ATTN:ロックフェラーよ: Do the right thingとご自身のHPやRense.comで言っていましたね。
あなたは極楽トンボなのでしょうね,きっと。どこかの莫迦が投稿してあそこでこう言ってたと伝えてください。
ロックフェラーはヤコブ・シフ亡き後の,ロスチャイルド家の米国での代理人であるが,この家系にはロックフェラーの名を持つ血族がおよそ190人おり,当然ここから枝分かれして違う姓をもったさらに多くの血族がいる。そして,それらロックフェラーの血流は,全体的にオカルトや悪魔崇拝を熱心に普及させていること,キリスト教諸派の支配にかかわっていることについての共通点を持つ。.....イルミナティ自体が,世界中に500ほどある非常に有力な家系の血を引いているのである。
実のところロックフェラー家がどれだけのトラストや財団を擁しているかも誰にもわからない。この一族はトラストを秘密のトラストに隠し,それをさらにより秘密のトラストに隠してきた。彼らが擁するトラストや財団は200から数千とまで推定されている。要するにロックフェラー家の財務形態はきわめて巧みに隠されており,そのためネルソン・ロックフェラーは1970年の所得税を一セントも払わなかった。
ロックフェラー家の家庭生活は,他の大多数の人々のものと掛け離れている。彼らが滞在する家は百以上ある。南米のいくつかの国に広大で肥沃な土地を所有し,ブラジルとエクアドルに豪邸,ベネズエラやメーン州シール・ハーバーの屋敷やニューヨーク州ポカンティコ・ヒルズの広大な地所はいうに及ばず,ワシントンDCに大邸宅が(少なくとも)二つあり,米国中に多数の大農場を持ち,ハワイ,プエルトリコ,カリブ海にリゾート地,ニューヨークの五番街には32部屋のメゾネット型アパートを所有している。ロックフェラー家にはざっと2500人の使用人がいる。
同性愛者のウインスロップは,アーカンソーで黒人の男友達との生活を楽しんでいた。また世界最大のポルノのコレクシオンの持ち主だったと報じられている。ネルソンのいとこのウイニフレッド・ロックフェラー・エマニーは,彼女の二人の子供を殺して自殺した。マイケル・ロックフェラーはニューギニアの部民族を多額の金で買収し,首狩りをさせて干し首を作らせようとして死亡した。マイケルにうんざりした原住民は,結局マイケル本人の首を狩ることにしたのだ。
彼らはオカルトや世俗的な力を育み,自らを神と考えるまでになった。彼らの力がしばしば儀式的な変死をもたらすのも,地位の高い悪魔崇拝者の殆どが遂げるお決まりの死に方である。.......イルミナティの殆どは多重人格症をもっている。高位の悪魔崇拝者がこれをもっていない場合,強制される恐ろしい血の儀式のために情緒的に破綻をきたすものが非常に多い。つまり,人類の歴史上起きた本当の歴史を知っているのは<内部の者>だけということになる。本当の決定や真の有力者は,世間の目から隠されてきた。
一般大衆が見せられるのは,イルミナティの操り人形がそこら中を歩き回り,イルミナティの台本どおりに盛大な演説をするステージショーなのである(写真のアル・ゴアはヒラリー同様イルミナティ6位階 )。13の家系にはそれぞれ自分たちの,Mothers of Darknessの仲間がおり,各家系がそれぞれ秘密の悪魔的指導層を擁する。魔界の王,女王,王女,王子たちである。同時にロックフェラー家にも自分たちの一族のなかに,秘密の儀式でそれらに選ばれた人たちがいる。シスター・マリ・エメリーの著「悪魔に愛された女」では,ロックフェラー一族の一人が24歳の若さで首を切られて殺されたとする記述がある。<ジョンコールマンの本より編集・解説>
ラケルの墓
創世記 35:1-29
1 そののち神はヤコブにこう言われた。「立ってベテルに上り,そこに住みなさい。そして,あなたの兄弟エサウから逃げて行くときあなたに現われた[まことの]神のため,そこに祭壇を造りなさい」。
2 そこでヤコブは自分の家の者また自分と一緒にいるすべての者にこう言った。「あなた方の中にある異国の神々を捨て去り,身を清めてマントを取り替えなさい。 3 わたしたちは立って,ベテルに上って行こう。そして,わたしの進んだ道でわたしと共にいて苦難の日にわたしに答えてくださった[まことの]神のため,わたしはそこに祭壇を造ることにする」。 4 それで彼らは自分たちの手にあった異国の神々すべてを,またその耳にあった耳輪をヤコブに渡し,ヤコブはそれをシェケムのすぐ近くにあった大木の下に隠した。
5 そののち彼らはそこをたったが,その周辺の諸都市に神からの恐怖が臨んだため,人々はヤコブの子らの跡を追わなかった。 6 やがてヤコブ,すなわち彼および共にいたすべての民は,カナンの地のルズ,つまりベテルに来た。 7 次いで彼はそこに祭壇を築き,その場所をエル・ベテルと呼ぶことにした。彼が自分の兄弟のところから逃げて行くさい[まことの]神がそこで彼にご自分を現わされたからであった。 8 後にリベカの乳母デボラが死に,ベテルのふもとの巨木の下に葬られた。そのため彼はその[木]の名をアッロン・バクトと呼んだ。
9 さて神はパダン・アラムから帰る途中のヤコブにもう一度現われて,これを祝福された。 10 そうして神は彼にこう言われた。「あなたの名はヤコブであるが,もはやあなたの名はヤコブとは呼ばれない。あなたは,イスラエルととなえられることになる」。こうして[神]は彼の名をイスラエルと呼ばれるようになった。 11 そして神はさらにこう言われた。「わたしは全能の神である。あなたは子を生んで多くなるように。もろもろの国民,もろもろの国民の会衆があなたから生じ,王たちがあなたの腰から出る。 12 わたしがアブラハムとイサクに与えた地,わたしはそれをあなたに与え,後に来るあなたの胤にその地を与える」。 13 そののち神は,彼と話をされた場所で,彼の上から上方に去って行かれた。
14 そこでヤコブは,[神]が自分と話をされたその場所に柱すなわち石の柱を据え,その上に飲み物の捧げ物を注ぎ,また油をその上に注いだ。 15 そしてヤコブは,神が自分と話をされたその場所の名をその後もベテルと呼んだ。
16 そののち彼らはベテルをたった。さて,エフラトに着くにはまだかなり地のへだたりのある所でラケルは産気づき,しかもそれが難産であった。 17 しかし,彼女が難産で苦しんでいたときのこと,産婆が彼女に言った,「恐れてはいけません。これもあなたの子となるのです」。 18 そしてついに,その魂が去り行こうとするとき(彼女は死んだのである),彼女はその[子の]名をベン・オニ(管理人注:苦しみの子) と呼んだ。しかしその父はこれをベニヤミン(管理人注:幸いの子)と呼んだ 。 19 こうしてラケルは死に,エフラトつまりベツレヘムに至る道の途中に葬られた。 20 それでヤコブは彼女の墓の上に柱を立てた。これが今日までラケルの墓にある柱である。
ベツレヘムに至る道。イエスも父母に会いに歩いた道。
21 その後イスラエルはそこをたち,エデルの塔を少し越えた所に天幕を張った。 22 そして,イスラエルがその地に幕屋を設けていたときであったが,ルベンは一度,父のそばめビルハのもとに行ってそれと寝た。そして,イスラエルはその事について聞いた。
こうしてヤコブの十二人の息子が生まれた。 23 レアによる子は,ヤコブの長子ルベン,それにシメオン,レビ,ユダ,イッサカル,ゼブルン。 24 ラケルによる子はヨセフとベニヤミン。 25 またラケルのはしためビルハによる子はダンとナフタリ。 26 そしてレアのはしためジルパによる子はガドとアシェル。これらがヤコブの息子であり,パダン・アラムで彼に生まれた者たちである。
27 ようやくヤコブは父イサクのもとに,マムレに,キルヤト・アルバすなわちヘブロンに来た。そこは,アブラハムが,そしてイサクが外国人としてとどまっていた所である。 28 そしてイサクの日数は百八十年に及んだ。 29 その後イサクは息絶えて死に,自分の民のもとに集められた。年老いて,日数に満ち足りていた。その子エサウ(管理人注 :エサウはヤコブの兄)とヤコブがこれを葬った。
ベンジャミン(ベニヤミン)とは幸いの子という意味なんですよ,ベンジャミンさん!
kever Binyamin(ベ二ヤミンの墓)。My Hell Benjamin,ベンジャミンさん,あなたの魂はいつかここに入るのですよ。「今年は明るい年になる」なんてシュメール人 が祖先の日本人を愚弄しては駄目ですよ♪
もっとおりこうさんになりましょうね。
245
2010/5/4
以下は姉妹ブログの過去記事・四つの目より
シューマンレゾナンスとは?
http://www.i-kochi.or.jp/prv/ogawasli/Schumann.html
シューマンレゾナンスとは、雷の電光から放射される電磁波のうち極超低周波帯(ELF)の電磁波が、地球と電離層で囲まれた球殻空洞内で共振現象を起こし、約4〜40Hzの周波数帯で観測される現象で,つまり人体にもっとも心地のよい周波数(地球の鼓動の率)(7.83Hz) を操作すれば人をヒステリー状態にもってゆくことは可能になるということだ。管理人も含め皆さんも心の底からいい気分になるということはありませんよね。なんとなく体がだるい?鬱かな?なんて。6Hzまで下げれば鬱になるのですよ。それは周波数のコントロールによるものです。 つまりほっと一息でもつかせようなら渇望する新世界秩序を構築することは出来ない,ということでしょうか。キチガイに刃物くらいなら驚きませんが,正気の狂人という真正のキチガイが世界の富を独占する とこうなるのです。LUCIFERとは神学者が悪魔化したのですが そのLUCIFERとやらとご本尊は毎日食事をしているというのですから呆れたはた迷惑な話です。でもご本尊は真剣です。2026年イスラエルのメギドの丘で再臨したキリストとサタンの一騎打ちを想定しているのですよ。これがハルマゲドンの戦い。ですからあと10年は死んではいけません。しかと見届けましょう。面白いことになりそうな予感。旅行会社がツアーを組むかも?♪♪♪
「秘儀参入者にとって、悪魔は一箇の人格ではない。それは善のために創られながら悪に奉仕することもできる力である。自由のための道具である。彼らは生殖を支配するこのカを、角を生やしたパンの神話で表現した。エデンの蛇の兄弟であるサバトの雄山羊が出てきたのである。それば光をもたらす者あるいは《光を発する者》であり、詩人により伝説上の偽ルシファーに仕立てられたのであった」とも言い、これはエロスの力、フロイトの言う 「リビドー」的な解釈ではないだろうか(ルシファー研究室) 。
悪魔や天使が実在しているかどうかは,魔術師にとってはさほど重要な問題ではない。重要なのは,そうしたものが,現に存在しているかのように働くという事実なのだ。
<ゴールデンドーン魔術師Bイネス>
長年奉仕してきた家政婦が描いたルシファーと食事するロスチャイルド家。すでに何回も紹介しました元イルミナティのシスコさんはロスチャイルド家の「暗黒の母」としてのマドンナですからこの絵は間違っていないのでしょうね,きっと。どこかにPINDARというトカゲがいるはずなんですが?(笑)
一般大衆をマインド・コントロールするために開発され,使用されているテクニックは以下の通り:
コントロールされた公教育による教育。これは歴史や道徳,権威,神についての偽りの見解を人々に提供することが含まれます。
精神に変調を起こさせる化学薬品や世界中の飲食物に添加されている人口甘味料など。
テレビ。視聴者を催眠状態にして,潜在意識となる思想を植えつけます(管理人注:いわゆるカール・ユングのプシコイド(精神物質)を中枢神経に植えつけるやりかた)。
脳に入る情報を暗号化した電磁波放送(特定の思考パターンを与えるELF=超低周波電磁波)
人間の精神と肉体をコントロールする,方向性を持ったエネルギーの散布。
健康の破壊。機能不全の病んだ肉体は,コントロールしやすい不活発な精神を助長します。
音楽などの中に隠されたサブミナル・メッセージ。
教化(多種多様の手段が用いられています)
新聞やその他のニュース・ソースによるコントロール。
不安や恐怖,憎悪を人間の心に植えつけることによるコントロール(管理人注:人工地震などはヒステリー状態をかもし出すにはうってつけだろう)
悪霊や地域的な霊の力などによるコントロール(Fire the Gridなどのイベント)
マインドコントロールされた奴隷を作り出す。(例えば,モナーク・プログラム)<これに関してはいつか解説予定>
アメリカの宗教界のコントロール。30万人の聖職者が,今日アメリカに降りかかっている災難について真実を隠しています。
以上はイルミナティの准最高位まで昇ったCisco Wheeler(11位階)の話です。
これまで何度か機械翻訳で載せたニコラ・ジョーンズの重要記事で、予備ブログにも載せてたものを、ザッと翻訳してくださった方(匿名)があるので早速載せることにします。
あくまで素人の人なので、若干おかしいところもあるかもしれませんが(私が気付いた所は少し修正してます)、これで大変わかりやすくなったと思います。長い文章を本当にありがとうございましたm(__)m
HAARPやGWENの電磁波を使った気象操作やマインドコントロールについて大変重要なことが詳しく書かれています!
部分的に何度か載せてるけど、昨年6月のELF、GWEN、HAARPによる大衆コントロールに、全文機械翻訳で載せててます。(その時は、ken Adachiさんのページから)
分割すると将来、過去記事探す時に面倒かと思い、長文を一気に載せたので、読む方で決して急がず何回かに分けてじっくり読んでくださいw
(数値は一部伏字にしましたm(__)m)
Total Control - Gwen Towers by Nicholas Jones より
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この記事は我々がテクノロジーにどれほど支配されているかの概要です − 世界支配者によって意識を操作するために脳波を故意に変えたり、健康に害を及ぼし最終的に多くの死者を出す電磁波の、いかに我々が犠牲になっているか。
地球はドーナツ型をした磁場に覆われており、その流れの円ラインは南極から現れ北極で消えます。
電磁波を伝える電離層は地球表面から100キロ上空にあり、太陽風から地球を守る役割をする荷電粒子の層から成り立っています。
自然の周波数は大気中の電気の活動と関係していて雷によって発生すると考えられており、これらの総称を「シューマン共振」と言って現在は7.8ヘルツが最も強いとされています。
それらは電離層と地上との間の空間に存在している自然の超低周波で、人間の脳波と同じ周波数域です。
(1ヘルツ = 毎秒1周波、1キロヘルツ = 毎秒1000周波、1メガヘルツ =毎秒100万周波.
1ヘルツの波長は186,000マイル、10ヘルツは18,600マイル、電波は光と同じ速さで動きます)
神は生物に調和させるために、自然の周波数に共鳴するよう設計しました。
アメリカの科学者たちはアラスカのHAARPを使い電離層を操作しており、集中的な放射を送り電離層を熱したり止めたりします。
HAARPからの超低周波(ELF)は、ある地域にターゲットを絞ると、天候を変えたり、大衆の気持ちを操作することができます。
その総ワット数は、1700ギガワット(1.7兆ワット)にもなります。
元政府の情報通たちは、政府は世界を転覆させたがってるんだと、言いました。
64から成る様々な地表の要素が、地表から起こる地磁波を調整しています。
地球自身はそういった物質でバランスを保っているのです。
それらは赤血球と同じ無機物です。血液と地磁気にはある関連があります。
シューマンと地磁気との間の不均衡はバイオリズムを混乱させます。
それら自然の地磁気はGWENタワーからくる人工の低周波によって置き換えられつつあるのです。
GWENタワーとは何か?
GWEN (地上波緊急ネットワーク) 送信所はアメリカ全土に200マイル毎に立てられており、ある特定の周波数を与えることによってその地域の地磁気の強さを調整したり、磁場を変えることもできます。
それらは150から175キロヘルツの間の低周波を送信して、その域の低周波を操ることが出来ます。
また、225から400メガヘルツの超高周波を発することも出来ます。
低周波信号は、大気中に放射されるというより地上を這うように移動します。
GWENステーションは半径300マイル以上に発信し、それ以上の距離になると急激に衰えます。
全GWENシステムでは58から300もの送信所がアメリカ全域に広がっており、それぞれ299から500フィートの高さのタワーからなっています。
300フィートの銅線が地下のシステムの中心から車輪のように広がっています。
薄皮の伝導体のように地球と相互作用し、地面を通って電波を長距離まで放射します。
アメリカは、500フィートにも上るこの電磁場に浸かっているので、たとえ地下に潜っても、全国民がマインドコントロールの影響を受けます。
全ての人工的な地上波は、蜘蛛の巣のようにアメリカ全土に行き渡ります。
人工的な電磁波に浸るほど、よりマインドコントロールをされたり、催眠にかけられたりしやすくなります。
全ての床をアルミニウムで覆い、CET (宇宙エネルギー変圧器) シリンダー(ケムバスターのような物かと思います)を買うことが防ぐ手助けになります。
「Nordic Living Water Systems」はその一つです。
GWEN送信所は色々な機能を持っており、気象コントロール、マインドコントロール、大衆の行動や気分をコントロールすることなどがあります。
それらはアメリカ政府によってマインドコントロール・インプラントを埋め込まれた人たちに超低周波の不可聴音としてテレパシーを送るのにも使われています。
これらのタワーはHAARPや、ロシアのウッドペッカー送信と共に働きます。
ロシアはElateと呼ばれる気象操作システムの小規模なバージョンを公けに市場で販売しています。
それは、200マイル以上の地域の天候を操作でき、その域はGWENの物と全く同じなのです。
そのシステムの一つはモスクワ空港で実用されています。
GWENタワーはHAARPと共に大気中に巨大なエネルギーの爆発を放ちます。
http://www.cuttingedge.org/ は、1993年にアメリカ中西部で起きた大洪水がいかにして それらのシステムによって引き起こされたのかを指摘しました。
どうやって起こったのでしょうか?
目に見えない巨大な水の流れ、流れる蒸気を含み、低気圧で磁極へ向かって動いていく。
アマゾン川に匹敵する勢いで420から480マイルの幅、4,800マイル以上もの長さで、地球から1.9マイル上空にあり、毎秒340ポンドの水を運びました。
それぞれの半球には5つの大気の川があります。
それら大きな蒸気の川のひとつをせき止めることで強力な洪水を造りました、そして莫大な降雨を発生させました。
ミズーリ川とミシシッピ川の北部沿いにあるGWENタワーは40日40夜稼動していました。
多分ノアの大洪水を真似たのでしょう (これはHAARPと共に稼動)。
蒸気の川をせき止めることで、空を伝いジェット気流を操っている極地の万年雪まで幾千マイルも流れていく電気の川が造られます。
またその2つの大きな川の氾濫は120-150億ドルの農業的損失をしました。
HAARPはまた、焦点を断層線に合わせることで地震を起こします。
GWENタワーは断層線の上や太平洋北西の火山地帯に設置されています。
1963年にRobert Becker博士は外部の磁場による脳波への影響を研究して、精神病院入院と太陽の磁気嵐との間の関連性を示しています。
被験者に、磁気嵐と似た周波数の磁場にさらすと、同じような反応が認められました。
アメリカでは、60ヘルツELF電波が人間の脳と同じ周波数で振動します。
イギリスでは、50ヘルツ電波の放射が甲状腺機能を低下させています。
Andrija Puharich博士は(1950年代と60年代)、千里眼の人は、その超自然的な力が働くときの脳波が8ヘルツになることを発見しました。
1956年に彼は、ヨガのインド人があるレベルから別のレベルに意図的に意識を変調する時の脳波コントロールを観察しました。
博士は人々をバイオフィードバックを通してそれを意識的に行えるよう訓練しました、
すなわち、バイオフィードバックの技術で8ヘルツの波を造るということです。
心霊治療をする人は8ヘルツの波を実際の治療過程で発生させており、実際に患者の精神的な問題を治癒しています。
治療する人の脳は8ヘルツを発信しています。
ある周波数を発信できる人は、別の周波数に合う周波数も発信できるでしょう。
我々の脳はELF波を放つ技術にとても影響を受けやすいのです、
それはある種のチューニング効果によって外部の信号と脳波が急速に調和していくからです。
プハリッチ博士は何度も実験を重ね、以下を発見しました。
7.83ヘルツ(地球の鼓動の率) は人間を心地よくさせ、人格状態を形成する。
10.●●ヘルツは暴動を起こさせる。
6.●●ヘルツは鬱を引き起こす。
プハリッチ博士は、より高い振動率に精神を調和させるために、ELF波によって体内で水素結合を解き、RNAとDNAに変化させました。
彼は超能力者の8ヘルツ脳波にしてPSI現象を誘発させることを試みたのです。
かつてプハリッチ先生と研究をしていたジェームスハータックも自身の「The Keys of Enoch(エノクの鍵)」という本で、UV(紫外)は水素結合を解き、それが振動率を上昇させると書いています。
プハリッチ博士はELF波の精神的な効果を軍の指導者に告発しましたが、信じてもらえませんでした。
それで西欧諸国のある高官たちに情報を流しました。
アメリカ政府はそれを黙らせるためにニューヨークの彼の家を燃やしたので、彼はメキシコに逃げました。
しかし、ELF波が脳のどの部分に影響を与えるかをロシア人が発見したのです。
1976年7月4日, 彼らは電磁波でモスクワのアメリカ大使館を攻撃し始めたのです、
信号を変え、1▲ヘルツに絞る事もしました。(1▲ヘルツは人を催眠状態にします)。
ロシアや北朝鮮はこれを携帯マインドコントロール器にして自白の強要に使います。
(このシステムはいくらかのアメリカの教会でも教理を信じさせるために使われています!)
このロシアのウッドペッカー信号はキエフ近くの発信所から世界中に飛ばされています。
アメリカ空軍は地表や大気を通して送信しているウッドペッカーに5種類の周波数があることを確認しました。
1901年、ノーベル物理学賞受賞者のニコラテスラは、エネルギーはELF波を使えば地面を通して送信できると明かしました。
その信号は何をしても止めることはできません。
ロシア人はテスラの死後、ユーゴスラビアでテスラの研究文書を奪取しました。
拙稿:地震を起こす兵器は存在する を参照
拙稿:生物兵器も参照
アラスカにあるHAARP施設。中継点を経て世界中の気象などが操作されている。
HAARPは電離層を沸騰させる技術で将来原発を破壊する可能性も高い。
メキシコでプハリッチ博士はロシアのELF信号と5.3xxヘルツなどメガヘルツの域の高周波を監視し続けました。
彼はCIAとロバートベッカー博士とでその波と人間の脳への影響を調べる機械を設計することになりました。
プハリッチ博士は犬を眠らせることから始めました。
1948から1949年までに猿での実験を終えました。鼓膜なしで音を拾えるようにわざと鼓膜を破きました。
舌の神経が聴力の促進に有効な事を発見しました。
歯医者が埋め込み、本人には分かりようが無く、「頭の中の声」を聞く原因であると多くのマインドコントロールの犠牲者が訴える、歯のインプラントを彼が造りました。
インプラントはあごの骨の中に埋め込まれています。
現在インプラントは髪の毛より細く、ワクチン注射やインフルエンザ注射で何百万人が知らずに注入されています。
これらの生物チップは血液で体を行き巡り脳に宿ります、
そして犠牲者にインプラントを通して「声」を聞かせるようになるのです。
あらゆる種類のインプラントがあり、40人に1人は宇宙人による誘拐によって何かしらのインプラントが入っていると言われています。
いや、20人に1人だという人たちもいます。
宇宙人による誘拐という嘘は (多くの犠牲者が明かす事だが)、アメリカ軍によって工作されています。
最新技術でホログラム(4次元の写真)を造ったりホログラムの宇宙船を外に用意したりします。
それらの嘘は犠牲者が宇宙船などを信じているがゆえにシナリオを作ることができるのです。
一度乗り込めば、エイリアンなどはお面をつけた人間なのです。お面や衣装を準備したただの軍人です。(管理人注)ご本尊たちはこういうことが大好きです。いつかお面をつけてテレビに出ることを今か今かと待ち望んでいるそうです(シスコさん情報)。そして全世界の人々を恐怖で奈落の底に突き落とそうとね。
しかしながら、宇宙人による本当の誘拐が起きていることも事実なのです。
「宇宙人の誘拐」のシナリオは軍が全ての話をうやむやにするのに一番の方法でした。
宇宙人という滅茶苦茶論を持ち出すことで、政府関連への調査を無意味に思わせ、責任から免れることが出来るのがお約束であります。 自分たちに矛先が向かないようにそういったショッキングな話をばらすのに怯える貧しい無力な人たちをターゲットにしています。
神は人工的な振動の率に反応するように私たちを強いているのでしょうか?
この惑星の突然の大進化を望むそのような権力者は、精神的に開眼している人だけの優性人間のみが住む世界を望んでいるのか?
無駄飯食いとされる何億もの人たちについてはどうでしょうか?
彼らは電磁誘導されたガンや疾病でてっとり早くいなくなるべき運命なのでしょうか?
この大詰めの段階で今こそ立ち止まって考えるべきなのです。
病気を電磁波で伝達するときに使われる物理や技術は驚くべきものです。
病気は「病気の記号」として置き換えられます。なぜなら病気の振動は人工的に造ることが出来て、それを送信して誘導できるようにしなくてはならないからです。
(幻覚を起こす麻薬の脳波のパターンも模造でき、ELF波の送信で「見えないものを見える」ようにします。)
一度病気が空気中に撒かれると、電磁波は調和性と準調和性でその病気の波長に合わせてきます、
調和性はより死に至り、準調和性はより感染しやすくなります。
死を引き起こすので、より的確な表現では致命的という言葉です。
毎日空はケムトレイルでいっぱいです、空に白い十文字模様を噴射している様はアメリカや他の国々で見られます。
それはジェット機の後方に出来る飛行機雲と同じでしょうか?
全然違います、飛行機雲はすぐに消えますがケムトレイルは故意に噴射され、感情を無くさせたり意識の状態に影響を与えたりが知らない間に進行する薬品(既に採取、解析、証明済)を含んでいます。
管理人注: ケムトレィルで撒かれるのはマイコプラズマ 。マイコプラズマにも弱点がある。喫煙者には全く影響を及ぼさない。全世界で禁煙がすすんでいるのはそのためです。つまりニコチンという毒が毒を制すということ。これは実際に米国で体験したので間違いはない。
これが人々を無気力状態にさせるために始められたた一つの「計画」であるだけでなくさらに、飲料水にフッ素を入れたり,、アスパルテーム入り栄養食料、怪しいドラッグなどもそうです。
フッ素は脳の意思の機能を不能にさせます、左後頭葉を害します。
フッ素やセレンは奇妙な効果を生み出します。
その共通する特徴は「声が聞こえる」と言う事です。(管理人注:フッ素は猫いらずに使われている猛毒で歯磨き粉には必ず入っている。一日3回以上10年続けると発狂状態になるのは証明されている。水道水にも入っているかもしれない。)
ELF波は体内の生物的工程を阻害します。
そして一旦ケムトレイルに体をさらすと、さらに大きく表れます。
いくつかのケムトレイルは研究室で分析され、高い意識に関係する様々なアミノ酸の相互作用を妨害し、空間を知覚する力を損なわせる物が見られました。
中には脳でドーパミンを増加させ、無気力にさせる物も見られました。
これは基本的には混乱を生じさせるためのもので、現実と幻想の区別を付けにくくさせるのです。
さらに、ケムトレイルは、世界中で起こるUFOによる誘拐と関連があるでしょう。
催眠療法などで過去の記憶を思い出した犠牲者は、インプラントを生め込まれようと
してテーブルに横たわっている他の被害者を目撃しています。
我々が反撃すら出来ないこの事態の裏では、諜報部がお互い結束し合っています。
人間支配を遂行するために, 彼らは特定の率で機能させるため全ての人間の周波数を必要としています。
アメリカやイギリス全土を網羅する、木や携帯電話のアンテナのようにうまくカモフラージュしたマインドコントロール送信所もこの計画の一つですか?
マイクロ波タワーも人が死ぬようなレベルまでパワーを上げれるでしょう。
もし技術によってベータレベル (1●ヘルツ以上)の周波数で人工的に安定させられるなら、ベータレベルでの脳の機能は興奮してしまい、知覚を変えることはできません。
この周波数は体で物理的な力を供給する電気の量も増やします。
12から14ヘルツの4次元へといざなうシューマン共振を訴える新世代と関連があるのでしょうか?
大量のカフェインからなる覚醒剤、遺伝子組換え植物などは 我々の脳波を集める電離層で「世界の脳」に衝撃を与えるかもしれません。
新世代のチャネラーたちは、4次元の周波数に入っていくと言います。
彼らはその事実を知らせた「ET」からの声を「聞きました」。
しかしながら、それら「ET」はうまく変装した人間なのです。
テスラの技術を使い、ユタ州刑務所の囚人たちはETと「される」ものからの声で攻撃され、彼らはそれぞれ同じメッセージを受け取りました。本当に奇妙です。
今日、「頭の中に声」を発生させることは比較的簡単なのです。
インプラントやマイクロチップはもはや必要ではありません。
1988年、ユタ州のドレイパー刑務所の囚人デイビッドフラタスはこう書きました。
「俺は高周波の音を受信したり聞こえるようになった。
耳を塞いでも、音は中で聞こえていて増幅していた。
まるで耳が内部から電気がこだまする部屋のようだった。
それから右耳の奥で声を聞くようになり、それはステレオヘッドホンをつけて聞いているかのようにハッキリしたものだった。
今は、完全なコンピュータ心理解読器かスキャニング器みたいなもので脳を傍受されているんだ。」
ユタ州立の刑務所や病院のグニソン施設の中の何百人もの収容者はこのマインドコントロールを強いられ、研究室のマウスのように実験体として使われました、このことは、1970年代初期、ユタ地方裁判所で明かされました。
賠償を求めましたがもちろんダメでした。
ユタ大学はテスラ波がどうやって精神を操作して声を聞かせたか、思考を読取ることに加え、思考を上書きし、植え込んだか調べました。
また、目のインプラントの発展に貢献をしました。
クレイコンピュータ(高度に洗練されたウルトラコンピュータ) は人工知能を使い、政府の仕組んだインプラントの犠牲者を監視し、予め録音された音声や臨機応変の生メッセージも送信します。
それらは衛星により拾われ、犠牲者に一番近いTV放送用アンテナ、GWENタワーや他のアンテナを中継します。
ある種のインプラントは信号を受信し、犠牲者の体内で声を作るよう正確なテスラ波パターンを発生させると言われています。
インプラントは 音声信号を正確にどこに送ればいいのかを、部品や衛星システムに毎分知らせ続けています。
これらシステムの本部や源のコンピュータは、コロラドのボールダーにあると報告されています。
自動送受信機はそこで製造されていると言われています。
中枢のコンピュータはボールダーのコロラド国家標準局のビルにあります。
AT&Tもまた協力しており、いくつかの機関も関わっています。
イギリスのティムリファットはこの「脳内の音」は自分以外誰も聞くことが出来ないので、本人を発狂させる目的で使われると書きました。
マイクロ波の送信ビームで脳に聴覚のデータを送信することは今や普通のことです。
活動電位を使う代わりに、話された言葉をELFの音符に変換する交換機を使います、
そして振動に合わせたマイクロ波のビームで刷り込まれます。
1983年3月21日、シドニーモーニングヘラルドは、エジプトのTukh-Kalubia大学、ナッシムネウェイギー農業助教授によってある記事を出しました。
「ロシアの衛星は最新コンピュータで制御され、自然の考えに織り交ぜて自分の言葉を送信することが出来ます。
そのシステムは特定の人々にターゲットを絞ることが出来ます。
脳の化学性と電気性は衛星で操作でき、死に追いやることさえできます。
残忍な、非人道的手段で過激派はでっちあげられ、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカなどの多くの国で、事故や混乱がロシアの衛星を通して最新電波機械により扇動されています。」
別の情報では、それらは世界中の言語や合成テレパシーで供給されていて、神の再臨(ホログラムで実行される)のために神が個人的に話しかけていると信じさせます。
ロシア人は人間の脳の遺伝子コードを壊しました。
彼らは23のEEG結合波長を解読し、その内の11は完全に独立していました。
それらの11個を操作できれば、あなたは何でもできます。
NSA(アメリカ国家安全保障局) のクレイコンピューターは、体内の生物電機部分のあるEMF波(30-50ヘルツ、 5ミリワットの域のEEGsからの誘発電位)が分かることで人を追跡できます。
一人一人の発信はそれぞれ違い、彼らは遠隔操作で追跡できます。
これほど恐ろしいことはありません。
誘発電位は物理学的には存在しませんが、1873年にスコットランドのジェームスクラークマックスウェルは、電磁波は3つの構成要素を持っているということを発見しました。
彼は電磁界から離れている直角回転の中に存在する波形を発見しました。
それらは時間や空間の枠にはまらない、超空間の構成要素です。
彼は電磁波はエーテルによって運ばれ、エーテルは磁力線により妨害されていると主張しました。
秘密の構成要素は今日では「電位」とだけ呼ばれ、超次元物理学を改良するときや惑星の広大な部分を覆っている電磁波を通して意識自体を操作する以外で使われる事はありません。
大体3000人に1人がこの磁気波形の構成要素に敏感です。
彼らはテレパシーがあるタイプ(「マジックス」という作家によると)で、私たちは誰もが潜在意識をそれに合わせる事でその磁気の構成要素にチューニング出来ます。
マックスウェルの後継者は潜在意識は神秘主義と同類だと考えます。なぜなら彼らは地面には何からでも創造ができる要素を含んでいると信じているからです。
潜在意識とは(言葉的にも数学的にも)エネルギーの蓄積あるいは貯蔵庫であり、したがってこのことはほとんどの物理学では教えられません。
人の意識を表現するサブリミナル語 (電磁界と人の脳波の調整との関係に於ける) は潜在意識のレベルで我々の心に入り込みます。
我々の脳の活動パターンは明確に計ることができ、スーパーコンピュータに保存されます。
あるターゲットに潜在意識の考えを植え込むときは、脳の活動パターン(メガコンピューターに保存されている) を記録し、その本人のパターンと照らし合わせればいいのです。
本人にとっては自分の考えだと思ってしまう低周波の潜在意識のメッセージを送信します。
研究家マジックスは、我々の脳は地球の磁気に反応する液晶のような物で、とても敏感であると言います。
私たちは地球の磁気変化や電離層の空洞の変化に敏感で、自分自身でそれらの周波数に自らを合わせていきます。
私たちの体は素人の理解を超えた信じられないほどすばらしく作られているのです。
脳は生物と宇宙の間の一種の「変換機」です。
ロシアの物理学者は、人の動きや身体による電磁的、静電気的な一年間の磁気活動の影響を徹底的に研究しました。
それら電磁的、静電気的分野は一般で言うバイオリズムに例える事ができます。
それらの磁気の周波数は、ごく微弱な力で動く極めて小さな機械で操作することが出来ます。
我々の脳波は磁気の周波数を模写します。
0.5秒から4秒後, ニューロンや脳波はパワーレベルがほぼ0のこの装置だけに頼って機能するようになります。
電離層のくぼみに向けられる丸く、極性を与えたアンテナがただ一つの必要なもので、
75平方マイル以内にいる全ての人の気分を操作できます。
人体はそれら「新」操作波を拾い、すぐにそれに調和させ始めます。
「睡眠」として知られる周波数は人々を疲れさせ、眠らせます。
ジョイスマーフィは「Let’s Talk MONTAUK」内で "人の意識への窓の周波数"に関する4△0から4△0メガヘルツ周期の実験を示すデータを提示しました。
さらに詳しい情報は:http://www.beyondboundaries.org/jlm/jlmMONTAUK500.htm
既出のプレストンニコルズは、自分のラジオ機器の実験から4△0から4△0メガヘルツの周波が空中にあるときは、サイキックの精神はぐちゃぐちゃになると学び、その信号を追跡すると終点にはモンターク地点と空軍基地の赤と白のレーダーアンテナがありました。
Peter Moon と Preston Nicholsの「プレイアデス星団での遭遇」で
(http://www.time-travel.com/skybooks/) 、ニコルズは、「HAARP技師のニコラスベギク先生は、HAARPに接続されるマインドコントロール機能の4●●メガヘルツの信号を取り上げました。」と書いています。
彼は4☆0から4☆0メガヘルツは人の意識への入り口だと主張します、
Tim Rifat は自身のイギリスでの記事、「マイクロ波マインドコントロール」で、携帯電話は4●●メガヘルツを使用していると書きました。
イギリス警察は4○○メガヘルツを独占的に使用しています。
ロスアデイ先生はこの周波数をCIAの行動修正の実験で使用しました。
警察はこの周波数をイギリス中に放つために、広大なアンテナ施設を所有しています。
アデイはELF変換機を使い、人間の行動の全てを支配するために、4○○メガヘルツの周波数で、0.7△mW/cm2の強さの振動マイクロ波を使用しました。
60ヘルツに調整された4○○メガヘルツのレーダーは、培養されたガン細胞を殺すためのTリンパ球の活動を凄く激減させました。
アメリカでの60ヘルツのエネルギー線の研究も同じ結果です。
これらさまざまな章での研究や分析を通して個々の科学者は、HAARPは超短波のナイフのように電離層(地球の脳)を薄切りにし、長い切れ目を造り地球の全歴史のデータ貯蔵庫である薄膜を破壊します。
と結論付けました。
しかし、私たちが存在する全ての可能性に気付くなら希望はあります。
ミスターAと呼ばれる癒し家は、時間が始まって以来の全ての歴史を含んでいる地球の保護エネルギー磁気リングから「いにしえの知恵」を享受したと主張しました。
Ruth Montgomeryは「Born To Heal」でこの癒し家について書きました。
彼はこのように主張しました。
もしこの電磁場 (大気保護磁気リング)からの我々の力の流れが途切れたら、万能の電源(太陽?)は妨害され我々はもはやそれら有益な周波数に合わす事ができなくなり、それゆえ我々は憂鬱になります。
我々の(思考回路で精神的に理解した)「現実」と思うものはすでに人工的に変えられていて、個人の現実を完全に支配するために異なった感情へと変化させられているのです。
(神の規定で普通に活動している自然の周波数の完全な免罪)
全世界の人がこの超先進技術の存在を知りもしないので、それらを実用させることは出来ません。
それら向上した科学的手段は長い年月隠されてきて権限を持つごく少数の人だけが内々にこの情報を知っており、心に「良い目的」で使用されなかった事は明白です。
ゾンビやロボットのように無心な状態で歩き回るコントロールされた「実体」になりたいか 、神が意図された活力のある、力強い人間として生きたいかどちらなのですか?
我々は連携して流れを変えることが出来るのです。
「気付くことが治療」なのです。(管理人注:だから真実を知ろうとしてデヴィッド・アイクの本などを読むと完璧にゾンビ人間と化すのです。彼の役割はそうなのです。アイクの本はカール・ユングの手法が使われている)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なにげに読み落としそうやったけど、「GWENタワーは断層線の上や太平洋北西の火山地帯に設置されています」の下線部、太平洋北西の火山地帯って、間違いなくアジアのことなんだよね!
これが、アジアのどの国を指すのかまではこの記事からはわからないけど、少なくとも米国以外にもGWENが広く設置されてるということであって、あるいはほとんどの国々に設置されてるという可能性もあるだろう。
日本国内においても、もしアンテナ付きの施設等を建設中のところを見かけたりしたら、地下を広く掘って工事してないかとか、アンテナのようなものを埋めてないかとか注意して観察してみたい。
そもそもこのような地中に広くアンテナを張り巡らせる必要というようなものは、マインドコントロールや気象操作目的以外の何者でもない!
「ELF波と、ケムトレイルと両方の相乗作用で、一般大衆の身体の免疫力を低下させたり、無気力人間にマインドコントロールしたりしてる」、
「髪の毛より細いインプラントを、ワクチン注射やインフルエンザ注射で、何百万人という一般市民にこっそり注入された」といったことや、「大気中の蒸気川に電磁波操作して大洪水を起こした」といったことをはじめ、ここに書かれてる内容の内いくつかは、これまでの記事でも取り上げてきてるので、過去記事も参考にしてください。
「ロシアのウッドペッカーから世界中に送信されてる周波数には5種類あることをアメリカ空軍が突き止めた」と書かれており、それらは各々どういう目的・効果を狙ったものなのか?
もちろんそのアメリカも同様のこと、あるいはそれ以上のことをやってるのは間違いないわけで・・・
さらには、情報が全然ないけどおそらく中国でもそうだろうし、日本でもやってる可能性が十分考えられる。
1/11追記:「髪の毛より細いインプラント・・」といってもどうせまたSFのようにしか思わない人が多いんだろうと思う。
ちょうど思考盗聴掲示板の方で名無しさんが、「髪の毛の一万分の一の世界最小ラジオ開発」のニュースを紹介してくれてたので、参考までにその一部を載せておきます。
人毛の1万分の1という驚異的なサイズのラジオが研究者らの間で話題となっている。米カリフォルニア大学バークレー校のアレックス・ゼットル氏のグループが昨秋、開発に成功したもので、その小ささから細胞内部の状態を外部に発信するなど、医療分野への応用も期待されている・・・
開発された世界最小のラジオは直径10ナノメートル(10億分の1メートル)のナノ炭素素材「カーボンナノチューブ」製。カーボンナノチューブの分子1個だけで、アンテナ、チューナー、アンプ、復調器のすべての役割をこなす。「真空管ラジオ」と似た仕組みで、振動することで電波を受信し電子を放出しながら復調する・・・
チームは、FMラジオを受信してエリック・クラプトンの「いとしのレイラ」などの曲を再生することに成功。ラジオとして電波を受けるだけでなく、自ら電波を発信することも可能だという・・・
産経ニュース1/11
思考盗聴、電磁ハラスメントのターゲットにされてる人たちの中には、こういうものを知らないうちに埋め込まれてしまってる可能性も多分にあるわけです。
もちろん、インプラント無しでも十分可能ですが・・
証言という証拠 ''
testimonial evidence
超越論や超常現象、疑似科学を信じるというときによく示される``証拠'' のひとつに、証言やビビッドな逸話がある。しかし、自分が熱心に支持する主張の妥当性を確立するには、こうした証言や逸話の価値はほとんどゼロに等しい。天使やエイリアンや幽霊、ビッグフット、あるいは死んでいく病人の身体の周りに見えた紫色のオーラや奇跡のダウザー、空中浮揚するグル、心霊手術師などに遭遇したことを、たとえ誠実かつビビッドに話しても、こうしたことがらを信奉するのが合理的だと確立するための経験的価値はもちえないのだ。それはなぜか?そう、理由の一つは、上で挙げたような話には本質的に信頼性が欠けていて、しかも先入観が入っているということだ。こうした証言は、最新ダイエット法で満足したとテレビに出て言うお客たちの体験談と同様に、価値がない。実際には、天使を見たと主張している証言などよりは、偏見混じりなことが明らかな広告主たちの証言の方が優れている:広告主たちの主張なら、検証する方法を考えることができるからだ。天使の目撃証言を検証する方法など、考えつくことはできない。
超常現象や超自然現象にまつわる``個人体験''の証言に、科学的価値はない。ほかの誰かが同じ条件下で同じことを体験できなければ、その体験を検証する方法はないのだ。主張を検証する方法がなければ、その体験が妄想か正しく知覚したものかを判断する方法がない。もしほかの人が同じことを体験できれば、その証言を検証して主張が信じるに足るのかどうか判断することも可能だ。たとえば、読者の一人はプラシーボ効果の一例を送ってくれた:
子供の頃、私は飛行機に乗るといつも吐いてしまいました。そう、あるスチュワーデスに、フライト前にアルカセルツァーを飲んだらいい、と教えてもらうまで。効いたんです、これが!残念なことにこの薬はひどい味がするもんですから、グラス半分だけ飲むことにしました。これでも効いたんです。しばらくすると、アルカセルツァーをグラスに入れるだけで、(飲まなくても)十分効くようになりました...
[Delano DuGarm]
この読者は賢明にも、アルカセルツァーの効果を検証することは可能だということは理解していた。だが、アルカセルツァーの不思議な作用についての証言には、ダウジングの不思議を語るダウザーの証言と同様に、価値などないだろう。一方、夜中に天国に行って天使とダンスした、などといった証言は、けっして検証することができないもの一例である。こうした証言は検証することができないので、科学的に無価値である。
ダウザーたちの証言が科学的に無価値なのは、ダウジングのようなことがらでは選択的思考と自己欺瞞についても対照を用意して排除しなければならないからだ。ほとんどの ダウザーは、自分たちが自己欺瞞に陥っているという可能性を排除するには対照実験が必要だということさえ認識していない。彼らは自分たちのダウザーとしての経験で満足している。一度ダウザーを対照実験にかければ、彼らが選り好みで証拠集めをしているわけではない、つまり成功例だけを集めて失敗例を都合良く無視したり少なめに見積もったりしているわけではない、といっぺんに証明できるのだが。対照研究を用いれば、目で見える地質学的な手がかりなど他の要因がダウジングの成功に有意な影響を与えているのかどうかも判断できるだろうが。したがって、ダウザーの証言は定義上、しかも証言そのものが、科学的に無意味なのである。
証言が無意味なら、なぜこれほどたくさんの証言が出てきて、しかもこれほど確信を持って主張されるのだろうか?これにはいくつか理由があると思う。証言はビビッドで詳細なものが多いので、聞く者はこれを信じてしまいやすい。証言は正直で信頼できそうな、情熱的な人たちによってつくられる場合が多いし、こうした人たちが私たちを欺く理由はなさそうである。証言は、心理学博士や物理学博士といった、見かけ上権威のある人たちによってつくられる場合も多い。おしまいに、証言は人々が信じたいからこそ、信じられやすいのである。しかしながら、検証不可能な主張にまつわる証言は文字どおり無価値である。そしてまた、検証可能な証言もまた、実際に検証されるまでは無価値である。
証言は生活のいろいろな局面でもよく使われるもので、ここには医師が患者を治療する医学も含まれる、ということを最後に付け加えておく。こうした証言について考慮するのは賢明なことであって、べつに愚かなことではない。医師は患者の証言を使って治療方法についての結論を導き出す。たとえば、医師は新薬に対する反応について、患者から談話というかたちで証言を得て、こうした情報を使って投薬処方を改善したり治療方法を変えたりする。これはまったく合理的なことだ。しかし、医師がこうした証言を聞くときに選択的であったり、自分の先入観に合う主張だけを聞くなどということはありえない。もしそうしてしまうと、患者を傷つける危険が生じるからだ。まともな人なら、新しいやせ薬や、ランドマークフォーラムとかサイエントロジーなどの驚くべき証言を聞くときにも、偏った意見を選択的に聞いたりはしないだろう。
「プロジェクト杉田玄白より」
リンクするなら黙ってやれ!
山形浩生
リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、どこへでも黙ってさっさと張れ! そういうメールをよこしやがったら、断るからな。いちいち相手の身元を確認していいの悪いの判断するほど暇じゃねーんだ! そんなけちくさい真似するくらいなら、最初っから無料でこんなもん公開したりしねーぞ! 世間様におめもじさせられねぇと思ったら、その時点で引っ込めるわい。
黙って張る分にはなんの文句もつけない。絶賛リンクも結構、「こんなバカがいる」的罵倒嘲笑リンクも大いに結構。煮るなり焼くなり好きにしやがれ。ファンメールもかねた事後報告もオッケー。あとおひねりでもくれるってんなら、もらってやるからありがたく思え。いいの悪いの返事も書いて愛想の一つも振りまこうってなもんだ。
でも、そうでなきゃそんなメール受け取って、読んで、おまけに返事書くだけのコストを、なんでこのオレが負担してやんなきゃならんのだ。しかもそういうメールに限って、クソていねいでまわりっくどくてあいさつと社交辞令ばっかで、いつまでたっても用件がはじまんないで、長ったらしくて官僚的で、他人に配慮してるようなツラして実は自分のケツをカバーすることしか考えてねーのが見え見え。
どうしても許可がないとリンク張りがリスキーだと思うんなら、明示的に許可がないと法的にリンクが困難とかいうんなら、そんなとこはリンクしていただかないで結構。黙ってリンクしていいという文章を読んで、それを理解する能力がないやつ(個人法人を問わず)なんか相手にしてられっか!
丸ごとコピーしたいときも、文章自体を変えないで(変える場合にも変えたところを明示すればオッケー)、もとのURLと版権と、転載自由だってのさえ明記すればなーんも文句はつけないので、これも黙ってやってくれ。
でも山形が死んだらどうなるんだ、という心配性の人のために、遺言もつくっといてやろう。いたれりつくせり。親切だろう。どうだ、これでもまだ文句あるか。じゃあな。
嘘をつく自我
物理学者ファインマンは、その自伝の中で、心理学の授業で催眠術にかかった体験を記述している。
若き日のファインマンは、自分は催眠術にかからないと確信しながら、催眠術師の言葉に耳を傾ける。催眠術師はファインマンを催眠状態に置き、「あなたは目が覚めたら、教室の窓を開けます」と言う。ファインマンはそれを聞きながら、自分がそんなことをするはずが無いと思っている。催眠術師が「あなたは目を覚まします」と言うと、ファインマンは目を開けて、自分の席に戻ろうとする。そりゃあ、窓を開けることもできるけど、それは自分の自由だ、と思う。窓を開けることも開けないこともできる。それで、ファインマンは窓を開けてから自分の席に戻る。
この時、誰かが、ファインマンに「なぜ窓を開けたのか」と訊いたら、ファインマンは、「教室が暑苦しかったから」と答えるだろう。
ファインマンは自分が催眠術にかかったとは思っていないし、暗示に従って窓を開けた訳でもないのだから、そうとでも答えるより他にない。(こうした現象は、催眠術にかかった患者にはよく見られるものである。)
フロイトとラカンによれば、これこそが自我の根本的な性格なのである。
自我は自己の無意識を知らず、自己の同一性を維持するために、常に偽るものなのである。
自我の同一性は、自我の外部にあり、自我は自己から疎外されている。
言い換えれば、自己を他者と同一化することで、自我は自己の同一性を確保する。そうしなければ、自分の居場所が奪われてしまうからである。Jacques Lacan(上村芳郎氏のHPより)
スー君は小さい頃からご主人の話に目を輝かせて聞いていたけどマー君は今も小さい頃もしらけムードがただよう。ひょっとしてすべてお見通しか?この後主人の水爆級のおならで二人は気絶する。
こういう現実をご主人から聞かされて考え込むスー君。
兄貴分のマー君はあまり関心がないようで!!それよりお散歩はまだかな?
『存在とは関係であり,現象として起こるすべてのことが真実である』空海
と,マー君は二ヶ月のときご主人から教わりました。おわり。じゃあ〜ね〜♪
119
2010/5/4
運気を上げるには
世阿弥曰く,運が悪くなる要因
人をうらむ事,うらやむ事,ぐちを言う事,人のせいにする事,人の不幸をよろこぶ事,人の幸福をねたむ事,半自然的な行為をする事,暗示をもとめる事,悲しみや苦痛をふりまく事,無責任である事,無視する事
今の日本にはこれが蔓延している。とにかくインドのサイババも手品師であったことがバレましたが,三輪明宏さんも天草四郎の肖像画が笑ったと言ってすっかりはまってしまいましたね。あれ全部手品なんですよ。
手品で泳いでいる金魚<止める>こともできるんです。
運を呼び込む要因
人の長所を見る事,人の幸せを慶ぶ事,自然と共生する事,積極的な心を持つ事,良心に従う事,常に自分に対して変化を求める事,苦しみを表に出さない事,挨拶をする事,そして約束を守る事,こうすれば運はついてくる。さらに,徳を積むこと(これは難しい)。
ゲームの達人の最後で書きましたが,10年連続長者番付け10位以内をキープしている斉藤ひとりさんは中学しか出ておりません。世間という法律を学んだのでしょう。「好かれる者が勝ち組になる」ひとりさんの信念です。給料をもらっている社長の悪口を居酒屋で言ったり,とにかく人の悪口ばかり言う人,これらの人からは間違いなく「貧乏波動」が出ていて伝染します。
出来るだけそういうたぐいの人に近ずかないことです。好かれる奴の前には神様が出てきて,石をダイヤにしてくれる。「人生金じゃない」と言うのはお金にたいする最低の悪口です。ひとりさんはさらに言う。
運勢って運の勢いと書きますね。人と同じだけ働いていては,運の勢いはよくならない。人の何倍も働いて,なおかつそんな自分を「ツイてる」と思うこと。それによって運はドンドン勢いを増すんです,と。
以下は老荘の言葉より.....
1)利益というものを,人間の生き方の中心に置いた社会というものは必ず破滅する。
2)便利な生活というものを,最高の価値として,それだけをひたすら追いかけると冷酷非常な世の中になる。
3)世の中が乱れることの根本は,賢くなれといって頭のいいことを人間たることの第一の価値として強調することだ。
大いなる生命の形はすべて道に従う。道が物に作用するのは,見えず,捉えられない。捉えられず,見えずに,道の中に像がある。捉えられず,見えずに,道のなかに物がある。測りがたく,暗く,道のなかに精子がある。この精子は真である。真のなかに信がある。初発から今日まで、すべての物の発生を理解するためには,道の名なしでは済まされない。そしてすべての物の発生がそのようであるあることを,どこから知るのか?まさに道によって。(老子『道徳経 』第21章・リヒャルト・ヴィルヘルム訳)
『狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く,その道も広々として,そこから入る者が多い。しかし,命に通じる門はなんと狭く,その道も細いことか。それを見出す者は少ない』<ルカ:13:24>
ハルメンの笛吹きがフリードリッヒ・ヴィルヘルム王のプロシア声をまねると,それまでぼんやり立っていた大衆は,機械的ににわかに動き出す。このようにして大衆に行わしめる展開によって,ちゃんと大衆についてこさせることができる。しかし,大衆は近道をしなければ指導者に追いつくことができず ,破滅にいたる広い道の上(ルカ13:24狭い門参照)に展開することによって,はじめて隊伍をととのえて行進する余地を見出すことが出来る。生命を求めるために,どうしても破滅への道を歩まなければならないとすれば,しばしば不幸な結果に終わるとしても,驚くに当たらない。
上の記事は閉鎖した姉妹ブログより
管理人よりひとこと:宮本武蔵の「五輪の書」は世界中で翻訳されとくにウオール街では毎年ベストセラーになっている。日本人はもっと読むべきでしょうね。ルイビュットンだってあれは日本の紋章のデザインを盗ったもの。
世阿弥元清
『風姿花伝』(花伝書)
1978 岩波文庫・1979 講談社文庫 他
岩波文庫(野上豊一郎・西尾実 校訂)
講談社文庫(川瀬一馬 校注)
こんな芸術論は世界でもめずらしい。ヨーロッパ人なら詩学とか詩法と名付けるだろう。なにしろ六百年前である。ブルネッレスキがやっとウィトルーウィウスを発見し、ファン・アイク兄弟が出てきたばかり、アルベルティの『絵画論』ですら『花伝書』の二十五年あとになる。
それも建築論や絵画論なら、まだしもわかる。『花伝書』(風姿花伝)は人の動きと心の動きをしるした芸能論である。証拠がのこらないパフォーマンスの理論であって、しかもそこには楽譜のようなノーテーションやコレオグラフはひとつも入っていない。ただひたすら言葉を尽くして芸能の真髄と教えをのべた。それでいて、ただの芸能論でもない。観阿弥が到達した至芸の極致から人間をのべている。人間の「格」や「位」の学習理論にもなっている。
それを世阿弥が記録して、省き、言葉を加えて、さらに磨きをかけた。したがってこれは世界史的にもめったにあらわれぬ達人の世界観でもあって、かつ極上の人間観にもなっている。それがまた人後に落ちぬ秘伝であることもめずらしい。ちなみに「達人」という言葉は『花伝書』の序にすでに用いられている言葉である。名人の上に達人がいた。観阿弥・世阿弥の父子はあきらかに達人を意識した。
本座に一忠がいた。これが名人で、観阿弥は一忠を追って達人になる。そして五十二歳で駿府に死んだ。だから世阿弥には名人と達人のモデルがあったということになる。一忠が観阿弥の名人モデルで、観阿弥が世阿弥の達人モデルである。生きた「型」だった。
そのモデルを身体の記憶が失わないうちにまとめたものが『花伝書』である。観阿弥が口述をして、それを世阿弥が編集したことになっている。きっと観阿弥がわが子世阿弥に英才教育を施し、死期が近づくころに、何度目かの口述をしたのだろうとおもわれる。それを世阿弥はのちのち何度も書きなおす。
実は『花伝書』は長らく知られていなかった。明治四十二年に安田善之助の所蔵の古伝書群が吉田東伍にあずけられ、それが『世阿弥十六部集』の校刊となって耳目を驚かせたのであって、それまでは数百年にわたってあまり知られていなかった。
ということは、『花伝書』はそれぞれの能楽の家に口伝として記憶されたまま、半ばは【文字のない文化】の遺伝子として能楽史を生々流転していたのだということになる。『花伝書』は現在では各伝本とも七章立てに構成されているが、その各章の末尾に秘密を守るべき【大事】のことが強調されているのが、その、文化遺伝子を意識したところである。「ただ子孫の庭訓を残すのみ」(問答)、「その風を受けて、道のため家のため、これを作する」(奥義)、あるいは「この条々こころざしの芸人よりほかは一見もを許すべからず」(花修)、「これを秘して伝ふ」(別紙口伝)といった念押しの言葉が見える。
こうした秘密重視の思想の頂点にたつのが、別紙口伝の「秘すれば花、秘せねば花なるべからずとなり」である。やたらに有名になって人口に膾炙してしまった言葉だが、その意味するところは、いま考えてみても、そうとうに深い。加うるに、このあとにすぐ続いて「この分目を知ること、肝要の花なり」とあって、この分目{わけめ}をこそ観阿弥・世阿弥は必ず重視した。このこと、すなわち「秘する花の分目」ということが、結局は『花伝書』全巻の思想の根本なのである。この根本にはふいに戦慄をおぼえる。
もともと『花伝書』は正式には『風姿花伝』といった。世阿弥の捩率{れいりつ}の効いた直筆「風姿華傳」の文字も残っている。うまい字ではないが、おもしろい書だ。それにしても『風姿花伝』とは、おそらく日本書籍史の名だたる書名のなかでも最も美しく、最も本来的な標題ではなかろうか。風姿はいわゆる#風体{ふうてい}のこと、『花伝書』には風姿という言葉は見えないが、その本文にない言葉をあえて標題にした。「風姿の花伝」、あるいは「風姿が花伝」なのである。風姿が花で、その花を伝えているのか、風姿そのものが花伝そのものなのか、そこは判然としがたく根本化されている。
世阿弥はよほどの才能をもっていたとおもわざるをえない。とうてい観阿弥の言葉そのままではないだろう。川瀬一馬をはじめ一部の研究者たちは、世阿弥は観阿弥の話を聞き書きしたにすぎないことを強調するが、聞き書きをしたことがある者ならすぐにわかるように、そこには聞き書きした者、すなわち世阿弥の編集的創意が必ずや入っている。その創意、とりわけ世阿弥は格別だった。そんなことは『花伝書』を読みはじめれば、すぐわかる。
では、少々ながらガイドをしておくが、『花伝書』は現代語で読んではいけない。もともと古典はそうしたものだが、とくに『花伝書』にはろくな現代語訳がない。けれども、もっと深い意味で『花伝書』の言葉は当時そのままで受容したほうがいい。
キーワードやキーコンセプトは実にはっきりしている。際立っている。第一に「花」である。何をもって「花」となすかは読むにしたがって開き、越え、迫っていくので、冒頭から解釈しないようにする。
この「花」を「時分」が分ける。分けて見えるのが「風体」である。その風体は年齢によって気分や気色を変える。少年ならばすぐに「時分の花」が咲くものの、これは「真の花」ではない。そもそも能には「初心の花」というものがあり、この原型の体験ともいうべきが最後まで動く。それを稽古(古{いにし}えを稽{かんが}えること)によって確認していくことが、『花伝書』の「伝」になる。
第二のコンセプトは「物学」であろう。「ものまね」と読む。能は一から十まで物学なのだ。ただし、女になる、老人になる、物狂いになる、修羅になる、神になる、鬼になる。そのたびに物学の風情が変わる。それは仕立・振舞・気色・嗜み・出立{いでたち}、いろいろのファクターやフィルターによる。
第三に、「幽玄」だ。この言葉は『花伝書』の冒頭からつかわれていて、観阿弥や世阿弥が女御や更衣や白拍子のたたずまいや童形を例に、優雅で品のある風姿や風情のことを幽玄とよんでいる。それは芸能の所作にあてはめた幽玄であって、むろんその奥には俊成や定家に発した「無心・有心{うしん}・幽玄」の余情{よせい }の心がはたらいている。その心の幽玄は『花伝書』の奥に見え隠れするもので、明示的には書かれていない。われわれが探し出すしかないものなのである。もし文章で知りたければ、世阿弥が晩年に綴った『花鏡』のほうが見えやすい。
第四には、おそらく「嵩{かさ}」と「長{たけ}」がある。これは能楽独得の「位」の言葉であって、「嵩」はどっしりとした重みのある風情のことで、稽古を積んで齢を重ねるうちにその声や体に生まれてくる位{くらい}である。これに対して「長」は、もともと生得的にそなわっている位の風情というもので、これがしばしば「幽玄の位」などともよばれる。けれども世阿弥は必ずしも生得的な「幽玄の位」ばかりを称揚しない。後天的ではあるが人生の風味とともにあらわれる才能を、あえて「闌{た}けたる位」とよんで、はなはだ重視した。『花鏡』にいわゆる「闌位{らんい}」にあたる。
第五にやはり「秘する」や「秘する花」ということがある。すでにのべたように、これは「家」を伝えようとする者にしかわからぬものだろうとおもう。しかし、何を秘するかということは、観世一族の家のみならず、能楽全体の命題でもあったはずで、その秘する演出の構造をわれわれは堪能する。このことはいずれ別の「千夜千冊」の項目で、あらためて謡曲論あるいは能楽論としてふれてみたい。
こうして「花」「物学」「幽玄」「嵩」「位」を動かしながら、『花伝書』はしだいに「別紙口伝」のほうへ進んでいく。そして進むたび、「衆人愛嬌」「一座建立」「万曲一心」が掲げられ、その背後から「声の花」や「無上の花」が覗けるようになっている。それらが一挙に集中して撹拌されるのが「別紙口伝」の最終条になる。これが絶妙である。
この口伝は「花を知る」と「花を失ふ」を問題にする。そして「様{よう}」ということをあきらかにする。問題は「様」なのだ。様子なのである。しかしながらこのことがわかるには、「花」とは「おもしろき」「めづらしき」と同義であること、それを「人の望み、時によりて、取り出だす」ということを知らねばならない。そうでなければ、「花は見る人の心にめづらしきが花なり」というふうには、ならない。そうであって初めて「花は心、種は態{わざ}」ということになる。
ここで口伝はいよいよ、能には実は「似せぬ位」というものがあるという秘密事項にとりかかる。物学{ものまね}をしつづけることによって、もはや似せようとしなくともよい境地というものが生まれるというのである。そこでは「似せんと思ふ心なし」なのだ。かくて、しだいに「花を知る」と「花を失ふ」の境地がふたつながら蒼然と立ち上がってきて、『花伝書』の口伝は閉じられる。ぼくは何度この一冊を読んだかは忘れたが、いつも最後の「別紙口伝」のクライマックスで胸が痛くなる。
附記¶本書は英文学者で能楽研究家の野上豊一郎が、一九二七年に校訂して岩波文庫に収められたものを、国立国語研究所長だった西尾実の再校訂を加えて、一九五八年に新たに出版された決定版だ。野上は若き日、宝生九郎・梅若実とともに明治の三名人と謳われた金春流シテ方の桜間伴馬の至芸にふれ、一九〇九年、吉田東伍が一子相伝の秘書『世阿弥十六部集』を公刊したことから能の科学的研究を志した。野上の研究によって世界に能が理解されるようになったと言えよう。その夫人が野上彌生子である。本書の西尾の「校訂者のことば」では、世阿弥の能楽論書は三十五歳のときの『花伝書』にはじまり、六十一歳の『花鏡』、七十歳の『却来華』の三期の頂点があり、それぞれ父の観阿弥の芸を伝えようとした時期、自らの芸の本質を伝えようとした時期、早世した長男元雅に伝えようとした秘曲を未来の名手に託そうとした時期とされた。この「三つの花の書」は世阿弥の精神の階梯を示す画期をなした。<松岡正剛・千夜千冊より >
「プロジェクト杉田玄白より」
リンクするなら黙ってやれ!
山形浩生
リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、どこへでも黙ってさっさと張れ! そういうメールをよこしやがったら、断るからな。いちいち相手の身元を確認していいの悪いの判断するほど暇じゃねーんだ! そんなけちくさい真似するくらいなら、最初っから無料でこんなもん公開したりしねーぞ! 世間様におめもじさせられねぇと思ったら、その時点で引っ込めるわい。
黙って張る分にはなんの文句もつけない。絶賛リンクも結構、「こんなバカがいる」的罵倒嘲笑リンクも大いに結構。煮るなり焼くなり好きにしやがれ。ファンメールもかねた事後報告もオッケー。あとおひねりでもくれるってんなら、もらってやるからありがたく思え。いいの悪いの返事も書いて愛想の一つも振りまこうってなもんだ。
でも、そうでなきゃそんなメール受け取って、読んで、おまけに返事書くだけのコストを、なんでこのオレが負担してやんなきゃならんのだ。しかもそういうメールに限って、クソていねいでまわりっくどくてあいさつと社交辞令ばっかで、いつまでたっても用件がはじまんないで、長ったらしくて官僚的で、他人に配慮してるようなツラして実は自分のケツをカバーすることしか考えてねーのが見え見え。
どうしても許可がないとリンク張りがリスキーだと思うんなら、明示的に許可がないと法的にリンクが困難とかいうんなら、そんなとこはリンクしていただかないで結構。黙ってリンクしていいという文章を読んで、それを理解する能力がないやつ(個人法人を問わず)なんか相手にしてられっか!
丸ごとコピーしたいときも、文章自体を変えないで(変える場合にも変えたところを明示すればオッケー)、もとのURLと版権と、転載自由だってのさえ明記すればなーんも文句はつけないので、これも黙ってやってくれ。
でも山形が死んだらどうなるんだ、という心配性の人のために、遺言もつくっといてやろう。いたれりつくせり。親切だろう。どうだ、これでもまだ文句あるか。じゃあな。
58
2010/5/3
スイス・チューリッヒにあるコンスタンス湖畔のボーリンゲンに建設したCarl Gustav Jungの家。「水は無意識のために好ましい象徴である。その水とは人が自身の中に消失することのありえる場所。生命はメリクリウス(Mercurius)の二つの性質を持つ....それは油と水。
管理人はフロイトをやめユング の著作を30年かけて殆ど読破し再読していますが最近少し分かってきました。闇の世界の人たちの思考経路を解明するにはフロイトでは駄目でユングを徹底的に理解することが肝心でしょうか。そうすれば影響を受けたと思われるKurt Levinなどの位相心理学も容易に分かるというもの。大河の源流を辿る旅はやっと始まったばかりだ。
二つの事象がイメージにおいて類似性を備える時,この二つの事象が三次元の空間と一次元の時間を瞬時に埋めるという不思議な時空間として現れることがある。
その時空間の秩序であてはめられている中で,因果性では関係ないと思われる場合でも随伴して,現象として起こる場合これを「シンクロニシティ」の作用という。
遠く離れた出来事が,物理的な因果関係で結ばれることなく相関性を持ち得るのは,量子力学の相関関係において表されている。衆生にとって肉親が死んだ時に,いわゆる「虫の知らせ」という精神波動が必ず起きることは知られている。この精神波動は一億光年先もわずか一秒で到達する。
精神病と真症の唯一の原因はエングラム?
拙稿:シンクロ二シティと呪術的思考 参照
カール・ユング Carl Jung (1875-1961), シンクロニシティ(共時性) & 集合的無意識
jung.jpg (5692 bytes)カール・ユングはスイスの精神分析家で、フロイトの同業者だったが、無意識精神というのがあらゆる神経症の原因となる抑圧された性的トラウマのたまった場所だという問題で、フロイト的精神分析と袂をわかつ。ユングは、独自の分析心理学一派を創りあげた。
ユングは、占星術(星占い)、心霊主義、テレパシー、テレキネシス、透視力それに超能力(ESP)の信者だった。数々のオカルト概念や超自然概念を信じていただけでなく、ユングはオカルトと疑似科学的信念に基づいた心理学を創りあげようとして、その過程で自分でも新しいオカルト概念を二つばかりこしらえた。それがシンクロニシティと集合的無意識だ。
シンクロニシティというのは、説明のための原理で、「意味ありげな偶然の一致」を説明するものだ。たとえば、患者がフンコロガシの夢を見た話をしているときに、カナブンが部屋に飛び込んでくる、など。フンコロガシはエジプトでは再生のシンボルである、とユングは言う。したがって、カナブンが飛んできたという運命的な出会いは、夢の中のフンコロガシと、部屋の中の昆虫のどちらも超越的な意味を持っており、その患者が過剰な合理主義から解放される必要がある、ということを意味しているのだ、ということになる。ユングのシンクロニシティの考え方は、非因果律的な原理で、ある出来事同士が時間を追って起こるよりも、たまたま同時に起こったことによって、同じ意味を持つものということで結びつける。ユングは、精神と知覚による現象世界との間にはシンクロニシティがある、と主張した。
シンクロニシティには、いったいどんな証拠があるのか? なにも。ユング自身による弁護はあまりにまぬけで、ここで繰り返すのもためらわれるほど。ユング曰く、「因果律によらない現象は絶対に存在する(中略)なぜなら、統計というのは例外があってはじめて可能なものでしかないからだ」 (1973, 書簡集, 2:426)。そしてユングは「(前略)あり得そうもない出来事も存在する――さもなければ、統計的な平均値も存在しない(後略)」 (ibid.: 2:374) と主張。そしてかれは「確率/可能性という考え方は、同時にあり得そうにないものの存在をも示しているのだ」 (ibid. : 2:540) と主張。
もし精神と世界との間にシンクロニシティがあって、ある種の偶然の一致は超越的な真理を反響させているにしても、その真理をどうやってつきとめるか、という問題が残る。ある解釈の正しさを決めるために、いったいぜんたいどんなガイドを使えばいいのだろう。直観と洞察以外にはなにもない。これはユングの先生であるジークムント・フロイトが夢の解釈で用いたガイドと同じだ。
精神分析家で著述家のアンソニー・ストール(Anthony Storr)によれば、ユングは一時精神をやんで、その間、自分は「特別な洞察力」を持った予言者だと考えていた。ユングは自分の「創造的な病」 (1913-1917の間) について、無意識との自主的な対決だったと主張。かれのすごい「洞察」というのは、35歳以上の自分の患者はすべて、「宗教の喪失」に苦しんでいて、自分こそはかれらの空虚で無目的で無意味な人生を埋めるための絶好のものを持っているのだ、というものだった。そしてその絶好のものとは、ユング自身の原型(アーキタイプ)と集合的無意識という形而上学体系なのだった。
シンクロニシティは原型(アーキタイプ)へのアクセスを提供する。この原型(アーキタイプ)は集合的無意識の中にいて、経験に基づかない普遍的な精神の傾向であるのが特徴だ。プラトンの言う形相 (eidos) と同じく、原型(アーキタイプ)は感覚世界から生じるものではなく、その世界とは独立して存在し、精神によって直接知られるのである。でもユングはプラトンとはちがい、その原型(アーキタイプ)というのは唐突に(特に危機のときに)精神に浮かんでくるのだ、と信じていた。カナブンとフンコロガシの夢みたいな、意味ありげな偶然の一致が超越的な真理の扉を開くように、危機というのは集合的無意識の扉を開けて、原型(アーキタイプ)を送り出し、ふつうの意識からは隠されている深い真理を告げようとするのである。
ユングの主張だと、神話の物語はこの原型(アーキタイプ)に基づいている。神話というのは、深く隠されたなぞめいた真理の貯蔵庫となる。夢や精神的な危機、熱、や譫妄症、偶然の出会いが「意味ありげな偶然の一致」と反響しあい、すべて集合的無意識への入り口となっており、それがその洞察をもって個人の心理の健康を回復してくれるのだ、とユングは言った。ユングは、こういう形而上学的な考え方が科学的な根拠を持っていると主張し続けたけれど、でもこれはどれも、まともな意味のある形で経験的に検討することは、まったく不可能である。一言で、こんなのは科学でもなんでもない、疑似科学にすぎない。
訳者コメント:日本ではこのシンクロニシティが「共時性」と訳されることがしばしばある。ただし、共時性と出てきても、それが必ずしもユング的な概念だと思わないこと。しばしばこれは「時代背景を無視する」という意味で使われるからである。たとえば「日本文学を共時的にとらえると云々」という具合。ただし言っている人がそれを理解せずに、「共時的」と言うだけですべてユング的な意味だと思ってわけのわからない議論を展開する例がままあり、注意が必要である。簡単な見分け方としては、「偶然の一致」ということばと置き換えてみても違和感がなければ、それはユング的な意味だと思っていい。
無意識
the unconscious mind
無意識、あるいは潜在意識は、意識のうちの架空の部分で、抑圧された記憶を収めているとされる。抑圧の理論では、経験の中には思い出そうとするとたいへんな苦痛を伴うようなものがあり、そのためこうした記憶は地下室にしまい込まれてしまうのだ、と主張している。こうした苦痛を伴う抑圧された記憶は、神経症や精神病、あるいは夢といったかたちで現れるという。トラウマ経験が抑圧されるとか、あるいはこれらが神経症や精神病の原因であるとする説には、科学的根拠はない。
ユングやタートなどは、無意識を超越的な真実の源泉だと考えている。これを事実だとするような科学的根拠は、存在しない。
上に述べたような無意識という概念は、実証されたものではない。だがしかし、知覚認識すべてが自意識によるものではないというのが事実だとするような科学的データならば、大量にある。ある経験を自分では意識することなく経験したり、あるいはそうした経験をしたのに憶えていないといったことなら、ありうるだろう。こうしたことは、以下に述べるようないくつかの事例によって立証されるだろう。
1. 失明の否定。自分が失明しているにもかかわらず、そのことに気づかない脳障害の人の事例がある。
2. ジャーゴン失語症(錯覚性失語症)。意味不明なことをしゃべっているのに、そのことに気づかない脳障害の人の事例がある。
3. 心因性の視力喪失。ものが見えているのにそのことに気づかない、脳障害の人の事例がある。
4. 発話と言語の分離症状。発話によって言葉を伝えることができないのに、書き留めるなら正しくできるという脳障害の人の事例がある。さらに、こうした人たちは自分が何を書いたのかや、それが何を意味しているのかを憶えておくことができない。
だが、無意識と呼ぶのをやめて、代わりに“失われた記憶(lost memory)”とか“暗示的な記憶(implicit memory)”、あるいは“断片化された記憶(fragmented memory)”と呼ぶ方が、より正しいだろう。記憶が失われるのはトラウマ経験が抑圧されるからではない。記憶が失われるのは、脳の機能障害、経験の間の意識喪失、神経化学的アンバランス、不注意、認識の再構成、あるいは知覚的・情緒的・ホルモン的なオーバーヒートが原因なのである。トラウマを経験すればするほど、それを記憶として留めておく場合も多くなることは、経験的証拠が示している。トラウマは鮮烈な視覚的イメージを伴うことが多いが、こうしたイメージは海馬と左前頭葉下部を刺激して長期的な記憶となる。
神経科学によると、記憶とは、符合化プロセスに関与する神経組織が、ひとまとまりに連結したものである。符合化は脳のいくつもの部分で行われる。神経連絡は脳のさまざまな部分を互いに結んでいる;結びつきが強ければ強いほど、記憶も確実なものとなる。あるできごとが思い出されるのは、記憶のための神経連絡が生じる、脳のいずれかの部分が刺激されるためである。もし脳のある部分が傷ついたら、そこにあった神経が保持していたデータへアクセスすることはできなくなってしまう。一方、もし脳が健康で、なんらかのトラウマを経験する時にその脳の持ち主の意識がはっきりしてれば、そのできごとについてデータを失ってしまうことは、非常に幼い子供であるとか、あるいはあとで脳障害を受けたりしない限り、ほとんどない。
記憶を長い間保持するには、側頭葉内部で精密な符合化がなされる必要がある。もし左前頭葉下部が傷ついたり、発育不全だったりしたら、精密な符合化は致命的に困難になるだろう。幼い時分(3歳以下)には、脳のこの部位は発達してはいない。したがって、揺りかごの中や、あるいは子宮の中で得た記憶は正確だ、といった類の話は、非常に疑わしいのだ。だがその一方で、乳幼児の脳には、断片化された記憶を保持する能力がある。こうした記憶は明示的に想起されたり深く記憶されることはないが、影響を及ぼすものである。事実、特に思い出そうとしていないのに記憶がはっきりと浮かぶような状況は、クリプトムネシアなど、たくさんある。こうした無意識の記憶は、フロイトやユングの言う無意識だと広く信じられてはいるが、実はまったく異なるものだ。“フロイト・バージョンでは無意識の記憶はダイナミックな実在であり、抑圧しようとする力に対する争いに巻き込まれている;無意識は特別な経験であり、私たちのもっとも深い葛藤と欲求に関係している。……暗示的な記憶は……こうした知覚や理解、行動といった毎日の活動の結果として、必然的に生じたものである”(Schacter, pp. 190-191)。暗示的な記憶は、フロイトのダイナミックな‘無意識の記憶’よりもずっと平凡なものだろうし、しかも生活のあらゆる面に現れるため、逆にもっと明瞭なものである。ダニエル・シャクターが書いているように、“もしなにかが自分の行動に影響を与えていると気づかないなら、私たちがそれ(無意識)を理解したり否定したりしようとしても、できることはほとんどない。”(p. 191)
記憶が失われるのは、ほとんどの場合、それらがそもそも精密に符合化されていなかったためだ。知覚とは、ほとんどの場合、ふるい分けと断片化を解消するプロセスである。私たちの興味や欲求は知覚に影響を及ぼすが、私たちが潜在的知覚データとして手に入れたものの大部分は、一度も処理されずじまいなのである。さらに、処理されたデータの大部分もまた忘れ去られてしまう。記憶喪失というのは、べつにまれなことではなく、人間という生物種の標準的な状態なのである。私たちが不愉快な出来事を忘れるのは、べつにそれを思い出したくないからではない。私たちがものごとを忘れてしまうのは、もともとまともに知覚しなかったからか、それとも大脳皮質の頭頂葉(短期記憶あるいは活動性記憶)や側頭葉(長期記憶)で経験を符合化しなかったからにすぎない。
なぜ自分が問題を抱えているのか見いだそうとして、あるいは超越的真実を見いだそうとして、無意識の世界へ入り込もうと生涯をささげている連中には、私はこう言ってやろう:あんたらは長い時間を無駄にしている。時間なら、記憶や神経科学の本を読むのに使った方がいい。 Robert T. Carroll Professor of Philosophy Sacramento City College
Hamlet's Mill(ハムレットの水車小屋) の翻訳は管理人暇なものでしてあります。こういうキリスト教はVernal Equinox Precession(春分点歳差)であるなどという本はキリスト教団体からの圧力で出版するところはないでしょう。なぜなら多くの聖職者が失業するからです。本当は構造不況業種なんでしょうね。
日本には天才的な人が多い。例えばこのENTEE MEMO だ。
巨悪はわれわれの心を養分として育つ(上記管理人記す)
June 30, 2004
集団となって「悪さをする」のは、何も野次馬や暴徒化した群衆だけではない。会社でも国家でも、ある一定以上の規模になった組織は、容易に「悪」の巣喰う場所となる。
それはなぜか。それは人間が集団の中に、自分の醜い「悪」の顔を隠すことができるからである。「悪の顔」を隠すことができれば、われわれはもっと容易に悪を成すことができる。おそらくは、悪であると自覚せずに、その悪を成すことさえ可能である。人間の大部分は弱い。そして弱さの集合的発現こそが、将来われわれが代価を払うことになる(であろう)大規模の「悪の発露」たる戦争である。集団の陰に隠れて行われる、各人の「卑怯の合算」である戦争なのである。それによって生じるあらゆる破壊や殺戮は、それに関わるひとすべての共犯であるために、おそらくいかなる戦争も、その責任をきちんと追及することは不可能である。ましてや共犯関係にある者同士が互いを追及することなどあるはずがない。
ひとりひとりは、いかにも良心のありそうな人間であったとしても、悪いのは自分だけではないと信じる無責任、利益を自分に向けて抜け目なく最大限引き出そうとする利己主義、人の背中に隠れて小さな悪への誘惑に負ける意志薄弱という側面は、実は各自に潜む。ひとりひとりは一見「善良」ではあり得ても、集団というものは、こうした人間の最低の部分が、最大に「活かされる」場所なのだ。そして、人間の最低の部分の集合的な発現は、法的に違反しているものである必要はない。それら「悪」のほとんどは「合法的に」なされるのである。いかなる法も所詮人間が作りだした、われわれにとっての便宜のひとつのありかたにすぎないからである。
人間のこの狡賢さは、自分が被害者にならない限りにおいて、その帰属する集団を、暴力、嘘、盗み、といったあらゆる悪の行為に駆り立てる。いや、「駆り立てる」という言い方はひょっとすると正しくない。そういう行為を「許し」、密かに「見逃し」、悪の成就を、無言で「支持する」のだ。そしてあらゆる悪への牽制メカニズムの網の目をかいくぐって、最終的に悪はどこかで成就する。国家とは、そうした悪だけが表に発露される最低最悪の場のことである。われわれ小市民は、自分の利益のためにとても人を殺せないが、「国家」という乗り物を使ってなら、より大規模にそれを成し遂げることができる。より無自覚に。
嘘を付いて過去の悪行を認めない国家。
嘘を付いて他国から経済援助を引き出す国家。
嘘と知りながら大国の巨悪に「大義」を見出す小国。
嘘と知りながら国をまとめるだけのイデオロギーを以て、小国を支配するための大義とする大国。
あらゆる嘘や暴力が、歴史上あらゆる国家という国家によって堂々と実現されてきた。
支配されるわれわれの間では
人を殺せばそこには殺人の罪が生じる。
嘘を付いて他人の援助を受ければ、そこには詐欺の罪が生じる。
しかしいかなる隠れた狡猾も、明らかな罪科も、国家という巨大集団によって、より大規模に成されるや、それは「われわれの責任ではない」ということになる。実に、巨大な群衆としての「国家」とは、われわれ小市民にとって、便利な隠れ家である。日常の中に滑り込んでくる個人による殺人を、残虐であるとか非人間的な悪逆であると評し赦さない一方、われわれは、集団による組織的な殺人を「政策である」と呼ぶことができ、過去のそうした組織的かつ大量な殺人を「他に選択の余地がなかったこと」として情状酌量し、容易に忘却する。
年金制度や税の徴収のあり方など、何を見ても、人間としての考えられる限り“最低の在り方”を、政治家の判断や活動を通して、国家はわれわれに見本を示してくれている。しかし、実は、悪いのは政治家や官僚だけではない。「大きな集団」とは、小さな悪や小さな良心、その他諸々人間の行為や思いのすべてを濾し落として、内なる最大の巨悪だけをそのまま残して一番上に提示する、いわばザルのような仕組みのことなのである。このザルを以てしては、良心という人間のもう一つのちっぽけな真実の在り方を掬い上げるには、あまりに器としては大きすぎるのである。
何千年経ってもなくならない官僚組織の腐敗。一部の利益を代表するだけの、大局を決して見ることのない御用政治家の限界。個人の思いを無視した外交官僚たちの秘密の工作。どうして無くならないのか、われわれはいつも考える。しかし答が見つからない。そうした行いの正邪は、合法であるか非合法であるかという判断とはこの際関係がない。
官僚組織自体は、合法的に組織された集団である。そして国会は(表向きには)合法的に選ばれた代議士達によって組織されているものである。しかし、仮に、ひとりひとりの官僚や政治家に「一般人の良心」というものがあったとしても、それは国家や行政の「行為」として具現化できない。たとえば、行政活動の必要に応じて、いったん金の流れというものが生じると、それが時代と共に意味を成さないものとなっても、その旧弊な「流れ」を温存したいひとりひとりの心が、その変革を許さない。それら利権を温存する方法が、如何にわれわれの法に適ったものであっても、そこには集団としての、あきらかな悪がある。官僚や政治家のひとりひとりが、その悪を見ようとせず、その悪を悪であると、心の弱さと曇りから認めることができない。したがって、たとえば、必要だとされたひとつの「金の流れ」という利権が、時代の変化や必要の有無に関わらず、いつまでも温存される。結果的に一般の納税者から合法的に金を巻き上げ続けるシステムだけが残される。だからいくら増税しても、これら金を吸い上げる者達が、そのシステムを諦めない以上、いくら民衆が金を稼ぎ出しても、彼ら悪徳官僚達の腹を十分に満たすことはできない。われわれは、毎日額に汗して働いて、そういう者達を養い続けている。しかし権力という言葉が、こうした「もてる者達」にとっての「保身」の意味でしかない以上、この状態を変えることは容易にはできない。もてる者達自信が自らの矛盾のために自壊するしかないのかもしれない。(しかしどのように?)
恐らく、社会的弱者に対する無視(内へ向かう暴力)も、戦争への道(外へこぼれ出す暴力)も、より強い巨悪への追従も、個人個人の狡さや弱さを足し合わせた、その集団の総意の結果なのだ。暗殺や小国政府の転覆など、明らかな非合法行為も、実はそうした「合法的に赦されている」一般民衆の弱さの合算したものの例に漏れないはずだ。
合法的に赦されたわれわれが、倫理的に明らかな非合法である戦争を作りだすのである。戦争を可能にする合法的な制度によって。
個人の中ならばしばしば認められる良心や寛容というものも、生き物の本来持っている一側面である。政治家とは、そうした人間の善良さが、巨大な国家という生き物の性質として表現されるための、類い希な創意工夫と、鉄のような意志と、実行力を兼ね備えた者でなければならない。そして、われわれは、われわれの個人の中に生きている良心の具現化を助けない人間を、政治家として選んではならないのである。
私が書くことは、おそらく巨悪への共犯という私の罪を何ら酌量しないだろう。ましてや、このままではこれから起こるかも知れないことを防ぐなんの助けにもならないだろう。私の心に奇跡が起こり、私がわれわれを押しつぶす巨大な車輪の前に身を投げ出したところで、この巨悪の大河の流れをもはや止めることはできないかもしれない。しかし最も効果的な身の投げ出し方を悟れば、それを実行するかも知れない。しかし、次善でさえないにも拘わらず、今の時点で、私が何を信じていたのかを隠さないことには、何らかの意味があってほしいと願わずにいられない。そしてこれを公共に向けて書いていたことが、私の今後の「扱われ方」に多少の影響を与えることはあるかもしれない。あるいは図らずも「身を投げ出す」第一歩に結びつくのかも知れない。
同じく上記管理人のユングについて
「河合隼雄」という問題
まず前提を理解しなければならない。ユングは全体主義的な哲学とは縁もゆかりもない。彼の根底に流れる通奏的な思潮は、むしろ「反近代」とさえ呼ばれるに相応しいものである。
欧州大戦中にナチズムに加担したということが言われるユングであるが、以下のようなユング自身の記述から伺い知れるのは、そうした全体主義的な時代精神というものに対する、むしろ批判と嘲笑なのである。
ウィルヘルム一世の戴冠式がヴェルサイユで行われたというニュースを聞いたとき、ヤコブ・ブルクハルトは「それはドイツの破滅だ」と叫んだ。すでにワグナーの諸元型が扉を叩いており、それとともにニーチェのディオニソス体験があらわれた。それは陶酔の神、ウォータンに帰するものという方が良いかもしれない。ウィルヘルム時代の傲慢はヨーロッパを不和にし、1914年の惨禍へと道を拓いた。
(ヤッフェ編『ユング自伝・2』みすず書房 page 50)
彼はそうした時代精神が怒濤のように流れ始めていることを肌で感じとってはいたし、そのことの「意味をよく理解していた」が、彼の時代に対する眼差しはむしろ客観的である。例えば、次の記述は国家主義というものの本質を見事に捉えていて、自由主義という名の下に国家への隷属は強化されるのだという、今日においてさえ重大な警鐘となることを述べている。
輝かしい科学的発見によってわれわれは恐るべき危険にさらされていることは言わずもがな、大いなる自由という希望は国家への隷属の増大によって帳消しされていることを、認めようとはしない。われわれの父や祖父たちの求めたものを理解しなければ、それだけわれわれはますます自分自身を理解しなくなる。かくして、われわれは個人としての根源と、自分を導く本能とを断ち切ることに全力をあげて加担し、その結果ニーチェが「重力の精神」と呼んだものによってのみ支配される集団の一分子となるのである。
(ヤッフェ編『ユング自伝・2』みすず書房 page 52)
などと、引用しながら『ユング自伝』を楽しく通読していたら、先頃死去した故河合隼雄の追悼式があったという報道が入って来た。
死者に鞭打つようだが、彼の業績についてはユング紹介者・翻訳者・研究家としての側面しか評価することはできない。
それにしても何ゆえに、晩年の河合隼雄は国家権力のこういうしょうもない手先みたいな輩に成り果てたんだろうか。いわゆる「知識人代表」として、文化庁の長官を務めた後、文科省文責の悪名高き“道徳”の副教材『こころのノート』の編集に積極的に携わるなど国家官僚的なエリートとして終わったということは、アカデミックな人間の極めることのできる頂点のひとつであって、世間における“成功”の一例なのだろう。だが、これはまさに生前のユングが背を向けたことではないか。そして彼の周りにいたよき理解者らしい知識人たちは一体彼のそうした奇行をどのように眺めていたのだろう。それが不思議でならない。
『ユング自伝』によれば、ユングは常に悩みながらも内なる声を意識化することを心がけ、内面の心の力と向き合った。また自己#1と自己#2の間でそのバランスをとり、ふたりの自分の間の矛盾に自分なりの折り合いを付けた。
それに対して、日本におけるユング紹介者・河合隼雄は、晩年、国家(権力)としての日本の、国際競争力と未来において「闘争し勝ち残れる子供たち」の製造に心血を注いだ。これは彼の業績の中で、掛け値なしに恥ずべき汚点だ。道徳教育の全面的な復活という最終目標が持つ意味について、彼が十分に深く考えたとは考えにくいほどの浅薄な懐古主義と呼ぶべきであろう。
河合隼雄がアカデミーの中で成功していくうちに、だんだんと国家権力側の方に取り込まれていったと思われる軌跡は、彼の著書の出版社や共著者の面々から見ても伺える。岩波や朝日新聞社などから刊行された本は多く、共著者としても、鶴見俊輔、大江健三郎、谷川俊太郎、村上春樹、山田太一、中沢新一、鎌田東二などの諸氏がいて、彼らが河合隼雄の、後の時期における国家権力への偏向(否定し難い権力志向)は誰にも予測できなかったのであろう。
河合隼雄のそうした偏向は『モラトリアム人間の時代』を書いた小此木啓吾との交流辺りから出てきたのではないかと推量する。小此木啓吾のモラトリアム人間についての論理が何を導くために意図されたのかは分からないが、「国民」が国家にとって有用な労働力であるべきだという権力/国家中心的な視点に力を与えることになったのは確かである。いずれにしても河合隼雄は反全体主義や反戦思想を持った知識人との交流を持ち、共著の多くをそうした人々と協同して出版することでキャリアを始めたが、最後は極めて国家主義的・全体主義的・反動的な思想を述べるスポークスマンとなった。極めて遺憾なことである。
一方、日本ではユングについて語ることは、その思想の初期の紹介者であり数少ないエラノス会議への日本人参加者の一人であった河合隼雄を、不幸にも連想することなしには行なうことができない。河合隼雄の晩年の国家官僚としての奇行は、ユングについて語り論じるとき、確実にわれわれに困難をもたらすだろう。
ユングの元型論や集合的無意識論というものが、河合隼雄が与したような全体主義や国家主義(自己の優先的生存)へとわれわれを駆り立てるような論理を本質的なものとして含むものではないにも関わらず、そのようなものである印象付けが、正統で余りある良心的な反・河合論者の側から成されつつあることが、実に残念なのである。ユング理論と晩年の河合の道徳論とは、明確に分けて論じる必要がある。
それにしても、日本ユング研究会会長をやっている林道義をはじめとして、日本におけるユング派がどこか「ロクでもない人たちの集まり」であるようにも思え、不信の念を拭えないのである。
「河合憎ければ袈裟(ユング)まで憎い」式のユング批判もある。主張の中心にはむしろ共感するが、こうした研究者によって河合批判のみならず、ユング批判にまで及んでいくことは、今後その批判の矛先が自分にまで及んでくる可能性を暗示しているので、時間を掛けて思潮の整理と我らが理論の強化をしなければならないのである。
上の翻訳は大好きな杉田玄白さんのものです。杉田さんは言う....
「プロジェクト杉田玄白より」
リンクするなら黙ってやれ!
山形浩生
リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、どこへでも黙ってさっさと張れ! そういうメールをよこしやがったら、断るからな。いちいち相手の身元を確認していいの悪いの判断するほど暇じゃねーんだ! そんなけちくさい真似するくらいなら、最初っから無料でこんなもん公開したりしねーぞ! 世間様におめもじさせられねぇと思ったら、その時点で引っ込めるわい。
黙って張る分にはなんの文句もつけない。絶賛リンクも結構、「こんなバカがいる」的罵倒嘲笑リンクも大いに結構。煮るなり焼くなり好きにしやがれ。ファンメールもかねた事後報告もオッケー。あとおひねりでもくれるってんなら、もらってやるからありがたく思え。いいの悪いの返事も書いて愛想の一つも振りまこうってなもんだ。
でも、そうでなきゃそんなメール受け取って、読んで、おまけに返事書くだけのコストを、なんでこのオレが負担してやんなきゃならんのだ。しかもそういうメールに限って、クソていねいでまわりっくどくてあいさつと社交辞令ばっかで、いつまでたっても用件がはじまんないで、長ったらしくて官僚的で、他人に配慮してるようなツラして実は自分のケツをカバーすることしか考えてねーのが見え見え。
どうしても許可がないとリンク張りがリスキーだと思うんなら、明示的に許可がないと法的にリンクが困難とかいうんなら、そんなとこはリンクしていただかないで結構。黙ってリンクしていいという文章を読んで、それを理解する能力がないやつ(個人法人を問わず)なんか相手にしてられっか!
丸ごとコピーしたいときも、文章自体を変えないで(変える場合にも変えたところを明示すればオッケー)、もとのURLと版権と、転載自由だってのさえ明記すればなーんも文句はつけないので、これも黙ってやってくれ。
でも山形が死んだらどうなるんだ、という心配性の人のために、遺言もつくっといてやろう。いたれりつくせり。親切だろう。どうだ、これでもまだ文句あるか。じゃあな。
57
2010/5/3
デヴィッド・アイクの「大いなる秘密」上下巻は4年前に買って読んだ。当時の管理人の実力では判断がつきませんでしたが,その後,経験を積むに従い彼はご本尊の広報を担当しているBALANCER(X−DAYまでのつなぎ役)であることが判明した。それは本物の元イルミナティ11位階の女性に会って話を聞いた結果なのです。多くのブログ記事の中で管理人は2008年初めよりアイクについて述べてきましたが管理人のほかに疑問を呈したのは天才的な感性を持つブロガーであるカレイドスコープさん,バルセロナより愛を込めての童子丸さん,そして最初は真実としていて後に疑問を呈したなわのつぶや記さん位の人たちである。これに気がつかないと話は進まない。そのうちカール・ユングをやりますので解明できるでしょう。
なわのつぶや記さんの記事を引用させていただきます。
大いなる秘密(上)
レプティリアン
爬虫類人
デーヴィッド・アイク 三交社 2000年刊
警告!
本書のなかには、一般の常識からはあまりに掛け離れた情報が大量に収められている。
だから、あなたがあくまでも既存の常識のうえに立とうとするのなら、この本を読むのをやめてもらってもいい。また、「世界のこの現実を直視することに耐えられない」と言う人も、この本を閉じてもらってもいっこうにかまわない。
ただ、もしもあなたがこの本を読むことを選択したのなら、どうか次のことを覚えておいていただきたい。
生命は永遠に続いて終わることがない。すべての事象は、生命が「光」へと向かう途上での経験なのだ。至高のレヴェルから見るならば、この世には善も悪も存在しない。自らの選択によって経験を積み重ねてゆく意識のみがただ存在している。この本が明らかにする数々の驚くべきできごとは、「光輝く自由の夜明け」へと向かうプロセスの一部なのだ。
どうか気づいていただきたい、2万6千年来の「大いなる意識変革の時」が近づいていることを。そして、これからあなたが知ることになる数多くの深刻な情報にもかかわらず、今ほど生きるのにすばらしい時代はないことを。
デーヴィッド・アイク
――忍び寄る恐怖の全人類管理体制
フラザーフッド・アジェンダ」とは何か
われわれは今、驚くべきことに、人類がいまだ体験したことのない極めておぞましい“「世界的大変革」直前の時”を生きているのだ。そして、この地球の未来を極悪地獄にするかどうかは、われわれの決断一つにかかっている。思えば「精神の監獄」に、何千年ものあいだ人類は閉じ込められ続けてきた。しかし、われわれの決心しだいでその牢獄のドアを蹴破って、今こそ自由な外に飛び出すことができるのだ。また、外に飛び出すことをしなければ、われわれはアジェンダなる超長期的地球人類完全支配計画という超謀略の完成を許してしまうことになるだろう。
そうなれば、やがて地球上のすべての男や女や子供たちは、艱難辛苦のワン・ワールド政府、ワン・ワールド軍、世界中央銀行、ワン・ワールド通貨、そして埋め込み式のマイクロチップによって、肉体的・感情的に、また精神的・霊的に、完全に奴隷化されてしまうだろう。
いきなりこんなことを知らされて、とまどっている読者もおられよう。一読、たしかに私の言っていることは荒唐無稽の世迷いごとに聞こえるかもしれない。しかし、とんでもない。とるにたらない低俗なテレビやゲーム・ショーばかり見るのをやめて真剣に真実を見ようとするなら、やがてこのことが真実であることを即座に理解できるようになるだろう。
いや、私はなにも呑気に「これから先に何かたいへんなことが起こる」などと言っているのではない。それはすでに今、まさに現在進行中の現実そのものなのだ。世界の政治・軍事・経済・金融・メディアの集中化は日々そのペースを上げつつ進行し、グローバル・コントロールはますますその勢いを強めている。人々へのマイクロチップの埋め込みもすでに決定済みで、この大いなる苛酷熾烈な「人類管理計画」は現在もさまざまな形態で進行中である。
長いあいだ水面下に隠されていたアジェンダが実施されようとするときは常に、計画実現のための最後の一押しという形で、現実世界の表面に急浮上してくるものだ。それを現在、われわれは「銀行や大企業の世界的統合」の急増現象や、EU(欧州連合)や国連を通じての「政治・経済の急速な一極集中化」としてその悲惨さを目の当たりにしているではないか。WTO(世界貿易機構)やMAI(多国間貿易協定)、世界銀行やIMF(国際通貨基金)、G7やG8の謀議的国際首脳会談……これらもまた同様に、急速な謀略的一極集中化の媒体となっている。
実はこの狡猾かつ大々的な一極集中化の裏には、古代中近東にその起源を持つ『特異な血流の一族」の力が働いているのだ。この「特異な血統の一族」たちは、同じ血流を有する一族間での結婚を重ねることによって自らの血の「純粋性」を保ち続けてきた。彼らはヨーロッパの王侯貴族・司祭階級として世界の歴史にその姿を現わし、「大英帝国」を通じて世界中にその勢力を拡大した。
彼らは、英国を中心とする欧州列強が占領した世界中の各地域に、自らの血流を送り込んだ。その最たるものがアメリカ合衆国である。42代の合衆国大統領のうち、なんと32名もが、イングランドのアルフレッド大王やフランスのシャルルマーニュの遺伝子を受け継いでいるのだ。この特別な血流の者たちによるアジェンダは、驚くほど長い年月をかけて着々と現実化されてきた。そして今や、凶悪な集権的グローバル・コントロールが可能となる段階にまで到達しだのだ。
われわれが早く目を覚まさなければ、かつてのナチス・ドイツのような血塗られた監獄社会が、地球的規模で実現されることになるだろう。それが、私が「ブラザーフッド・アジェンダ」と呼ぶ超謀略が用意した人類の未来なのである。この「ブラザーフッド」とは先ほど述べた、あの特別な血流の者たちによって形成される、古代より続く超秘密結社ネットワークのことである。また「アジェンダ」とは、繰り返すが、彼らによる超長期的地球人類完全支配計画のタイムスケジュールのことだ。本書ではこの驚異的な現実を暴露してゆくことにする。
*――「特異な血流の一族」による世界人間牧場計画は
2012年に完成する!
2000年から2012年は、このアジェンダの最終段階とされている。そして、特に2012年が決定的な年となるだろう。その理由についてはのちほどご説明しよう。
残念なことに多くの人々は、自分たちがのぞき込んでいる深淵の深さをまったく理解していない。われわれの子供たちにどんな世界を残そうとしているのか、それをまったくわかっていない。大部分の人々は、そんなことはまったく気にかけていないようだ。基本的に人々は、無意識的に(あるいはやや意識的に)真実に直面するのを嫌がっており、自らその耳目を塞(ふさ)いでしまっているのである。
なんだか私は、柵の外に飛び出した一頭の牛になったような気がしてならない。私は柵の中で草を食んでいる仲間たちに向かってこう叫んでいるのだ。
「おーい、みんな聞いてくれ。毎月トラックがやって来ては、そのつど仲間を何人も連れて行くだろ? あれはさ、みんなが思っているように、仲間たちを別の牧場に連れて行ってくれてるんじやないんだ。実は連れて行かれた仲間たちは、頭を撃ち抜かれて殺されているんだ。そして血を抜かれて切り刻まれて、パックに詰められているんだ。人間たちはそれを売り買いして食べてるんだよ!」と。
牧場の仲間たちの反応を想像していただきたい。「馬鹿だなお前は。よく考えてみろよ。人間たちがそんなことするはずないだろ。それに俺はトラック輸送会社の株を持ってて、それなりにいい配当をもらってるんだ。わけのわからないことを言って騒ぎを起こすのはやめてくれ!」。まあ、こんなところだ。
さて、これからその実体を明らかにしようとしている彼らのアジェンダだが、それは何千年もの時をかけて徐々に現実化されてきたものである。しかも、現在それは完成間近となっている。人類が自らの精神と責任を無防備に放棄し続けてきたため、事態をここまで許してしまったのだ。
人類は、単におのれの生存を第一と考えて行動する以上に、自らが正しいと思うことを行なうべきだ。「無知なる者は幸いなり」という諺があるが、それが当てはまるのもほんの少しのあいだのことだ。
たとえば竜巻が近づいているのを知らないでいることは、見方によっては幸せなことかもしれない。それは「何か手を打たなくては」と心配する必要がないからだ。しかし、頭を砂の中に突っ込んで耳目を塞いでみたところで、竜巻が接近しているという事実は変わらない。
そこで勇気を出して目を開き現実を直視するならば、災害を避ける方法も見つかるかもしれない。しかし、あくまでも現実を否認し無知のままでいるならば、それは常に最悪の結果を招くことになるだろう。それは現実から強烈な不意打ちを喰らうことになるからだ。無知なる者は幸いなり。ほんの少しのあいだだけ‥‥は。
現実とは、われわれの思考と行為の結果以外の何ものでもない(何もしないことも一種の「行為」である)。もしわれわれが自らの精神と責任とを放棄するならば、それは自らの命を投げ捨てるに等しい。だから、もしわれわれの大部分がそんなことをするならば、それは世界を投げ捨てるのと同じことを意味する。それはまさしく、これまでの歴史を通じて人類全体が行なってきたことだ。常に少数の者が大衆を支配し続けてこられた理由はここにある。今日、全世界は金融・ビジネス・コミュニケーションのグローバリゼーションを通じて、邪悪な少数の者たちによって完全に支配されているのが現実である。
とはいえ、昔から彼らによる大衆支配のメソッドは常に同じであった。すなわち「大衆を無知の状態に保て。人々を互いに争い合わせて戦争の恐怖を生み出せ。分割して支配せよ。一方で真に重要な知識は独占して秘匿せよ」である。
このメソッドによって何千年ものあいだ人類をコントロールし続けてきたのは、長大なアジェンダを進める者たちだった。彼らは、同系交配を繰り返してきた「特異な血流の一族」のメンバーである。彼らのアジェンダは現在、かつてなかった最大の山場を迎えている。というのは、彼らが待望した「全地球的ファシスト国家(世界人間牧場)」出現の時が迫っているからなのだ。
*――「彼ら」にマインドコントロールされているソンビ的人類
しかし、彼らの「全地球的ファシスト国家(世界人間牧場)」が必ず実現するとは限らない。というのも、真の力は彼ら少数の者たちの側にではなく、圧倒的多数を形成するわれわれのうちにあるからだ。究極的なことを言うなら、われわれ一人ひとりのなかには無限の力が眠っているのである。だからわれわれが彼らにコントロールされ続けているのは、自らの運命を切り拓く力がないためではなくて、われわれが自らの人生の一瞬一瞬においてその力を放棄してしまっているからなのだ。
何か良くないことが起こると、われわれは常に他の誰かのせいだと考えてしまう。世界で何かの問題が発生すると、われわれはいつも条件反射的にこう言っている。「彼らはいったいどう対処するつもりなんだ」と。実はこの「彼ら」というのが、なんと意図的にそれらの「問題」を作り出した張本人なのだ。そして、それをなんとかせよと言う大衆の「反応」に応じて、前もって用意しておいた「解決」策を実施するのである。これによって、自由への侵食と権力の集中化がさらに推進されるのだ。
だから警察や保安局や軍隊の力を強化したいときは、テロなどの暴力犯罪を頻発させて、人々のほうから治安の強化を求めてくるように仕向ければよい。この方法を使えば目的達成は朝飯前だ。略奪や爆弾テロの恐怖に取り憑かれた人々は、自らの身の安全と引き換えならば、あっさりと自由を明け渡してしまうだろう。
私自身はこのような手法を、「問題―反応―解決」戦略と呼ぶことにしている。少し説明を加えよう。まず最初に「問題」を作り出す。そして、「なんとかしてくれ」という人々の「反応」を引き出す。さらに彼らに「解決」策を提示してみせ、それを実行するのである。これはフリーメーソンのモットー「混乱を通じての秩序」という一言に集約される手法である。混乱状態を生み出したうえで、秩序回復の手立てを提示するのだ。もちろんその秩序とは、当然ながら彼らにとっての「秩序」なのである。
大衆は、さまざまな形態の感情的・精神的コントロールを通じて、家畜の群れのように動かされる。たしかに膨大な数の人々を支配するには、これしか方法がないはずである。
さもなければ少数の者が、その他の何十億もの人々を物理的にコントロールすることは不可能なのだ。牧場の場合を思い浮かべていただきたい。数多くの家畜を物理的にコントロールするのは、かなりの人手を用意しなければ不可能だろう。
世界中の人々を「物理的にコントロールすること」はとうてい不可能だ。しかし精神的にコントロールすることは不可能なことではない。もし世界中の人々の考え方に充分な影響を与えることができるならば、自分が人々にやらせようとしていることを、人々自身の「決断」によって行なわせることが可能になるのだ。自らが導入したい法案を、人々のほうから要求してくるようにさせることも、当然可能である。
「人に何かやらせたいならば、それがその人自身の考えだとその人自身に思わせておくことだ」とは、古い格言の一つだ。すでに人類は、「彼ら」によって完全にマインドコントロールされている。ゾンビよりややまし、という程度にすぎない。それは言いすぎだと思う人もいるだろう。しかし現実の世界はそうではない。「人々の思考を操作することによって、あたかも人々が自分自身で判断したかのような形で、操作者の意図に即した行動をとらせてしまう」、というのが私の言うマインドコントロールの定義だ。
このような観点からみるならば、「どれくらいの数の人々がマインドコントロールされているのだろうか」と考えるよりも、「マインドコントロールされていないような奇特な人たちも、多少はいるのだろうか」と考えるほうが適切なくらいだ。程度の差こそあれ、すべての人々がマインドコントロールを受けていると言ってよいであろう。
たとえばあなたが宣伝広告に踊らされて、必要ではなかった物を買ってしまったとすれば、それも一種のマインドコントロールである。また、あなたが微妙に歪曲された新聞やテレビのニュースを無批判に受け入れてしまっているなら、あなたは確実にマインドコントロールされているわけだ。軍隊の訓練を想像してみるとわかりやすいかもしれない。あれは純粋なマインドコントロールだ、軍隊に入ったその日から、「上官の命令には絶対服従」となる。もし上官が、見ず知らずの人々を「撃て」と命令するならば、あなたはいっさいの口答えなしに、ただちにその人々を狙撃しなければならない。これを私は「《イエス・サー》メンタリティー」と呼んでいる。このようなメンタリティー(精神的傾向)は、軍隊の外の世界にも蔓延しているものである。こんなセリフが日常で飛び交っていないだろうか。「よくないってことはわかってるよ。でもボスがやれって言うんだ。仕方がないよ」と。
仕方がないだって? 仕方がないなんてことは絶対にない。われわれは常に自らの意志によって、何をしたらよいかを選択することができる存在だ。選択の余地がないなんてことはありえない。仕方がないなどと言うのは、単なる言いわけにすぎないのだ。
*――われわれは「人people」するか、「家畜人sheeple」するか?
マインドコントロールのテクニックは無数に存在している。彼らは、間違いなくあなたの精神を狙っている。なぜならあなたの精神を手に入れることができれば、それはあなたのすべてを手に入れたも同然だからだ。すべてのことは、われわれが自らの精神を取り戻すことができるかどうかにかかっている。
自らの力で考え、また他人が独自の考えを持つことに寛容であることだ。そして自分自身も「みんなと違っている」と非難されたり嘲笑されたりすることを恐れてはならない。また逆に、普通とは違った考えを持つ人を白い目で見て、その人たちの心を萎縮させるようなことも決してしてはならない。そしてわれわれが自らの力で考えて行動するようにならない限り、アジェンダは現実に完成してしまうだろう。
しかし、もしわれわれが自らの精神の主体性を取り戻すならば、アジェンダはその存在の基盤を取り去られ、崩壊することになるだろう。私はこれまで20カ国以上を回って講演や研究調査を行なってきた。その結果として、それらのどの国にも、グローバル・アジェンダの線に沿った同一の支配構造や政策がみられた。しかしまた同時に、世界的な精神の覚醒もはっきりと感じることができたのであった。現在ますます多くの人々が、霊的な目覚まし時計の音を聞くようになってきており、全地球的な眠りから目覚めつつある。新たなミレニアム2012年へと至る決定的に重大な時期、その主導権を握るのは彼らなのだろうか、それともわれわれなのだろうか?
その答えはわれわれしだいだ。現実とは、あくまでもわれわれの想念や行為の結果として生み出されるものである。もしわれわれが、自らの思いとその行ないを新たにするならば、それは世界を変えることになるだろう。まったく単純なことなのだ。
私はこれから本書において、現在世界を支配している一族(彼らは同系交配を重ね続けてきた特殊な血流の一族である)の歴史を、そして彼らのグローバル・アジェンダの正体を、明らかにしていきたいと思う。私がこれから明らかにしていくアジェンダは、いわゆる陰謀と同一のレヴェルにあるものではない。陰謀(コンスピラシー)というものは、アジェンダ推進のための部分的な構成要素とでも言うべきものである。それには、大きく言って3つの形態がある。
まず1つは、アジェンダ推進の邪魔になる人間や組織を除去するという方法(たとえばダイアナ妃暗殺事件)。
2つめは、アジェンダを推進する人物を権力の座につけておくこと(ジョージ・ブッシュ、ヘンリー・キッシンジャー、トニー・ブレアなどがそうだ)。
そして3つめは、戦争や煙弾テロや経済崩壊を引き起こすことによって、人々のほうからアジェンダに沿った要求をしてくれるように仕向けること、すなわち「問題―反応―解決」戦略だ。
以上のようなやり方を通じて、一見ばらばらのように思えるさまざまな事件は、同一の陰謀、同一のアジェンダの構成要素となっている。日々あなたが新聞やテレビで見聞きする政財界の指導者たちの語る情報は、大衆をコントロールするという目的のために、選別・再構成されたものである。見る目のある人はすでにわかっているだろう。
私の過去の著書を読んでいただければ、預言されたことが現実になっているという衝撃の事実を知るだろう。しかしそれは預言ではない。太古の昔よりあらかじめ定められていたアジェンダなのだ。近い将来に世界的ファシスト国家が実現してしまうことは避けられないのだろうか?
その答えは、次のような問いに対してわれわれがどう動くかにかかっている。つまり、《われわれは人(people)になるのか、それとも家畜人(sheeple)のままでいたいのか?》だ。
彼らのアジェンダの成否の鍵を握っているのは、そう、われわれ自身なのだ。
さらにワクワクされたい方は → 『大いなる秘密(下) 「世界超黒幕」』
デヴィッド・アイクは悪魔の使者?
操られて大衆を眩惑し続ける人物たち
龍であり蛇である?われらのアイク
アイクが9.11をずばりと当てたのはjean Dixon効果 と呼ばれる。
ここで管理人よりひとこと:
それはイエス自身がいてイエスかバラバかの後に磔という世紀のイベントが歴史的に存在した事件であったのかということは悪魔や天使が実在しているのかどうかが魔術師にとってさほど重要でないように(重要なのは,そうしたものが,現に存在しているかのように働くという事実なのである), そのような形で行なわれたという聖書の記述と,それらを信じた信者の存在と,アラム語を話すナザレ人の新興宗教の教義がユダヤとシリアとに燎原のように広がってゆき,それが世界宗教へと格上げされていったという歴史的事実こそが重要なのである。つまりルシファーの支配する闇の世界というものが歴史的事実になるにはキリスト教が世界宗教へと格上げされていった過程と全く同じことなのです。ご本尊にとってルシファーが実在しているいないはそれほど重要ではないのです。現に存在しているかのように働かせるという事実なのである。そのために言論の代理人を無数に使い,その代表格がデヴィッド・アイクでありアレックス・ジョーンズなのです。2つの血流だけで世界の富の8割ももっていれば後はゲームなのです。2026年メギドの丘でイエスとサタンの一騎打ちがあるかどうかロックフェラーとロスチャイルドは多分1ドルの賭けをしているのではないでしょうか。エディー・マーフィー主演のそういう映画がありましたね。最後は賭けた二人の鼻をあかすのですが面白かったですよ。無数の言論やカルトの代理人がいますけどね,高価な食扶ちなんですよ。やるかやらないかで「人間か獣か」に分かれるわけでして,でも最後はその獣も殺されるという筋書きでしょうか?
嘘をつく自我
物理学者ファインマンは、その自伝の中で、心理学の授業で催眠術にかかった体験を記述している。
若き日のファインマンは、自分は催眠術にかからないと確信しながら、催眠術師の言葉に耳を傾ける。催眠術師はファインマンを催眠状態に置き、「あなたは目が覚めたら、教室の窓を開けます」と言う。ファインマンはそれを聞きながら、自分がそんなことをするはずが無いと思っている。催眠術師が「あなたは目を覚まします」と言うと、ファインマンは目を開けて、自分の席に戻ろうとする。そりゃあ、窓を開けることもできるけど、それは自分の自由だ、と思う。窓を開けることも開けないこともできる。それで、ファインマンは窓を開けてから自分の席に戻る。
この時、誰かが、ファインマンに「なぜ窓を開けたのか」と訊いたら、ファインマンは、「教室が暑苦しかったから」と答えるだろう。
ファインマンは自分が催眠術にかかったとは思っていないし、暗示に従って窓を開けた訳でもないのだから、そうとでも答えるより他にない。(こうした現象は、催眠術にかかった患者にはよく見られるものである。)
フロイトとラカンによれば、これこそが自我の根本的な性格なのである。
自我は自己の無意識を知らず、自己の同一性を維持するために、常に偽るものなのである。
自我の同一性は、自我の外部にあり、自我は自己から疎外されている。
言い換えれば、自己を他者と同一化することで、自我は自己の同一性を確保する。そうしなければ、自分の居場所が奪われてしまうからである。Jacques Lacan(上村芳郎氏のHPより)
アイクのことは2008年1月31日に姉妹ブログで書いたっけ 。
「プロジェクト杉田玄白より」
リンクするなら黙ってやれ!
山形浩生
リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、どこへでも黙ってさっさと張れ! そういうメールをよこしやがったら、断るからな。いちいち相手の身元を確認していいの悪いの判断するほど暇じゃねーんだ! そんなけちくさい真似するくらいなら、最初っから無料でこんなもん公開したりしねーぞ! 世間様におめもじさせられねぇと思ったら、その時点で引っ込めるわい。
黙って張る分にはなんの文句もつけない。絶賛リンクも結構、「こんなバカがいる」的罵倒嘲笑リンクも大いに結構。煮るなり焼くなり好きにしやがれ。ファンメールもかねた事後報告もオッケー。あとおひねりでもくれるってんなら、もらってやるからありがたく思え。いいの悪いの返事も書いて愛想の一つも振りまこうってなもんだ。
でも、そうでなきゃそんなメール受け取って、読んで、おまけに返事書くだけのコストを、なんでこのオレが負担してやんなきゃならんのだ。しかもそういうメールに限って、クソていねいでまわりっくどくてあいさつと社交辞令ばっかで、いつまでたっても用件がはじまんないで、長ったらしくて官僚的で、他人に配慮してるようなツラして実は自分のケツをカバーすることしか考えてねーのが見え見え。
どうしても許可がないとリンク張りがリスキーだと思うんなら、明示的に許可がないと法的にリンクが困難とかいうんなら、そんなとこはリンクしていただかないで結構。黙ってリンクしていいという文章を読んで、それを理解する能力がないやつ(個人法人を問わず)なんか相手にしてられっか!
丸ごとコピーしたいときも、文章自体を変えないで(変える場合にも変えたところを明示すればオッケー)、もとのURLと版権と、転載自由だってのさえ明記すればなーんも文句はつけないので、これも黙ってやってくれ。
でも山形が死んだらどうなるんだ、という心配性の人のために、遺言もつくっといてやろう。いたれりつくせり。親切だろう。どうだ、これでもまだ文句あるか。じゃあな。
46
2010/5/3
この記事との関連でお読みください 。
エデンの門が開くこの時期のことを,地質学者は最大間氷期とよんでいる。
原生人類は地球上に現れてから,そのようなパラダイスを二度しか見ていない。最近の最大間氷期はわずか8000年前のことで,その秋の日差しの名残に浴していられる私たちは幸運なのだ。
Stephen Oppenheimer:Out of Eden
くれぐれも確証バイアスで身を滅ぼさないようにね
以下はゲームの達人過去ログ「銀河暦・世界暦・自分暦より」
銀河暦・世界暦・自分暦
原文
中学2年の春、自分の誕生日を元旦とした自分暦を作ってみようと考えた。誕生日前のゴールデンウィークだったと記憶している。当時はまだグレゴリオ暦と言う名すらも知らず、「西暦」が知っている唯一の暦だった。グレゴリオ暦の5月18日を元旦とし、1年を12ヶ月に割り振ろうとして初めて、365日という数とまともに対峙した。1ヶ月を30日にすると5日余ってしまう。30日・31日と交互にしようとすると、最後の12月が1日不足から30日になりパターンが崩れてる。かなり試行錯誤したがベストな打開策が見つからず、電卓もパソコンもなかった当時、計算でカレンダーを変換していったので、不本意ながら各月の日数は西暦に準ずることにした。当時のメモなどはなくなってしまったが、以下のようなものだったと記憶している。
グレゴリオ暦 *** 自 分 暦
1月(1日〜31日) 5月18日〜6月17日
2月(1日〜28日) 6月18日〜7月15日
3月(1日〜31日) 7月16日〜8月15日
4月(1日〜30日) 8月16日〜9月14日
5月(1日〜31日) 9月15日〜10月14日
6月(1日〜30日) 10月15日〜11月13日
7月(1日〜31日) 11月14日〜12月13日
8月(1日〜31日) 12月14日〜1月13日
9月(1日〜30日) 1月14日〜2月12日
10月(1日〜31日) 2月13日〜3月15日
11月(1日〜30日) 3月16日〜4月17日
12月(1日〜31日) 4月18日〜5月17日
これを記入するために再計算していて、当時18日と13日の和が31日になるということに気づいていたことを思い出した。この13と18の比はマヤの神聖暦ツォルキンの260日と農耕暦ハアブの360(+5)日、もしくは銀河定数の260と計時単位の1トゥン360の比率である。また13の反転数はすでに見たように31だったが、18の反転数81は9×9である。そして19×19は361で360+1だ。連想はさらに広がるが、ここは元の話に戻ろう(※)。
この時日数計算は普通の計算と違って足し引きする時1日ずれるということを再確認した。もっとも「そう言えば1月0日とか西暦0年とかはないな、自分もその時間の中に入ってしまっているからそうなのだろうか」と、軽く流してしまっていたのだが。自分暦の年号は簡単だった。当時は「昭和」の元号がずっと続くものだと感じていたので、同じ発想で自分の年齢に1を足した数が自分暦の年号だった。しかしこの自分暦はそれ以上発展しないまま、いつしか立ち消えになってしまった。天文学や時間計測問題にまで首を突っ込んでいくよりも、他にもっと興味を引くことややるべきことがたくさんあったのだ。
歳を経ること久しくして、私はマヤ暦に出会った。そして13の月の暦にも。それまでは陰暦の何月何日というのは六曜や十二支というよく分からないものの記載と共に年配者たちの迷信的なものというイメージがあった。また西暦何年という年号に対しても、日本の元号はすでに平成になってはいたが、こちらの元号の方が西暦に対して補足的であるという感覚だった。 暦というものが魚にとっての水、人間にとっての空気のようにそこにあるのが当然であり、それ自体について再見再考してみるという発想に気づくには、もう1つの精緻な暦が必要だったのだ。
マヤの農耕暦ハアブは1ヶ月20日で18ヶ月、そして5日の19ヶ月目がついて365日である。また13の月の暦は1ヶ月が28日の13ヶ月に余日の1日を足しての365日となっている。1ヶ月が20日や28日であってもよいということ、また1年が18ヶ月や13ヶ月でもよいということ、さらには元旦が西暦の1月1日に当たる日でなくてもよいということなどなど。これらが「自分暦」制作において問題にしかけていながら、未熟さと多忙のために無意識層に沈み込んでしまっていた感覚を呼び覚ましてくれた。グレゴリオ暦の7月26日がマヤ暦の元旦であるが、西暦から別の起点の暦に変換する作業を、私は自分の誕生日を元旦にする自分暦で、子供の頃すでに経験していた。
そして暦の問題を少し詳しく突っ込んでみるだけで、これまでにたくさんの暦の存在があることや、現在まで幾度も暦の改革運動や、新しい暦の政策があったことを知った。英語が現実として1つの共通言語になっているように、グレゴリオ暦もまた1つの世界共通の暦になっている。これはキリスト教圏を主体という背景もあるが、その完成度の高さにもよっている。ただしグレゴリオ暦が最善のものかどうかということは定かではない。そしてマヤのツォルキンに及んでは地球の共通暦という概念を超えて、銀河の共通変換暦というコンセプトを有している。そしてそれだから今こそ自分だけの新しい「自分暦」というものも、マヤ暦の発想と概念を用いて新たに見ていくことができるのだ。私はそのコンテクストの中では〈KIN140:黄色い惑星の太陽〉という銀河の紋章を持って、その誕生日を自ら選択して地球に生まれてきたのである。
(※)13と18とくれば最初に念頭に浮かぶのは、ヨハネ黙示録の13章18節に出てくる有名な獣の数666だが、また13,18とくれば次は 23,28,33…と続く、初項3、項差5の数列である。バイオリズムにおいて、23日・28日・そして33日はそれぞれ肉体・感情・知性のサイクルとなっている。
マヤの暦が2012年12月22日で終わるという話を、高橋徹氏から最初に聞いたのは1991年の秋だったと記憶している。その時は5200年弱の13バクトゥンに重なる文明周期仮説や、その大周期が5つで地球の惑星歳差運動周期とも重なる26000年(25920年)の大周期があることなどがとても新鮮であり、そして妙なことなのだが懐かしくも感じられた。ちょうどその頃、私は身辺に「数のシンクロニシティ」とでも呼ぶべき数字のきらめく符合が多発していることに気づき始めてた。当時の私はプラトン立体やアルキメデス立体などにも魅せられていて、毎日実際にこの手で多面体を作り続けていた。そしてその日も帰宅してから、5つのプラトン立体を引っ張り出しては転がたり回転させたりしながら、マヤ暦とマヤ文明の話を頭の中で反すうしていた。
そして私は突然プラトン立体とマヤ暦の数的符合に気がついたのだった。正20面体と正12面体の回転対称軸は全部で31本あり、また正8面体と正6面体のそれは13本である。そして現行のマヤの暦が刻み始めたとされる年は、この31と13の組み合わせと見えるBC3113年。双対立体である5重対称性立体の正20面体と正12面体の面の数と点の数はリバーシブルである。現行のマヤの暦の終焉がAD2012年。この時の驚きは個人的なものだったのだろう。その時そこには何ら論理的関係性が見出せなかったが、それでもその数的符合は強烈に私を予想のつかない方向に引っ張っていった。
私は「ドリームスペル」キットのギフトを受け取った。「ドリームスペル」とは集団で忘却している時間の本質と真の生命サイクルを想起するためのワクチンでもある、多次元のロールプレイングゲームだ。創出者であるホゼ・アグエイアスはその時点で40年以上独自のマヤ暦の研究を続けており、そのマヤ的な叡智と世界観を日々の生活の中に活用できる時間のゲームとして提示したのだ。彼はまた1987年の世界的イベントであったハーモニック・コンバージェンスの提唱者でもある。私がこのキットを先ず最初に気に入ったのは、真の知識は金銭で売買されるのではなく対等な信頼関係の中での贈り物として無償で配布されるというコンセプトだった。そして2012年のマヤ暦の終焉は決して世界の終わりではなく、時間船地球号の真の時空への出帆の時と捉えている、ポジティブで斬新で力強い世界観に魅せられた。
この全ての子供と子供の心を持つ大人達へのギフトは静かに広がって行き、そして1992年7月26日のタイムシフトが過ぎだ。私はこの「ドリームスペル」のコードブレーカー(暗号解読者)としてゲームを進めていく内に、時間の本質つまりは生命の本質に目を向けるか否か、いかなる未来を選択するかはたまたこの惑星そのもののを失うかを問われることになった。 対等の中でこそ真の信頼と尊敬が生まれる。教祖と信徒、教師と生徒、社長と社員などの権威と従属のパターン関係を超えて、全ての人が中心であることを踏まえた上で思い出すということ。選択するか、失うか。どちらも外からの強制ではない。「自主的になれ!」と言われて自主的になったためしはない。言われたことで自主的になったとしたら、それは自主的ではないというパラドクスだ。共に遊ぶ中で何か新しいものを体感的に知るということ、思い出すということ。いまや全ての教育がこの現実世界に適応するための洗脳であるとも言える。しかし与えられた知識を全て取り払った時に、それでもそこに残るものが教育の本質なのだ。
タイムシフトの翌年、メソアメリカの元旦である7月26日前後、私は東京から南に約1000kmの小笠原にいた。そしてそこで私は不思議な光景を見た。満月の深夜に無人の海岸で月を見ていた私は、波打ち際近くがザワザワとうごめいているのに気づいた。近づいてよく見ると、ジャングルから這い出て来た陸ヤドカリの大群と、海から上がってきたカニの大群が、波打ち際から1〜2メートルのところでずらりと並んで向き合っている。そして満月の光の中で互いにはさみを上げてゆらゆらと動かしているのだ。「一体何をしているんですかね」という私の問いに、案内してくれた人は「ああ異種間コミュニケーション、チャネリングですよ」とこともなげに答えた。確かに満月の夜にだけ生殖をするある種の魚の話や、様々な生物の月との相関性のことは知ってはいた。しかし知っているだけと目の当たりにすることとは全くの別事だ。小1時間ほど後にふと気がつくとあの浜を帯のように埋めていた甲殻類たちは、いつのまにかそれぞれ山側と海側に消えていた。どんな動物も人間ほど時間を刻むことに精通していない。どんな生物種も暦に時間を刻み込みはしない。しかし時間を刻むことと時間を知ることとは2つの異なったことである。
マヤ人は時間のエキスパートであったと言われる。しかし時間と言っても、時計で刻まれる機械的な時間のことではない。機械を作ってその余暇を楽しもうとしたはずなのに、さらに忙しく立ち働かねばならなくなっている現代社会。時間の経過にも価値を与えて利息を取るという現在の経済システム。「時は金なり」。大多数の人達が何かがおかしい、このままではよくないと感じつつ、それでも何をどうすれば良いのか分からないままでいる。真の時間を回復しなくてはならない。内なる生命時間と、機械的に見える外の時間との統合。時間の本質は生命である。私たち一人一人の生きていることこそが本当の時間である。マヤの文字や絵を見ると、不思議な懐かしさと同時にただならぬ違和感を感じる。世界の見方が異なればその見え方も異なる。マヤの空間認識と時間感覚も、我々が現在共有しているものとは異なっていたのであろう。数の数え方一つとっても20進法を用いていた彼らは、10進法的発想の私たちとは異なった精神構造で世界を認識していたのではないだろうか。それならばマヤの時間を知り、マヤの時間を生きてみよう。そしてその上で、それすらも超えて未来へ向けて生きていこう。
しかしその世界観は恐ろしいほど精緻な数字と周期から成り立っていた。ドリームスペルをプレイしていくうちに私は必然的に数の世界にはまり込んでいき、やがてその数の研究の泥沼状態から足が抜けなくなりそうな自覚と状況に気がついた。そして完全にそうなる前に興味を「音」や「色」の方へと広げていこうと強く決心した頃、ホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻が日本にやってきた。さらなる暦のツールキット「テレクトノン」のプロトタイプを携えて。数の世界からはもう足を洗おうと決心した私だったが、そのパカル・ボタンの「テレクトノン」の9節にからめとられてしまった。「真実の子供たちよ、忘れるな。全ては数字。神は数字だ。神は全てに存在する。」(高橋徹訳)日本ではあまり知られていないが、パカル・ボタンとはマヤの王で仏陀やキリストやマホメットなどと同格に扱われるスーパーゴッド的存在である。また新約聖書のヨハネ福音書の中の「初めに言葉ありき。言葉は神と共にありき。言葉は神なりき。」というフレーズとの対比も面白い。しかし当時はそのようなことを考える余裕もなく、私の強い決心も軽く吹き飛んでしまったのだ。
機械は産業革命により人間の労働力を削減する装置として生まれた。しかし吝嗇な効率第一主義により、やがて機械は時間を削減する装置へとスライドしてしまった。そして人間は時間を質から量で考えるようになった。そして産業と経済も物質主義的世界観の中で、金銭が潤滑油となる巨大な機械システムへと変質していった。時間は金銭量で表されるようになり、私たち人間は決定的な時間不足=金銭不足感のループに入ってしまっている。2012年に限定しなくても、現在の世界は環境ホルモンも含んだ環境問題、食糧問題を含んだ人口問題、枚挙にいとまのない国家間紛争と人間性の抑圧、異常気象、経済不況…等など破滅の要因は出そろっている。ではどうすればいいのだろう。
「時は金なり」から「時は芸術なり」へ。これはドリームスペルの背景概念の1つだ。量と金銭としての時間から、質と芸術としての時間へのシフト。残されたマヤの暦と数の体系の中に、現在の行き詰まりを未来に向けて打開する英知を垣間見ることができるだろうか。そしてさらに生命時間を機械時間に汚染していくウィルスに対するワクチンとして、この時間感覚をみずからの内によみがえらすことということ…。さてそれでは様々な視座からこのマヤの知的密林を、既成のマヤ学や考古学的見解に捕らわれない視座と発想を持って、他の様々なジャンルとの照応にも気をつけながら、一緒に通り抜けてみることにしよう。
何をもってマヤと呼ぶか
マヤとは何かという定義によって、その言葉の指す古代文明の時代的・空間的範囲が変わってくる。したがってマヤとは何か、マヤ暦とは何かを論ずる前に、まずどこまでをマヤと呼び称するかを明確にしなければならないだろう。中米の北緯10度から25度の間に収まる古代高文化領域はメソアメリカと呼ばれている。この領域は時代によりまた地域によりオルメカ、テオティワカン、トルテカ、チチメカ、サポテカなど様々な文化・文明が盛衰した。このメソアメリカ各地の文化は共通して、ピラミッドを含む巨大な都市を造り、トウモロコシやトウガラシやカボチャや豆類を栽培していたが、特筆されるべきはやはり260日周期の神聖暦と365日周期の農耕暦を中心とした独特な暦法を用いていたという事だろう。
日本ではかつてこの中米独特の文化圏を大ざっぱに「マヤ・アステカ」という呼び方で紹介されてきたりもした。しかし正確にはマヤ文明はこのメソアメリカという古代高文化領域の東の端で栄えた文明であり、その地域はメキシコのユカタン半島諸州及びタバスコ州とチアパス州東部、グアテマラ、ベリーズ、及びホンジョラスとエルサルバドルの西部である。南北約850キロ、東西約550キロで、面積にして約32万平方キロメートルとも35万平方キロメートルとも言われているが、これはほぼ日本の面積に相当する。
ところで「マヤ」という名称はどのような意味を持っており、どこから来たものなのだろうか。そして「マヤ人」と言う時、どのような人たちの事を指すのだろう。実は「マヤ地方」もしくは「マヤ文化」という時、それが指すものは研究者によってまちまちであり、それらについてきちんと統一された概念があるわけではない。またさらに研究者が「マヤ人」と呼んでいる人々のほとんどが、自分達の事をマヤ人とは称していないのである。グァテマラの原住民はキチェー族、カクチケル族等と称し、またメキシコのチアパス州ではトホラバル族、ツォツィル族等と自称している。
わずかにマヤの名前が見いだされるのは、ユカタン地方の「チュマイエルのチラム・バラムの書」の中にであり、それによるとマヤという名は、ユカタン地方最後の統一勢力の拠点であるマヤパン市の支配集団と関係があるとも解釈できるという。言語学者アルフレド・バスケスによればマヤがマヤ語の「鹿」、パンがナワ語の「旗」を意味するという。また同じくナワ語ではマヤトルがコガネ虫を意味し、マヤケンが狼を意味するともいうが、実際のところよく分かっていないというのが実状である。
現在の研究者の中にはマヤ人は次元の狭間を行き来していたという表現をする者もいる。このような言明を取り上げる場合、現在もメソアメリカ地域に生活している原住民の人達を「マヤ族」と呼び、あのマヤ文明を築いた次元航行者達の事をマヤ人と表現して、明確に区別する必要があるだろう。文明の絶頂期に全てを残して忽然と消えていったマヤ人と、現地に残ってその智慧と子孫を残してきたマヤ族の人達。「ユカタン事物記」の中には貴族層は色が白い種族であったという表現が見られるが、実際に当時からあの文化文明を築きあげた一部のマヤ人と、統治されていた者達もしくはその末裔とは異なっていたという可能性もあるだろう。少なくともマヤ人の世界を認識把握する精神構造は、明確に異なっていたものと考えられる。
現在もその文字の解読や数理体系の解明が進められているが、マヤ文字は一つ一つが意味を持つと共に音も付いていて、しかもそれら同士を漢字の会意文字のように組み合わせる事も可能である。そこで漢字的な言語認識能力があり、かつ数理のセンスも有する日本人が、その解読に一番適しているという話もある。世界観同様マヤ人の技術もまた飛びぬけていて、今でもメキシコの博物館や研究施設に行けば私たちはさまざまなオーパーツを見る事ができる。もっとも一部のピラミッドや建築物、暦のまだ解明されていないエッセンスもまたオーパーツであるが、実は一番のオーパーツとは私たち人間そのものなのだ。過去からのつながりや存在理由を喪失してしまいつつも、それでもその記憶をどこかに保ちつつ現在の時空を生きている私たち自身が、謎と魅力に満ちた最大のオーパーツであるという事。
この私たち自身の中にこそ、忘却してしまっている叡智や神秘や美しさが眠っているとすれば、この外的環境も内面世界も絶体絶命的な危機状況下にある現在こそ、私たちはそれを想起し、活用し、そしてそれすらも超えて新たなる道を創出していかねばならないだろう。実はマヤとは他所と他の時間にあるのではなく、未だ眠っているとはいえ私たちの中にこそ存在しているのだ。「足は地に触れる時、足に触れる」という仏陀のパラドキシカルな言明があるが、私たちは私たちの中にマヤを想起する時、マヤの本質に触れるのである。…まあしかし急いては事を仕損じる。何はともあれ、まずは1つ1つ目の前のマヤを見ていく事にしよう。
マ ヤ 族 の 宇 宙 観
もしかつてマヤ人が世界の次元界面接続期を迎えて、上位の次元に移行するかこの地に残るかの選択をする事になったとしたら、晴れてあちらに行く人もいれば、次の次元反転期までの長い時の土台を作るためにこの地に残る人もいただろう。残った人は全てを忘れて、長きサイクルをまた進んでいく。私たちはその敢えて残る者のかすかな記憶もまた無視すべきではない。したがって私たちは現在のマヤ族に残る世界観も見ていく必要があるだろう。もっとも多くの部族民族に別れており、それぞれがローカルな神話や世界観を持っているので、ここではメキシコ南部チアパス州のツォツィル族の世界観をベースに見る事にしよう。
宇宙は天界・大地・地下界の三層からなっている。一番上の天界は三層の立体ないしドームで、各層に天体が位置している。天体の中で最も大切な太陽と月はそれぞれ「われらが父」「われらが母」と呼ばれ、われらが「われらが主」と総称される。天界の神の数は13である。大地は宇宙の中間層である。大地は平面が正方形ないし長方形の立体であり、周囲を海に取り巻かれ、その四隅を「大地の柱」が支えている。四隅にはヴァシャクメンという神がいる。地上の人間もしくは神の数は7、そして地下世界の神の数は9である。ところで天界の神の数13、地下の神の数9、そして地上の人間もしくは神の数7が出会う819日周期の暦というものがある。この数学的・幾何学的・天文学的にもユニークな特徴を有する819日周期については後で詳しく見る事になっている。
さて高い山々には、人間の一人一人と運命を共にする動物分身霊ヴァイヘリルが生息し、保護神がそれを守っている。これは人間が母親の胎内に宿ると同時に、山の中で何らかの動物が身ごもり、両者は同時に生まれ落ち、死ぬまで運命を共にするという霊魂観だ。両者は運命を共有しているので動物が傷つけばもう人間も傷つくし、人間が死ねば動物も死ぬ。分身だからその人の行動を見れば、自ずとその人のヴァイヘリルも分かるという。呪術師に頼んである人のヴァイヘリルを知り、その動物に危害を加えれば相手に間接的にダメージを与える事もできると信じられている。だから夢見で知った自分のヴァイヘリルは他人に知られないように隠しておくのだ。
このような考え方はネイティブアメリカンの中にも見られる。その人その人にそれぞれの守護動物の霊が存在し、その動物霊のキャラクターがその人の気質や行動パターンを特徴づけるという、メディスン(呪術)的世界観である。また最近のニューエイジ的世代においても、一時のイルカブームで言われていた事だが、「人間の一人一人に自分と対になるイルカが必ずいて、地球の海のどこにいてもいつでもテレパシー的につながっている」という考え方があった。だから「自分一人で絶対的な孤独には陥る必要もないし、いつもその自分と対になるイルカのことを愛し、信頼して生きていけば必ずサポートがあるから、肯定的かつ力強く生きていける」というような表現であった。
一見全く新しいニューエイジ的発想のようだが、基本的にはこの動物分身霊ヴァイヘリルの世界観と同じである。しかしその事がどちらをも貶めるものではない。このメディスン・アニマル的発想の現代版である「自分と対になるイルカの存在、及びそれとの時空を超えたリンク」というような世界観を、私は個人的に素直に受け入れる事ができた。「次元の分身」とか「夢見の体」とか「守護天使」などという表現も、多重多次元に連続する「私」の分身として認識できるならば、インディオほどの真剣さを持ってではないが、現代人でも科学的根拠の有無云々という発想とは別のところで、1つの世界観として受け入れる事ができるのではないだろうか。その考え方のみに固執して他の世界観を拒絶するような愚を犯さなければ、このイルカという馴染みやすく愛苦しい存在の味付けも手伝って、この「光の体」とのリンクは結構明るく生きる元気を出させてくれる。
話を戻そう。泉・川・洞窟のようなくぼみや穴は、地中深くの「大地の主」の住処への入り口だ。この大地の主は雨・水・薪・意志・農作物など生活必需品を提供してくれると言う意味では善意的なのだが、人間の魂チュレルを抜き出して地中に連れ込み、死ぬまで奴隷として働かせるという恐怖の対象でもある。この人間の能力を超え、コントロールのきかないパワーを持つ大地の主の好意を何とか伺い、怒らせないように慰撫して人間の希望を聞き入れてもらう能力を持っているのが、呪術師たちなのだ。
動物分身霊ヴァイヘリルとは別に、上記のチュレルという魂の存在も信じられている。これは13の部分からなる魂で、人間の心臓か舌の先端に宿っていると言われ、死後も永久に失なわれる事がない。母親の胎内に子供が宿った瞬間、その子供にはチュレルが神によって埋め込まれる。子供は誕生してしばらくの間は、チュレルがまだ体内にしっかり固定していない。だから大人たちは子供をできるだけ丁寧に扱う。チュレルは子供が大人になってもずっと体内にとどまる。死後もこの魂は、人間が生きていた時間と同じだけ期間だけ土中に埋葬された遺体に残っている。そしてその後また神によって別の胎児の肉体に入れられ、生まれ変わるのである。
マヤの数記法と20進法
マヤでは1を表す点と5を表す棒を組み合わせる表記法を用いて数を表している。7を表すには棒を1本と点を2個、13を表すには棒を2本と点を3個、という具合にである。これは5進法的(ペンターブシステム的)表記法であるとも言えるだろう。(その他にも頭字体というマヤ文字で表す方法、幾何体というマヤ文字で表す方法、そして全体像というマヤ文字で表す方法の3種類があったが、ここでは煩雑なので触れないことにする。)
なおマヤの数字体系は20進法である。したがって10進法を用いている私たちなら9の次に来る数は一桁繰り上がって10となるのだが、マヤの場合は我々の19まで来て初めてその次の20で一桁繰り上がるのである。電卓はオン−オフの2進法で計算している。しかし計算結果をディスプレイに表示する時にはすでに10進法に変換してあるので、私たちはその過程の2進法計算については知らないままである。同様にマヤの20進法についても10進法的発想のままで見てしまうため、その位取りが1−20−400−8000…というように上がっていく事に違和感を覚えてしまう。10から19までも一桁の数(もしくは文字)で表せるという事が直感的に理解しにくいのだ。
しかし慣れてくればマヤの20進法は2進法と10進法を共に内包し、しかも5進法をも含む豊かなものである事がだんだん理解できてくる事だろう。デジタルな2進法だけではバーチャルリアリティから抜け出せないままであろうし、アナログな10進法だけでも過去退行的な独善の狭い世界観から出れなくなってしまう。その双方を兼ね備え、かつそれらを超えている20進法的発想を、知識としてではなく智恵として身につける事ができたなら、未来へ通じる道が開けるはずである。なおこの後で見る事になるが13の音程と組み合わされて、マヤの神聖暦ツォルキンの260パターンを構成するのも20の紋章である。この20の紋章はマヤの石に刻まれている紋章をポップにクリンナップしたドリームスペルのものだが、日本では混乱と煩雑さを避けるために私もこれを用いる事にする。またこのあと見る事になる20日が1か月にあたる18ヶ月のマヤの農耕暦にも20という単位が用いられている。
思い返せば正12面体の点の数は20、正20面体の面の数も20であった。正20面体と20の関係をその表面積からも見てみよう。1辺aの正5角形の面積は(5/3)a2だから、1辺1の正5角形の面積は5/3である。また正12面体は12の正5角形からなる。したがって1辺が1の正12面体の表面積は(5/3)×12=20である。また自然対数eの3乗もまたほぼ20(20.085496…)になる。数学的に見ても20はヒルベルトがユークリッド幾何を構成するのに用いた公理の数だし、連続する3角数の下1桁は20個ごとに循環する。正8角形の対角線の総数も20だし、4の正4面体数も20である。電子の半径はプランク長のほぼ10の20乗倍であるし、タンパク質は20種類のアミノ酸からできている。またシリウスは光度比にして私たちの太陽の20倍の光を発射している。
もっと身近に考えてみても、人間の全ての指の数は20本だし、日本で成人に達する年齢は20歳である。またイギリスの古い貨幣単位での1ポンドは20シリングだ。20年間海王星軌道の内側にいた冥王星もようやくその外へと抜け、20世紀はもうすぐ終わってしまう。しかしそれでも将棋の駒が20枚同士で戦うのも、普通のタバコが20本入りなのも、原稿用紙が20×20の400字詰めなのも当分変わらないだろう。
マヤの計時法と長期暦
マヤの暦は様々な周期が組み合わさっているため、一見複雑そうで取っつきにくい。しかしその仕組みを理解すると、その合理性とホロニックな構造の美しさが見て取れるに違いない。はまず最初に「長期暦」から見ていこう。長期暦とは過去のある日を起点にして数える暦である。その起点の日に関しては様々な説があるが、現在もっとも有力な説によると西暦(グレゴリオ暦)の紀元前3113年8月13日(別の有力な説としては紀元前3114年8月11日がある)となっている。この長期暦は惑星歳差運動周期として知られている約26000年の1/5すなわち約5200年弱の間続くのだが、この約5200年を1つのサイクルとして文明が興亡するという、文明周期仮説なるものも存在する。
代々のエジプト王朝(無印は紀元前)
《王朝》 《時代》 《年代》
第1〜2 初期王朝時代 3100〜2686
第3〜6 古王朝時代 2686〜2181
第7〜10 第1中間期 2181〜2133
第11〜12 中王朝時代 2133〜1786
第13〜17 第2中間期 1786〜1567
第18〜20 新王朝時代 1567〜1080
第21〜25 後期新王朝時代(第3中間期) 1080〜664
第26 サイス時代 664〜525
第27〜31 末期王朝時代 525〜332
プトレマイオス時代 332〜30
- ローマ支配時代 30〜AD642
- アラブ時代 AD642〜現在
現代エジプト学の定説によれば、今から約5200年前、すなわち紀元前3100年頃にエジプトでは第1王朝が始まったとされている。紀元前3113年という説もあるが、初代ファラオであるメネスが上下エジプトを統一して最初の王朝を作った。以後ファラオの統治は紀元前332年まで連綿と続くのだが、この期間に王朝は第31王朝までを数え、そして君主は390人に及んでいる。またブリテン島のストーンヘンジの建設は三段階に分けて建設されたことが分かっている。最新式の補正を施して行った放射線炭素測定による時代決定法によれば、このストーンヘンジの最初の建設は紀元前3000年頃に始められたであろうという結果が出た。さらにバビロニアではこの紀元前3100年頃に1対1対応の数記法と60進法が確定したという説が有力である。ほぼ紀元前3100年頃、つまり約5200年前にマヤ、エジプト、バビロニア、そしてケルトというそれぞれ地理的に離れている場所で、暦、王朝、数記法、建設が位相を揃えて開始されでいるのだ。これは単なる偶然に過ぎないと言うよりは、この時期にこれらの地域に、そして地域間に何らかの異変もしくは反転があったと想像することの方が論理的ではないだろうか。
そしてこのマヤの5200年弱の長期暦が終わる最後の日が、昨今一部で騒がれている2012年12月21日なのである。 さて何はともあれ、この長期暦は5つの計時単位からなる。その単位の基本は1日であり、それを1キンという。キンとはユカテク語で太陽または日を意味しており、またドリームスペルでは1人の人間をも表している。このキンが20集まって1ウィナルとなり、18ウィナルで1トゥンとなる。そして20トゥンが1カトゥンになり、20カトゥンで1バクトゥンになっているのである。そしてこのバクトゥンが13集まると1872000日となるが、これが前述の長期暦の1周期なのである。
この13バクトゥン1872000日を1年の日数である365.2422日で割ると、5200年弱と表現していた期間が実は5125年余りであることが分かる。またトゥンのところだけが20進法にしたがっていない理由は、地球の1年の日数に近づけるためであったとも言われるが、本当のところは分かっていない。ただこの360日は中国でもエジプトでもバビロニアでも用いていた。ここには1年365日とのより深い関係があるような気がしてならない。
13カトゥン =マヤ短期計算法全体日数 (20×20×18×13=93600日)約256年
13バクトゥン=マヤ長期計算法全体日数 (20×20×20×18×13=1872000日)約5125年
1キン =1日 -
1ウィナル =20キン 20日 -
1トゥン =18ウィナル 20×18 =360日 約1年
1カトゥン =20トゥン 20×18×20 =7200日 約20年
1バクトゥン =20カトゥン 20×18×20×20 =144000日 約394年
1ビクトゥン =20バクトゥン 20×18×20×20×20 =2880000日 約7885年
1カラブトゥン =20ビクトゥン 20×18×20×20×20×20 =57600000日 約157703年
1キンチルトゥン =20カラブトゥン 20×18×20×20×20×20×20 =1152000000日 約3154071年
上表の上から5段までが長期暦に用いる5つの計時単位である。また短期暦は93600日、約256年のサイクルであるが、この周期はちょうど産業革命以後であり、経済システムと時間の機械化が増大してきたタイムスパンである。また256年が28の数と同じであることも注目に値する。そしてその先の単位もまたマヤの計時法の中には存在する。上表の6段目は1ビクトゥンで約7885年、7段目は1カラブトゥンで約15万7703年、8段目は1キンチルトゥンで約315万4071年である。このような長い単位のサイクルでマヤ人は一体何を見ていたのであろう。紀元前3113年から経過した日数を刻印してある大きな石碑を考古学者はステラと呼んでいる。ホンジョラスにあるキリグアの「ステラD」には4億1168万3935年前と8億7360万年前の日付が刻み込まれている。また「ステラF」には11億9360万年前の日付が記されている。さらにはメカム文字という象形文字は256億年前の日付が、そしてムルクマル文字に至っては10兆2400億年前の日付が残されている。リニアルな時間感覚だけではもはやナンセンスとしてしか認識できないだろう。
なお下左表は上の360で1つよじれた20進法とは異なり、単純な20進法の数値である。分かりやすいように間にスペースを入れてみた。この数値から10進法の位取り及び2進法が見て取れるだろうか。この20の13乗が後で見る819日暦を連想させる数値であることにも注意。また比較しやすいように、トゥンのところで1つだけよじれているマヤの計時法をその右隣に入れておいた。このマヤの計時システムに現われている数は、10進法ホロンではあるが5芒星やペンローズの敷詰めタイルなどの構成角度の36度、72度、144度の数字と等しい。(2章「正4面体の2角と黄金分割比」参照。)時間方向に対しても何らかの黄金比を形成し得るタイムポイントもしくは結束点の存在を予感させる。なおホロン構造を有するということは倍音システムとしての共鳴が起こると解釈していいのではないだろうか。
<20進法に見る2進法と10進法> <マヤの計時単位における20進法>
200 = 1
201 = 2 0
202 = 4 00
203 = 8 000
204 = 16 0000
205 = 32 00000
206 = 64 000000
207 = 128 0000000
208 = 256 00000000
209 = 512 000000000
2010=1024 0000000000 1キン
1ウィナル
1トゥン
1カトゥン
1バクトゥン
1ビクトゥン
1カラブトゥン
1キンチルトゥン
=1日
=20日
=360日
=7200日
=144000日
=2880000日
=57600000日
=1152000000日
13について
前述した「世界暦」には4つの季節があると表現した。その1つの季節は31日+30日+30日=91日だが、それはまた13週間でもある。つまり7×13=91日だ。放送界や出版業者ではこの13週を1クールと言って、連載ものや連続ドラマで人気がないと大体この単位で切られたりする。メキシコのユカタン半島東部チチェン・イツァにある遺跡、ククルカンのピラミッドには4つの斜面それぞれに91段の階段がある。この全てを合わせた数が364段であり、最上段の平面を足すと365となるということは今や有名な話である。さてこの91という数は1から13までを足した数、つまり13の3角数である。また1から6までの2乗数を足した数、つまり6のピラミッド数でもある。また平面的には1辺6の波紋状6角数の交点の数である(ZONE−2の214「平面の充填と空間の充填」参照のこと)。この91は1年364日の1/4であり、千夜一夜物語のシエラザードの数1001日の1/11でもある。月の自転・公転周期である27.3日の10倍の273とは1:3であり、同じく50倍は1000+365日の1365日だが、91とこの日数との比は1:15である。またこの後見ることになっているマヤの819日暦とは1:9の比になっている。
91=1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13(13の3角数)
91=12+22+32+42+52+62 (6のピラミッド数)
91=13×7 (1クール、13週)
91=364/4 (1/4年)
91:273:364:819:1001:1365=1:3:4:9:11:15
月は公転周期の27.3日をかけて地球の周りを1公転するが、地球自体も太陽の周りを公転しているので満月から満月までの朔望周期は29.5日である。月にはこの他にも下に記したような様々な周期があるが、それらも含めて平均すればほぼ28日となる。したがって28日×13ヶ月+1=365日・1年という構造は、まさに<month>の月を表す意味からも合理的である。
恒星月:27日7時間43分11.5秒 =27.32日 (※)
回帰月:27日7時間43分4.7秒 =27.32日(春分点を基準とする)
交点月:27日5時間5分36秒 =27.21日(昇交点を基準とする)
近点月:27日13時間18分33.2秒=27.55日(近日点を基準とする)
朔望月:29日12時間44分3秒 =29.53日(太陽を基準とする)
さて「世界暦」の4つの季節と言ったが、我々の周りに実際の季節があるのは地軸が公転軌道平面に対して傾いているからだ。その赤道傾斜角23.4度と曲率0の平角180度との比は、23.4:180=13:100である。つまり地球の地軸の傾きは平角180度のぴったり13%であるということだ。 月といえばその公転周期27.3日に1年1日法的対応をしている、公転周期27.3年の土星である。土星の密度と地球の密度の比率は13:100である。つまり土星の密度もまた地球のそれの13%であるということだ。土星の会合周期が地球の公転周期365日に13日を足した378日であることはもうすでに見た。また365日から13日を引いた352日の方は2水星日、つまり水星の1日176日の倍であることも私達はすでに知っている。
参考:恒星の出没時間の計算
3次元空間においては1つの球体に同じ大きさの球体が最大12個接することができる。そしてその重心をつなぐとアルキメデス立体の1つであるベクトル平衡体になるということはすでに見た。またこの世界は12で閉じていて、それを超えて行くには反転という13の概念が必要であると言った。この空間はそのベクトル平衡体の中心核から外部の12の点への方向がある。それは目に見える共通の物質的外部世界であり、その場において他者とのコミュニケーションが成立する。しかしそこにはまだ確固たる自分の判断や価値基準が入っていない。内面世界と外面世界をスムーズにつなげる13番目の位置・力点を獲得して初めて独自の視座や独創的な世界への関与の仕方が生まれ出てくるのだ。13とは12個の球体に囲まれて見えなくなっている中心の球体であり、自分自身を介することによってのみ内面世界と外面世界の乖離を全体性の中に修復できるのである。
このベクトル平衡体の第1外殻の12個に中心核を足すと13となるが、一つ開いた世界(次元)にもさらなる界面限界があるだろう。ベクトル平衡体の第n殻の総数は10・n2+2で表される。したがって例えば第2殻は42で閉じている。その中に入れ子としてある13をカウントすると55となるが、この数は10の3角数でもある。つまり1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=55ということだ。そもそもベクトル平衡体の第n殻の総数が10・n2+2というように整数の2乗の10倍に2を足すことを見てもそうなのだが、12で世界は閉じているという捉え方をしつつ、その認識において人間の精神構造が10もしくは10進法とも深く関わっていることが、数の形として目に見えてはこないだろうか。ちなみにこのベクトル平衡体の第3殻は92である。これまたすでに見た自然界に存在する元素の数であり、正4面体を除いた4つのプラトン立体の面と点の総数であり、人間の染色体の数46の倍である。
数と立体と10進法や1年365との整合性は別の節で詳しく見ていくとして、ここでは13に戻ろう。上記のベクトル平衡体も含まれるアルキメデス立体は全部で13種類だったし、正6面体、正8面体、ケプラーの星型8面体の回転対称軸も13本であった。またフィボナッチ数列の第7項もまた13であった(1,1,2,3,5,8,13…)。さらに魔方陣で言えば、5次魔方陣の中心数は13である。
3
20
7
24
11
14 20 21 2 8
16
8
25
12
4
10 11 17 23 4
9
21
13
5
17
1 7 13 19 25
22
14
1
18
10
22 3 9 15 16
15
2
19
6
23
18 24 5 6 12
13という数は様々な世界観や物語の中にも出てくるが、内部構造としてはやはり12+1という形が頻出している。占星術的に見れば中心の1とは言うまでもなく黄道12宮に対する太陽(もしくは地球)であり、12使徒をつかねるイエス・キリストである。叙事詩「オデッセイ」の中の12人の従者とその主人オデュッセウスや、欧州童話の中で動物に帰られてしまった12人の兄王子達とそれを苦難の末に助ける1人の妹王女というパターンも同じ構造をしている。キリスト末期の宗教における神を神秘的直観的に認識する世界観を持つグノーシス派が言うところの、13番目のアイオーン(完成)、12の上にそびえる冠である。この12とそれを反転する1、もしくは12ともう一つの全体としての1の構造はアナログの時計の中にも見ることができる。すなわち12等分された長針の一回りに対応する短針の12分の1の1目盛りの関係である。
(※)恒星月:ある恒星が時圏を2度連続して通過する時間のこと。
マヤの819日周期と日本の819年周期
人類の歴史には800年サイクルの興亡周期仮説があるそうだ。そしてその800年周期で、東洋と西洋がちょうどつるべのように交互に興隆と衰退を繰り返しているという。私はその話を聞いたとき、マヤにおける819日周期の暦の存在を思い出した。この通常のマヤの暦に挿入される特殊な819日周期暦はマヤの研究家トンプソンによって発見されたもので、7世紀に最初にパレンケで発明され、ヤシュチランに伝わり、やがてコパンやキグリアに広まったものである。例が少ないのと発見された地域が限定されているのでさほど重要視されていないが、この819そのものが実は非常に興味ある数なのである。
この819という一見特徴のない数もマヤの世界観からすれば、天の神の数<13>と、地下世界の神の数<9>と、地上の人間もしくは神の数<7>が出会う数である。つまり13×9×7=819だ。天の神の数<13>と地下世界の神の数<9>の積は117だが、この1金星日の日数でもあるこの数はマヤでは随所に顔を見せる。また天の神の数<13>と地上の人間もしくは神の数<7>の積は91である。この91については「13について」の節ですでに見たが、819という数はこの91という数の9倍でもある。
この819という数には後で見るように他にも様々な特徴があるが、最初に言った歴史の800年周期仮説との相似性がないかと思い、日本の歴史に照らし合わせてみた。BC3113年から始まったマヤの暦は2012年で終わりとなるのだが、この2012年のデッドエンドから819年の波長がのサインカーブを過去に向かって引いてみて、その振幅が0になる年を歴史年表の上で洗ってみた。そもそも819日周期と819年周期であるから、何らかの日年変換が可能なホロン構造を有するのではないかというかなり安直な想定からのものであるが、意外にも面白い結果が出た。
この2012年から過去に向かって逆進するサインカーブが、まず最初に0に触れるのは西暦の1602.5年、すなわち1603年である。この年は徳川家康が征夷大将軍に任命されて、その後約260年続く江戸幕府を創設した年だ。またちょうど1サイクル分の819年戻った年は1193年であるが、その前年の7月に源頼朝がやはり征夷大将軍に就任して、武家社会の最初となる鎌倉幕府を開いている。
さらに819/2=409.5年戻ると783.5年、すなわち784年である。この年に時の桓武天皇は旧勢力及び奈良仏教との絶縁を願って長岡京遷都を計画した。実際は暗殺や妨害などで未完成であったが、その10年後の794年に平安京として、遷都が完成している。なお最初から2サイクル分の時点まで遡ると394年となるが、歴史に残っている限りでは391年から倭の軍勢が朝鮮半島に進入して、以後何年もの間支配と戦争を起こしている。これ以降もBC35年、同445年、855年、1264年…と続くのだが、歴史が残っていないので今のところはこれ以上何ともならない。今後の考古学的発見も含めた研究を待つ。
819という数の数学的特徴
ところでこの819という数について、少し数学的な見方をしてみよう。まずこの819に1を足した数820は「40の3角数」である。また819はマヤの天の神の数「13」のピラミッド数である。 ある数の3角数とは1からその数までの総和のことだ。したがって40の3角数とは1から40までの整数の総和(1)のことである。ボーリングのピンを並べる要領で、1列目に1本、2列目には2本、3列目には3本を…というように次々にピンを並べていってみよう。そして最後の第40列目に40本を並べ、それまでのピンの総数を数えれば、全部で820本になっているのである。ここで一番最初の1本を取り払ってしまえば、全部で819本になる。(40から1を引いた39は13×3である。)
ある数のピラミッド数とは1からその数までの2乗数の総和のことだ。つまり13のピラミッド数とは1から13までの2乗数の総和(2)のことで、それが819になるのである。3角数は平面的に考えたが、ピラミッド数はこれを立体的に考えればよい。1ユニットを1つの角砂糖に見立てて、角砂糖のピラミッドを作ってみよう。まず(13×13=)169個の角砂糖を正方形に並べて一番下に置き、その上に(12×12=)144個の角砂糖を正方形に据え、さらにその上に(11×11=)121個の角砂糖を乗せ…というように、最上段に(1×1=)1個が乗るまで全部で13段になるよう積み重ねてみよう。するとそのピラミッド型角砂糖の総数が819個になるのである。もちろんこれらは1ユニットをボーリングのピンや角砂糖としてみただけで、代わりにサッカーボールを用いても立方体レンガを使っても問題はない。数を形として平面的・立体的に見て取れれば何で代用してもよいのである。
1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13+14+15+16+17+18+19+20
+21+22+23+24+25+26+27+28+29+30+31+32+33+34+35+36+
37+38+39+40=819+1…(1)
12+22+32+42+52+62+72+82+92+102+112+122+132=819…(2)
遍在するマヤ的な数の論理
少し注意深く世界を見れば、この13−20を連想させる数のロジックが、実はマヤを中心としたメソ・アメリカだけのローカルな論理ではないことが分かる。「13の月の暦」と同型の28日が13か月プラス1日の暦を用いているケルト地方では、現在でも20進法を使っている。マヤの農耕暦は前述した通り、20日がひと月の18ヶ月プラス5日で365日だ。一方ケルトの文字には18の木の名を表す子音があり、それぞれその木の繁茂する季節を表している。そして母音は春分・秋分・夏至・冬至を含む太陽の位置を示している。このマヤの暦の構造と、ドルイドのアルファベットといわれるものの構造とは同型と見て差し支えないだろう。
先日ブータンに2年あまり滞在して帰国した人と親しく話す機会があった。彼は公的機関に所属し、現地の人やインド人を使って城郭の修復をしていたという。彼に13−20進法の話をしたところ、ネパール・チベット・ブータンなどの文化圏でも指の関節を使った20進法の数え方があり、実際に今でも用いているという話をしてくれた。それどころかさらに260日周期の暦も存在していると明言していた。メキシコのテオティワカンその他の遺跡を研究する「テオティワカン・プロジェクト」の杉山三郎氏は、建築に適応されていた長さの基本単位が83pであることを、正確な測量を元に立証した。この数字で建造物の長さが割り切れ、その値がメソ・アメリカの重要な数になっているというのである。例えば太陽のピラミッドの基底部の1辺は、216m(これは建造時の数値であり、一般に言われている220m余りとは増築部を加えた値)だが、これを83pで割ると260になる。また83.333…で割ると、259.20…で惑星の歳差運動周期25920年の10進法ホロンにより近い数値が出てくる。216は6の3乗であり、この数は一意で666と同じ意味を持つともいえる。
一方メソ・アメリカとは地理的に全く別の場所である、ケルト民族の残した遺跡の研究によれば、ストーンヘンジに限らずブリテン諸島の巨石遺跡の建設者は、精密な測量によって一部では長さの共通単位約2.72フィート(約83pで、現在は石器時代のヤードと呼ばれている)を用いていたが、この符合はいったい何だろう。全く別の場所で同じ長さの基本単位が使われているからには、このメートル法でいう83pという長さには、それなりの共通した論理、もしくは共通の世界認識・精神構造があったのではないだろうか。それともテオティワカンの遺跡を建造した人たちと、ストーンヘンジを建設した人たちとは、時間と空間を超えて何らかの交流があったのだろうか。
この83pと人間ではなく地球を基準にしたメートル法の1mすなわち100pとの比率は、ほぼ10:12(=5:6)である。したがって地球周長約40,000,000mは、この83pを仮に1Tとおいて基本単位と考えると、約48,000,000Tとなる。これをもう少し正確に計算してみると、赤道全周40,075,040.00mが、48,283,180.72Tとなり、また子午線全周40,007,880,000mが、48,202,265.06Tとなる。ところでこの値の3乗根を取ってみると、それぞれ364.1374032…と363.9338754…になる。実際には計算上の有効位桁数というものがあるから、下位の誤差は問題にしなくてよいとして、この83pという長さを基本単位に考えれば、地球の周長は364の3乗に極似しているということが分かる。累乗方向への発想も重要だと先に述べたが、それは取りも直さず累乗根方向のホロンも見ていかなくてはならないということである。
知覚と思考の限界を超えて
人間の可聴帯域は20〜20000Hz(ヘルツ…1秒間の振動数)である。また人間にとっての可視光線とは電磁波のわずか380〜780nm(ナノメートル…10億分の1メートル)の帯域に過ぎない。同じように味覚・嗅覚・触覚にも人間としての狭い領域での限界が存在する。わずかの個人差は種としての微々たる揺らぎに過ぎない。イルカ・クジラの仲間は人間の可聴帯域である20〜20000Hzの音を出すことができる。犬はそれより高い音を聞き分けることができ、嗅覚能力も人間より遥かに優れている。私たち人間はこのような非常に狭い知覚認識の帯域内でのみリアル感を得ることができるのだ。
もっとも中には普通の人よりも敏感な知覚器官を有していたり、より微細に識別すべく訓練している者もいる。しかし繊細過ぎる舌を持つ食通が普通の料理を食せなくなったり、絶対音感を有しつつもほんのわずかの音のずれで吐き気を催したり、香水やお香の微妙な匂いを嗅ぎ分けられるが粗雑な臭いには卒倒するというのでは、もはや尋常ではない。趣味であれ仕事であれ、自らの知覚をさらに狭い帯域に閉じ込めてしまうことは、デリカシーのない粗野な人の感性と表裏だが等価なフリークだ。知覚認識バンドを繊細にも大胆にも意識的にスライドできる者は、豊かな世界を多重に認識できるだろう。
10進法的なホロンの対数的な認識。例えばppm(parts per million)という単位を聞いたことがあるだろう。この10-6、つまり100万分の1を表す濃度単位だ。そしてその下にはさらにppb(parts per billion)という単位は10-9、10億分の1を表している。10億分の1とは1つの細胞の中の1つの原子、1人の人間の脳経細胞の中のたった1つの細胞に当たる。もっと現実的なサイズで表現すれば、中国の総人口10数億だとして、その中のたった1人の美少女。それが1ppbのオーダーだ。さらにその下にもppt(parts per trillion)という濃度単位もあって、それは10-12, 1兆分の1を表している。私たちが一番馴染みのあるパーセントのオーダー(10-2)とは、被検液の中によだれを垂らすと値が変わるというレベルだ。それに比べてppmは被検液の中に指を入れるだけで値が変わるレベル、ppbとは被検物に人が近づいただけで値が変わるレベル、そしてpptとは人の気配がしただけで値が変わってしまうほどのものなのだ。
とてもそんな微妙・微細なレベルを生物学的に見ても貧弱な人間の感覚器官では知覚認識できないよ、と思うかもしれない。しかし私たちは感覚器官で実際に知覚できなくても、イマジネーションでそれを補うだけの知性と感性がある。そしていまや私たちは、科学技術を用いて樹木の発する音や惑星の回転する音や微生物のつぶやきなどを耳にすることもできる。機械的操作で望遠鏡や顕微鏡のように上位下位に倍音変換して、実際にホロニックな音として可聴帯域でそれを聞くことができるのである。
では時間のホロニック構造を私たちの日常感覚的な線的時間の流れ方に翻訳しするとどうなるだろう。現在の宇宙の最初は120億〜150億年前と推定されているが、この宇宙の歴史を42,195kmのマラソンコースで表してみることにしよう。現在宇宙の全ての方向からやってくるビッグバンの残響温度である、背景輻射は最初の11cmのところの条件を表している。太陽系の歴史は今から46億年前始まったと考えられているが、宇宙のマラソンコースではすでにその2/3が過ぎてしまっている。また生命が初めて発生した36.5億年前にはもう道のりの3/4まで来ており、余すところ12kmになっている。何らかの形の人類は最後の16mのところでようやく出現する。ネアンデルタール人はゴール直前の40cmで初めて顔を見せる。4大文明以前の古代都市は4cm手前で立ち上がり、近代的な工業社会にいたってはわずか最後の0.8mmのところでしかないのだ。
37
2010/4/30
絵は森本哲郎氏の「僕の旅の手帳」から(角川書店)
もし幸運にも,若者の頃,パリで暮らすことができたなら,その後の人生をどこですごそうとも,パリはついてくる 。パリは移動祝祭日だからだ。
ある友へ
アーネスト・へミングウエイ
1950年
「私は雨の中を歩いていった。通りを下ってアンリ四世校と古いサン・テティエンヌ・デュ・モン教会の前をすぎ,風の吹き渡るパンテオン広場を通り抜けてから風雨を避けて右手に折れる。そこからようやくサン・ミシェル大通りの風のあたらない側に出たら,そこをなおも下ってクリュニー博物館の前を通り,サン・ジェルマン大通りを渡っていくと,サン・ミシェル広場の,通い慣れた,気持ちのいいカフェにたどり着く。そこは暖かくて,清潔で,心なごむ,快適なカフェだった。
私は着古したレインコートをコート掛けにかけて乾かし,くたびれて色褪せたフェルト帽を長椅子の上の帽子掛けにかけてからカフェ・オ・レを頼んだ。ウエイターがそれを運んでくると,上着のポケットからノートをとりだし,鉛筆も用意して,書き始めた」
アーネスト・へミングウエイ
移動祝祭日より(高見浩訳)
border="0">スペイン従軍記者時代弾丸を受け性的不能になったヘミングウエイは「誰が為に鐘はなる」を書いたがTo whom the Bell ringsではなくtolls(弔いの鐘)となっている。ヘミングウエイにとって射精は生涯の願望であった。「日はまた昇る」で言っている。「女というのはいつ請求書を出そうか,そればかり考えている」と 。(ブルック・シールズの慰謝料20億円もタイガー・ウッズの奥さんから突きつけられた470億円に比べるとなんとも小さく見える?)へミングウエイは三人の女性とおのおの2年で離婚し,最後は4年もったがそれはライフル銃による自殺であった。週何回することが夫婦としてのあるべき正しい姿であると考えている女性は多い。フェミ二ズムとははヘンリーメイコウによるとイルミナティによって仕掛けられたとのこと。。
現在の新宿2丁目はかつての赤線地帯である。パンパンくずれの梅毒もちの女の掃き溜めであったこの2丁目も作家にかかると見違える女になる。
『青春の門・自立篇で早稲田大学へ入ったばかりの信介は,ある日校門の前にいた2年生の緒方に出会い,物語は始まる。緒方は演劇を専攻し信介は,はじめて新宿2丁目の「かおる」を知る。学生は金がない時,かおるのもとへ本を持参して金を借り,バイトが終わると借りた金と引き換えに本を返してもらう。
いつもかおるの部屋は,貧乏学生の本でうまっていた。悲しい真理を知りつくしている哲学者的「かおる」と楽しい真理しか知らない学生との交流を描いている。
緒方は信介に言う。夜になると面白いぞ あっちでもこっちでも女達の例の声がきこえてな。あれは客に早く行かせるための演技にすぎんがね。
「スタ二スラフスキーの演技論]では,まず自分が感情移入して その役と状況に没入してしまわなきゃならん。
だがここは演技で没入しちまったら意味がないだろ。自分はあくまでも醒めていて,客だけを興奮させなきゃならんのだからな。
夢中にならず真に迫る,という困難な命題が彼女達には課せられているわけだ』
優秀な奥様は多分「スタニスラフスキーの演技論 」を読んでおられるのでしょうね,きっと。結婚すればただでできると思っている人........奥様はちゃんと数えているのですよ!!
インスピレーションや潜在意識の大切さを伝え、それが「役を生きる(living a role)」ことにつながるといっています。ここで間違えてはいけないのが、「なりきること」が「役を生きること」ではないということです。これが夢中にならず真に迫るということ。
『子どもというのは本当に素直です。妙な偏見に侵された大人たちとはまるで違う。お父さんのペニスが充分に勃起したとき,お母さんのバギナに.......
ソクラテス:えっ,えっ,何だって?
代表(大声で):お父さんのペニスが充分に勃起したとき,それをお母さんのバギナに挿入すると言ったのです。何か?
ソクラテス:いや,僕の耳が聞き間違えをしたのかと思ったんだ。わかった。それで?
代表:それで,お互いの快感が最高潮に高まったときに射精して完了するのが正しい性交の在り方だと教えてあげると,子ども達は目を輝かせて息を呑んで聞いてくれるのです。性と性の素晴らしさに感動しているのですね。このとき私は,自分が性教育に従事していることの歓びに.ああ,恍惚とするのです』<池田昌子・帰ってきたソクラテス>より。
聖霊の名のもとに妊娠するのか??これは精神病院のお話だろうな。
次の文章を笑わずに読めた人は........座布団何枚?
『天使ガブリエルがマリアに近づいて言った。あなたは神から身ごもって男の子を産みます。名はイエスとつけなさい。神である主はその子に父ダヴィデの王位をお与えになります』と。
『おれは一体なんという人間なのだろう。信介の体のなかで息苦しい快感と,真っ黒な絶望感とが同時にふくれあがり,今にも破裂しそうだった。それは彼が性に目覚めた少年時代から,ずっと信介につきまとって離れない,一つの鎖のような絶望感だった。それに突き当たるとたちまち心が醒めてくるのだ。いままでの情熱が,霧につつまれたようにぼんやりと薄らいでゆき,いいようのない脱力感が体の奥までひろがりはじめる。(一匹の黒い犬がおれの中に棲んでいるみたいだ)。その黒い犬は赤い舌をだし,いつも濁った赤い目でじっと信介をみつめていた』。<五木寛之青春の門・放浪篇>より
男の子を育てているお母さんたちは実は何にも分かっていないのですよ。男の子の育て方?ある時期に勘当すればいいのですよ。一騎当千の男として10年後に戻ってきますよ。
ナタナエルよ!君に情熱を教えよう。それは平和な日々を送ることではなく苦痛にみちた日々を送ることだ。
<アンドレ・ジィド 地の糧より>
こちらは協和紙業のちりがみ交換です 。
「昔,キャロルでデビューしたとき,『週刊平凡』という芸能週刊誌が,どえらい勢いでインタビューに来たことがあった。「矢沢さん,奥さんと子どもさんがいらっしゃいますよね。全部こちらで裏とってあるんですけど。正直に言ってくださいよ」記者は勢い込んで聞いてきた。「いるよ」オレはそう言った。記者は拍子抜けしたみたいな顔をした。たぶん,オレがびっくりして否定するとか,逃げ回るとでも考えていたんじゃないか。「それってスクープみたいな感覚?おまえ,バカじゃないの。子どもくらいいるに決まってるじゃん。女房もいるくらいだもん。オマンコしたら子どもできるの当然じゃん。で,おまえのところは,週に何回やっているんだ,オマンコ」 「へッ?私は......」「オレは子どもが好きだしな。男はみんなばりばりよ。そんで何なの,質問は?」「いや,もういいです」尻尾を巻いて逃げてった。話は終わった。くだらないけど,そのときの矢沢の印象が,業界じゅうにまわったみたいだ。「ありゃ食えんわ」って。<205〜206ページ>
拍手コメント欄で推薦された歌。
それは...歴史を辿る少女と世界の物語
詠いたい詩があるんだ...辿りたい途があるんだ...
守りたい丘があるんだ...誇りたい薔薇があるんだ...
収めたい戦いがあるんだ...聴かせたい歌があるんだ...
語りたい航海があるんだ...掲げたい右腕があるんだ...
どんな時でもボクらは諦めない 歴史の彼方 遠くて近いソラ
キミとの約束 受け継がれる想い 終わらないボクらの系譜...
物心付いた時 母は既に居なかった
仄かな哀しみは 優しい子守唄...
生まれてくる前に 父も既に居なかった
確かな憎しみは 激しい恋心...
違う星を抱いて 生まれてきたボクらも現在は
同じソラに抱かれてる それなのに...それなのに...
あの頃ボクらが夢見てた 未来へ駆ける白馬を
追い駈ける影が在ることも 識らなかったボクらを乗せて
疾って往くよ...予言された終焉へと...
<黒の予言書>それは「存在してはならない書物」
とある予言書崇拝教団の施設より押収された
全二十四巻から成る黒い表紙の古書
そこに記されていたのは 有史以来の数多の記録
ある種の整合性を持つ 歴然とした年代記
それを史実と認めるならば
我らの肯定してきた歴史とは何なのだろうか?
書の記述は未来にまで及び 一つの相違に
複数の学説を芽吹かせ 蟲惑の論争を咲かせる
その最大の論点は 近い未来この世界が
終焉を迎えるという<史実>...
何処までが味方で何処からが敵だ?
そこを見誤ると歴史に屠られる
各々で勝手に境界を敷いてる
白地図に刻むは争いの軌跡だ
嗚呼...狭い...ここは何て狭い世界だ...
敵は全部殺すんだ 盟友よそれで一時安心だ
(幸セカイ? 嗚呼...シアワ世界? 死逢ワ世界? ソレデ...幸セカイ?)
けれど味方も敵になるんだ ならば先手打って殺すんだ
(幸セカイ? 嗚呼...シアワ世界? 死遭ワ世界? ホント...幸セカイ?)
しかし敵は無くならないんだ だから怯えながら暮らすんだ
(幸セカイ? 嗚呼...シアワ世界? 死逢ワ世界? ソレデ...幸セカイ?)
されどそれを繰り返すだけだ それが幸せを掴む途だ
(幸セカイ? 嗚呼...シアワ世界? 幸セヲ掴ム途ダ...)
間違ってる そんな論理は 間違ってるんだ
この世界を 売ろうとしてる 奴らがいるんだ
気付くべきだ 気付いたなら 戦うべきだ
たった一羽 時風に向かう 白鴉のように
あの頃ボクらが夢見てた 未来へ託した地図を
描き換える影が在ることも 識らなかったボクらを超えて
疾って往こう...予言にない<ハジマリ>へと...
物心ついた時 母は既に居なかった...
病死だとボクに告げたのは
孤児であるボクを引き取り養育した組織だった
組織には似たような奴らが何人も居た
やがて組織に疑問を抱いたボクらは組織から逃亡した...
黒の予言書より
シオンのプロトコール=Black Chronicle Genocide
滅びゆく世界の果てに 誰を裏切る
煌く宝石を投げ込む愚行 其処は泥沼だ
其の滅びゆく世界の輪から 誰が抜け出す
今更助け合っても無駄さ 其処は底無しだ
ボクらは世界を識っていた...ボクらは歴史を識っていた...
ボクらは未来を識っていた...本当は何も知らなかった...
ボクらは世界を知りたいんだ...ボクらは歴史を知りたいんだ...
ボクらは未来を知りたいんだ...今からそれを見つけるんた...
我らは書に拠って 祝福を約束されし者...
彼らは書に拠って 断罪を約束されし者
書に刻まれし終焉の魔獣 黒き秩序に従い
歴史を駈け堕りる審判の仕組 最後の書頁めがけて...
美しく在ろうが 醜く在ろうも同じ...
賢く在ろうが 愚しく在ろうも同じ...
その闇に屠られてしまえば 存在など虚構も同じ...
数多の記憶 歴史を呑み込んで尚 その魔獣は止まらない...
ソラから舞い降りた白い翼は 消え去ることも恐れずに闇に向かって往く その頃ボクらは...
黒の教団 地下大聖堂...
「お帰り<可愛い我が娘達>よ...と言ってあげたい所だが
どうやら我々の同志に戻るつもりはないようだね...」
「残念ながらもう手遅れだ、書の魔獣は誰にも止められないのだよ...
終焉の洪水がこの旧世界を屠り、全の歴史を呑み込むまで...」
「養父、アナタって人は...!」
「その眼を見ていると、嫌でも思い出す...
<反逆者の父親>、<逃亡者の母親>...やはり血は争えぬということか...」
「<黒の神子>よ、私は悲しい...!
君ならば書の真理が理解できると思っていたのだがねぇ...
まぁ良い...歴史を変えられると思い上がっているのなら...
いつでも掛かって御出でなさい...」
「聴こえないのかい?我々を新世界へと導くあの音が...!」
『書の魔獣』より
119
2010/4/18
歓喜よ、神々の麗しき霊感よ天上の楽園の乙女よ,我々は火のように酔いしれて崇高な汝(歓喜)の聖所に入る(第九より)
何回も申し上げておりますように当ブログ記事は正常な人(常識のお化け人間)は閲覧されないようにお願いします。それによってますます正常な人間へと堕落する危険もありたとえ発狂 されたとしても別に驚きませんがその結果につきましては当管理人は一切責任を負いません。東海アマとかいうところで過日キンタマブログで面白いブログが紹介された云々という記事がありアクセスは9000弱に及びましたが一体当ブログの何処が面白いのでしょうか?「灯に群がる蛾」のような人のくるところではないとだけ申し上げておきます。
ニューヨーク連邦準備銀行の株を所有するこれらの銀行の株主は−
* ロスチャイルド銀行・ロンドン
* ロスチャイルド銀行・ベルリン
* ラザール・フレール・パリ
* イスラエル・モーゼス・シフ銀行・イタリア
* ウォーバーグ銀行・アムステルダム
* ウォーバーグ銀行・ハンブルク
* リーマン・ブラザーズ・ニューヨーク
* クーン・ローブ銀行・ニューヨーク
* ゴールドマン・サックス・ニューヨーク
* チェース・マンハッタン銀行・ニューヨーク
チェースはロックフェラー系ですがすべてロスチャイルド系の銀行で占められている。さすがロートシルトの高利貸しが考えただけあって ドル紙幣を印刷するごとに手数料が入ってくる仕組みになっている 。
1)Congress votes to increase the Federal debt limit.Let us say by $1billion,and instructs the US.Treasury to write interest-bearing Bonds for $1billion.
2)The treasury offers the Bonds to the FED against the taxpayers' ability to pay.
3)The FED buys the Bonds by simply creating a book keeping entry for $1billion to the credit of the government's checking account.
4)The treasury can now write checks against the created credit.
5)These checks are dispersed throughout the country,endorsed by recipients and deposited into Banks.
6)The Bank send the Treasury checks to the FED to be cleared.The FED debits the Treasury's account and credits the Banks with the amount.These credits increase the Banks' reserves.These reserves serve as the base used by the commercial Banks to create checkbook money and to lend it out at interest.
ご本尊の家系はヘッセン・カッセル伯爵から騙し取った財産が元になっていて 1ドルたりともまともな手段で得たものではないという。皆さんの美しい心は奥の奥に隠しておいて天国へ行く狭い狭い道 を知ることです。そのためには自ら飛び込んで地獄へ行く道を熟知する必要があります。悪しき者の中にあってそれが一番いいと思います。それからです,パラダイスが訪れるのは 。今の管理人はそうしてきました。だから今はとても幸福です。
神聖ローマ帝国・ドイツ
英国のWaddesdon manor北口。ソロモン・ロスチャイルド の子Baron Ferdinand James Von Rothschild(1839〜1898)の所有でしたが現在一般公開されている。
オズの魔法使いに出てくる『カーテンの裏』に隠れている人のよさそうなジョーカー叔父さんの一人ジェイ・ロックフェラー。この人がゴールドマンサックス の実質的なオーナーです。FRB議長はゴールドマン出身ですね。勘のいい人はこれで全て分かるでしょう。そのゴールドマンをこれから潰そうというのですから何をしでかすかリンクにもありますがきっかけはこれですか? ......そうですか,そうですか,いよいよおやりになるんですか。ポーランドをてはじめに 。 ご自分とその家族が幸せならいいってことなんですね。まわりの人たちを不幸にしなくてはすまないってことなんですね?それとも父上を一刻も早くダビデ王にしたいのですか?
そうなるとAll About Leo Wanta での記事のように訴追されたゴールドマンはじめモルガンスタンレー,シティバンク......元FRBのグリーンスパン(かつて3日ほど拘束された)にまで及ぶかもしれない。中国人民銀行からCHIP送金されたレオ・ワンタの会社AMERI TRUSTへの4兆5千億ドルがリッチモンドのFRBの迂回操作により(FRB議長のみが持つ秘密コードにより)ニューヨークのシティバンクATAL口座に振り込まれた。その辺の記事は随分書いてきましたが理解できた人は殆ど皆無でしょう。入金と同時にまず2兆ドルが消え,現在残高は?あるはずはないでしょうね。ワンタ資金が話題になると米国を救うNESARAが出てきた。これはあるおばさんの寄付金詐欺。
世界の想定デリバティブ残高は約600兆ドル(世界のGDPの10倍)ですが今すぐにははじけないだろう。肉も腐る前が一番美味しいのですよ。ソノトキガクレバワカルコト。
陰謀論で飯を食っている多くのサイトがある 。一体何をソースにしているのだろうか。メディアしかないはず。そして恐怖をかもし出し本やCDを売ったり講演会で稼ぎまくっているのが現状だ。そういうブログにはちょうど灯に群がる蛾のような人たちが集まるのです。当ブログでは真実を知らせるのに金はとらない。
相手は手強いので皆で団結して連中を倒しましょう(ベンジャミン・フルフォード) 。その連中とはここのブログの管理人のこと。あきれるね。
ところで教養とは一体何でしょうか?東大卒の元外交官のブログ?元外交官ワ〜,すごい!そうじゃないよ。教養とは学歴と一番遠いところにあるもので自分の過去を振り返り自分を変えてゆくこと,これが教養です。とくに女性には難しいのではないでしょうか。管理人がかつてひょんなことから知り合った人は東大経済学部卒,元銀行常務,一部上場アルミ会社副社長.......いまでもこの過去完了系の元肩書きでやってらっしゃるようです。そんな肩書きは権威主義そのものであほらしい限りですがご本人は平気です。死ぬまでやってくださいね。それほど自分を変えるってことは難しいのです 。すべてをひっくりかえしたり拠って立つものをすべて失ってしまうこともあるしね。でもそうしないと一流に超がつく人間になれないことは確かなようです。日本人は最終的に個を貫かない(貫けない)ですから難しいでしょうね。私?あたしゃあキチガイですからね,そうしましたよ。
このシナリオを書いているのは誰だ?
魔術とイルミナティ
レーガン・ミッテラン協定
つまりここの砂糖会社の重役はブッシュ,コロンビアの麻薬王ノリエガ(逮捕されたのは別人? ) ,イラン・コントラ の中心人物Oliver North (FEMAの中心メンバー)なわけです。すると当然砂糖袋の中身が気になるところですが??
偽のタイタニックを沈没させ保険金をがっぽり の行動パターンはWTC7に保険金をたっぷりかけ制御崩壊させた手口と全く同じである 。
以下は記事にしたleo Wantaとの実際のラジオインタビューである(現在は抹消されているがアーカイブスでは視聴可能です。おそろしい実際に起こった話がワンタ本人の口から話されています)。
http://web.archive.org/web/20080112090512/http://mp3.rbnlive.com/Greg/0603/20060323_Thu_Greg1.mp3
http://web.archive.org/web/20080112090512/http://mp3.rbnlive.com/Greg/0603/20060323_Thu_Greg2.mp3
http://web.archive.org/web/20080112090512/http://mp3.rbnlive.com/Greg/0608/20060801_Tue_Greg.mp3
http://web.archive.org/web/20080112090512/http://mp3.rbnlive.com/Greg/0608/20060814_Mon_Greg.mp3
http://web.archive.org/web/20080112090512/http://mp3.rbnlive.com/Greg/0607/20060724_Mon_Greg.mp3
http://web.archive.org/web/20080112090512/http://mp3.rbnlive.com/Greg/0609/20060901_Fri_Greg.mp3
http://web.archive.org/web/20080112090512/http://mp3.rbnlive.com/Greg/0607/20060727_Thu_Greg.mp3
紛れもない本人の話ですので箱の中身がよく分かると思います。一番最初からいきなり2億5千万ドルのファンドやスイスで逮捕された話も出てきます。バージニア訛りですがフィラデルフィア訛りよりはましですよ。これは上級キチガイ(機知我意)向き!難しそうだと日本人はすぐ逃げちゃいますけどね,金玉先生クラスなららくらくでしょうが,兎に角自己主張しないと棺おけが待っているだけですよ!待っていれば順番がやってくる?もうそういう時代は終わったのです。公務員の天下りもそろそろ終わりでしょうね。人生の辛さをこれから味わってくださいね。死後の世界も六道輪廻で儲けようと糞坊主が待っているのです。
2007年7月26日姉妹ブログで株式の下げを警告した。損失を免れた人はいたのでしょうか 。
FRBの秘密(迂回融資)を暴くと必ずビンセント・フォスターのように(記事は下のほう) 自殺に見せかけられて殺される。このやり方は日本の政治家の謎の死を見てもその殺し方は同じ。
Joe Viallsも殺された。これはアーカイブス。
羊,山羊を飼育する畜産民は,子羊が生まれると,一年以内に雄は種付け用を少し残し,後は殺して食べる。ごくわずかの雄を去勢して群れの先導役にさせる 。それを人間支配の技術に転用するのが去勢の意味。シオン長老の議定書(プロトコール)第18議定書より
これが人間支配のやり方。雄を去勢して群れの先導役=各国のリーダーの意味。
小学生でも知っているマタイによる福音書第2章で「占星術の学者たちが東の方からエルサレムにやって来た......」とある通りこれは人類の太陽崇拝を意味している。いわゆる天体という12星座である。太陽が天体の12黄道を回ることは春分点歳差運動でありこの記事は書いたので省略する。「東の方から」とは東方の星で最も輝く犬座のSIRIUS(シリウス)を指している。
この星は12月24日にオリオン座の三つの星と直線(これが十字架)に並び,この三つの星は「三人の王」あるいは「三人の賢者」と呼ばれている。 三人の王とシリウスは12月25日の太陽の昇る位置を指している。だから三人の王が東方の輝く星に誘導され太陽の誕生(日の出)を訪れる。つまり三日後に復活するというわけだ。
シリウス (Sirius) はおおいぬ座α星で学名はα Canis Majoris(略称はα CMa)。太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星。意味はギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「セイリオス(Σείριος, Seirios)」に由来、中国語では天狼 (Tiānláng) と呼ばれる。和名は『青星(あおぼし)』と呼ばれている。
古代エジプトでは、ナイル川の氾濫時期を知らせてくれる星として、非常に重要な働きをしていた(エジプト神話・ナイル川を参照の事)。
オリオン座α星ベテルギウス、こいぬ座α星プロキオンとともに冬の大三角を形成する。
シリウスはシリウスA及びシリウスBの2星からなる実視連星である。かつては一つの星と考えられていたが、1844年にフリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセルが軌道の揺らぎを観測し、伴星の存在を推定。のちにシリウスBと呼ばれるその伴星の姿は1862年にアルヴァン・グラハム・クラークによって初めて観測された。
実視連星といっても、主星(シリウスA)と伴星の光度差が極めて大きく、また近くにあるため、伴星が主星の光で遮られてしまい、小さな望遠鏡で伴星を見るのは無理である。なお、伴星シリウスBは最初に発見された白色矮星である。
この連星系は太陽系から5番目に近い恒星である(但し、連星をひとつと数える)<Wiki>。
[シオンの議定書・第二十四プロトコール]より
ダビデ王家の確立、王の準備、直系継承者の廃止
ここで、世界の終焉まで続くダビデ王朝の子孫の確定方法に移る。 われわれの用いる方法は、今日まで「世界の統帥」をシオン賢人たちに確保したのと同一の方法であり、われわれの望み通りの方向に人間を計画的に教育する方法である。 -----
ただこれらの選ばれた者のみがわれわれの諸計画の実行に当たるべきで、われわれが幾世紀にわたる経験を比較研究して、政治経済上の運用、社会学上の観察などを集めた結果が、そのさいに彼らに役立てられるであろう。 一言でいえば、彼らは自然みずからが人間相互の関係を調整するために確定した諸原則の精神を吸収して、わがものとするであろう。 -----
王の現在の行動、計画、ことに将来の企図は、その側近でさえ知ることはない。 将来のことを知っているのは、王と王にあらゆる秘密を教えこんだ三人の賢者 だけである。 -----
王の知識は、そのなかに含まれている統治の大計画に相当する。 それゆえにいかなる王も、わが賢人たちによってその精神的能力が吟味されなければ、王位に就くことはできない。 -----
ユダヤ王は決して情熱に左右されてはならない。 とくに彼は情欲を抑制しなければならない。 -----
これでどうしてキリスト教の正典であった第一エノク書(エチオピア語)と第二エノク書(スラブ語)が二ケア公会議で偽典となったかお分かりでしょう。今日残っているパリサイ・ファリサイ派の中でも敬虔主義者のエノク書,ソロモン詩篇,モーセ被昇天はいずれも旧約外典となったが特にエノク書が外典になったため聖書はダヴィデ崇拝となった。
「その日,ダビデの家とエルサレムの住民のために,罪と穢(けが)れを洗い清める一つの泉が開かれる...........剣よ,起きよ,わたしの羊飼いに立ち向かえ わたしの同
僚であった男たちに立ち向かえと万軍の主は言われる。
羊飼いを撃て,羊の群れは散らされるがよい......。この地のどこでもこうなる,と主は言われる。三分の二は死に絶え,三分の一が残る。この三分の一を私は火に入れ 銀を精錬するように精錬し金を試すように試す。彼がわが名を呼べば,わたしは彼に答え「彼こそわたしの民」と言い 彼は,「主こそわたしの神」と答えるであろう,と<ゼカリア書第13章>。つまりヤハウエというイスラエルの神の名の正義のもとに神は殺せと命じ絶対的封建主義的王国を造る意味なのである。(下の本は真実のノン・フィクションである。浮かれきった日本チャチャチャの国民には受け入れがたい内容であろう。「この世は戦いの場である。闇は真の光に対抗するために、光を偽婆して戦力を集めようとする。しかし、見極める目を養えば、真の光と、光を偽装する闇とを区別することは可能である 」,と)
悪魔に愛された女その1
悪魔に愛された女その2
FRB株主のイルミナティ企業でもすでにリーマンに見られるように目標達成のためならためらいなく潰してくるのがご本尊のやり方です。とりあえずゴールドマンの訴追からひょっとしてゴールドマンを清算させるかもしれませんね。管理人は被害妄想ですから感覚的に分かるのです。その場合の下げは半端なものではないでしょう。そしたら郵貯はどうなるの?管理人の知ったことではありません。アルカイダがホワイトハウスから資金援助されていたことが私の英国の友人クリストファー・ストーリー氏によって暴露されてしまいましたので当分その手は使えないし,例のビン・ラディンの死亡の噂も出ていることだし(実際には死亡)偽テロは使えない。そうかといって米国の24の州がサムソナイト爆弾で爆破される話もすでに拙稿でバレてしまっているわけです。そうすると当面ご本尊の出来ることはHAARPによる気象操作や人工地震で世界の人々をヒステリー状態にもってゆき後は並行して金融危機第二段をやるしか選択肢がないのでしょうね,きっと。ご本尊は毎日酒をあびるほど飲んでいるのかもしれません。一体どうしようかと,ね。これだけみえみえだとまるでご本尊がピエロに見えてきます。
ピエロといえばアル・ゴアさんはイルミナティの6位階でピエロ役を引き受けている。地球温暖化でまんまと騙された国民は原発設置に異論を唱えなくなった。天才ブロガーであるカレイドスコープさんによるとHAARPで世界中の原発を木っ端微塵にするとか。こうなると感性の問題ですからね。私も間違いなくそう思います。 そうなりゃ戦争を起こしたり、テロリストがどうしたこうしたの手間が省けるというもんです。ご本尊さまたちは地下に隠れりゃいいんだしね(笑)。(余談ですがここで当ブログの管理人はチョーヤの梅酒を一気飲みしました)
もうとっくにマスゴミに干されている評論家の森田実氏は言う。
米国債は売りません=差し上げます。
2007.2.25
森田実の言わねばならぬ[82]
平和・自立・調和の日本をつくるために【63】
世界の主潮流からはずれた日本――安倍晋三・石原慎太郎の「ブッシュ共和党の“戦争”路線」(その3)
アメリカ国債を売らない約束
05年5月に発売された週刊新潮で、櫻井よしこさんは「必ず中国は、台湾を軍事的に攻める。それを跳ね返すのは、日本の軍事力だ」という趣旨のことを書きました。この主張は、アメリカは戦争ができないという見方を前提にしているように見えます。
アメリカは、日本に国債を買わせてアメリカの財政をつないできたのですが、もう日本だけでは足りないのです。日本も2015年くらいになると、アメリカにすべて吸い取られてしまうという分析もありますが、アメリカは、中国とインドに国債をもたせて「アメリカ帝国」を維持する方針のようです。中国にたくさんのドルを持たせて、その一部を国債にさせているのです。
2002年2月18日の日米首脳会談で、アメリカに対し「日本がもっている国債は売りません」と、小泉が約束してしまっています。日本では明らかにされていませんが、事実です。ブッシュは帰国後、興奮して「アメリカ外交の勝利だ」と言ったそうです。
そのことを教えてくれたチェイニー副大統領のスタッフに、「小泉は『あるとき払いの催促なしでいいよ』と言ったのか」と聞いたのですが、「アメリカには、そんな曖昧な表現はありません」と言うのです。「ブッシュの報告は、どのように理解されたのか」と聞くと、「“いただいた”とアメリカ側は理解している」と言いました。
「アメリカはただただ奪うだけではないか、ひどすぎる」と私が言うと、彼は「ブッシュは小泉に、小泉が一番ほしいものを与えています」という返事が返ってきました。それは「小泉さんには、ブッシュは日本の政治史上最も偉大なるリーダーだという誉め言葉を与えています。ブッシュが歯の浮くようなお世辞を小泉に言い続けてきたのは、400兆(管理人注:もっとですよ)の金をくれたことに対するお礼なのです」と彼は言いました。日本人にとっては冗談ごとではないと思います。
中国は、相当のアメリカ国債をもっています。アメリカが中国に対して変な行動をしたら、アメリカ国債を売り払うことができます。そうするとアメリカ国債は暴落し、アメリカはパニックに陥ります。ですからアメリカは、中国に戦争を仕掛けたりオリンピックを潰すとかはできないでしょう。中国は安全保障の目的で、アメリカ国債をもっているのです。中国が、アメリカ国債を手放せば、アメリカの経済は潰れてしまいます。「どうぞ」といって金をあげてしまった日本は、まったく愚かです。
4月の都知事選と7月の参院選で、共和党の手先になってしまった石原と安倍を信任したなら、日本は世界の笑い者になると思います。アメリカでは、昨年 11月の中間選挙で「もうブッシュはたくさんだ」という結果がでました。下院においては大差で民主党が勝利し、ブッシュは完全に潰れたのです。ブッシュ政権は、自分たちの考える政治システム、アメリカの言葉どおりいえば「アメリカの民主主義」を、力をもってでも押しつけるという力の政策です。もう1つの側面は、アメリカ共和党が推進する経済政策を、世界の基準・グローバル・スタンダードにするのだという姿勢です。
この両方が、11月の中間選挙で否定されたのです。 (管理人注:それでは年間30兆円にもなる金利もいらないって言ったのでしょうか?)
管理人注 :リーマンショックの後,毎日東部時間午後14時になると何処からともなくニューヨークダウを買い支える動きがあった。よく調べるとロンドン経由の公的資金であったことが判明した。これが米国債の利子の使い方。今でももの笑いになっている。
『日本に対しては属国意識を持ち、日本を米国の被保護国と呼ぶ。日本がアジアの大国になることは「不可能」であり、日本はひたすら経済成長に力を注ぎ、その経済力を国際社会に寄附し使ってもらう存在になるべきだ』
MR.Z(Black Pope)
MR.Zとはブレジンスキーなんですがね,リーマンショックの後,頼まれもしないのにIMFに10兆円拠出したのもまた世界の物笑いの一つになっている。
イルミナティごっこをしている日本人はいう。
『日本人を直撃する大恐慌
朝倉慶・著 飛鳥新社 2009年5月刊
100年に1度の大恐慌がやってきた
政府がどれだけ税金を注ぎ込んで景気対策をしようとも、この不況から抜け出すことは不可能なのです。
なぜなら、昨年9月15日にアメリカ証券会社大手リーマン・ブラザーズが経営破綻してから世界中を巻き込んではじまった世界同時不況の正体は、これまで人類が経験したことがない規模の大恐慌だからです。
「べつに生活できなくなったわけじゃない。たしかに不況には違いないけれど、国が対策を立ててくれれば抜け出せないことはないはずだ」
今、あなたはそう楽観的に考えているかもしれません。
しかし、事実はそんなに生やさしいものではないのです。この大津波のような大恐慌を前にしながら、日本人は、政治家も含めて、あまりにも危機感が乏しい。
アメリカの前FRB(連邦準備制度理事会)議長のグリーンスパンも「これは100年に1度の津波だ」と言っています。
今回の世界不況は、その額、スケールからいって、過去に匹敵するものはなく、解決は不可能と思わなければなりません。よく1929年の世界大恐慌や、日本のバブル崩壊が引き合いに出されますが、そんな程度のものではないのです。
今はまだ、景気が悪い、失業者が増えているといった表面的な現象しか見えていませんが、私たちに見えないところでは、想像もつかないようなことが起きていて、破滅へのシナリオが進んでいるのです。
麻生内閣は15兆円という巨額を投じて景気対策にあてることにしました。これは過去最高の景気対策といわれた小渕内閣の7.6兆円のほぼ倍にあたる額です。すでに800兆円もある赤字財政の上に、さらに国債を発行して借金を重ねようとしているのです。
一時はこれで景気が安定したかのように見えるでしょうが、いずれ再び悪化に転じ、政府はさらに借金を迫られるのは明らかです。
こうしたことがヨーロッパでも、中国でも行なわれていますが、もはや中央銀行がどんな手を打とうと、問題解決は不可能です。
国家そのものが破綻する時代
今回の世界恐慌では、企業どころか国そのものが破綻する可能性さえあります。今の世界はどの国も莫大な借金を背負い、支払いのためにさらに借金を重ねている状態なのです。普通の家庭が1億円以上の借金を背負ってしまったようなものです。普通の会社員が土地や住居を担保にこれだけの金を借りてしまったのです。
しかし、年収500万円ではどうしようもありません。残された道は自己破産か夜逃げ、自殺も考えることでしょう。つまり一家の崩壊です。
今、世界の国々で起きているのも、これと同じなのです。体力のない国はすでに耐えきれずに破綻しはじめています。
2008年10月にはアイスランドが破綻、アルゼンチン、パキスタン、ベラルーシ、さらに東欧諸国が次々に財政危機状態に陥っています。スイスでさえ銀行の不良債権の総額がGDPの7倍もあるので、これから深刻な状況になるでしょう。
国家破綻するとどうなるか
では、国が破綻するとはどういうことでしょうか。
まず国債が暴落して紙くず同然になります。その結果、国の財源の後ろ盾がなくなるので、消費税や所得税の増税、医療費の高額負担というように税金が跳ね上がり公共サービスの負担が増大します。
さらに、通貨の価値が下がるので輸入品の価格が高くなります。
通貨の価値が下がるということは、同時に悪性インフレまたはその上をいくハイパーインフレが起きる可能性があります。第一次世界大戦後のドイツの場合は、バター1個が1兆円もするような事態になりました。
社会では景気が極端に悪化し、最低限の食料品以外の商品は売れなくなります。企業は倒産が相次ぎ、完全失業率が上がり、街中には失業者やホームレスがあふれるようになるでしょう。
国民の預金は封鎖されて引き出せなくなり、資産は凍結されたうえ財産税が創設されることもあります。
現在、日本では毎年3万人以上の自殺者が出ていますが、国が破綻すればその数がさらに増えることは想像に難くありません。
まさに資本主義崩壊の姿がここにあります。
アメリカで起きはじめている奇妙な現象
アメリカで、自動車をはじめメーカーの株価が軒並み下落している中、スターム・ルガーという会社の株価が上昇を続けています。実はこの会社、銃器の製造メーカーで、2008年10月から12月期の収入は72%も急増、株価は年初から50%上昇という気の吐きようです。アメリカでは3億人の人口に3億丁の銃が出回っているといわれますが、この時期に銃があらためて買われているというのは何を意味しているのでしょうか。
もう一つ、ホーメル・フーズ・コーポレーションが販売している「SPAM(スパム)」が売り上げを伸ばしています。日本のスーパーなどでも売られている豚挽肉の缶詰です。
シカゴのアナリストが興味深い報告をしています。
「地下室に貯蔵可能な食糧の『SPAM』と、売買可能な金(ゴールド)を保管しようとしているアメリカ人が増えている。彼らはそれらをカーテンの陰に武器と一緒に隠している。この現象のおかげでホーメル・フーズ・コーポレーションの製造工場は週末も休まずに操業している」(2009年2月27日の『ブルームバーグ』より)
アメリカでは自分の身を守るのは自分である、という開拓時代からの伝統的な考え方があります。これから大混乱の時代がやってくると予感し始めた人々は、まず統を買い求めて身の安全を図り、いざというときのために栄養価が高く保存が利く「SPAM」を常備しているのです。
ドルが暴落すれば紙くず同然になるのですから、今のうちから現金を金(ゴールド)に換えている人も増え、実際に金の価格は堅調に伸びているのです。
アメリカには、今回の経済危機が一過性のものではないと感じている人々がいることが分かります。日本でも危機感を持っている人は密かに現金を金やプラチナに換えています。それは金・プラチナの積み立てが今年になって4倍に伸びている(田中貴金属)という事実が物語っています。
想定元本6京円というとてつもない額のデリバティブ市場の崩壊が露呈したのですら、世界経済は破滅するしかないのです。
「その日」は、やはりアメリカを地震源として津波のようにやってくるでしょう。ある日突然、ドル暴落という形で現れるでしょう。オバマ・ショックです。
自国の負債を帳消しにするのがオバマの役割
膨大な不良債権を抱え、その穴埋めをするためにドルを刷る。その一方では、国債を売り出して借金を重ねる。今、アメリカが行なっていることを永遠に続けることは不可能です。
ドルがだぶついてくれば価値が下がってインフレ傾向が強まることになります。
また、国債を乱発すれば買い手がなくなるので金利を上げていくしかありません。その金利を払うために、またドルを刷る。
しかし、大統領の立場にあるバラク・オバマは国の秩序を守るために何らかの手を打たなければなりません。
それは生ぬるい方法では効果がないことは明らかで、世界中を驚かすような一手になるはずです。
それが「オバマ・ショック」で、現在の金融体制を根本から変えてしまうものになるでしょう。
アメリカは1971年にも、当時のリチャード・ニクソンによって突然、ドルと金の交換を停止するという「ニクソン・ショック」を演出し、国際社会を驚かせました。
それでは、ドルが大暴落して悪性インフレが生じたとき、オバマ大統領が取り得る手段とはどういうものでしょうか。
一つは、デフォルトを宣言するという手があります。つまり、借金の返済が不能であることを世界に向かって宣言するのです。
実際、1998年にロシアは対外債務の支払いが不可能になったためにデフォルトを宣言し、90日間の支払いを停止しています。現在のアメリカが世界一の債務国であることを考えれば、オバマ大統領がデフォルトを宣言する可能性は十分にあると見ていいでしょう。
もう一つは、現在の貨幣制度を見直し、「逆ニクソソ・ショック」ともいうべき、金本位制へ回帰する手段です。
もちろん、そんなことをすれば世界は再び大混乱に陥ります。
というのも、ドルの流通量は1971年当時とは比べものにならないほど膨れあがっています。それに対して、金は絶対量が決まっています。
再びドルと金とをリンクさせ、金本位制に戻したとすれば途端にドルの値打ちは暴落して紙くず同然になることでしょう。アメリカに乞われるままに米国債を買い、外貨準備高の94%までも米国債で占める日本、同じように米国債を多量に持っている中国は大打撃を被ることになります。
米欧の優位は金本位制になっても変わらない
金本位制に戻すことで経済が混乱するという点ではアメリカも同じですが、それでも有利な点は、アメリカは世界で最も金を多く保有しているという事実です。
ヨーロッパの国々、ドイツやスイス、イタリアなども金をたくさん所有していることが分かっています。
つまり、ドルが国際通貨としてまったく価値を失っても、アメリカやヨーロッパの国々はそれほど困らないのです。
しかし日本はどうでしょう。アメリカの中央銀行が8135トン、外貨準備高に対する割合にして78%以上の金を保有しているのに対して、日本の中央銀行の保有量はわずかに765トン。これは外貨準備高の2%弱の量にすぎません。中国は保有量が1054トン、ここ半年で急激に買いはじめているのです。何と、600トンから76%も増やしたのです。
ここでも米欧優位は変わらないのです。
たしかに、ペーパーマネーによる取引規模が大きくなりすぎているため、完全に金本位制に戻すことは難しいかもしれません。
けれども、オバマ大統領がある日突然、テレビとインターネットを通じて、「世界中の中央銀行はその通貨発行の20%にあたる金を保有しなければならないことにする」という声明を発表したらどうでしょう。これだけでも日本の経済がひっくり返るには十分です。
理性的に見えるオバマ大統領が、あのニクソンと同じような無茶な決断をするのかとも思えますが、ドルが暴落して悪性インフレに襲われた非常事態ともなれば、アメリカは生き延びるためにどんなことでもするでしょう。
むしろ、かつてアメリカは「ニクソン・ショック」という無茶を通した実績があるだけに、「オバマ・ショック」も起こしやすいとさえいえるのです。
私はバラク・オバマが大統領になれたのは、もはや回復不可能なところまできてしまったアメリカ経済の処理、誰もやりたがらない処理をやらせるためだったと考えていますが、まさに彼は「オバマ・ショック」を起こすために選ばれた大統領といえるのではないでしょうか。
ドルが暴落して悪性インフレが起きたとき、金の保有高もわずかで、食糧自給率も低い日本は、もろにその影響を受けることになるのは明らかです。
逆に、アメリカは世界一の金の保有高があり、農業生産国でもあります。もちろん、軍事力についても軍を抜いていますから、生き残れる力があるといえます。
うがった見方をすれば、アメリカはそこまで計算し尽くして「オバマ・ショック」を起こし、あるいはイランとの紛争を仕掛けて世界を混乱させ、自分は生き残ろうとしている、とも考えられます。
資本主義が崩壊し、国家による管理社会へ
ドルが暴落すれば、仮に今の価格が半減して1ドル50円になったとしても、溜め込んでいたドルや米国債の価値が半分になってしまうのですから、日本国にとっては大打撃になります。
資産を失った国は、そのとき、何をするでしょうか。
多くの場合、経済が破綻して国のシステムが機能しなくなったときには、強権を発動して強制的な秩序維持を保とうとする動きが強まります。それは警察組織や場合によっては軍隊の力をもって国民の生活を監視し、管理しようとするものです。
こうなると国民は悪性インフレによる貧しさだけでなく、強烈な管理社会の下で奴隷のような生活を余儀なくされることになります。
実際、今の日本社会を見ても、国民を管理しようとする動きはあちこちに見られます。
たとえば街中に設置されている監視カメラ。銀行のATMでは犯罪防止のためというロ実で1日に50万円しか引き出せなくなっています。
また、振り込め詐欺の横行により、金融機関では警察官があちこちに立ち、機械を操作するにも服装から顔つきまでチェックされるようになっています。
今はまだ、それほど息苦しさを感じずにすんでいます。
しかし、虎の子の銀行預金がすべて紙くず同然になったら、その日からあなたは生活に困ることになります。
必ず経済システムの崩壊がやってくると分かっているのならば、悪性インフレが爆発する前に備えておけることがいくつかあります。
日本人であることの誇り
それはまず、できるだけ金(ゴールド)などの現物を持つこと。お金が価値を失ったときに、いちばん価値を発揮するのは貴金属です。
しかし、誰もがおいそれと貴金属を持てるわけではありません。
そういう場合は、米などの食糧を大量に買って保存しておくことです。悪性インフレになると、生活必需品、とくに食料の価格が上がることはすでに述べた通りです。そんなときにも少しでも困らないように食糧を用意しておくことです。
しかし、もっとも重要なことは、そうした現物を備蓄しておくよりも、いざとなったら助け合える人間関係を築いておくことではないでしょうか。
社会秩序が乱れ、混乱した世の中になると、どうしても人間の本性が現れてくるものです。もしかするとわずかな食べ物をめぐって奪い合いや殺し合いが発生することもあるでしょう。
けれども、日本人はかつて阪神淡路大震災を被災したときにも争うことなく、順番を待って炊きだしをもらったという、世界でも例を見ないほどの美徳を持った国民です。
悪性インフレが社会を襲ったときには、ほんとうに辛い思いに耐えなければなりませんが、自暴自棄になるのではなく、今自分たちにとって何が必要であるかを冷静に考えることが大切です。
日本では食料自給率が低いことが問題になっています。農業という人間古来の営みに立ち返り、自分たちの手で食糧を作っていく努力も必要になってくるでしょう。
そうした暮らしの中から少しでも多くの幸福が得られることを願ってやみません』と。
殆どの指導者が裏切り者である。そして,人類がいいようのないスケールの極悪非道の陰謀の犠牲者であることを正しく認識するまで,我々は世界を理解することは出来ないだろう。我々は互いに戦うことをやめて,本当の敵に向かうときである。<ヘンリー・マコウ>
「それはまず、できるだけ金(ゴールド)などの現物を持つこと。お金が価値を失ったときに、いちばん価値を発揮するのは貴金属です」と書いてありますがこれは大きな間違い。日本で売られている金の殆どが金と比重が同じタングステン入りですし,株式も金の市場も間もなく(二年以内に)閉鎖されますよ。極楽トンボの人たちはご勝手にどうぞ。経済というものは「恐怖と欲望」の論理で動いている。それだけです。一ツ橋大学などで学ぶ必要はないのです。今は儲けている人も投入する金額が徐々に増えてくるものなのです。そして最後の最後に儲けた金額の何倍もやられるのです。麻薬と同じです。正常な人は特にね。正常な人たちは「引かれ腰が強い」のです。損しているからいつまでも売れない,売らない。プロのようなキチガイは平気でロス・カットをするのですよ。株で儲けようとかいうさもしい根性は捨てたほうがいいでしょうね。実際にこの世の終わりと思える大暴落の時に買える度胸はありますか?なかったらやめるべきです。大暴落の時でも1%のキチガイだけが買っているのです。
4月21日新100ドル紙幣がお披露目されます。同じかどうかは別にして旧100ドル紙幣にはアルバート・パイクの透かしが入っていましたね(FRBリッチモンド印刷所)。今度はサタンの透かしでしょうか。
ある日突然,静かに公表されます 。本日より新ドルと旧ドルの交換比率は1:10にする。たった数行だけ。新ドルは金との交換可能。旧ドルは不可。(仮に商品バスケット方式の指数を採用した場合 食料品はかつてのドイツ並 に今の10倍以上になりハイパーインフレが始まるだろう。だから米だけは沢山買っておいたほうがいい)偽物の金は皆さんが持っている金で本物はすべてロスチャイルド銀行本店地下金庫にある。これがイルミナティ流金融危機第3幕。(北朝鮮は逆に10:1のデノミをやった。同じことで旧ドルはそうなるということか。将軍様はフリーメーソンのグランドマスターでもある。世界は悪の枢軸=北朝鮮と騙され続けている)
ロスチャイルド銀行本店『黄金の間』で話すギィ・ロスチャイルド(故人)。金の値段,戦略はすべてここで決まる。かつてレオ・ワンタが掠め取った数千トンの金塊はすべてここの巨大地下金庫に納められている。
ついに出た日経平均4500円債 。
金利は高いが4500円を下回るとゼロになる仕組み債。つまり顧客はプットの売りをやらされているということ。売るほうはプットの買いでがっぽり儲ける仕組み。過去のEB債はみなそうだ。
一ドル50円ノック・イン オプション
救世主公的資金が売ってくるとき
連邦準備制度理事会(FRB=Federal Reserve Board)とは一体なんであろうか。1913年12月の月曜日に米国議会は、下院282対60,上院43対23で「連邦準備法案」を可決した。いわゆる米国の中央銀行の設立である。チャールズ・オーガスタス・リンドバーグ・シニア下院議員ら真の愛国者たちの必死の努力にも拘らず,この法案は可決された。ドル発行の独占権を所有する民間銀行であり,利率と貨幣の流通量の管理権を握っている。政府・議会・大統領のコントロールは不可能であり,独立筋からの会計監査もない。
FRB株主は民間団体である。即ち,国民の声は全く届かない構造になっている。現在の貨幣制度の中で利率と貨幣流通量の決定権を持つということは,国の経済の基底を掌握するということである。貨幣流通量を増やすと株価は上昇し,その後急激に締め付けると大暴落する。
「かの勢力」はFRBを使って早速米国の景気操作を始めた。1920年頃からの異常な株価上昇と,それに続く1929年の株価大暴落である。そしてこの大恐慌を通して,「かの勢力」はその金融基盤を一層確固たるものにした。すでに,英仏を手中にしていた彼らはこうして,米国をも手中に収めた。この法案成立時の大統領はウッドロー・ウイルソンであるが,彼は「かの勢力」の完全な操り人形であった。
英国ピューリタン革命だってそうだったし,フランス革命だってそうだった。ロシア革命もヤコブ・シフによって資金援助された。米国は幻想の国なのだ。
連邦準備制度理事会(FRB)に対するコントロール
唯一,FRBの議長は大統領が任命することになっている。この任命権は,FRBが完全に独立した民間機関であることをカモフラージュする以上の実質的な意味はもっていない。
BIS:国際決済銀行(Bank for International settlement)
中央銀行の協調を促し,また国際金融操作に一層の便宜を与え,国際金融決済に関する実行機関ないし委託機関としての役割を果たすことを目的とする特殊な銀行組織。
1930年に第一次世界大戦後のドイツの賠償処理を主目的として設立。日本は1970年正式メンバーとなった。本部はスイスのバーゼル。
SWIFT:国際銀行間通信協会(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)
1973年5月欧米15カ国239機関が設立したブリュッセルに本部を置く非営利機関。現在は,日本の42銀行を含む44カ国,約1000の金融機関を結ぶ。コンピューター・ネットワーク を通じて,顧客送金,外貨資金売買,為替手形取引,信用状等の国際間のインター・バンク取引に関する指図を処理している。現在は決済機能はない。
SWIFTの本来の目的は,将来の「世界統一通貨制度」の下での地球規模的金融オンラインシステムである。いずれSWIFTは決済機能を持ち,その本当の姿をみせるであろう。
326
1 2 3 4 5 | 《前のページ |
次のページ》