ここから本文エリア 危機感あらわに・輿石氏陣営が総決起集会2010年05月23日 参院選に立候補を予定している民主党現職の輿石東氏(74)の総決起集会が22日、昭和町内で開かれた。米軍普天間飛行場の移設問題や「政治とカネ」の問題をめぐり、政府・与党に寄せる有権者の信頼が揺らぐなか、県連幹部は危機感をあらわにした。 参院選をめぐっては、6月24日公示、7月11日投開票の日程で行われる公算が大きくなっている。自民党の宮川典子(31)、共産党の花田仁(49)の新顔両氏が政府・与党批判を強め、みんなの党が山梨選挙区(改選数1)に新顔候補の擁立する方針を固めるなか、輿石氏は危機感を強め、週末はほとんど地元入りしている。 輿石氏はこの日、県教職員組合(山教組)組合員や後援会員ら集まった約1300人の支持者に、「私一人で勝てるはずがない。みなさんと一緒に全力を尽くす」と一層の支援を要請。普天間問題などをめぐり「5月政局」もささやかれるなか、選挙日程や 危機感を共有する県連幹部は、そろって引き締めを求めた。後藤斎代表は「『期待はずれ』『もっとしっかりしろ』という意見を毎日お聞きする」「運動量が足りない」と要求。樋口雄一幹事長は「情勢は大変厳しいといわざるをえない」としたうえで一部の楽観論を念頭に、「(宮川氏らに)断然に勝っているわけではない」と述べた。
マイタウン山梨
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