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橋下知事新党「大阪維新の会」初戦で勝利 大阪市議補選

2010年5月23日21時38分

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 大阪府と大阪・堺両市の再編を掲げる地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)が初の選挙として臨んだ大阪市議補選(福島区、被選挙数1)が23日投開票され、同会の新顔で線路工事会社役員の広田和美氏(46)が、民主、自民、共産各党などの新顔4人を破って初当選した。投票率は40.42%だった。

 橋下知事は府市再編による「大阪都」構想を掲げ、来春の統一地方選に向けて大阪維新の会の候補者を公募し、府議会と両市議会で過半数の獲得を目指している。初戦に勝利したことで、こうした動きに弾みをつけたい考えだ。

 広田氏は8491票を獲得し、次点だった共産党の党区生活相談所長、山田みのり氏(33)に3620票差をつける大勝。準備不足が指摘されたが、選挙戦中は橋下知事が連日応援に入って全面的に支えた。知事と親交がある河村たかし・名古屋市長、中村時広・松山市長らの応援も受け、無党派層のほか民主、自民両支持層からも幅広く支持を集めた。

 民主党は元衆院議員秘書の国本政雄氏(33)を立て、地元の国会議員や7月の参院選に立候補するタレントらが応援に入ったが、4位と惨敗した。自民党は専修学校教員の太田晶也氏(38)を擁立して組織固めを図ったが、3位に終わった。市議補選という限られた地域での選挙だが、民主、自民の2大政党に対する有権者の不信が表れたとも言えそうだ。

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