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第71回オークス・G1(芝2400メートル、やや重)が23日、東京競馬場で行われた。3歳牝馬のチャンピオンを決める一戦には18頭が出走。緩い流れから、直線勝負に持ち込まれると、アパパネ(蛯名)とサンテミリオン(横山典)の2頭が競り合ったまま、並んでゴール。長い写真判定の末、G1では史上初めての1着同着となった。アパパネは、史上12頭目の桜花賞とオークスの2冠を達成し、サンテミリオンはG1初制覇となった。
2馬身差の3着はアグネスワルツだった。
蛯名正義騎手「負けなくてよかった。距離が不安だとか、いろいろと言われたけど、この馬場(やや重)をこなしてくれて偉い馬だと思う」
国枝栄調教師「よく頑張ってくれた。たたき合いでぐっと前に出たけど、またサンテミリオンが伸びたので、同着でも負けてさえいなければ、と思っていた。」
横山典弘騎手「ゴールでは有利だと思ったが、際どいと言われて、ひやひやした。今まで2着でつらい思いをしたこともあるから、ほっとしている」
古賀慎明調教師「G1初勝利なので胸がいっぱいで、まだ実感はありません。ゴールの瞬間は、ひいき目もあって勝ったと思ったけど、同着でほっとしています」
◆アパパネ 3歳牝馬、父キングカメハメハ、母ソルティビッド。北海道安平町のノーザンファーム生産、馬主は金子真人ホールディングス。戦績は7戦5勝、重賞は阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞(ともにG1)に続いて3勝目。獲得賞金は2億9945万8000円。
◆サンテミリオン 3歳牝馬、父ゼンノロブロイ、母モテック。北海道千歳市の社台ファーム生産、馬主は吉田照哉氏。戦績は5戦4勝、重賞は2勝目でG1は初勝利。獲得賞金は1億6774万1000円。
(2010年5月23日20時20分 スポーツ報知)
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