堀内氏と石井氏が「巨人師弟タッグ」結成

　自民党から夏の参院選比例区に出馬予定の堀内恒夫氏（６２）が２２日、秋田県入りし、同党の秋田選挙区公認候補石井浩郎氏（４５）と「巨人師弟タッグ」を結成した。秋田市内での党セミナーにそろって出席した。９７、９８年の２年間、ヘッドコーチ、４番打者などとして同じユニホームで戦った仲。２人は閉会後も一緒に地元ラジオの生放送に出演するなど精力的に動き回った。

　堀内氏はこの日朝一番の飛行機で現地入り。石井氏に対し「現役時代から何でもまじめに取り組むタイプだった。地元に張り付いてやるのに向いている。だいぶ、（肌の）色も黒くなったね」と激励した。一方の石井氏は「隣に『鬼ヘッド』がいるので緊張します」と冷や汗をかきながらも「また一緒に戦える。本当に心強い」と笑顔。堀内氏が掲げる「スポーツ省設立」についても「最終的な目標はそうなる。プロアマ問わず日本スポーツのレベルを上げたい」と共闘宣言した。

　セミナーにはたちあがれ日本の比例候補・村岡敏英氏も出席。「ぜひ（たちあがれから出馬の）中畑さんも秋田に呼びたい」と呼び掛けられた石井氏は「志は変わらない。堀内さんを含め、みんなで頑張っていければ」と話し「巨人師弟トリオ」の結成もありそうだ。

　［2010年5月23日9時33分　紙面から］