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高額の工事資格証・検定業務の独占…事業仕分けで批判

2010年5月21日23時45分

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 鳩山政権の「事業仕分け」第2弾の後半戦2日目は、20法人の28事業を議論した。国の法律に基づく資格や検定などの業務を独占的に引き受け、天下りの温床になっている法人に批判が相次ぎ、10法人14事業について「廃止」と判定した。

 国土交通省所管の財団法人、建設業技術者センターは、建設業法に基づき、工事現場で携帯しなければいけない「監理技術者資格者証」という顔写真入りのカードを交付できる指定機関。その交付手数料が7600円と高額なことに批判が集中。「本人確認は免許証で十分」などとして「廃止」の結論になった。

 また、監理技術者を対象に義務づけられた講習の実施機関、全国建設研修センターも「5年に1度の講習では意味がない」と指摘され、「義務としての講習は廃止」と決まった。

 家庭用電気メーターなどの検定・検査業務をする日本電気計器検定所は、2008年度で144億円の利益剰余金があった。こうした剰余金もあって、赤字になるほど検定手数料を大幅に引き下げている。「検定料の設定が民間参入を阻止している」(民間仕分け人)として、競争性を確保するよう見直すべきだと判定された。利益剰余金も「過去の独占時代に積み上げたものだ」と指摘し、国庫に寄付するよう求めた。

 このほか、河川の広報資料館「水辺共生体験館」の運営を担う河川環境管理財団では、常勤役員4人全員が官僚OBで占められ、仕分け人から「本来ならもっと早く整理すべきだった」(蓮舫参院議員)と批判された。

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