《製品情報》[ 5611 ]2005年 9月 21日
20日東京株式、日経平均大幅続伸・4年ぶりに1万3000円台を回復
提供:テクノバーン
連休明け20日の東京株式市場は大幅続伸。日経平均株価は189円89銭(1.47%)高の1万3148円57銭で2001年6月11日以来、約4年3ヶ月ぶりに1万3000円の大台回復となった。
前日の米国株はハリケーンの影響を懸念して反落となったが、寄り付き前の外資系証券の注文状況は売りが3770万株に対して買いが5650万株で差し引き1880万株の買い越しとなるなど、外国人投資家が引き続いて日本株に対して積極的に買い増しに動いてきたことが相場全体の牽引役となった。
業種別でも保険、非鉄金属、鉱業といった市況関連業種を筆頭に全33業種全てが上昇する全面高の展開となった。
日経平均株価の25日移動平均乖離率は4.51%に達するなどテクニカル指標的には過熱感が強まる形となっているが、市場では意外なほどに過熱感を意識する向きが少なく、急ピッチの株価上昇を警戒する向きよりも持たざるリスクが強く意識された格好だ。
ハリケーンなどの自然災害が米国経済に少なからず影響を与えるなかで、今回は、そうした米国の地政的なリスクが意識されて逆に日本株の割安感が強まる形ともなってきている。
米国株と比較して投資環境の好転が見られるなかで1万3000円台回復で目標は達成したとみる市場関係者はほとんどおらず、今後の更なる上昇を意識した実需の買いが内需関連株を始めとする幅広い銘柄に広がっている。
東証1部出来高は32億6131万株で史上最高記録を更新。売買代金は2兆3482億円だった。
東証1部騰落数は値上がり銘柄数が1282、値下がり銘柄数は296となった。
相場全体の過熱度を示すテクニカル指標となる東証1部騰落レシオは115.15に上昇(前日は110.49)。日経平均株価の25日移動平均乖離率も4.51%(前日は3.29%)に上昇した。
09月20日(火)東京株式市場情報
◎日経平均株価
大引 13148.57 (189.89)
始値 12991.63
高値 13159.39
安値 12991.63
◎TOPIX
大引 1352.53 (23.69)
始値 1335.55
高値 1354.11
安値 1335.55
◎主な出来高上位銘柄
三菱自動車工業 <7211> 239( 30)
山水電気 <6793> 48( 7)
住友金属工業 <5405> 312( 9)
新日本製鐵 <5401> 358( 8)
みずほ信託銀行 <8404> 206( 11)
エスサイエンス <5721> 71( -1)
新生銀行 <8303> 670( 9)
三菱製紙 <3864> 211( 50)
三菱電線工業 <5804> 231( 41)
トーメン <8003> 197( 15)
◎主な値上がり銘柄
三菱製紙 <3864> 211( 50)
三菱化工機 <6331> 338( 67)
三菱電線工業 <5804> 231( 41)
東洋エンジニアリ <6330> 678( 100)
山水電気 <6793> 48( 7)
佐田建設 <1826> 170( 24)
三菱自動車工業 <7211> 239( 30)
ゴールドウイン <8111> 370( 41)
トーヨーカネツ <6369> 242( 25)
キリンビール <2503> 1,246( 122)
◎主な値下がり銘柄
スカパー <4795> 92,700(-10300)
エルピーダメモリ <6665> 3,320( -220)
タイトー <9646> 168,000(-9000)
日本管財 <9728> 3,810( -180)
ゲオ <2681> 291,000(-12000)
ドッドウエルビー <7626> 835( -34)
イーアクセス <9427> 90,400(-3300)
TAC <4319> 770( -26)
日本電気硝子 <5214> 2,000( -60)
エコナック <3521> 201( -6)
* 権利落ちなどは株価に反映されておりません。
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