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2010年05月23日(日)

Korean music industry

テーマ:* 韓国 *
昨日の記事「Korea situation」(兵役について)と合わせてお読み頂けると嬉しいです。

昨日の記事にはたくさんのコメントをありがとうございました。
中でも、私がまだまだ知らないことを教えてくださる方もいて
私自身さらなる勉強となりましたし、思い切って書いてよかったなと思いました。
特に兵役を終えていない人は自由に海外渡航ができないという事実は全く知りませんでした。
日本の自衛隊も、私が思う以上に過酷だということも。
みなさん、お時間がありましたらぜひ私の記事だけでなく、
他の方のコメントにも目を通してみてください。とてもためになります。

さて、兵役の事を書いたらつづけて書きたいことがありました。
それは韓国の音楽業界の話です。

私は以前から言っておりますように、K-POPは全く興味がなくて
東方神起を聴くまでは聴いたことすらなかったです。
あ、正確には桂銀淑さんやチョー・ヨンピルさんはは知っていました。
で、東方神起も「東方神起」から入りましたので「トンバンシンギ」を知るのは
それから少し後です。

まず何に混乱したかというと、アルバムと楽曲が東方神起とトンバンとで違うこと。
共通楽曲もありますが、日本の曲は全て知った気になったときに
トンバンで探すと全然知らない曲がまた見つかったり・・・
それとアルバムも、日本ではアルバムのタイトルというものをつけますが
トンバンのほうは1集・2集・・・へ?タイトルないの???と驚きました。
今では笑い話ですが、Amazonでアルバムを購入するのにあまりにたくさん出てくるので
わけがわからなくなってほげーっ!となったことがありますwww

その後さらにまた謎の壁にぶつかりました。
そのことについて私がまず思ったこと。
「韓国の芸能界は、引退したり復活したりが激しいんだなー」
wwwww
もうおわかりですよね?w
"グッバイ"と"カムバック"の意味を全く知らなかったから、
グッバイステージといわれたら引退、カムバックステージと言われたら復帰だと思ってたんです。
(カムバックのほうは全くの間違いというわけではないですが)
この件について詳しく調べて理解できたのはホント最近です。
実は東方神起のMKMFの感動も、こういう芸能文化の仕組みを知らなかったので
単に日本活動と二束のわらじだったから、母国で賞が取れて嬉しいだけだと思ってました。
薄々私の考えてることと、韓国芸能界のグッバイ&カムバックは違う物だと感じてても
あえて調べるにはいたりませんでした。(東方神起がこういうことになってしまったので・・・)

けど、今回SJが4集でカムバック!となったときに、初めて調べてみようかなと思いました。
私にとって、興味あるアーティストの初生カムバックでしたので。

※以下間違いがあればご指摘ください。
(感情論ではなく、事実として誤認している箇所があれば正してくださると助かります)

日本での印象といえば、先ほどの私の考えのように、
グッバイといえば引退、カムバックといえば復帰だと思いますよね。
韓国では、通常に行われていることで上のような認識ではありません。
韓国では「活動期間」と「休止期間」があります。
「活動期間」はアルバムを発表します。
(韓国にはシングルはありません。その代わりアルバム内より代表曲は数曲選ばれます。
ただし日本で言うマキシのようなミニアルバムは出る場合があります。)
そしてそのプロモーションとしてテレビにラジオに出演します。
その後、「休止期間」となり、そのときは次回のアルバム制作や充電期間となります。
そして新しいアルバムを引っさげて戻ってきたときは盛大に「カムバックステージ」が行われるんですね^ ^ヲ

トンバンシンギ 4集でのカムバックステージ


東方神起の場合は、この休止期間にも日本での活動がありました。
もちろん活動期間は日韓両方で活動しています。

以前、アメンバー記事であげた昨年のミロコンと4thライブのスケジュールです。

2009年
■ミロコン ■4th Live

2月20日
21日
22日 →韓国・ソウル


(4月1日 ここでオルアバ3カップルトーク撮影)

4月4日 →中国・南京

5月4日 →神戸ワールド記念ホール
5日 →神戸ワールド記念ホール

9日 →さいたまスーパーアリーナ
10日 →さいたまスーパーアリーナ

16日 →仙台 ホットハウススーパーアリーナ

23日 →真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

30日 →福岡マリンメッセ 

6月6日 →広島グリーンアリーナ

11日 →大阪城ホール
13日 →大阪城ホール
14日 →大阪城ホール

18日 →日本ガイシホール
20日 →日本ガイシホール
21日 →日本ガイシホール


27日 →バンコク
28日 →バンコク


7月4日 →東京ドーム
5日 →東京ドーム(日本4th Live終了)


11日 →中国 北京

8月1日 →a-nation 熊本

6日 →神宮外苑花火大会 ライブショー

8日 →a-nation 愛媛
15日 →a-nation 愛知
16日 →a-nation 愛知 (愛知はきてないの?どうなの???)
22日 →a-nation 東京
23日 →a-nation 東京
29日 →a-nation 大阪
30日 →a-nation 大阪


10月2日 →中国 上海


11月21日 →中国・深川(中止)

もう見ているだけでドッと疲れます・・・。
日本でもたくさんのステージがあってたくさんの人が見る機会はよかったと思うのですが、
増えたステージがありましたよね・・・かなり無理させたのではないかと・・・
メンバーの親御さんのお1人は、子どもを見ていて一番辛かったのはこの時期だったとおっしゃってました。
行き来が本当に激しくて、たまに会っても寝ているだけだと聞きました。
このスケジュールの過酷さが何かを後押しした一因として0とは言えないと思います。
(裁判で代理人がavexの事を非難するような発言をしたあと判事と裁判官が
じゃあナゼ今契約したの?と激しく突っ込んで即答できなかったようですが
このときのもやもや感があるのかなとも勝手に憶測。
裁判によると、3人側は清算を受けていないためこの時の配分を受けていないようです。
・・・と書くと誤解を受けそうなので、裁判の詳細を知りたい方はこちらをご覧下さい。
※ただし公的資料ではありません。あくまでも傍聴した一般人の記録として認識してください。
※※リンク先サイト様は翻訳を掲載されているだけでサイト管理人の方が傍聴して記された物ではありません。
)


とにかくこのスケジュールは尋常じゃないと思います。
当時このスケジュールを載せた記事にも、
「偶然空港の搭乗待合で居合わせた方から聞いたけど、5人ともめちゃくちゃ疲れている感じだった」
「あるグループが人気絶頂の頃、睡眠時間3時間以下で活動中、メンバーのひとりがタクシーから見える外の景色がモノクロに見えたそうです。」
「東方神起は実は世界で1番よく出来たサイボーグなんじゃないか」
などのコメントをいただきました。

国内だけでもきついのに、日本とそれ以外の国まで・・・いったいどれだけ移動してるんだ!?
私はすごい短い距離の飛行機しか乗ったことないのですが、
離着陸のストレスで死にそうでしたよ。私はあのGがかかる感覚がとてつもなく不安になって
叫びたい気分になるので余計に。
韓国と日本が実際に2時間の距離であっても、手続きのための時間や手間、
そして離着陸のストレス・・・移動のストレスってすごいと思います。
それだけでも疲れると思います。そりゃ私よりずっとずっと慣れてはいるでしょうが・・・

前回の兵役の話ともかぶりますが、20代の一番いいときに徴兵されてしまう
韓国の男性アイドルは、それまでに使い切ってしまおう感があるとも聞きました。
息長く活動できる俳優などと違い、アイドルの場合は賞味期限が短い。
それゆえ除隊して戻ってきたときに、入隊前のポジションでいられる可能性はとても低い。
だから事務所側も先行投資をガンガンして、スタートダッシュかけて
若いうちに売れるだけ売ってこうと・・・。
商品のようであまりいい感じしないですけど、事務所側にたつとゆっくりのんびり育てて
兵役で人気が落ちてしまうのはリスクが大きいですから仕方ないと思います。
ただ東方神起については、今までのアイドルより息の長いグループにしようとしたようです。
そのため長期の契約になったと事務所側は話していますが・・・
(親御さんも契約期間を長くとってほしいと言っていた時期があります。)
確かに東方神起はアイドルというくくりからははずれても、十分な実力があると思います。
もともと去年から順に個人活動をさせていく予定だったのも、
兵役で何名か抜けグループとして活動できなくなったときのための
準備段階に入ろうとしていたのではないかと思いました。

つくづく惜しいというか、誰かが徴兵されるまではグループでの活動を見たかったです。
ただ、前回の記事にいただいたコメントにもあったように、
だからこそ逆に戻ったときの為、徴兵前に個人としての活動の軌跡を残したい気持ちが
3人にはあったのかもしれないというのもどちらも理解できるんですよね。
週刊誌などに書かれているように単にお金がどうとか待遇がどうとか
そういう部分だけの問題ではなく、徴兵も含めたもっともっと深いところで
いろいろな葛藤があるんだろうなと思います。
国民性の違いなどむずかしすぎてきっと私には理解できないだろうけど・・・。
それでも少しでも、違う国に生まれそこに生きる彼らの事を知れたらと思います。

追伸:
呟きにも書きましたが、5/21の KBS 芸能街中継(연예가중계)にて
SM、YG、JYPのビッグ3といわれるレーベル3社のコーナーがありました。
創始者3人の略歴、戦術、トラブルの対処方法など比較したもので
短いコーナーのひとつでしたがとても感慨深く見ました。
6/1(火) 17:15~18:30で再放送がありますので、機会があれば見てください。

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