奥まで入る、初体験!? 市原隼人と高良健吾の発言に監督が「ヤらしい」と突っ込み

ボクシングに打ち込む高校生の友情を描いた青春映画『ボックス！』。この映画が5月22日に公開初日を迎え、キャスト・スタッフがTOHOシネマズ 六本木ヒルズで舞台挨拶を行った。

『ボックス！』場面写真

登壇したのはキャストの市原隼人、高良健吾、谷村美月、香椎由宇、筧利夫と李闘士男監督の6人。高良は、「いろんなことを学ばせてもらった現場で、いろんなことにチャレンジし、特別な現場になりました」と挨拶した。

本作に出演した感想を聞かれた市原は「妥協のない現場だったので、ボクシング（のパンチ）も奥まで入って」。高良は「初体験」と回答。高良としては初めて殴り合いをしたことなどを指しての発言だったのだが、隣で聞いていた監督は「おまえらヤらしいな〜。奥まで入ったとか初体験とか。うちの子どもも見に来とんねん！」と笑いながら指摘。この思わぬ突っ込みに、市原も高良も顔をくしゃくしゃにして大笑いしていた。

一方、市原と高良の「スゴいところ」について聞かれた谷村は、「撮影中もずっと練習していたのが印象的でした」。筧も「カメラが回っていないときも、自分のセリフをずっと言い続けている市原」と同意見。その光景はボクシングシーンの撮影時も同じだったそうで、筧は「リングの周りにエキストラの人がいるんですけど、彼らが引いてしまうほどセリフの練習をしていた市原を、僕は何度も止めました（笑）」と振り返っていた。

また、観客から「メイド喫茶に行くシーンがありましたが、好きですか？」と聞かれた市原は、「行ってみたいですね。1回も行ったことがないので」と素直に回答。続けて高良が「1回行ったことがあります」と答えると、客席からは「え〜!!」と驚きの声が。興味津々の監督と筧が、何を注文したのかなどと聞くと高良は、「オレンジジュースとか……。地元のみんなと行って、あまり覚えてないので」とお茶を濁していた。

舞台挨拶の終盤には、ヒットを祈願してくす玉を割る演出も。映画に合わせたボクシングのパンチングボール型のくす玉を、市原が見事なパンチで割ると、客席からは大きな拍手が巻き起こっていた。

最後に市原は、「家族でも友だちでもカップルでも見れる作品になっていると思うので、誰かとしゃべるきっかけにしてもらえれば嬉しいです」と挨拶し、さらなる応援を呼びかけていた。

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