哨戒艦沈没:国際社会の反応は?(中)

世界各国が北朝鮮を糾弾

日本:首相が緊急関係閣僚会議を招集、韓米日の緊密な連携を強調

 日本政府は20日正午ごろ、鳩山由紀夫首相が緊急閣僚会議を召集し、韓国の立場を全面的に支援する一方、今後韓国および米国と行動を共にする方針を示した。

 鳩山首相は会議直後、平野博文官房長官を通じて発表した論評で、「北朝鮮の行為は許しがたいものだ。国際法違反で、国際平和と安全保障に対する挑戦だ。地域の平和と安定のために韓国と米国をはじめとする関係各国と緊密に協力する」と述べた。

 日本政府は今後、韓米両国との連携を強化し、起こり得るあらゆる状況に備え、対応策を講じる姿勢だ。岡田克也外相は参議院に出席した際、「日本にもどのような事態が起こるか分からない。冷静かつ確実な対応が必要だ」と述べた。

 平野官房長官は「冷静な対応」を繰り返し注文している中国政府の立場について、「重大な問題との認識を中国政府も共有することを望む。国際社会と共に日本政府も非難声明を出しており、(非難声明は)中国に対しても求められていると思う」と述べた。

 日本のメディアによると、日本政府は北朝鮮をテロ支援国に再指定するよう、米国政府に求める案を検討しているほか、独自の制裁措置も強化しているという。「天安」事故発生後の先月4月、北朝鮮船舶の入港禁止など対北朝鮮制裁措置を1年間延長することを決定した。

 また、領海・公海上で海上保安庁が北朝鮮船舶を臨検できるようにする内容を盛り込んだ貨物検査特別措置の法案も20日、衆議院を通過した。

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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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