口蹄疫(こうていえき)の感染拡大を防げ!

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神取忍(かんどりしのぶ)
1964年11月3日神奈川県生まれ。170センチ、75キロ。 15歳で柔道を始め、86年女子プロレスラーに転向。 06年10月、参議院議員に繰上げ当選し二足のわらじを履く。 LLPW所属。ミスター女子プロレスの異名を持つ。

口蹄疫(こうていえき)の感染拡大を防げ!

2010年05月21日アダルト

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宮崎県内で発生した口蹄疫(こうていえき)の感染拡大が大きな問題になっています。

口や蹄(ひづめ)に水ほうができる病気で、9割は治り、人間が食べても無害だと言われています。

ただ、まだ幼い家畜だと5割は死んでしまいます。

感染して肉質が落ちた家畜は出荷できないし、感染のスピードが速いので、感染拡大を防ぐために殺処分されることに。

すでに11万頭の家畜の殺処分が進められていたが、今、10km圏内の家畜が新たな殺処分の対象となり、牛と豚を合わせて20万頭以上の殺処分が決定しました。

ワクチンを使って感染のスピードを弱めてから、殺処分をしていくのだというのです。

その数はこれまで処分対象になった数と合わせると30万頭をはるかに超えます。

私は犬や猫の殺処分を少しでも減らそうと活動しているが、この数は犬や猫が年間で殺処分されている数に匹敵。

今は、感染拡大を阻止するための措置を急ぎ、被害農家の救済を迅速かつ適切に行う必要があります。

私たちは家畜の命をわけてもらって生きていくことができている。

その事実は否定できないし、正面から受け止める必要があります!

しかし、私は今、犬や猫の殺処分を少しでもなくそうと活動しているので、胸が痛い。

感染の疑いのある家畜を見逃してしまい、対応が遅れたことが感染拡大の原因だと指摘されています。

十年前に比べ、ウイルスも強くなったというが、危機管理や初動体制に不備はなかったのでしょうか?

いつも対応のまずさが被害を大きくしてしまう。

前回、うまく対応ができたというおごりや過信があったとすれば、いわば“人災”だ。

行政や民間すべての総力をあげて対応していかなければならない!

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