4回、プーンサワット・クラティンデーンジム(左)にKO負けした木村章司=タイのマハーサーラカーム(共同)
WBA世界Sバンタム級タイトル戦は20日、タイ・マハーサーラカームで行われ、挑戦者・木村章司(32)=花形=は、王者プーンサワット・クラティンデーンジム(29)=タイ=に4回2分23秒KOで敗れた。4回に3度のダウンを奪われ、世界初挑戦で敵地での王座奪取はならなかった。
木村は1回からアグレッシブに前に出たものの、王者にプレッシャーをかけられた。4回、強打を食らい、キャンバスに沈められた。
プロ初のKO負けを喫し「悔いはない。右ストレートが当たっても倒れないのなら仕方がない。基本的には(現役を)辞めます」と引退を口にした。
(2010年5月20日)