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新潟県佐渡市で営巣する放鳥トキのつがい(4歳の雄と雌)の巣から、カラスが卵2個を持ち去ったのを環境省の観察担当者が20日午前、確認した。
トキの卵のカラス被害は3組目。同省は「巣に卵はなくなったとみられ、このつがいからのひな誕生は難しい」としている。このつがいは15日にもひな誕生が見込まれていた。佐渡では、このほかに1組のつがいが卵を温めている。
同省の笹淵紘平佐渡自然保護官は「雌がきちんと抱卵(卵を温める行為)しなかったことが失敗の原因。自然界でトキの卵がふ化するのは難しいと実感している」と話した。
環境省によると、20日午前5時25分ごろ、巣に座って抱卵をしていた雌が巣から飛び立った。同7時35分ごろ、親鳥のいない巣にカラスが3回飛来。最初の2回で卵2個を奪い、3回目は巣の中をのぞき、何も取らずに飛び去った。
同8時ごろに雌が一度巣に戻り抱卵の姿勢を続けたが、約40分後に再び飛び立った。カラスに奪われた卵が有精卵か無精卵かは分かっていない。
つがいは、2008年放鳥の雄と昨年放鳥の雌。先月下旬から、どちらかが巣に残って卵を温めていた。
(2010年5月20日14時37分 スポーツ報知)
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