“生尻”エリカ、２年８か月ぶり魅せた！歌った！…ガールズアワード２０１０

お尻もみえるビックリコスチュームで登場した沢尻エリカ

　女優で歌手の沢尻エリカ（２４）が２２日、東京・代々木第一体育館で行われたファッションイベント「ガールズアワード２０１０」に出演した。観客の前に姿を見せるのは、約２年８か月ぶり。“美尻”をあらわにした衣装で、全編英語詞の新曲「Ｔｒｅａｓｕｒｅ」を披露して「みんな、ありがとう！」とシャウトして、復帰を飾った。ほかに黒木メイサ（２１）、活動休止中の「東方神起」のジュンス（２３）らが登場した。

　沢尻が、また衣装で周囲の度肝を抜いた。歌手・ＥＲＩＫＡとして、大きな旗を手に、軽快なステップを踏んでセンターステージに登場。後ろを振り返ると、目がくぎ付けになるような“美尻”があらわになるほどのセクシーさ。離婚騒動後、初の公の場では太ももを、翌日に自宅を出るときは胸元をあらわにしたが、復帰を飾る舞台は、そのどれよりも輝きのある装いだった。

　ヘッドセットの調子が悪いという理由から、本番はマイクなしというスタイルで強行出演。ハンドマイクを持つことも検討したというが、パフォーマンスを重視するという理由からボーカルの入った音源を流し、４人の女性ダンサーと共にパフォーマンスのみで新曲を披露。しかし、復帰の喜びと感謝で「みんな、ありがとう！」という叫びと共に手を突き上げ、再出発のステージを笑顔で締めた。

　観客の前に姿を見せるのは「別に…」などの不機嫌発言で劇場を凍りつかせた「クローズド・ノート」の舞台あいさつ以来。かつて「Ｋａｏｒｕ　Ａｍａｎｅ」「ＥＲＩＫＡ」名義で歌手活動を行ったが、そのときもＴＢＳ系「カウントダウンＴＶ」の収録で２度、歌声を披露したのみ。観客を前にして歌手として登場するのは、初めてだった。

　披露した「Ｔｒｅａｓｕｒｅ」は、２３日に都内で結婚式を挙げる兄への思いを英語詞でつづった楽曲。歌詞には、離婚騒動に揺れる夫で映像クリエイターの高城剛氏（４５）に対する胸中を表すかのようなフレーズもある。しかし、この日も離婚についてコメントすることはなし。離婚協議は現在、大きな進展もなく、離婚成立は、海外を渡り歩いている高城氏が帰国してからになるとみられる。

セクシーな衣装で熱唱する沢尻エリカ

　◆本人考案のステージ衣装　見るものを驚かせた“美尻”のラインを見せたセクシーなステージ衣装のコンセプトは「沢尻本人が考えたもの」（関係者）だという。スタイリストと相談の上で制作。シルバーメタリックをベースに、胸と腰の部分には、ミラーボールで使用するガラス素材をちりばめた。エナメルのブーツも、スワロフスキーとチェーンで装飾。きらびやかに統一した。

　◆超特大の楽屋用意　沢尻は、イベントの目玉ゲストとして出演。黒木や西野カナら他のアーティストの倍以上ある広さの楽屋が用意された。トリを務めたジュンスには及ばないながらも、それに次ぐ好待遇で、主催者側の期待の高さをうかがわせた。また、沢尻が披露した楽曲は、この日から沢尻の公式サイト「ＥＲＩＫＡ　ＴＯＫＹＯ」で無料配信されている。