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◆大相撲夏場所12日目 ○白鵬(押し出し)把瑠都●(20日・両国国技館) 横綱・白鵬がV14に王手をかけた。新大関の把瑠都を押し出しで圧倒し12連勝。13日目に大関・琴光喜に勝てば2場所連続14回目の優勝が決定する。週刊誌で野球賭博疑惑が報じられた琴光喜は平幕の北太樹に完敗。日本相撲協会はこの日も師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)ら関係者から事情聴取し27日の理事会で事実関係を報告することを決めた。
白鵬がエストニアの怪物を吹き飛ばした。立ち合いで把瑠都のもろ手突きをまともに受けたが、横綱はものともしなかった。そのまま強烈な突きで押し出し。わずか2秒4で決着。「踏み込みが良かった。(把瑠都は)今場所元気がないだけじゃないかな?」と余裕の表情。あまりの強さに武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)も「大関には頑張ってほしいけど、力の差がある」と絶賛するしかなかった。
13日目の琴光喜戦に勝った時点で優勝が決まる。輪島と並ぶV14へ、いよいよ秒読み段階に入った。その輪島のトレードマークだった黄金まわしを今場所中に着用する可能性が出てきた。この日の朝げいこでは、途中で完全非公開にした。関係者によれば、黄金まわしの試着を行ったという。白鵬は「秘密です」とけむに巻いたが、部屋関係者は「いいねと言っていた。もしかしたら場所中に着けるかも、と話していた」と明かした。
横綱自身は以前、黄金まわしについて「表彰式の時に着替えて出てくるのもいいかもね」。普段着けている茶色から黄金まわしに「お色直し」するプランも明かしていた。この日に試着したことによって表彰式の時だけでなく、13日目で優勝した場合、今場所の残りの取組で着ける可能性も出てきた。
初場所14日目からの連勝を29にのばし、13日目は優勝だけでなく自身3度目の30連勝もかかる。30連勝以上を3度以上達成した力士は、昭和以降では大鵬のみ。あこがれの双葉山でさえも2度しか達成していない大記録だ。自身最短タイとなる2度目の13日目Vへ向け「決められれば決めたい」と闘志。琴光喜に圧勝し、輪島と並ぶV14、双葉山を抜く3度目の30連勝という輝かしい記録を達成する。
(2010年5月21日06時05分 スポーツ報知)
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