政府、「クール・ジャパン」推進 海外収入を倍増へ政府は21日、知的財産戦略本部(本部長・鳩山由紀夫首相)の会合を開き、「知的財産推進計画2010」を決定した。「クール・ジャパン」として世界で評価されるアニメなどのコンテンツ産業を強化し、海外市場での収入を2020年までに倍増させる。 鳩山首相は会合で「民間と協力しながら戦う姿勢をつくり上げる。絵に描いたもちにせず、スピードを持って臨む」と意気込みを語った。 コンテンツ関連の09年の海外収入は1兆2千億円。これを20年に2兆6千億円まで増やす計画。海外展開を支援するため官民共同ファンドを立ち上げるほか、税制面での優遇も検討。自由な創作活動を促進するため「コンテンツ特区」を創設し、海外からの留学生も積極的に受け入れる。 日本の先端技術を国際標準化する取り組みも強化し、経済成長につなげる考えだ。 【共同通信】
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