5月初旬のトヨタ米自動車販売は前月比‐12%=調査会社
[デトロイト 20日 ロイター] 米調査会社のエドムンズ・ドット・コムが公表した5月初旬の米自動車販売(フリート販売除く)データによると、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)の販売台数は、3月から実施している大規模な販売促進策が息切れし、前月比12%減少した。
エドムンズのアナリスト、ジェシカ・コールドウェル氏は「販売促進策によるトヨタ車購入が一巡しており、効果が薄れ始めている」と指摘。また「トヨタは依然としてブランドイメージを回復していない」との見方を示した。
ただトヨタの高級車ブランド「レクサス」は堅調で、前月比22%増と、トヨタブランドの同17%減を上回った。
一方、ゼネラル・モーターズ(GM)[GM.UL]の販売台数は前月比9%増加した。
業界全体が低迷していた昨年との比較では、トヨタが22%増、GMが24%増となった。
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