アメリカにあるトヨタ自動車の工場など4つの拠点に不審な郵便物が相次いで送られ、FBI(=アメリカ連邦捜査局)が捜査していたことがわかりました。
アメリカメディアによりますと、不審な郵便物が送られたのはトヨタ自動車のケンタッキー州の子会社やテキサス州などの3つの工場です。このうち、テキサス州では警察の爆発物処理班が出動したほか、インディアナ州ではトヨタ宛の不審な小包が配送途中の郵便局で見つかり、局員が一時避難する騒ぎとなりました。
郵便物には、いずれも自動車の電子部品の様なものが入っていて、爆発などの危険性は無かったということです。FBIが背景を捜査していますが、送り主はアフリカ・ナイジェリアの個人発明家とみられ、一部メディアはトヨタ側への「部品の売り込み」が目的だった可能性があると伝えています。(20日05:18)