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166人乗りインド機事故、8人を救出 機体真っ二つ

2010年5月22日22時49分

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写真:救出され、病院に運ばれる子ども=ロイター救出され、病院に運ばれる子ども=ロイター

写真:大破した航空機の生存者=ロイター大破した航空機の生存者=ロイター

図:  拡大  

 【ニューデリー=武石英史郎】インド南部マンガロールの空港で22日朝、インド航空系列の旅客機が着陸に失敗し、大破、炎上した事故で、インド政府当局者は、乗客・乗員166人のうち8人を救出したと発表した。現地の救助隊は同日夕までに146人の遺体を収容。死者数は計158人に上るとみられている。

 同空港の滑走路は10日前に運用が開始されたばかり。PTI通信などによると、同機は滑走路上の着陸予定地点を大幅に飛び越して着地し、停止できないまま、滑走路脇の着陸誘導装置に衝突した後、空港敷地のフェンスを突き破って、200〜300メートル下のがけ下に転落した。機体は真っ二つに折れ、生存者は割れ目から自力で脱出したが、その直後に機体は火に包まれたという。

 事故機はインド航空傘下の「エア・インディア・エクスプレス」が運行するドバイ発マンガロール行きのボーイング737―800型機。乗客は全員インド人だった。

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