最新疫学情報
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宛先 : ML b医疫学会 <JVETEPI-L@t3.rim.or.jp>
日時 : 2000年6月5日 21:18
件名 : 口蹄疫に関するテレビ番組についてお知らせ
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NHK「クローズアップ現代」で口蹄疫が取り上げられますので、お知らせいたします。
タイトル 口蹄疫・広がるか悪性の家畜伝染病
放送日 6月6日(火)
NHK総合 TV 19時35分から
NHK B S 21時30分から
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獣医疫学会 ホームページ担当
jv01-epi@t3.rim.or.jp
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日時 : 2000年6月15日 17:18
件名 : 獣医疫学情報
WHO(世界保健機関)は、ほとんどすべての感染症が薬剤耐性を持つようになりつつとある警告した。
具体例として・・・
1.中国、ロシアなどでは、1割以上の結核患者が2種類の薬剤耐性菌を保有している。
2.B型肝炎では、薬剤を服用した患者の約3割が1年後には効き目がなくなる。
3.エイズ薬AZTに耐性を持つウイルスが少しずつだが、確実に増えつつある。
4.東南アジアではペニシリン耐性のりん菌が98%に上る。
などを挙げており、世界中で病院による二次感染のうち6割は耐性菌によるものであると指摘した。
主な原因として、先進国での過剰な使用など、不適切な薬の服用を挙げている。
我が国で7月に開催される先進国首脳会議(九州・沖縄サミット)でも感染症に関する問題が取り上げられる予定。
(関連情報)
朝日新聞(6月13日夕刊)
(薬剤耐性菌情報)
WHO http://www.who.int/emc/amr.html
厚生省感染症情報センター http://idsc.nih.go.jp/drug.html
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日時 : 2000年6月16日 22:39
件名 : 獣医疫学情報
環境庁は関東地域の1都7県(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)の大気汚染情報(1時間ごとの速報値)などをオンラインシステムで収集し、環境庁及び国立環境研究研究所のホームページで一般への提供を開始した。
なお、このシステムは「空をマメに監視する」することから、「そらまめ君」と命名された。
わが国では、大気汚染防止法に基づき、都道府県及び大気汚染防止法上の政令市ごとに大気汚染の常時監視が行われている。
一方、光化学オキシダントは大都市の周辺地域にまで高濃度日が多く出現することから、広域的な大気汚染状況の監視体制が必要とされてきた。
これまで一部の地方公共団体が単独でホームページで大気汚染データを公開する例はあったが、複数の都県にまたがる広域のデータ公開は初めて。
そらまめ君 http://www-aeros.nies.go.jp/
(関連記事)
日本工業新聞 6月15日
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日時 : 2000年6月21日 22:40
件名 : 獣医疫学情報
●ハム・ソーセージから病原性大腸菌O157
O157が検出されたのは、13日前後に製造された下記の3銘柄。
トーチクハム埼玉工場のポークソーセージ「GRAND」
ジャスコ自社ブランド「トップバリュー」として販売されているロースハム(180g入り)
セントラルフーズ狭山工場の「ローゼンハイム」
埼玉県は3商品計3,100個の回収命令を出した。
なお、今のところ、これらの食品によるO157感染の報告はない。
(関連記事)
読売新聞(6月21日)
● 病原性大腸菌O157の集団感染の疑い
神奈川県衛生部は、藤野町の「ふじの温泉病院」と併設されている老人保健施設「なごみの里」で、老人ら41名がO157に集団感染している疑いがあると発表した。
感染源は温泉病院の給食施設と見られ、感染はさらに広がる可能性もある。
(関連記事)
朝日新聞(6月21日)
● 閑話休題・・・
野生のイノシシによる農作物被害に悩む群馬県大間々町で香水を使ったユニークな対策が始まった。
香水をしみ込ませたポリエチレン袋を木に下げ、風に揺られることにより香りを放つ仕組みで、鼻が利くイノシシには苦手な香りだそうだ。
この香水はイノシシ撃退には5倍濃縮したものを使うが、本来はポプリのようなさわやかな香り。
畑の被害が半減したという報告もあり、同町では希望農家に芳香剤を配布する。
大間々町ではポプリの甘い香りがただようことになりそうだが、イノシシにとっては受難の夏となりそう。
(関連記事)
毎日新聞(6月21日)
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日時 : 2000年6月22日 20:06
件名 : 獣医疫学情報
●厚生省統計表データベース
厚生省の厚生統計表データベース(http://wwwdbtk.mhw.go.jp/toukei/)がアップデートされました。
● OIE 主催の口蹄疫に関する会議
国際獣疫事務局(OIE )主催の「東アジア地域における口蹄疫に関する会議」が開催された。
本会議において国際機関、東アジア各国に対して以下の勧告が出された。
1 情報の収集と共有
2 会議の定期的開催
3 診断体制の強化
4 発生原因が粗飼料である可能性を否定できず、それらの危険度分析を取り入れた危機管理対策の実施
5 研究の強化
本会議の勧告を踏まえて、我が国としては発生原因の究明、危険度分析を取り入れた侵入防止対策の強化、防疫体制の見直しについてさらに検討を加えるとともに国際的な清浄国への復帰に全力を挙げることとしている。
(詳細)
http://www.lin.go.jp/maff/pdf/040601_62.pdf
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日時 : 2000年6月27日 22:09
件名 : 獣医疫学情報
獣医疫学会
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● 口蹄疫を通報した宮崎県の獣医師に農水大臣の感謝状
農林水産省は、23日、口蹄疫を最初に診断し、通報した宮崎県在住の獣医師、舛田利弘先生(56才)に大臣感謝状を贈った。
舛田先生の冷静な判断と的確な初動措置により、口蹄疫のまん延を最小限にくい止めることに成功したことが評価された。
農家から舛田先生への第一報は「風邪」であったが、畜舎すべての牛に伝播するに至り、口蹄疫を疑い、家畜保健衛生所に通報した。
しかし、92年ぶりの口蹄疫発見の裏には、殺処分を恐れる農家の心情と事の重大性の狭間で葛藤もあった。
また、通報後は、さまざまな風評が乱れ、八つ当たりする農業関係者もおり、ついには体調を崩して入院。診療所も廃業寸前にまで追い込まれた。
舛田先生は、「日本から口蹄疫がなくなり、本当にうれしい」と胸のうちを短い言葉にこめた。
(関連情報)
日本農業新聞(6月24日)
● 埼玉県で病原性大腸菌O157
埼玉県医療整備課は、同県菖蒲町の老人保健施設「みやじま」で、女性入所者3名から病原性大腸菌O157が検出されたと発表した。
この他、4名が下血や発熱などの症状を訴えている。7人は別室で、接触する職員も異なることから、食事による集団感染の可能性もある。
(関連記事)
朝日新聞(6月26日)
毎日新聞(6月27日)
日本農業新聞(6月27日)
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