2010年3月25日 0時23分 更新:3月25日 11時35分
【モスクワ大前仁】インタファクス通信は24日、ロシア大統領府筋の話として、米露が交渉してきた第1次戦略兵器削減条約(START1)の後継条約で最終合意に達したと報じた。調印日時や場所は発表されていないが、ロイター通信によると、チェコ大統領府はロシア政府からプラハで調印する意向を伝えられたという。
同筋は「(後継条約の)すべての文書で合意した」と述べた。ロシアのメドベージェフ大統領は来月5、6日にスロバキアを訪れることから、訪問に前後して隣国チェコの首都プラハで後継条約が調印される見通しのようだ。