現金な女
朝、大学からの電話で叩き起こされる。
来週の金曜日に行われる、
3年生向けの就職セミナーで内定者パネルディスカッションをやるから
それに出て欲しい、とのこと。
そういったものには謝礼がないと参加しないタチなのだが、
電話をとにかく早く済ませて再び眠りの世界に戻ることに必死だったので
その最も重要なところを聞き忘れちゃった
あとあと、就職課のホームページで調べると
会場は学内の大きなホールだそう。
で、参加者は理系文系2人ずつで計4人・・・・・す、少ない。
就職活動中は「N村證券にいそう」とか「キャリアウーマンっぽい」と同じ就活生に言われ、
なにやら熱い女の印象をもたれていたようだが、
本当の私はshy girl!!
その上、根暗で非社交的で、常に後ろ向き なんです^^
企業や社会を皮肉ることがとっても大好きなんです^^
セレブという言葉が死ぬほど嫌いで、
サブカルとか、退廃的なものが大好きで、
将来は、そこそこ働き、
億ションではなく、中野か高円寺の小さなアパートに住み、
近所にいる野良ネコに名前をつけ、時々エサをやる。
週末には近くのアパートに住んでいる大学時代からの親友や
サブカルヲタ(メガネ必須)の彼氏と中野ブロードウェイデートをし、
ご飯は自宅の小さなちゃぶ台の上で食べる。
食事中、サブカルヲタな彼氏がものすっごくくだらないことで怒り出し、
ちゃぶ台をひっくり返して出て行ってしまう。
「あーぁ」と思いながらちゃぶ台を直し、「もうあいつなんて知らない。どっかいっちゃえ」と、
彼氏の置いていった洋服や本をダンボールの箱の中にほうりこみ、部屋の片隅に置くものの、
しばらくして、やっぱり彼が愛しいと涙を流す自分がいる。
その時、ドアをノックする音。
ドアを開けると目を真っ赤にはらした彼。急いで飛び出していったせいか左右違う種類の靴をはいている。
「ごめんね。俺が悪かったよ。タコシェで君の好きなマンガと不二家でケーキを買ってきたよ。二人で食べよう」
そして仲直り。
これが彼と私の日常。
平穏だけどスパイスの効いた日常。
以上、魚喃キリコ先生のマンガをイメージして
書きました。妄想ってたっのしいなー♪
パネルディスカッションのときは、
こういう本性を隠していかないとな