2010-05-22 三宅議員転倒劇
ここのところ医事ネタから離れ気味になっているのが遺憾なんですが、妙に気になるというか、野次馬的ですが、軽いネタで埋め草とさせて頂きます。もう一つの隠れた狙いは、いつもテキストベースで字ばかりなので、たまにはふんだんに画像を使った華やかなエントリーを書いて見たいというのもあります。5/14付読売新聞より、
民主、三宅議員負傷で自民・甘利議員に懲罰動議
民主党は14日、自民党の甘利明衆院議員に対する懲罰動議を横路衆院議長に提出した。
民主党によると、甘利氏は12日の衆院内閣委員会で国家公務員法等改正案を採決した際、同党の三宅雪子議員らを突き飛ばし、右ひざ打撲などのけがを負わせたという。これに対し、甘利氏は自らのホームページで、三宅氏との接触を全面否定した。
そんなニュースが流れていました。まあ、国会審議で時に混乱と言うか乱闘があるのは常の事で、委員会審議なら強行採決時に野党側委員が委員長席に殺到するのも御馴染みの風景です。きっとそれにでも巻き込まれたのだろうと思っていました。あれは結構殺気だったものですからね。今でもおられるかどうか確認してませんが、プロレス出身の議員が何人かいた頃、あの連中が真剣に乱闘すればさぞ迫力があるだろうなんて不謹慎な事を妄想していたものです。
三宅議員が転倒したのもやはり委員会審議の強行採決時であったようです。この時の議題と言うか検討されていた法案は、
- 国家公務員法等改正法案(174国会閣32)
- 国家公務員法等改正法案(174国会衆9)
- 幹部国家公務員法案(174国会衆10)
これには色々議論はあるようですが、話が煩雑になるので、そこの話はあえて置いときます。とにかく状況としては、与党側がその日の審議で強行採決するとの観測があり、これを阻止しようと野党議員も気勢を上げていた状態ぐらいに解釈しておけば良いようです。乱闘必至の状況と言っても良いかと思います。
そうやって乱闘になるのが良いのか悪いのかの議論も後に置いておきます。悪しき習慣であるとは思いますが、長年の間に形成された国会慣行のようですし、やっても批判はありますが、やらなければ「無気力」とか「無抵抗で白旗」みたいな評価も時になされるので、国会行事としてやる必要があるものぐらいと、とりあえず解釈しておきます。
さて問題の委員会は5/12の内閣委員会で起こっています。まず内閣委員会のメンバーですが、
役職 | 氏名 | ふりがな | 会派 |
---|---|---|---|
委員長 | 田中 けいしゅう君 | たなか けいしゅう | 民主 |
理事 | 井戸 まさえ君 | いど まさえ | 民主 |
理事 | 大泉 ひろこ君 | おおいずみ ひろこ | 民主 |
理事 | 小宮山 洋子君 | こみやま ようこ | 民主 |
理事 | 松本 大輔君 | まつもと だいすけ | 民主 |
理事 | 村上 史好君 | むらかみ ふみよし | 民主 |
理事 | 井上 信治君 | いのうえ しんじ | 自民 |
理事 | 平井 たくや君 | ひらい たくや | 自民 |
理事 | 高木 美智代君 | たかぎ みちよ | 公明 |
委員 | 石毛 えい子君 | いしげ えいこ | 民主 |
委員 | 泉 健太君 | いずみ けんた | 民主 |
委員 | 磯谷 香代子君 | いそがい かよこ | 民主 |
委員 | 市村 浩一郎君 | いちむら こういちろう | 民主 |
委員 | 打越 あかし君 | うちこし あかし | 民主 |
委員 | 緒方 林太郎君 | おがた りんたろう | 民主 |
委員 | 大島 敦君 | おおしま あつし | 民主 |
委員 | 岸本 周平君 | きしもと しゅうへい | 民主 |
委員 | 後藤 祐一君 | ごとう ゆういち | 民主 |
委員 | 笹木 竜三君 | ささき りゅうぞう | 民主 |
委員 | 園田 康博君 | そのだ やすひろ | 民主 |
委員 | 田村 謙治君 | たむら けんじ | 民主 |
委員 | 高野 守君 | たかの まもる | 民主 |
委員 | 津村 啓介君 | つむら けいすけ | 民主 |
委員 | 寺田 学君 | てらた まなぶ | 民主 |
委員 | 中島 正純君 | なかじま まさずみ | 民主 |
委員 | 中林 美恵子君 | なかばやし みえこ | 民主 |
委員 | 橋本 博明君 | はしもと ひろあき | 民主 |
委員 | 古川 元久君 | ふるかわ もとひさ | 民主 |
委員 | 甘利 明君 | あまり あきら | 自民 |
委員 | 小渕 優子君 | おぶち ゆうこ | 自民 |
委員 | 金田 勝年君 | かねだ かつとし | 自民 |
委員 | 鴨下 一郎君 | かもした いちろう | 自民 |
委員 | 小泉 進次郎君 | こいずみ しんじろう | 自民 |
委員 | 橘 慶一郎君 | たちばな けいいちろう | 自民 |
委員 | 中川 秀直君 | なかがわ ひでなお | 自民 |
委員 | 長島 忠美君 | ながしま ただよし | 自民 |
委員 | 漆原 良夫君 | うるしばら よしお | 公明 |
委員 | 塩川 鉄也君 | しおかわ てつや | 共産 |
委員 | 浅尾 慶一郎君 | あさお けいいちろう | みんな |
委員の定数は40人となっていますが名簿にあるのは39人で、結構多いのに驚きました。この名簿の中に甘利議員がいるのも確認できます。一方で三宅議員は委員ではなく、民主党の応援と言うか、見学と言うか、正式には傍聴者として出席しているのがわかります。三宅議員転倒シーンはたくさんの動画がupされているのですが、スローモーションのものが判りやすいので貼っておきます。
動画だけでもよくわかるのですが、もう少しだけ詳しく見てみます。
三宅議員転倒劇に関与する人物は3名で、甘利議員、三宅議員の他に民主党の初鹿議員がおられます。初鹿議員もまた内閣委員会に所属しておらず、三宅議員同様に傍聴者です。この初鹿議員と甘利議員の、この委員会のこの時の関係ですが、甘利議員のHPの【御報告】三宅議員転倒事件についてにはこうあります。
抗議に立とうとした所、委員でもない民主党の議員が乱入し、壁を作って私を執拗に妨害しました。委員以外が実力で議事妨害をすることは許されません。何度も力ずくで押し返されたものですから、いささか、腹を立てて再度歩み寄り、冒頭の「ふざけるな!」と前の議員をどかす行為に及んだというのが、事の顛末です。
これはあくまでも甘利議員の言い分ですが、少なくともこの時に初鹿議員と甘利議員の間に険悪な空気があったのは確認できますし、その雰囲気を三宅議員もどうも感づき二人の様子を窺っているのも確認できます。
ここは甘利議員が初鹿議員を突き飛ばす寸前の様子ですが、その気配を三宅議員は明らかに察知しており、後ろに身を交わそうとしている様子が確認できます。甘利議員の両腕が初鹿議員にかかっているのが確認できますし、三宅議員には触れようのない位置にあるのもわかります。
甘利議員が初鹿議員を突き飛ばした時には、三宅議員は完全に後ろに退避している様子が確認できます。表情も落ち着いています。またこれは動画の方が確認しやすいのですが、もともとの甘利議員、初鹿議員、三宅議員の立ち位置ですが、これは真横に並んでいたわけではなく、三宅議員はやや後方に位置していた事がわかります。
三宅議員は甘利議員と初鹿議員の険悪な様相を窺うために、体をややかがめて前方を窺い、甘利議員が初鹿議員を突き飛ばした時に上半身を引っ込める運動を行ったと見るのが正しいと考えられます。また甘利議員の両腕は画面から確認可能で、両腕で初鹿議員を押しているのも確認できます。どう見ても三宅議員の前に甘利議員の両腕はあり、三宅議員に触れている様子はありません。
もう一つ、初鹿議員が甘利議員に突き飛ばされて激しく動いているのは画像からでもわかりますが、一方で三宅議員は影響を受けている様子はありません。初鹿議員が突き飛ばされた影響があるのなら、この時点で三宅議員は初鹿議員の動きに連動している必要があります。
初鹿議員は机に手をついて体勢を立て直し甘利議員をにらみつけています。その初鹿議員の後ろを三宅議員が通り抜けようとしている様子がわかります。この前の画像と較べると三宅議員の位置が完全に変わっているのがわかってもらえると思います。それとこの時点で甘利議員の両腕は既に初鹿議員から離れているのも確認できますし、三宅議員とも完全に離れた位置にあるのも確認できます。
これは動画の方が確認しやすいのですが、上の画面からこの画面への三宅議員の動きですが、突き飛ばされた後に、机にしがみついてこらえた初鹿議員の動きを確認してから動きを始めた様子が窺えます。
三宅議員が初鹿議員の後ろを通り抜ける最中にバランスを崩しかけて様子です。この後に豪快にダイブされます。この時の甘利議員の位置と三宅議員は完全に離れており、三宅議員を突き飛ばせる位置にはいません。
ダイブ後の三宅議員の位置を注目して欲しいのですが、バランスを崩しかけた初鹿議員の位置からかなり離れた地点にダイブしています。また転倒時の勢いも強かったようで、足が高く上り、エビ反りのような姿勢になっている事が確認できます。この様な状態になるには三宅議員が初鹿議員の横を通り抜ける速度がかなり早くないと難しいかと考えられます。
甘利議員が初鹿議員を突き飛ばした時の三宅議員の位置は初鹿議員の横と言うより、横のやや後方です。突き飛ばされた初鹿議員の動きは三宅議員の前方で行なわれています。ここで甘利議員が初鹿議員を突き飛ばした事が三宅議員の転倒に関係しているとすれば、三宅議員は前に押し出されるのではなく、横ないし斜め後方に押し出される必要があります。
前後関係でも初鹿議員が三宅議員の前にいますから、もし甘利議員の突き飛ばしの影響があったとするなら、三宅議員はそれによりまず横ないし斜め後方にまず押し出され、それから初鹿議員の背後を周り、さらに前方に勢い良くダイブしなければなりません。
甘利議員の突き飛ばし行為は初鹿議員に一度だけ行なわれたのは明白であり、この巻き添えで三宅議員が横ないし斜め後方に吹っ飛ぶのならともかく、前方にいた初鹿議員の背後を回って前方に勢い良くダイブするのは物理学的に困難です。それに初鹿議員が突き飛ばされている最中に三宅議員に影響があった様子は画像からありません。
ところが三宅議員のダイブ方向は前方に豪快に為されています。これが甘利議員によるものであれば、甘利議員は初鹿議員を突き飛ばした後、素早く三宅議員の後方に移動し、そこから三宅議員を改めて前方に突き飛ばす必要があります。そういう俊敏な動きを甘利議員が行なわれていないのは画像でも動画でも明らかです。
三宅議員の転倒劇は、甘利議員が初鹿議員を突き飛ばし、さらに初鹿議員が机で体を支えて突き飛ばされた影響がほぼ終了してから始まっています。もちろんその時の甘利議員と三宅議員の間には明白な距離があり、どう見てもそこから甘利議員が三宅議員を突き飛ばす事は不可能です。
それと三宅議員も初鹿議員も内閣委員会に於ては傍聴者です。甘利議員は委員であり直接審議に関る者です。傍聴者は常識以前の問題として審議の妨害を行なってはなりません。乱闘が審議かと言う問題はさておき、乱闘に加わり議事を妨害するのも委員にのみ資格があるのが国会の慣例のようです。これは乱闘もまた審議の一部であるとの考え方ぐらいに解釈すれば良いのでしょうか、
もう一つ、委員会席にある机に近づけるのは委員のみであるはずと言うのもあります。傍聴者である初鹿議員が委員である甘利議員の横に陣取り、なおかつ甘利議員の行動を妨害するのは委員会審議の妨害行為に該当することになります。また傍聴者である三宅議員が委員会会場の中に乱入するのも審議妨害に該当するとは言えます。
読売記事にある、
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民主党によると、甘利氏は12日の衆院内閣委員会で国家公務員法等改正案を採決した際、同党の三宅雪子議員らを突き飛ばし
初鹿議員は甘利議員に間違いなく突き飛ばされていますが、三宅議員は見る限り無関係です。ここで問題なのは出されたのが刑事告訴ではなくて懲罰動議であることです。刑事告訴なら捜査が行なわれ、関係者の証言や画像の分析が行なわれるのですが、議会の動議であるなら過半数の賛成があれば可決されます。国会で過半数を握っているのは懲罰動議を提出した民主党ですから、どうなる事やら。
ずぅっと話を先送りしていたのですが、正直なところもうちょっと上品にならないかと思います。国会中継もネットで中継されるようになり、これを見るものはかつてのNHKの国会中継に較べて格段に増えているかと思います。関心の高い議案の審議なら、実際の審議のやり取りを確認しておこうとする人間が非常に増えています。私のようなおっさんになると、乱闘シーンも見慣れたものですが、これは小中学生でも見ることが出来るのです。
憂うべき事は乱闘騒ぎの一環で三宅議員が転倒したことではなく、国会で乱闘が許容される事じゃないかと思っています。突き飛ばしたり、小突いたり、汚い野次の応酬が横行する現実こそ問題と考えています。
こんな時に子どもをダシにするのは卑怯かもしれませんが、プロ野球なんかでも乱闘シーンが起こると「子どもの教育に良くない」の批判は必ず上ります。では国会の乱闘劇は「子どもの教育に良い」のでしょうか。起こっている場を常識的な感覚で評価すれば、国会で起こる乱闘劇の方が遥かに「教育上良くない」のは誰でもわかることです。
国会は言うまでもなく国の三権の一つである立法府です。ここで競われるのは言論であって、腕力ではありません。お儀式のように強行採決に乱闘がセットでなければならない感覚が異常とは誰も思わないのでしょうか。民主主義の基本は話し合いですが、話し合いがまとまらなければ腕力に訴える事が「正当である」と国会自体が国民にアピールしているのが乱闘シーンのように思えてなりません。
本来は言論による審議が建設的に進められるシステムを構築し、乱闘を排するのが正しい方向のはずです。
と、綺麗事を並べましたが、国会審議とは言え、政府提出法案は基本的に絶対であり、審議と言っても、ひたすら言うだけであり、政府与党側もひたすら聞くだけです。子ども手当の審議でもわかるように、いかに法案の欠点を具体的に指摘しようとも政府与党側は聞く耳をもたず、審議時間の累積のみを心がけておられます。これは民主政権だからでなく、自民政権でも同様でした。
ごく簡単には言論が通用しないから腕力を競う審議構造が国会には明らかにあります。さらにそれの改善方法は「ない」に等しい現実があります。そんな審議であるなら議員にも乱闘要員を確保するのが方向性として成り立ちます。ヤジ要員てのもいるそうですからね。乱闘要員としてプロレス出身の議員であるとか、格闘技出身の議員を与野党とも一定以上そろえ、乱闘時には総動員して本気の修羅場を展開するのもまた審議になります。
乱闘のたびに議員が複数以上「病院送り」になったり、殉職者が出る様になれば、腕力で審議することのアホらしさが、国会議員でも自覚する様になるかもしれません。いや、ならないかなぁ。
通りすがり 2010/05/22 08:41 <乱闘のたびに議員が複数以上「病院送り」になったり、殉職者が出る様になれば、腕力で審議することのアホらしさが、国会議員でも自覚する様になるかもしれません。いや、ならないかなぁ。
医師出身議員がトリアージとかされるんでしょうか?
だとしたら大変そうですねえ。
タカ派の麻酔科医 2010/05/22 09:10 小学生の学級会の方がはるかに民主的でしょう。少なくとも、委員会のメンバーでない人間が、発言のじゃまをするようなやり方は、与党が野党に対してとるべき方法ではありません。懲罰動議を出すとしても、初鹿議員に関してだすべきで、三宅議員に関して出すなら国民に対する説得力はありません。
政権をとってからの民主党のやり方は、投票した国民の期待を裏切ることが多く、下品です。鳩山さんは、優柔不断かもしれませんが、民主的であろうとしているように思えますが、民主党が党としてやっていることは、かっての自民党以下かもしれません。長崎の選挙で脅しをかけたことも含めて、前時代的ですらあります。
元ライダー 2010/05/22 09:16 これねえ。
甘利議員が初鹿議員を押しながら自分のほうへ突き進んできたと思い、逃げようとした三宅議員が体勢が崩れて自ら転倒したようにしか見えないんですよね。「自転車が自分に向かってきていることに急に気がついて体をひねったら転倒した」とか「犬に驚いて転倒して怪我をした」いうのと似ていますね。
三宅議員に甘利議員から直達外力が働いていないのは明らかなんですが、甘利議員が突き飛ばしたとする明白な虚偽を数の力で押し通すのは、それこそ教育上良くないですね。
直達外力が働いていないにせよ甘利議員に三宅議員転倒の責任があるのかは自転車や犬の例えと同様、世間的には微妙なところでしょうか(私は故意に驚かせようとする意思が無ければ責任なしと思いますが)。偶然の事故だと思いますが、その後プチ政争に利用されているのは言うまでもありません。
Seisan 2010/05/22 10:24 もうひとつ、ありえる可能性として甘利議員が初鹿議員を押したときに、初鹿議員の足が三宅議員の足を引っ掛けてしまい、転倒させた、ってなりうる位置関係かな、と思いました。
三宅議員が右方向に逃げようとしたところ、初鹿議員の足が引っ掛ける形になった、というべきでしょうか。
いずれにしても委員でもない傍聴者が本来いる立ち位置ではないのですから、転倒の責任を他人に求めるのはおかしいと思います。
まあ、例によって民主党の強硬路線の一環なんでしょうが。
更に言うなら、野党自民党を攻撃するために、わざと転倒させた、という邪推までしてしまいます。
自民党も数が力、と押しきったり、金の力で支持を取り付けたりということはしてきましたが、今の民主党は自民党よりもたちが悪い利権・利益誘導政治に足を突っ込んでますね。
おまけに誘導先が日本国民にむいてないあたりが非常に信用できません。
小沢書記長のやり方は、田中角栄のやり方を下品かつ露骨に真似してるだけですが、田中角栄の方が、もっとスマートでしたねぇ。少なくとも日本という国に真っ向から向き合ってましたし。
元法学部生 2010/05/22 12:29 皆さん優しいですね。
おいらにはミュンヒハウゼン男爵的な何かにしか見えません。
車いすとか松葉杖とか。
SummerLion 2010/05/22 12:59 ミンシュハウゼン症候群ってほら吹きって意味でしたよね、たしか。
MUTI 2010/05/22 13:00 デモ行進のやり方について書いた文章の中に、
先頭には女性や子供を立てろ、
というものがあるそうです。その目的は
・マスコミに注目され報道されやすく、広い支持基盤があると印象づけやすい。
・デモを鎮圧しようとする人間を良心的にひるませることができる可能性がある。
・デモ鎮圧側の暴力によって、女性・子供に犠牲者が出たら、デモ鎮圧側の悪逆非道として宣伝の材料になる。
といったあたりだったはずで、最初の出典はエンゲルスだったかな?(ここら辺、古い記憶です。)
この事件、最初から意図的だったかはわかりませんが、騒ぎ方は上記の文脈にのったものだったように思われます。
MUTI 2010/05/22 13:04 あ、民主党議員になろうとしている谷亮子さんへの
援護射撃だったりするかも知れませんね。
(反語表現のジョークのつもりですが… )
TOM 2010/05/22 13:23 まぁ、自分でよろけたにせよ足が引っかかったにせよ、普通に転倒した大の大人がエビぞりはないわね。スタート時に加速付けてたんなら別ですが。
あと「全治3週間」って...ホントに医者の診断なのかしら。
それとは全然関係ない話ですが(棒読み)
私は道徳観がぶっ壊れているので政治家がカネ貰おうが女抱こうが、きちんと政治の仕事さえしてればどうでもいいと思っているのですが、浅はかさや頭の悪さだけはどうにも許せないんだよなぁ。どうせやるなら大向こうを唸らせるような鮮やかな頭脳戦をきぼんぬ。
孫子曰「挙秋毫不為多力。見日月不為明目。聞雷霆不為聡耳。」
しかも失敗してるしw
Noroh 2010/05/22 16:02 「抗議に立とうとした所、委員でもない民主党の議員が乱入し、壁を作って甘利議員を執拗に妨害した」かどうかについては不明な所も多いですが、この動画の上の方(4分45秒〜)を見れば少しは分かると思います。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10779078
甘利委員が歩いて委員長席に向かおうとするのを、民主党の議員(おそらく委員ではない)が壁を使って通せんぼしてるように見えます。
そういう事情もあって甘利委員は初鹿委員を押したと推測できます。
元もと保健所長 2010/05/22 21:19 これは、性悪女とそいつとグルの不良グループによる痴漢えん罪事件ですね。