筑紫野市光が丘の小学6年菊川みなみさん(12)と同級生の坂井美優さん(11)が、2本のしっぽを持つ珍しいカナヘビを見つけた。
場所は坂井さん方の庭。3匹のカナヘビを捕まえたら、このうち1匹(体長約8センチ)のしっぽが、先端から1センチほどのところから二またに分かれていた。1週間ほど観察して逃がした。
北九州市立自然史・歴史博物館によると、カナヘビやトカゲは、しっぽが切れると新しく生えて再生する。しかし、切れかけたり、傷ついたりした場合、そこから再生して2本になることがあるという。
菊川さんは「しっぽが2本になる仕組みは知っていたけど、見たのは初めて。最初はちょっと怖かったけどかわいくなった」と話した。
=2010/05/22付 西日本新聞朝刊=