第99回全国市長会関東支部総会が21日、高崎市のホテルで開かれ、子ども手当と予防接種に関する緊急決議を行った。新支部長には松浦幸雄・高崎市長を選んだ。任期は1年。
子ども手当については、事務費や人件費を含め全額を国が負担し、未納の保育料などに充てることができるよう柔軟な制度設計の検討を求めている。
また、予防接種を巡っては、現在任意接種となっているヒブ、肺炎球菌、子宮頸(けい)がんワクチンは接種効果が高いとして定期接種化し、自治体に費用負担が生じないよう国の財源措置を求めている。【増田勝彦】
毎日新聞 2010年5月22日 地方版