ワクチン 接種計画作りが課題
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ワクチン 接種計画作りが課題

5月20日 0時3分

家畜の伝染病、口てい疫の感染が宮崎県内で収まっていないことから、国は、半径10キロの範囲で牛や豚に初めてワクチンの接種を決めましたが、実施するには効果的な接種計画を早急に作ることが課題となっています。

宮崎県内で相次いでいる口てい疫の問題で、政府は、新たに口てい疫の発生地から半径10キロ以内のすべての牛や豚などを対象にワクチンを接種することなどを決めました。そして、国は第1弾として兵庫県にある動物検疫所に保管されている10万回分のワクチンを宮崎県に発送し、19日夜、宮崎の家畜保健衛生所に到着しました。ワクチンを接種する対象となる牛や豚はおよそ20万頭になり、各県から応援に来た50人の獣医師が中心となって接種していく見通しです。ワクチン接種は、感染が続いている地域を取り囲むように行う予定ですが、接種の順序など詳細は決まっていません。このため、効果的な計画を早期に作り、漏れのないように接種していくことが課題となっています。