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Bs岡田監督「野球にならん」快勝も金子千に激高

関西対決に勝利しオリックスナインを出迎える岡田監督(右から2人目)

 <オリックス10−6阪神>猛牛打線が12安打10得点の猛攻で関西ダービーに先勝した。昨年からの連敗も「3」で止めた。それでも試合後、ベンチ裏のスイングルームに姿を現した岡田監督は怒っていた。

 「不思議なゲーム。勝った気がしない。考えられません!開幕投手がああいうことになるんですから…。信じられないことが起こっている」

 今季初となるテレビカメラ前での勝利監督インタビュー。その公の場で激高した。矛先は先発した金子千の投球内容。4回まではパーフェクトに抑えながら8点リードの5回に崩壊した。1イニングで2本塁打を含む4安打5失点。大量援護を受けながらふがいない投球を見せたエースをバッサリ切り捨てた。

 「勝利投手の権利なんかやる必要ないやろ!長いシーズンで何回、同じことをやるんよ」

 今季10試合に先発し、5試合に5失点以上している。突如として起こる乱調に我慢も限界。4回1/3で降板を命じた。

 「きょうなんか試合じゃない。野球にならん。自分のところで精いっぱいで(阪神のことなんか)全然見てないよ」

 相手ベンチとの駆け引きどころではなかった。

試合結果

[ 2010年5月22日付 ]

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