ネズミ混入の製粉工場、衛生管理評価で高評価!?

牙山市が200点満点で191点の評価

 最近、天ぷら粉からネズミの死がいが発見され、製造工場の施設改善命令を受けた(株)三養ミルマックス牙山工場は、昨年行われた地方自治体による衛生管理評価で、「上」等級を受けていたことが分かった。

 忠清南道牙山市は昨年10月、(株)三養ミルマックスの衛生管理状況を評価し、200点満点の191点を与えた。これは「上」等級に該当するもので、三養ミルマックスは次の評価まで検査の免除を受けられる「自律管理業者」とされていた。

 当時行われた調査で、三養ミルマックスは47項目の多くで減点されることなく、また動物などが侵入しないための排水溝遮断、出入り口や窓の密閉などの項目でも減点はなかった。

 しかし今回、異物の発見に伴い、食品医薬品安全庁が今月10、11日に実施した調査では、換気口などにすき間が発見され、出入り口もビニールカーテン方式になっているなど、密閉状況に問題があったことが確認された。

 また、工場内ではネズミ捕りにかかって死んだネズミの死がいや、各所でネズミの排泄物も見つかった。

金慶和(キム・ギョンファ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る