中国衛生部広報センターの=海華主任が10日、2009年初頭から4月7日までの全国での手足口病発生状況を明らかにした。(=は登におおざと)
09年1月から4月7日までに報告された手足口病患者は、11万5618人。既に50人が死亡しており、重症患者は773人にのぼった。死亡者は、山東省=沢市で13人、河南省商邱市で11人、河南省開封市で5人だった。(=は草冠に河)
病例報告が比較的多い地域は、河南、山東、江蘇、広西、安徽、広東、河北、湖北、湖南、浙江で、患者全体の80%がこれら地域に集中していた。患者は乳幼児に多く、94.8%が5歳以下、77.6%が3歳以下の子どもだった。(CNSPHOTO)
【関連記事・情報】 ・ハンセン病:08年に1614人が新たに発病−中国(2009/03/12) ・「ニセ薬にご用心!」問題サイト公表 近く閉鎖へ−中国(2009/03/12) ・「初のクローン胚製造」の前に横たわる中国の“倫理問題”(2009/02/16) ・衛生部、「手足口病の患者数は減りつつある」(2008/06/10) ・中国住民期待寿命が5年で1.6歳上昇、73歳に(2008/01/21) |