高級バイオリン、別物とすり替え…葉加瀬さん母校
5月22日12時33分配信 読売新聞
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備品台帳の記録とは別物のバイオリン(京都堀川音楽高で) |
同校は「いつ、どこで入れ替わったのか全くわからない」と困惑している。
同校の備品台帳によると、バイオリンは、20世紀前半に活躍したイタリアの有名バイオリン作家ガエタノ・ガッダの作品で、1947年製。
市教委が99年に「ガッダの作品」との条件付きで入札。最安値を提示した楽器販売業者から212万円で購入した。学校外の演奏会に持ち出し、生徒の楽器が壊れた際の予備として使っていたという。しかし、昨秋の監査で、購入以来初めて、バイオリン内部のラベルを調べたところ、イタリアの別の作家の作品(1988年製)になっていた。
ガッダの作品は国内ではほとんど流通しておらず、市場では1000万円以上で売買されることもあり、偽物が出回ることも多いという。購入先の業者は取材に対し、「現時点では何も答えられない」としている。
同校は、バイオリニスト葉加瀬太郎さん(42)の母校。
最終更新:5月22日12時33分
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