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白鵬30連勝!輪島に並ぶ歴代6位の14度目V

<夏場所13日目>琴光喜を小手投げで破り2場所連続14度目の優勝を決めた白鵬
<夏場所13日目>琴光喜を小手投げで破り2場所連続14度目の優勝を決めた白鵬
Photo By スポニチ

 大相撲夏場所13日目は21日、東京・両国国技館で行われ、横綱・白鵬が琴光喜を小手投げで下し、2場所連続14回目の優勝を決めた。優勝14回は元横綱・輪島に並んで歴代6位タイ。またこの日の勝利で、元横綱・大鵬の4回に次いで歴代2位タイとなる3回目の30連勝も達成した。東京場所での優勝は08年の秋場所以来。残り2日間を勝って、元横綱・朝青龍を抜いて歴代5位となる6回目の全勝優勝を目指す。 【取組結果

 あまりに当然の結果すぎたのだろう。今場所最長となる51秒7を要して琴光喜を小手投げで撃破した白鵬だったが、自身2度目となる13日目での優勝にも笑顔は見せず。優勝の要因を聞かれた支度部屋でも、無表情のまま淡々と答えた。

 「今場所は楽しかった。全部いいんじゃないの。みんながついてこなかった分、余裕あったんじゃないですか」

 初場所から並べてきた白星は30となり、もちろん1人横綱となってからは負けなし。いきなりの2場所連続優勝は、朝青龍に次いで2人目だ。くしくも初優勝したのが、ちょうど4年前のこの日。21歳の新大関だった“ホープ”はそこから25場所で14度の賜杯を手にした。優勝回数で史上6位の輪島に並び、30連勝を3度も記録したのは過去に大鵬しかいない。データの上でも大横綱への道を進んでいる。

 今場所直前には持病の腰痛を悪化させ、初日にも左足中足骨の骨間筋を痛めた。しかし、担当の執行稔トレーナー(42)とのタッグで対処。執行トレーナーは「横綱はちょっとした症状でもすぐ言ってくれる。早く治療ができるから、影響が少ないんです」と1人横綱の強い責任感に感服するばかりだ。

 帰り際、輪島の優勝回数に並んだ感想を聞かれ「それは千秋楽にとっておきましょう」と笑った。「今は絶好調ですね」と白鵬が言えば、育ての親の熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)も「お客さんの楽しみが減っちゃう」と、強すぎることによって場所が盛り下がることまで心配した。

 「大関も元気ないし、その分、気持ちは有利」と白鵬。残す目標である6回目の全勝優勝も確信している。もはや敵なしの“最強横綱”と化した白鵬の目には、千代の富士の53連勝、そしてそのはるか先にある双葉山の69連勝すら視界に入っているかもしれない。

 ▼武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海) 白鵬は力強く安定感があり、なかなかスキがない。連勝も伸びそうな雰囲気がある。(13日目の優勝は興行的に)いいわけないでしょ。大関連中を含めてもっと横綱を研究しないと。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年05月22日 ]

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