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下流国際結婚トレビア~ン
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休日はパリのカフェで過ごすんだろうなぁ♪と想像しつつ、撫で肩のフランス人・アレヂと結婚。待っていた現実は、日本でのまさかの貧乏生活&アニオタ夫のアキバ通い。……貧しさに…負けたくない気持ちでいっぱいです…。...

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下流国際結婚トレビア~ン [全157件]

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政権が変われば、日本はよくなるかもしれない。

 子どもが生まれたら、この人は変わるかもしれない。 

  新しい学校に行ったら、友達ができるかもしれない。 

   彼は奥さんと別れて、あたしと結婚してくれるかもしれない。

    この物件は将来高く売れるかもしれない。

     この馬券、当たるかもしれない。
     
       ヴィトンのバックをあげたら、僕と付き合ってくれるかもしれない。
     

――この世も人も男も女も、
"予想"よりも薄く輝く、
"希望"でできている気がします。

希望。
この世や心や状況に、
最後に残る、救いみたいなもの。
(※希望希望と連呼していますが、
突然怪しい教えにハマったとかではないのでご安心を…)


・・・別れた方がいいのかな。

でも、待っていたら、
アレヂが実家に迎えに来てくれるかもしれない。
なんだかんだ三年後には、
アレヂと幸せな家庭を築いてるかもしれない。


救いのはずだった希望はすでに、
小悪魔みたいに私を振り回す、
厄介なものと化していました。ɤ

厄介なものに振り回されて、
鬱々とした日々を過ごしていて。Ȥ

アレヂを想ったり、
想わなかったり。
アレヂのいない未来の日々を想ったり、
アレヂのいる未来の日々を想ったり。


だから私はそこでいつまでも立ち止まったままで。


でも私と同じ長さの時間が、
アレヂにも流れていて。

アレヂが何を考えていたのか、
途中経過は到底わからないけれど。

アレヂの出した結論は、


「別れる」

ということでした。


自称感情に流されない、冷静なアレヂ。
彼の出した結論なら、
きっと間違いはないのかもしれない……。


サラリと真面目にひと言、
「お互いの将来を考えて話し合った結果」とか、
何でもないことのように、
もしくは笑い混じりに、
アレヂと別れたことをお知らせしようかとも思ったのですが、
数年後に読んで、
こんな時もあったけど、
今はこんなに元気だな、
と思える日のために、
恥ずかしながら、
あえて痛々しく記録しておこうと決めました。ڤ󤮤Ԥ


昔読んだ小説に、
「離婚は、お互いの心が半殺しの状態になること」
という文章があったけれど、
なるほど。
まさにその通りでした。


子どもを産んで初めて、
世のお母さんたちの
出産の痛みを知るように、
私は、
離婚して初めて、
世のバツイチの人たちの
痛み苦しみを知ったのでした。


あの人もあの人も、みんなえらいな。
笑って「自分バツイチっす」って言えるなんて、
どれだけ強い人なんだろうって思った。


あんなにも好きだったのに――

あんなにも祝福されていたのに――


別れたくないってあがいたり、㤭Ф
夜の海を見に行ったり、ڤ󤮤
朝のプラットフォームで涙が出たり、ޤݤ
泣き過ぎが原因の頭痛で会社を休んだり、±

気持ちに整理をつけて、離婚届を書くのには、
一文字一文字、
随分時間がかかったけれど。


今ではたまにヘラヘラ笑いながら、
「いい人生勉強になりました」って言えるようになりました。ڤ󤮤å


……でも、時々どうしようもなく
悲しくなったりする。

時々どうしようもなく、
アレヂへの腹立たしさや憎しみが湧いてしまったりする。

なのに時々どうしようもなく、
アレヂに逢いたいなって思ったりする。



でも、ぜんぶ、もう、つまりはどうしようもない。



もう二度と
アレヂと暮らせることも、
暮らそうと思うこともないと思うのに。
なのに、
ある時やけにテンションが高くて元気な自分がいて、
自分の記憶と心に問いかけて、
原因を追究してみた先には、
「縁があったら、またアレヂと一緒に暮らせる」と
誰かがくれた、
さりげない言葉があったりするから、
私の心理はどうなってるのかなって思ったりする。ڤ󤮤



いつかまた、
アレヂと分かり合える時がくるかもしれない。

いや、すごい大富豪に見初められちゃうかもしれない。

大企業の正社員になって、
バリバリ働くキャリアウーマンになれちゃうかもしれない。

嵐の二宮くんと結婚できちゃうかもしれない。

世界一周旅行に出かけるチャンスだってあるかもしれない。

悲しみから顔をあげて、
ふと周りを見渡せば、
ありとあらゆる可能性が転がっていて、
どれもこれもが、
私につかまれたくて、
うずうずしてる予感がして仕方ない。ڤ󤮤餭


――ひとつの希望を卒業したら、
そこは
たくさんの選択肢に増殖した、
希望で溢れた世界でした。


とりあえず、今はバツイチ派遣社員。

投げ出された世界に戸惑いながら、
笑いながら、
日を追うごとに元気になりながら、
しばらくは日々を浪費し続けていきそうです――



ͤͤͤͤͤ

メッセージをくださった皆さま
  このつたないブログを覗いてくださった皆さま


大変長らくご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。

更新を怠っている間にも、
温かいメッセージ、本当にありがとうございました。

「お返事はなかなか書けないけど、全部読んで励まされてましたԥ󥯥ϡ
…と、
一度言ってみたかった、多忙な人気アイドル的発言をしてみましたが、
私がお返事できなかったのは、
多忙なわけではなく、ただ単に、
うじうじしていたからでした。

きっと皆さん状況をわかってくださっているからと甘えて、
うじうじしたお返事を送って困らせるよりも、
どっちに転ぶにしろ、
結論が出てからお返事させていただこうと思い…。

時々ストーカーのように覗きに来てみて、
新しいメッセージを見つけるたび、
励まされていたネクラな私…。

ご心配だけおかけして、随分長い間、失礼していたこと、
本当に申し訳ありませんでした。


同じ言葉を、温かい友人たちに送ります…。
ブログ越しでごめんなさい…(とんだ芸能人気取りでごめんなさい…)
優しく手を差し伸べてくれているのに、
メールの返信さえもろくにできなくて、
とても心配かけてごめんなさい…。

大切な人に心配かけたり、泣いてばかりの状況は、
正しい状況じゃないというサインだったのだと、
やっとわかりました。

こんな私ですが、また落ち着いたら、
良かったらまた遊んでやってください。

一緒に、笑ってやってください。


ͤͤͤ


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最終更新日時 2009年10月14日 0時20分31秒
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2009年4月19日

感謝状
[ 何かつぶやき的な。 ]  

ここ一ヵ月ほど、
目元のデトックスを行い過ぎてるタヒローです。

女は泣いて綺麗になると信じていたのに、
目が腫れてひどい状態で、
伊達メガネで会社に行くという
奇怪な行動をとっております。


先日の日記を最後に、
ブログはなるべく見ないようにしていました。
逃げていました。
私の身勝手な悲しみに巻き込まれた方々から、
被害届を出されても仕方ないと思ったから。
向き合うのが怖かったんです。


ひとりぼっちの休日に、
パソコンを立ち上げて、
このピンクのブログを久々に開いてみて、

本日三度目の目元デトックス状態になりました。


一つとして、
優しさを伴わないメッセージがなかった。

どこに住んでいるかもわからない、
どんな顔をしているかもわからない、
見ず知らずの私のために、
ただ、こんな私を励ますだけに
綴られたメッセージたち。


一つ一つメッセージを拝読しながら、
悲しみではなく、
感動で胸がいっぱいで息ができなくなるほどの
デトックス状態になりました。


この不景気な世の中で、
通りすがりの私にさえ、
無償の優しさをくださる皆様の幸せを祈ります。
心から。
心の底から感謝しています。



――どちらかといえば喜劇が好きなんです。
どちらかといえば、喜劇の中で生きていたいんです。

今の私の状況を、
いつか笑い話にして、
面白おかしく伝えられる日が、
一日でも早く来るように願いながら、
あがいています。


たとえば、
吉田拓郎のライブ映像を
必死で早送りしたり
巻き戻ししたりしながら、
『どうしてこんなに悲しいんだろう』などを
聴かせてくれたときの父の背中とか、

母に「次に会うのはお母さんの葬式の時でいい!」と
叫ばせてしまったこととか。


そういうことさえも、
笑い話に変わるといい。

笑い話にならなくても、
穏やかな気持ちで懐かしめる時が来るといい。

なるべく早く来るといい。


不良少女でなかった私にとって、
この年で両親に泣かれることの精神的ダメージは、
思った以上に大きく、

とりあえずは、
両親に私以外のことで
楽しいことがたくさん降りかかるよう
願うことしかできないけれど、
いつか私という重荷からも解放してあげたいと思っています。


友達からの誘いをひたすら断っています。
会いたくないわけじゃない。
嫌いなわけじゃない。
私の友達は、驚くくらいにいい人たちばかりで、
だから会えないんです。

一人だけ会ったけれど、
やっぱり優しい言葉をくれて、
私は居酒屋のトイレに20分こもって泣くという
迷惑な行動をとってしまいました。
だから今は会えないんです。
ごめんなさい。


だからと言って、
毎日泣いてるわけじゃない。

心から笑える瞬間と瞬間を、
飛び石のようにポンポンと、
渡ってみたりもしています。
下に落ちないように気をつけながら。
下に落ちることに怯えながら。

ご飯も食べていて、
眠ることも大好きで、
だから私は元気です。


いつか何かを決断しなければならないのかもしれない。
でも今はまだできないみたい。

だから今できることは何か、

そちらの方も模索しながら、

笑顔の回数を意識してでも増やしながら、
時が来るまで、
灰色のまま暮らしていこうと思います。

ズルくて弱くて臆病で
どうしようもない人間でごめんなさい。


読んで下さった皆様に
決して尽きない「ありがとう」を。

長くてすみません。

きっとまた書かせてください。

本当にありがとうございました。
 
                            田丸ひろ子



最終更新日時 2009年4月19日 14時30分55秒
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2009年3月29日

灰色日和 (R-幸せ)
[ 何かつぶやき的な。 ]  

この日記は、
《R‐幸せ》指定になります。
現在幸せな方、幸せな気持ちになりたい方、
私とアレヂの幸せを祈ってくださっている方…
…どうか読まないでください……。
書いたくせに、矛盾だらけですが、
…どうか読まないでください……。

そしてこの長い長い日記を最後に、
しばらくの間、
どのくらいかわからないけれど、
ほんのしばらくの間、

日記の更新の休暇に入ろうと思います――


====================================


――ファンデーションでも、
歯磨き粉でも、
残りわずかになると、
使いにくいが故に、
心もとないものです。


たぶん、夫婦愛も同じく。


ファンデーションや
歯磨き粉なら、
ドラッグストアに
新しいのを
買いに行けばいいのだけれど、

愛の方は、
売ってる場所も、
それを買えるお金が
どこにあるのかも
わからなくて、

模索して、
わからなくて、

…そんな日々を過ごしていました。


多くの出来事を通り抜け、
アレヂも私も、
今までと同じ会社に残るという結末を迎えた、
久方ぶりの
穏やかな週末が、

些細なきっかけで
一転してから、

私の灰色日和が始まりました。



――休日にありがちな、
明るくてくだらない情報番組を、
アレヂと二人で
見ていたときのことでした。

CMに、赤ちゃんが映ったので、

「仕事のことも落ち着いたし、
赤ちゃんいつ頃作ろうか」

なんて、
さり気なく切り出してみたのです。

乗り気な反応を
期待していたわけではなく、
「そうだなぁ」でも「う~ん」でも、
とにかく返事がくれば満足でした。


でも、アレヂは、
途端に沈黙したのです。

冷たい表情で目をそらし、
そのまま動かなくなったのです。

二人の間を、
CMの愉快な曲や台詞たちが、
次々に変わっては、
流れ続けていきました。

大きな壁も現れました。

前に立ちはだかる壁ではなく、
コンクリート仕立ての
その壁に、

私は体ごと塗り込まれて、
動けなくなって、
呼吸さえできなくさせられるような、
圧倒的な壁でした。


――結婚して最初の二年間、
主に子供が欲しい欲しくないの問題で、
私たちは
喧嘩を繰り返してきました。

「君の子どもは欲しくナイ」

自身のすべてを
否定されるような見事なセリフ。

何度も別れようと思い、
大切な両親や友達に
何度も何度も心配や迷惑をかけた挙句、

それでもやっぱり、
アレヂの傍にいたかった。

あのセリフは、
喧嘩の弾みで出ただけで、
本心の言葉じゃないはずと、
思い込むことにしました。

それでもいつしか、
子供の話題は
避けるようになっていました。

友達が赤ちゃんを連れて家に来た時、
アレヂが
どんな風に赤ちゃんと接しているか、
アレヂの顔を見るのが怖かった。
いつも怖かった。


孫の顔を見たがる両親に、

「孫が欲しいとか私の前で言わないで!」
と理不尽に泣き叫んだりして、

おおいに両親を悲しませたりする、
いつしか優しさの欠片もない、
ひどい娘になっていました。


…でも、そろそろ。

と思いました。

ずっと一緒にいたのだし、
そろそろアレヂの意見も変わるのではと。


…でも、月日は何も変えてはいませんでした。


沈黙を続けるアレヂに、
何度か
「なんで黙ってるの?」
「別に今すぐ欲しいわけじゃないよ?」
「少し話したいだけだよ?」
と、精一杯の穏やかな声で問いました。

それでも黙っているアレヂに対し、
行き場を失った言葉たちが、
私の体を暴走へと導きました。

アレヂに歩み寄り、
アレヂの薄い頬を、
平手打ちしたのです。

アレヂは怒って
私の腕を持つと、

「今マデ何度も言ったハズ!
子供ナイ!子供も結婚モナイ!
実家へ帰レ!」

と叫びました。

私は寝室に飛び込み、
枕に顔を埋めて泣きながら、
ヒステリックに叫びました。

近所の人が聞いていたら、
「あの部屋の女性は、
頭がおかしいに違いない」と
噂になっても仕方ないくらいに。

実際、泣き止んでは泣き、
泣き止んでは泣き、
翌日もそのまた翌日も、
会社のトイレでも泣きはらしたりして、

こうしてこのまま泣き続けたら、
真っ赤な服を着て、
野良猫たちに餌をやりながら、
道行く人に喚き散らす、
そんな女になってしまう気がしました。



――人生で5日間だけ滞在したパリで、
アレヂの従姉妹、
クレアのホームパーティから帰った夜、
それぞれのカップルが、
別々の帰路につく中、
アレヂと二人で帰れることが、
とても嬉しかったことを思い出しました。

アレヂと
「夫婦」という単位になれる気恥ずかしさが、
幸せだった時のことを。


大好きなアレヂと、
今度は「家族」という単位に、
自然になっていくのだと、
信じて疑っていませんでした。

シンプルで簡単なことだと思っていました。


街で赤ちゃんを見かけると、
自然に顔が綻んでしまう私は、

キラキラした瞳や、
ぷにぷにとしたふくらはぎ、
ズッシリと可愛らしいお尻を持った、
私を「ママ」と呼んでくれる赤ちゃんに、
簡単に会えると思っていました。


――どうして…


どうして――――


もしもどちらかが病気で
赤ちゃんが出来なかったとしたら……

夫に子どもを望まれない妻は、
この世にどのくらいいるのだろう……

子どもを産むために僕と結婚したのかって、
そういうことじゃないって、
何度言ったらわかってくれるのだろう……


色々なことを考えたり考えなかったり、
終わらない慟哭から、
抜け出すことはできませんでした。



――荷物をまとめて家を出た私は、
アレヂの言う実家には帰らず、
一人暮らしをしていました。


長期旅行に行く友人のアパートを、
間借りさせてもらったのです。

いい加減、
両親にも
胸がつぶれるような
思いをさせたくなかったし、
一人でゆっくり
考えてみたいと思ったのです。


始めは頭で覚えていた
駅から友人のアパートまでの道を、
体が覚えるようになりました。

古着屋と喫茶店の多い
その町を歩くことは、
一日一日と、
私の体に馴染んでくるようになりました。

アレヂと二人でいることが、
当たり前になっていったように、

もしかしたら、
どこか新しい町で
一人で暮らすことも、
当たり前になっていくのかもしれない。

生活のどこにもアレヂがいない暮らしに、
馴染んでいくのかもしれない。

風に揺れる
商店街の
「夕焼け市」と書かれた看板を見ながら、

ふとそんな風に思いました。


……でも。

通りかかった雑貨屋さんで、
アジア風の可愛い花瓶を見つけた時、
これを買って、
持って帰れる家が、
今はないと気付いた時、
悲しかったのです。

肉を使わないレシピを
雑誌で見つけたとき、
肉を使わない料理の
レパートリーが増えたところで、
アレヂはいないと気付いた時、
悲しかったのです。


アレヂは何を食べているのだろう。
アレヂは何を考えているのだろう。



壁に塗り込まれても、
ヒステリックに泣き叫んでも、
両親や友達に散々心配かけても、


それでもやっぱり、
誰かに背中を押してもらいたい方向は、

アレヂと別れる側ではなく、
アレヂの元に戻れる側の方だったりする、

身勝手過ぎるこの矛盾――


だってたぶん私は、
アレヂを失ったら、
ボロボロに崩れ堕ちてしまう――


――アレヂといるのは、時々楽しい。
時々信じられないくらい、苦しい。
アレヂとの未来は、
暗雲に満ちている。



――離婚を決意する、
凛とした女性たち。

結婚生活を楽しく送る、
賢い女性たち。


どちらもかっこよく、
尊敬できる女性たち。


……私は今、
どちら側にも行くことができず、
白黒つかない、
灰色ゾーンで、

かっこ悪くて、
惨めで、
道のど真ん中にある
粗大ゴミみたいな存在として、


毎日毎日、生きています――


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《R‐幸せ》指定にも関わらず、
読んでくださってしまった方々へ――

◇貴重な時間を、
この日記を読むことに費やしてくださった皆様へ◇

ナルシストな私は、
アクセス数やランキングが上がることを、
心の糧としたりしておりました。
「面白い」なんて感想をいただいた日には、
その日一日幸せでした。
いつも私にささやかな喜びをくれた皆様、
本当に本当に、ありがとうございました。


◇メッセージをくださった皆様へ◇

忘れた頃にお返事が届いたら、「この人って一体…」と思ってやってください。



◇赤ちゃんが生まれる私の周りの方たちへ◇

もしかしたら上記日記が、
あらぬ誤解を生んでしまうことを恐れ、
念のため…。
大切な皆さんに赤ちゃんが授かったこと、
本当に嬉しいのです。
フリフリレースの
赤ちゃん用エプロンを持って会いにいきますので、
よろしくお願いいたします。


◇両親及び弟へ◇

口下手でごめんなさい。
文章じゃないと、自分の気持ちをうまくまとめられなくてごめんなさい。
こんな娘で、こんなお姉ちゃんで、ごめんなさい…。





最終更新日時 2010年3月6日 22時52分33秒
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2009年3月5日

下着泥棒への手紙
[ 何かつぶやき的な。 ]  

前略
下着泥棒さま


突然、このような便りを差し上げることをお許し下さい。

きっとあなたは、
驚かれるでしょうね。

私がこんなにも、
あなたのことを、
強く強く想っていると知ったら――

まだ顔も見たこともないあなた……

…あなた、
流星のごとく現れて、

物凄い勢いで、


私の殺すリスト1位に君臨しました。ڤ󤮤५


……前々から、
なんだか下着が減っている気はしていたのです。

でも、
「下着がない。盗まれてるかも」
と言ったら、

夫が
「私のもナイ。貴様またどこか違う棚に入れテル」
と言ったので、
アルツハイマー気味の私が、
どこか違う引き出しに
入れてしまったのだろうと
思っていました。

靴下が片方だけなくなるのと、
同じ現象だと思っていました。


けれどどうでしょう。
私は土曜日、
確かに下着を各5枚ずつ、
ベランダに干したのをこの目で確認したのです。

……わかっています。
アパートの1階で、
外に干していた私がいけないと…。

警察官にも友達にも、
「下着は部屋干し。1階ならなおさら」と
やんわりと
注意されました。

私のしていたことは、
夜の歌舞伎町を
裸体で闊歩したようなもの。

だから私が悪いのです。

でも、
良く言えば私は純真でした。

世の中に悪い人なんていないと、
つぶらな瞳で、
信じて疑っていなかった。

あなたのような
下着泥棒なんて、
安い刑事ドラマや、
志村けんのだいじょぶだぁが
作り出した、
架空の存在だと思っていたのです。

でも、
あなたは実在した。

だからたぶん、
道路に飛び出した人に、
「バッキャロー!死にてぇのか!」
と叫ぶおじさんも、

浜辺を走りながら、
「待てよー」
「うふふ。うふふ」
「つぅかまえたっ」
というやりとりをするカップルも、
実在するのでしょう。


とにかく、
各5枚ずつ干した下着が、
ごっそりなくなっていたのです。

最初に気付いたのは、
お風呂に入る前、
洗面所に
パンツを
持っていこうとしたときでした。


――あなたにわかりますか?
私の気持ちが。

パンツがなくて、

毛糸のパンツを

直接はくしかなかった

私の気持ち悪さが――


毛糸のパンツの前は、
Tバックでした。

友達が誕生日に
ウケ狙いでくれたけれど、
一生はくことはないだろうと思っていた
Tバック以外、
引き出しに残っていなかった――

今思えば、
痔になったのは、
Tバックの食い込みが原因だと思います。

実家に帰って痛がっていると、
母が、
ボラギノールをくれました。

恐る恐る塗り込んだりしました。

母と父、
密かに痔を経験していたのは、
どちらだったのか、
聞くのを忘れました。


あなたにわかりますか?
ボラギノール、
わかりますか?


そして、
そういえばブラジャーも
どこにも見当たらないことに
気付いたのは、
月曜日の朝でした。

高かったのに!
高かったのに!

パニックになって、
私は夫を起こしました。

「大変大変!
パンツもブラジャーもホントに盗まれてる!」

あなたにわかりますか?
頼った夫に、

「ドウシテそんなことで起こスカ!」

と怒鳴られた時の私の気持ちが。

号泣しながら、
前日と同じブラジャーと、
素肌に毛糸のパンツで、
会社に向かいました。


あなたにわかりますか?

警察官との
ラブロマンスを
心のどこかで期待していたら、

やってきた警察官が、
人生で出会った中で一番、
メタボな方だった時の気持ちが。

失礼なことを言って
本当に申し訳ないけれど、
空腹のまま応対させていただいた私には、
半径1メートル以内に漂う、
彼のちょっとした独特の臭いが、
ちょっと本当にきつかった時の気持ちが。


あなたにわかりますか?
警察官に事情を説明する時、
「下の下着が…」
と、なんとなく濁して話していても、

警察官が一生懸命、
書類に書かれている文字が、
<パンティー>だった時の気持ちが。


あなたにわかりますか?

「では、私はこれで失礼します。
こういうことがあったあとですし、
不安なことがあれば、
いつでも交番に電話してきてください。
今日、ご主人のお帰りは何時頃ですか?」
と聞かれたとき、

夫の部屋のドアに視線をやって、

「……あの…実はもう…いるんですけど…ね…」

と気まずそうに
笑わなければならなかった時の
私の気持ちが。


人見知りの夫は、
<私警察官に会わナイ>という言葉通り、
自室の炬燵に身を潜めて、
一瞬たりとも姿を見せなかったのです。

……これから先、
何か事件が起きても、
夫には頼ってはならず、
一人でいろいろ処理しなければならないと
悟った時の私の気持ちが、

あなたにわかりますか――?


「ドウシテそんなことで起こスカ!」
と言ったのは、
きっと寝ぼけていたのだと信じて、

弁解でもさせてあげようかと、
「どうしてあんな風に言ったの?」と
冗談交じりにきくと、

「オマエ、私は睡眠が何より大事だと、
何回言えばワカル!?」

と、説教された時の私の気持ちが、

あなたに届きますか――?



今回のことで、
下着泥棒の被害でも、
入居時に入った保険が
適用されることを知りました。

それは唯一いいことでした。


最後に、
一つだけ――

――いつかあなたが逮捕されて、
『下着泥棒から押収した下着、約1000枚』
というテロップの背景に、
私の下着を発見したら、
それがたとえ、
どんなに汚れていようとも、
取りにいこうと思います。


そのくらい、
大切でした――

                         かしこ



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殺すリスト2位→アレヂڤ󤮤
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次回、
『ヤッパッパ商事の憂鬱』
第4話「誤算祭り。」
お楽しみに……
してくれてる方……いらっ…しゃ…るのかな……?


最終更新日時 2009年3月6日 1時42分34秒
TWITTER
タグ:下着 , 泥棒 , パンツ

2009年2月19日

前から後ろから
[ 何かつぶやき的な。 ]  

……美しいけれども
言われたくない
日本語のひとつに
「ご縁がなかったということで…」
というのがあります。


……言われるなんて
思ってなかった。

面接の時に感じた
あの手応えが、
ただの勘違いだったなんて
思いたくなかった…。

面接官たちは
和気藹々と微笑みながら、
ちゃんと計算してたなんて
信じたくない…。


でも…思い返せば…
あの質問もあの質問も
私を試していたに違いなく…。
そして思い返せば、
私…
見事に最低な回答をしていたのに…
なぜ…終わった後から、
不合格の知らせをきくまで、
「つかみはOK!」
と思っていたの…?

間違いなく
ここに就職できると思って…
その職場に合わせた服装とか…
朝起きる時間とか…
生活習慣とか…
アレヂとの待ち合わせ場所とか…
「不況?
別に全然関係なかったです。
実力がある人間には、
景気なんて関係ないですよ」
と言って、
片方の唇をあげて
微笑んでみせるとか……

現実的に
妄想していた私の…おバカさん!

妄想する暇があったら、
妙な自信に浸る暇があったら、
さっさと他の仕事を
探せばよかったじゃないの!

何してたのよ!
何してたのよ!


……落ち着いて。
落ち着いて私。


落ち着いて、深呼吸。





…まず、
電話で不合格を言い渡されたからって、
人格すべてを
否定された気分になるのは間違いよ。


そう。
たぶん、
こういうことだった。

アンジェリーナ・ジョリーが、
モーニング娘。のオーディションに落ちた。

たぶん、そういうことだった。


もしくは、
こういうことだった。

面接官たちが、
私を採用した後のことを考えて、
「あんな魅力的な子が同じ職場にいたら、
毎日ドキドキして、仕事が手につかない!」
という悩ましい理由で
意見が一致した結果、
不採用となった。

恐らく、そういうことだった。


ポジティブポジティブ。

ポジティブポジティブ。


……うっ…うっ…ޤݤ

…落ち着いて、
年末から、
ありとあらゆるものを
失ってる気がするけれど、
きっと大丈夫だって考えて。

パンドラの箱にも、
最後にはちゃんと
希望が残ってた。
まだアレヂも残ってるよ。

前には
就職難が立ちはだかり、
後ろからは、
日々複雑怪奇になっていく
今の会社の状況が迫ってきていて、

前も後ろも
簡単じゃないけれど、

でも、大丈夫。

落ち着いて、
落ち着いて。

そんなに自分を責めちゃダメ。

ポジティブポジティブ。

ポジティブポジティブ。


先が見えないと
人生に余裕がなくなるわけで、

周りの皆さんに、
不義理をしてばかりだけれど、
時が来たら、
頭を下げて、
お詫びとお礼をきちんとしよう。



落ち着いて、
深呼吸して、

まずは目の前の問題から
逃げたりしないで、
ぶつかり稽古していこう。


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最終更新日時 2009年2月19日 20時48分54秒
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2009年2月16日

大人の男女がモテる理由
[ 弟へ ]  

弟へ

先日のԥ󥯥ϡ聖バレンタインDAYԥ󥯥ϡ
いかがお過ごされたでしょうか?


1, 男4人で鍋
2, 男4人で麻雀
3, 男4人でファミレス

…の中に、
答えがある気がするのですが…

間違っていれば幸いです。m(__)m


ところで、
この前写真を見せてくれた
あなたのお友達の
Jくんはお元気でしょうか。

実はお姉ちゃん、
携帯の方に、
彼の写真を
保存させてもらっています。


だって彼、
イケメンだと思います。ڤ󤮤餭


以下、
Jくんに、
宣伝をお願いしても
よろしいでしょうか。

<餭男も女も、年上の方が魅力的餭>


餭ͤ大人の男ͤ餭
      餭大人の女餭

↑ご覧下さい。
字面だけで既に魅力的です。


なぜ「ケツの青いガキ」よりも
大人の方が魅力的なのか、
お姉ちゃんは考えました。

恐らく、
大人になると、
いろいろなことが、
許せるようになるからだと思うのです。


お姉ちゃん、
校則のオサゲ髪をぶら下げながら、

心の中だけ
ナイフみたいに尖ってた
思春期の頃は、

いろんなことが
許せませんでした。

不純異性交遊も、
道端で泥酔する人も、
石田純一のナマ足も。


でも大人になるにつれ、
人は弱い生物だと
わかってくるにつれ、


不純に異性と交遊することも、

道端で泥酔したくなるほど
飲みたい夜があることも、

素足で靴を履きたくなることも、

あぁ、
そんな日もあるよね…
と、
何もかもに共感できて、
許せるようになりました。


女は誰しも、
ワガママも過去も、
ユーモアで包み込んで
許してくれる、
大人の男が好きなはずです。

男は誰しも、
「あんた…
アホやなぁ…。
こないな…アホなことして…。
…でも…でもな…
世界中の人、
敵に回したかて、
お母ちゃんは…
お母ちゃんだけは…
あんたの味方でいたるさかい…
だってあんたは、
お母ちゃんの子ぉや…!」
と抱きしめてくれる
お母さんが好きなはずです。

誰しも
自分を許してくれる人が
好きなはずです。


さて、
奇妙なことに、
アレヂはお姉ちゃんより、
年上の
大人の男のはずなのですが、
「愛とは許すこと」を
体現するような、
大人の魅力が
見当たらないのです。

むしろ口癖が
「許さナイ」なのです。ڤ󤮤


許し合えない者同士は、
ひとつ屋根の下で
暮らすのは、
なかなか難しいのです。

だからお姉ちゃんは、
アレヂの
「許さナイ」もひっくるめて、
許す訓練を
していこうと思いました。


髪を切ってと言っても
床屋さんに行かないことも、

高いからと言って、
スーツをクリーニングに
出させてくれないことも、

食い散らかしたいろんなものが、
机の上に
散乱していることも。

「寒い」と言ってるのに、
お風呂のドアを開けて、
シャンプーしているお姉ちゃんに、
自慢話を続けたことも。

「貴様のイビキがウルサクテ
眠れなカッタ」というセリフも。


……お姉ちゃん、
許します。ڤ󤮤餭


するとどうでしょう。

許す訓練を続けたお姉ちゃんは、
10年後、
Jくんのような
年下の男の子たちに、
聖女(と書いてマドンナと読む)
と呼ばれるに違いないのです。

「やっぱ大人の女は最高だよ」と
感激されるに違いないのです。

寛容さを
相手に求めず、
我が物とした
お姉ちゃんは、
大人の男の魅力よりも、
若いエキスを
彷徨い求めているはずですので、

どうぞよろしくお願いしますと、
Jくんに
よろしくお伝えいただければ幸いです。ڤ󤮤餭


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最終更新日時 2009年2月16日 23時42分26秒
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2009年2月14日

バレンタイン戦争終結
[ アレヂ ]  

1960年に
製菓会社が
大々的に
キャンペーンを行って以来、

女性が男性に
チョコレートを贈るのが、
日本における
バレンタインデーの
基本スタイルとなりました。

1980年に
第一回目の
ホワイトデーが開催されるまで、
女性たちは、
純粋な気持ちで、
愛や日頃の感謝を込めて、
男性たちに
チョコレートを
贈っていたのでしょう。

私が物心ついたときは、
「ホワイトデーは
バレンタインの3倍返し」
という
女性のエゴを全開にした、
バブル的概念が、
世間に浸透している
時代でしたので、

私の中で、
バレンタインデー=ホワイトデーへの期待

という、
邪悪な計算式が
出来上がっておりました。

その計算式に基づいた期待は、
伴侶となったアレヂにも、
寄せられることとなりました。


確か最初のバレンタイン、
私はアレヂに
小さなチョコケーキを
手作りました。

小さく分けた
チョコケーキに
「し」とか「レ」など
字を書いて、

ひとつひとつ
ラッピングして、
部屋のあちこちに
隠したのです。

アレヂに
「全部で7個あるから見つけて」と言い、

全部集めて並べたら、

<アレヂ愛してる>
になるという、
小粋な演出を行いました。

そして確か、
高価なマフラーも
贈ったのです。

そして確か、
外国からきた
アレヂに、
日本における
ホワイトデーの習慣も
きちんと
説明して差し上げたのです。


そして待ちに待った
ホワイトデー。ڤ󤮤餭

会社に出かける前に、
「今日ホワイトデーだよ」と
アレヂに教えてあげることも
怠りませんでした。

期待しながら
夕飯を作って待っていると、

「タダイマ」と
帰宅したアレヂの手に、

100円で売っている
シュークリームがひとつ、
握られておりました。

……。ڤ󤮤

アレヂは
ちょっぴり得意気に、
「あげマス」
と言って、
ポスッとシュークリームを
渡してくれました。


………まさかですよね?ڤ󤮤


という気持ちでいっぱいでした。

……フェイクですよね?
この後、ちゃんとした何かを
くださるための前振りとかですよね…?ڤ󤮤


という期待でいっぱいでした。

期待に応えるかのように、
アレヂは
カバンをゴソゴソやり始めました。

「私の分もありマス」

同じシュークリームを取り出し、
アレヂは誇らしげに
そう言いました。

ڤ󤮤

物の価値を意識せず、
どんなものでも
喜んでみせられるという
芸妓さんだったら
どんなによかったことでしょう。

「ナゼ変な顔しテル?うれしくナイか?」

と問うてくる夫に、

非常に心のこもらない
「……ありがとう(怒)」
を言った私は、
愛される女失格でした。



……翌年からの
バレンタインとホワイトデーは、
戦争でした。


100円ショップの
財布がボロボロになっても
後生大事に使っている
アレヂを見かねて、

高価な財布を
バレンタインに
贈りました。

その財布を
「汚れチャウ」と言って、
何度言っても
使ってくれなかったアレヂに、
「使わないと離婚する!」
まで言って、
やっと使用してもらうことに
成功しました。

そして
その見返りを求めた私に対し、
ホワイトデーに
シュークリームさえもくれなかった
アレヂに、

ホワイトデーが過ぎた後も、
「カーペットが欲しい!」
と言い張り続けました。

実家から持ってきた
趣味の悪いカーペットが、
ボロボロだったからです。

嫌がるアレヂを
IKEAに連れ出し、
始終ご機嫌の悪いアレヂに、
触らぬ神に祟りなしと思われる
金額のカーペットを
「これがいい」と
チョイスして、
購入していただきました。

「ありがとう。
大切にするねԥ󥯥ϡ」と
最大限に喜んでみせることも
忘れませんでした。

その安価で白いカーペットは、
間もなく灰色になったのですが、

「貴様大切にスルと言っタ。
新しいの買っタリ
捨てタリするのは許さナイ」

と言われており、
一生物になる予感です。ڤ󤮤


さて、今年のバレンタインは、
非常に穏やかでした。

ホワイトデーに
何も期待しなくなったからです。

期待すると傷ついたり
憤怒したりする。

何事も期待しなければ
心は常に穏やかなのです。

朝起きて、
チョコレートひとつを、
演出なしで渡しました。

ゴディバ.jpg

「王様のブランチで見たヤツデスネ餭
と、
アレヂは嬉しそうに、
一瞬で頬張ってくれました。

それから、
私が
会社の癒し系美女
Sさんにいただいた
グミとチョコレートも見せました。

Sさんありがとう.jpg

「ユーモアがアリマス」
と、Sさんを褒めていました。

それから、
私の母が、
「これアレヂへのバレンタイン」と言って
渡してくれた
包みを渡しました。

可愛い包み☆.jpg

中は高価なチョコレートでしょうか。
ちょっぴり重いので、
アレヂも中身に
期待を抱いたようでした。

う...そ....jpg


……お…母さん…?ڤ󤮤

特にオマケの
この豆みたいなの、
どうゆうこと…?

ま...め...? .jpg


期待し過ぎたからでしょうか。

「……侮辱デスカ?」

という難しい日本語が、
アレヂの口から
這い出ていました。


期待を裏切られる衝撃を、
母がアレヂに
身をもって教えてくれた
今年のバレンタイン。

外は晴れて暖かで、
非常に穏やかです。

これからアレヂと、
久しぶりの
お散歩に出かけようと思います。ڤ󤮤ڤ󤮤


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最終更新日時 2009年2月14日 14時27分54秒
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2009年2月10日

モテる答え
[ 弟へ ]  

弟へ

確認なのですが、

異性から、
「好きな女性のタイプは?」
ときかれる機会があった際、
まさか
「宮崎あおいちゃんみたいな子」
などと
答えてはいないでしょうね?

そのような答えをしたならば、
女の子に、

「ふ~ん。そうなんだぁ。
宮崎あおい可愛いよねぇ☆」
と相槌を打たれながら、
心の中で、
「は?自分何様?
どの顔のどの口が言ってんの?」
と思われてしまいます。

万が一、
その女の子が、
あなたに少しばかり
想いを寄せてくれていた場合は、

「そうなんだ…。
私…全然あおいちゃんぽくないし…。
全然彼のタイプじゃないんだ…。
もう諦めよう、
どうせ叶わぬ恋ならば…」

と思われて、
チャンスを失うハメになるかもしれません。

好きなタイプや
理想のタイプを
きかれたときは、

「芸能人…とかだとよくわかんないけど、
優しい子がいいかな」

などと答えることを推奨します。

しかしながら、
「優しい子」
などは
抽象的で
イメージがつかみにくいため、
「電車の中で
お年寄りに席を
譲ってあげるような子」
などに
変換するのもいいかもしれません。

また、
きいてきた相手の
要素に合わせて、
「オシャレな子」ですとか、
「めがねが似合う子」などと、
臨機応変に
言い換えてあげると、
平成の
源氏の君への道が開かれます。


ちなみに
お姉ちゃんが、
今までで一番、
「なるほど」
と思った答えは、

「怒りっぽくない子」
です。

あらかじめ
そのように伝えておくと、
たとえばその子と
付き合うことになった時も、

「やだ。私ったら。
思わずキレそうになっちゃった。
彼は怒りっぽい子が嫌いなのに。
あたし、嫌われたくない。
ガマンガマン」

と、彼女が
健気に耐えてくれるかもしれません。


ところで、
お姉ちゃんは、
「好きな食べ物は?」
ときかれた時、

正直に
「イカ」
と答えていたのですが、

いろいろ考えた結果、
今後は
「オムライス」
と答えようと思ったのですが、
いかがでしょうか。

黄色くて
ふんわりとした様子のものを好き
というだけで、
好感度が上がる気がするのです。

「クレープ」
もしくは「いちご」
という答えも考えたのですが、
やはり「オムライス」の方が、
料理をしそうなイメージも
与えられそうな気がするので、
接戦の結果、
「オムライス」にしてみました。

また、
今後
カラオケに行った際は、
中島みゆきを
モノマネ付きで
熱唱するのではなく、

aikoや大塚愛を、
可愛らしく、
しっとりと
歌い上げようと思うのですが、
いかがでしょうか。


好きな歌手をきかれたら、
「Mr.Children」、
好きな作家をきかれたら、
「東野圭吾」
好きな数字をきかれたら、
「3」
と答えようと思うのですが、
いかがでしょうか。

「仕事の時は基本モード系、
オフの日は、
フェミニンなトップスに
デニムパンツを合わせてショッピング」
しようと思うのですが、
いかがでしょうか。

「土曜日は友達と
表参道のイタリアンでランチ」
でいかがでしょうか。


……さて。
企業にモテたくて書いた
履歴書や職務経歴書が、
綺麗事の塊に仕上がりました。

異性にモテたくて、
企業にモテたくて、
自分像を捻じ曲げてみてる
お姉ちゃんは、

かっこいいでしょうか…?ڤ󤮤


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最終更新日時 2009年2月11日 2時50分43秒
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2009年2月4日

私が来りて笛を吹く
[ 何かつぶやき的な。 ]  

はい?
小生の時間配分ミスですか?

残業して
買物して
洗濯して
ご飯の下準備して
遅くに帰られた
貴殿に
ご飯を
召し上がっていただき
貴殿の召し上がったものを
洗わせていただき
貴殿にお風呂に入っていただき
貴殿にマッサージさせていただき

その後で
お風呂に入らせていただき
パソコンもいじらせていただき

23時半までに就寝できないのは
やはり小生の
時間配分ミスですか?

23時半以降は
貴殿がご就寝されるので
湯沸かし器を消されると?
理由はうるさいからと?

なるほど。

小生の敬愛する
IKKO様は、
お風呂に入らない女は
女と認めないと
おっしゃっていました。

IKKO様に認められたくて
最近の小生の趣味は
長風呂ですが、

趣味を行ったら
途中で寒くなるのですが、

それでも追い炊きは禁止だと。

お風呂に入ってから
家事を行うと
寒いじゃないですか。
お風呂に入ったら
なるべく早く
布団に入りたいじゃないですか。

だから、
小生が早くお風呂に入れるよう、
貴殿も家事を
手伝ってくださったらいかがでしょうか?


以前、
貴殿がお決めになって以来、
断固として崩さなかった
「家計は毎月お互いの給料の割合で決める
家計税金型システム」
のお考えを、
長年の小生の訴えの結果、
改めていただき、

貴殿には確かに最近、
家賃をご担当いただいておりますが、

小生は、
光熱費及び生活費を
担当させていただいておりますが、
貴殿と小生の衣類、
大小の雑貨なども
小生が担当させていただいておりますが、
家電なども担当させていただいておりますが、


そうなりますと、
計算いたしますと、
結局家賃と大差ないと思うのですが、


それでも家事を
一切手伝わないと?

「関係ナイ!23時半に寝るノガ優先!
洗濯もご飯もイラナイ!
23時半までに風呂に入るノガ優先!」と?


――湯船の中で、
お湯相手に
パンチを繰り出すだけでは
収まりきらなかった
ストレスが、

「SALE」「クリアランス」
「50%OFF」の赤き誘惑に
私を狂わせたのでしょうか――


過去の私が、
私を殺しにやってきます――


今日の夕方までには、
私の口座から
カード請求分の
私にとって
莫大な金額が
引き落とされることでしょう……。


去年も犯した過ちを
今年もまた犯してしまいました――


来年こそは、
ストレスフリーで
バーゲンの季節を
迎えることにより、
自制心を保てますように――


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最終更新日時 2009年2月4日 1時13分28秒
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2009年2月3日

まさか記念日
[ アレヂ ]  

残業をしていると、
アレヂからメールがきました。


<今日は節分だから早く帰ります>


……。ڤ󤮤


……私の記憶が正しければ、

誕生日にも
クリスマスにも
結婚記念日にも、

そのような
素敵なセリフ、
発したことなどないはずです。ڤ󤮤

今日に限って、
恵方巻きも
買って帰ってくれるという
このサービス精神の旺盛さは、
どうしたことでしょうか。

<どこも豆売り切れ。君も探して>

駅で待ち合わせて
一緒に豆を
探しに行くことになりました。

けれど節分の豆は、
駅前のスーパーでも
コンビニでも
ことごとく
売り切れていました。

「チョット離れた
セブンイレブンならあるハズ!
そこになかっタラ、
名前のナイ
小さいコンビニに行きマス!」

私を後ろに乗せて、
必死で自転車をこぐアレヂ。


……この豆への執念は
どうしたことでしょうか。ڤ󤮤


「…ねえ。
どうしてそんなに節分頑張ってるの?
クリスマスも結婚記念日も
頑張ったことないのに」


「……ワカンナイ。
毎年ヤッテルから、
一度でもやらナイと
ダメな気がしマス(息切れ)」


……思えば確かに、
毎年節分だけは
欠かしていなかった気がします。

アレヂが日本で過ごす
最初の年に、

「鬼は外、福は内」と
豆を投げるのを
教えた記憶もありますし、

恵方巻きを食べる
写メールを、
キャッキャッ
キャッキャしながら、
撮り合った記憶もありますし、

喧嘩して
私が実家に帰っていたとき、

アレヂから
電話がかかってきて、

「ねェ…。
今日節分ですヨ。
帰らないカ?」

「うん。帰らない」

「……豆も買いましタヨ(ほぼ泣き声)」

「一人でやれば?
ほら、やりなよ。
一緒に言ってあげるからさ、
鬼は~外」

「…フクは~ウチ……(豆が床に落ちる音)」

という記憶もあります。

今年は、
アレヂの健闘空しく、
豆を手に入れられなかったことが
記憶として刻まれました。

いつの間にか、
なぜか節分が、
アレヂと私にとって
最も大事な
記念日になっている不思議。ڤ󤮤


……来年は、
ちゃんと豆を
用意しておいてあげようと
思いました。ڤ󤮤


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節分での頑張りを、
クリスマスや結婚記念日に
分散してくれればいいのに、
と思わずにはいられない記念日。
ڤ󤮤




最終更新日時 2009年2月3日 22時57分54秒
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タグ:節分 , 恵方巻き ,

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