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2010年5月21日(金) 19:20 |
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地産地消にタマネギ給食
香川県三豊市は地産地消をすすめるため学校給食に地元の食材を使うことを決めましたが、その第1号に選ばれたのが地元のタマネギです。 タマネギを作るのは、品種改良の研究を進め全国に種を販売する会社です。
畑から次々とタマネギが収穫されています。 三豊市でタマネギの栽培・研究を行う会社「七宝」の農場です。 七宝は1952年年に創業、品種改良によってこれまで20種類を超えるタマネギを開発し、その種を全国に販売しています。 種の販売は全国シェアの約7割を占めます。 今収穫しているのは、水にさらす必要がない「七宝早生7号」というタマネギです。 18年前に品種改良の過程で見つかったといいます。 七宝の「七宝早生7号」が21日、三豊市の桑山小学校の給食に登場しました。 三豊市は地産地消を進めるため、今年度から教育委員会の中に学校給食課を設け、学校教育に地元の食材をとり入れることにし、その第1号に七宝早生7号が選ばれたのです。 七宝の農場長、筒井さんも講師に招かれ、タマネギの栽培の方法や食べ物の大切さなどについて、子どもたちに講義しました。 タマネギは給食用に少しだけ火を入れてワカメとキュウリとあえています。 三豊市教育委員会では、今年度、定期的に給食に地元の食材を給食に登場させることにしていて、地産地消の推進とともに、子どもたちに地域の農業についても考えてもらえればと話しています。
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