ニューヨーク市場の投資家は狼狽しています。
ギリシャ問題に端を発するユーロ安がアメリカの投資家を浮足立たせている主因ですが、今日はまともな議論から馬鹿げた噂まで、ありとあらゆる情報が飛び交いミニ・パニックの様相を呈しました。
先ずユーロが相変わらず売りプレッシャーを受け、欧州株式市場もなんとなく波乱含みの動きでした。下は英国のFTSE100指数です。

加えて新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことも嫌気されました。
オーストラリアの資源超過利潤税のもたらす悪影響を今一度吟味し直してみたいという投資家も居ました。
さらにこのところのユーロ安で中国の人民元は実質的に大幅切り上げしたのと同じ効果を持ってしまい、これが中国の輸出に悪影響が出るのではないか?ということも話題にされています。
また上院が午後2時過ぎに再び新金融規制法案の議事終結(クローチャー)採決をするという話が伝わってきました。今回は昨日却下された法案より一層メガバンクにとってきつい内容になっています。
結局この議事終結採決は可決されました。このため同法案が早ければ今夜(現地金曜日)に可決される可能性も出てきました。
最終的に何が法案に盛り込まれるのかは最後の最後まで混沌としており、極めて読みにくいです。しかし場合によっては取引所に承認されていない店頭デリバティブの禁止(キャットウエル議員)、グラス・スティーガルの復活(マッケイン議員)などが含まれる可能性があります。
このへんまではまあ納得できる材料なのですが、「大暴落が来る」と予言するヘッジファンドが登場したり、RBSのトイレが詰まって洪水になり電源室に浸水したのが原因で10分間トレーディング・ルームが停電してトレードできなくなったなどというまことしやか(?)な話すら飛び出しました。(情報源:「ディールブレーカー」)
ギリシャ問題に端を発するユーロ安がアメリカの投資家を浮足立たせている主因ですが、今日はまともな議論から馬鹿げた噂まで、ありとあらゆる情報が飛び交いミニ・パニックの様相を呈しました。
先ずユーロが相変わらず売りプレッシャーを受け、欧州株式市場もなんとなく波乱含みの動きでした。下は英国のFTSE100指数です。

加えて新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことも嫌気されました。
オーストラリアの資源超過利潤税のもたらす悪影響を今一度吟味し直してみたいという投資家も居ました。
さらにこのところのユーロ安で中国の人民元は実質的に大幅切り上げしたのと同じ効果を持ってしまい、これが中国の輸出に悪影響が出るのではないか?ということも話題にされています。
また上院が午後2時過ぎに再び新金融規制法案の議事終結(クローチャー)採決をするという話が伝わってきました。今回は昨日却下された法案より一層メガバンクにとってきつい内容になっています。
結局この議事終結採決は可決されました。このため同法案が早ければ今夜(現地金曜日)に可決される可能性も出てきました。
最終的に何が法案に盛り込まれるのかは最後の最後まで混沌としており、極めて読みにくいです。しかし場合によっては取引所に承認されていない店頭デリバティブの禁止(キャットウエル議員)、グラス・スティーガルの復活(マッケイン議員)などが含まれる可能性があります。
このへんまではまあ納得できる材料なのですが、「大暴落が来る」と予言するヘッジファンドが登場したり、RBSのトイレが詰まって洪水になり電源室に浸水したのが原因で10分間トレーディング・ルームが停電してトレードできなくなったなどというまことしやか(?)な話すら飛び出しました。(情報源:「ディールブレーカー」)