“代表発表妨害”された!? 谷亮子氏(34)の出馬表明に対し、国内をサッカー南アフリカW杯代表発表一色に染めようと思っていた日本サッカー協会は怒り心頭。民主党の小沢一郎幹事長(67)への恨み節が噴出した。
小沢さんのやり方には腹が立つ
「谷亮子出馬」の一報を聞いた日本サッカー協会関係者の1人は「何で今日なんだよ」と青ざめた表情で吐き捨てた。「これで今日のテレビニュースも向こうに持っていかれるし、明日のスポーツ紙1面もサッカーじゃなくなるかも…。露出も宣伝効果も減る。練りに練ってこの日を選んだのに…」
W杯メンバー発表の日程を5月10日に設定したのはメディアジャックできるだろうという計算の末のことだ。 10日はプロ野球の公式戦を含め、大きなスポーツイベントがないからだ。実際にはスポーツ紙のほとんどがW杯を1面で扱ったが、国民の関心を独占できなかったのは確かだ。
別の協会関係者は怒りが収まらず「計画が台なし。そもそも、これが政権政党のやることか。国を挙げて日本代表を応援するべきなのに、そんな意思がまったく見えない。小沢さんのやり方には腹が立つ」とバッサリ。もともと協会は文教族のドンである森喜朗元首相(72)ら自民党と関係が深かっただけに、民主党の“嫌がらせ”と受け取るのも無理はない。
犬飼会長もチクリ
犬飼基昭協会会長(67)は「向こうの方が薄れてしまうんじゃないの。民主党は最近、どうにもならなくなってるからね。(谷氏は)スポーツ省でも作ってくれるのかね」とチクリ。平静を装いつつも民主党や政府関係者に事情を聞く考えも明かした。
ただ民主党にも、やむにやまれぬ事情があった。
「実は谷氏の出馬発表はもう少し先を予定していたが、支持率続落や普天間の問題で取り巻く状況が悪くなる一方で前倒しとなった。今日は(公認を決定する)役員会や小沢氏の定例会見がある日で、メンバー発表と重なったのはたまたまです」(小沢氏に近い議員)。小沢氏にしてみれば政局を読んだうえで、谷氏の出馬を確定させると同時に世論の厳しい視線をそらす狙いがあったのだろう。その小沢氏は協会の怒りも知らずか「百万、千万の味方を得た」と喜色満面。サッカー関係者とファンの票はいらないということか?
小沢さんのやり方には腹が立つ
「谷亮子出馬」の一報を聞いた日本サッカー協会関係者の1人は「何で今日なんだよ」と青ざめた表情で吐き捨てた。「これで今日のテレビニュースも向こうに持っていかれるし、明日のスポーツ紙1面もサッカーじゃなくなるかも…。露出も宣伝効果も減る。練りに練ってこの日を選んだのに…」
W杯メンバー発表の日程を5月10日に設定したのはメディアジャックできるだろうという計算の末のことだ。 10日はプロ野球の公式戦を含め、大きなスポーツイベントがないからだ。実際にはスポーツ紙のほとんどがW杯を1面で扱ったが、国民の関心を独占できなかったのは確かだ。
別の協会関係者は怒りが収まらず「計画が台なし。そもそも、これが政権政党のやることか。国を挙げて日本代表を応援するべきなのに、そんな意思がまったく見えない。小沢さんのやり方には腹が立つ」とバッサリ。もともと協会は文教族のドンである森喜朗元首相(72)ら自民党と関係が深かっただけに、民主党の“嫌がらせ”と受け取るのも無理はない。
犬飼会長もチクリ
犬飼基昭協会会長(67)は「向こうの方が薄れてしまうんじゃないの。民主党は最近、どうにもならなくなってるからね。(谷氏は)スポーツ省でも作ってくれるのかね」とチクリ。平静を装いつつも民主党や政府関係者に事情を聞く考えも明かした。
ただ民主党にも、やむにやまれぬ事情があった。
「実は谷氏の出馬発表はもう少し先を予定していたが、支持率続落や普天間の問題で取り巻く状況が悪くなる一方で前倒しとなった。今日は(公認を決定する)役員会や小沢氏の定例会見がある日で、メンバー発表と重なったのはたまたまです」(小沢氏に近い議員)。小沢氏にしてみれば政局を読んだうえで、谷氏の出馬を確定させると同時に世論の厳しい視線をそらす狙いがあったのだろう。その小沢氏は協会の怒りも知らずか「百万、千万の味方を得た」と喜色満面。サッカー関係者とファンの票はいらないということか?
- 【前の記事】最後の共同作業でスッキリ! 新ビジネス「離婚式」
- 【次の記事】演じていた指揮官役から本物の指揮官へ
本日の見出し
オークス確定大特集 サンテミリオンの流れ
- iモード月額:290円(税込)
- au月額:290円(税込)
- softBank月額:294円(税込)