辺野古区条件付き容認でも「極めて難しい」 知事定例会見

2010年5月21日 11時00分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(22時間59分前に更新)

 仲井真弘多知事は21日午前の定例会見で、政府が検討している米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を条件付きで受け入れるかと問われ、「とてもダメだ。元に戻るのは受け入れられる状況にない」との認識を示した。同市辺野古区の行政委員会が条件付き容認を検討していることについても「1月24日(名護市長選)までは(当時の)名護市長と一緒に辺野古やむなしと容認してきたが、現状は非常に厳しい」と述べた。

 仲井真知事は、辺野古への移設案について「首長がノーという地域で実施するのは非常に難しい」と述べ、稲嶺進名護市長が県内移設反対を掲げる限り、辺野古への移設は厳しいとの見解を示した。

 27日に東京で開催予定の全国知事会には出席し、県内の基地問題の現状を訴え負担軽減への協力を求める考えを明らかにした。

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5月21日仲井真知事会見前編
仲井真弘多知事は21日午前の定例会見で、政府が検討している米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を条件付きで受け入れるかと問われ、「とてもダメだ。元に戻るのは受け入れられる状況にない」との認識を示した。同市辺野古区の行政委員会が条件付き容認を検討していることについても「1月24日(名護市長選)までは(当時の)名護市長と一緒に辺野古やむなしと容認してきたが、現状は非常に厳しい」と述べた。

[更新:2010年5月21日 19:00]

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