2037.03.29 (Sun)
お詫び−最重要
わたくし「akino(hana)」は、個人的な感情を先行させただけの文章を書いたことにより、レビュアーの「NaGISA」氏とフリーノベルゲーム支援掲示板サイト「Novelers' cafe」に多大なご迷惑をおかけしたことを、ここにお詫び申し上げます。
みなさん、大変申し訳ありませんでした。
なお、このエントリは「黄身の菜は(仮)」の正式発表まで、ブログの強制TOPとして表示し続ける予定です。
みなさん、大変申し訳ありませんでした。
なお、このエントリは「黄身の菜は(仮)」の正式発表まで、ブログの強制TOPとして表示し続ける予定です。
2010.05.22 (Sat)
悪は孤立によってコミュニティから取り除かれる−駄日誌
プレイアブルキャラクタが揃いました。
THE KING OF FIGHTERS XIII > CHARACTER
K' チーム、最後のひとりは「クーラ」でした。『XI』のときと同じメンバーですね。まあ、たぶん「ウィップ」か「クーラ」かのどちらかだろうとは思っていましたが、いろいろと手間がかかるらしい「ムチ子」は出場見送りとなってしまいました。残念。
まだ全部を観たわけではない「NEO MAX超必殺技」ですが、「モーションの美しさで魅せる」というよりも、「派手なエフェクト、ドバーン!」って感じになってます。ただ「過去作からの流用なし、すべて新技」のようなので、そこは楽しみです。「クリムゾン・スターロード」が相手の目の前で止まるのって悲しいですよね。
あと、「PROMOTION MOVIE」が更新されています。K' も最後のほうで「いつものコンボ」を決めているので、観てみてください。ああ、「オフィシャルイラストっぽいヤツ」にK' チームが全員描かれているなんて!
--- --- ---
中古で買っていた『トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説』(DS Spike)をこの前クリアしました。作品全体の雰囲気はPSのシリーズ1作目(前後編に分かれている方)とは別のアプローチで作られているような印象を持ちましたが、タッチペンを使用するギミック(タッチイベント)はおもしろかったです。立体音響(ヘッドホン推奨)のおかげで音関係もリアルでした。ヘッドホン嫌いなんですけどね。
ただ、もうひとつくらい噂(エピソード)があると良かったですね。いちおう1+5+1話という構成になっていますが、ひとつは導入部分(エンディング分岐なし)、ひとつは最終章、あと「ほんとにおまけ」がひとつ……という感じなので、数字ほどのボリューム感がないのが残念でした。噂ごとの中吉(ノーマル)、凶(バッド)エンドは豊富に用意されていますが、繰り返しプレイが煩わしいので、いまいちやる気にならないというか……。
あと、移動シーンではシンプルなポリゴンモデルで表現されている登場人物ですが、イベントスチルでは実写ベースになります。……すごい個人的な意見ですが、実写ってなんか和みます。ちゃんとそれぞれ「違う顔」だし。フリーノベルゲームでも「実写」が出てきてくれると良いんですけどね。異様にハードルが高そうですが。
ではせっかくなので、以下に攻略の感想を。
はじまりの噂 旧校舎のコックリさん
本編の導入部分。必ずクリアできるので、とくに思い入れなし。ただ、「第1の噂」でも同じタッチイベントに挑むことになるので、感覚を掴んでおくと楽かも。
第1の噂 神隠しメール
大吉エンドに到達すれば判るけど、実はいちばん長いシナリオ。とりあえず「夜のコックリさん」のときに指を離さず、鍵を使ってすべての部屋を回り、「ナナシ」からの問題を間違わなければ、レイカの到着が間に合うはず。
第2の噂 幻のホーム
「帰る方法」と「ナナシの問題の答え」に関連するアイテムさえ入手すれば、大吉エンドは簡単。ただ、時計の確認は念入りに。ロッカーを押さえるタッチイベントでは、あらかじめ画面をタッチしながらメッセージを送ると確実(ほんとうに一瞬で扉が開くので。開くと凶エンドに)。
第3の噂 ひとりかくれんぼ
2回目の挑戦で大吉エンドに到達できたので難易度は低いかも。とりあえず「来客」は罠ではない。「ひとりかくれんぼ」の手順はきちんと覚え、「最後まで」冷静に実行すること。あと、「ベッドの下」は無闇に覗かないほうが吉。
第4の噂 こわいテーマパーク
大吉エンドの目安は、終盤でユウタが話しかけてくるかどうか。管理事務所内は細かく調べる。観覧車の暗号は「最小の手数」を意識して。入手できるアイテムが多いので迷うかもしれないけど、実際に役に立つのは金庫の……。
第5の噂 都市伝説百物語
「ナナシ」と「ミズキの過去」の謎が明かされる最終章。何気ない情報でも必ず役に立つので、流し読みしないこと。大切な人との別れが切ない、余韻のある幕切れかと思いきや……。
???の噂 ???
「すべての噂で大吉エンドに到達する」ことでアンロックされる、後日談。非常に「都市伝説」らしいオチだと思うけど、個人的には蛇足だったかも。あと、すごい短い。そういえば、ユカリ先生って前にどっかで……。
--- --- ---
不本意だけど順調に嫌われ続けている、今日この頃。
「メモ_フリーゲームとは?」 - クローンを作るだけさ!!
Q. フリーゲームとは?
A. フリーソフトウエア(後述)で提供される、いろいろと敷居の低い娯楽作品。
……製作者や愛好者が抱く「フリーゲーム像」というレッテルが、「単純で不完全な作品」の「自由」を奪っている……という主張? ……なんか、わたしの読解力を軽く飛び越えてしまっている文章。
そもそも、表現は「模倣」から始まるものだし、「先人の通った道」を目標に設定するのも自然な発想。そういう「実際」を一切無視して、突然変異的に「フリーな作品」が「湧いてこない」なんておかしい……というのはおかしい。
それにしても、時代の最先端を行く「ゲージュツ作品」について語っているかのような深刻さ。この「憂い」に共感できる人っているんだろうか。わたしは無理。
フリー‐ソフトウエア【free software】
無料で自由な使用を許しているが、著作権は放棄していないソフトウエア。インターネットなどを通して提供される。フリーソフト。フリーウエア。→シェアウエア →パブリックドメインソフトウエア (Yahoo!辞書)
THE KING OF FIGHTERS XIII > CHARACTER
K' チーム、最後のひとりは「クーラ」でした。『XI』のときと同じメンバーですね。まあ、たぶん「ウィップ」か「クーラ」かのどちらかだろうとは思っていましたが、いろいろと手間がかかるらしい「ムチ子」は出場見送りとなってしまいました。残念。
まだ全部を観たわけではない「NEO MAX超必殺技」ですが、「モーションの美しさで魅せる」というよりも、「派手なエフェクト、ドバーン!」って感じになってます。ただ「過去作からの流用なし、すべて新技」のようなので、そこは楽しみです。「クリムゾン・スターロード」が相手の目の前で止まるのって悲しいですよね。
あと、「PROMOTION MOVIE」が更新されています。K' も最後のほうで「いつものコンボ」を決めているので、観てみてください。ああ、「オフィシャルイラストっぽいヤツ」にK' チームが全員描かれているなんて!
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中古で買っていた『トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説』(DS Spike)をこの前クリアしました。作品全体の雰囲気はPSのシリーズ1作目(前後編に分かれている方)とは別のアプローチで作られているような印象を持ちましたが、タッチペンを使用するギミック(タッチイベント)はおもしろかったです。立体音響(ヘッドホン推奨)のおかげで音関係もリアルでした。ヘッドホン嫌いなんですけどね。
ただ、もうひとつくらい噂(エピソード)があると良かったですね。いちおう1+5+1話という構成になっていますが、ひとつは導入部分(エンディング分岐なし)、ひとつは最終章、あと「ほんとにおまけ」がひとつ……という感じなので、数字ほどのボリューム感がないのが残念でした。噂ごとの中吉(ノーマル)、凶(バッド)エンドは豊富に用意されていますが、繰り返しプレイが煩わしいので、いまいちやる気にならないというか……。
あと、移動シーンではシンプルなポリゴンモデルで表現されている登場人物ですが、イベントスチルでは実写ベースになります。……すごい個人的な意見ですが、実写ってなんか和みます。ちゃんとそれぞれ「違う顔」だし。フリーノベルゲームでも「実写」が出てきてくれると良いんですけどね。異様にハードルが高そうですが。
ではせっかくなので、以下に攻略の感想を。
はじまりの噂 旧校舎のコックリさん
本編の導入部分。必ずクリアできるので、とくに思い入れなし。ただ、「第1の噂」でも同じタッチイベントに挑むことになるので、感覚を掴んでおくと楽かも。
第1の噂 神隠しメール
大吉エンドに到達すれば判るけど、実はいちばん長いシナリオ。とりあえず「夜のコックリさん」のときに指を離さず、鍵を使ってすべての部屋を回り、「ナナシ」からの問題を間違わなければ、レイカの到着が間に合うはず。
第2の噂 幻のホーム
「帰る方法」と「ナナシの問題の答え」に関連するアイテムさえ入手すれば、大吉エンドは簡単。ただ、時計の確認は念入りに。ロッカーを押さえるタッチイベントでは、あらかじめ画面をタッチしながらメッセージを送ると確実(ほんとうに一瞬で扉が開くので。開くと凶エンドに)。
第3の噂 ひとりかくれんぼ
2回目の挑戦で大吉エンドに到達できたので難易度は低いかも。とりあえず「来客」は罠ではない。「ひとりかくれんぼ」の手順はきちんと覚え、「最後まで」冷静に実行すること。あと、「ベッドの下」は無闇に覗かないほうが吉。
第4の噂 こわいテーマパーク
大吉エンドの目安は、終盤でユウタが話しかけてくるかどうか。管理事務所内は細かく調べる。観覧車の暗号は「最小の手数」を意識して。入手できるアイテムが多いので迷うかもしれないけど、実際に役に立つのは金庫の……。
第5の噂 都市伝説百物語
「ナナシ」と「ミズキの過去」の謎が明かされる最終章。何気ない情報でも必ず役に立つので、流し読みしないこと。大切な人との別れが切ない、余韻のある幕切れかと思いきや……。
???の噂 ???
「すべての噂で大吉エンドに到達する」ことでアンロックされる、後日談。非常に「都市伝説」らしいオチだと思うけど、個人的には蛇足だったかも。あと、すごい短い。そういえば、ユカリ先生って前にどっかで……。
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不本意だけど順調に嫌われ続けている、今日この頃。
「メモ_フリーゲームとは?」 - クローンを作るだけさ!!
Q. フリーゲームとは?
A. フリーソフトウエア(後述)で提供される、いろいろと敷居の低い娯楽作品。
……製作者や愛好者が抱く「フリーゲーム像」というレッテルが、「単純で不完全な作品」の「自由」を奪っている……という主張? ……なんか、わたしの読解力を軽く飛び越えてしまっている文章。
そもそも、表現は「模倣」から始まるものだし、「先人の通った道」を目標に設定するのも自然な発想。そういう「実際」を一切無視して、突然変異的に「フリーな作品」が「湧いてこない」なんておかしい……というのはおかしい。
それにしても、時代の最先端を行く「ゲージュツ作品」について語っているかのような深刻さ。この「憂い」に共感できる人っているんだろうか。わたしは無理。
フリー‐ソフトウエア【free software】
無料で自由な使用を許しているが、著作権は放棄していないソフトウエア。インターネットなどを通して提供される。フリーソフト。フリーウエア。→シェアウエア →パブリックドメインソフトウエア (Yahoo!辞書)
2010.05.20 (Thu)
恋する YES or NO−書きゴミ(有害無価値指定図書)
aki-NO (以下 N):
「ちょり〜」
aki-YES (以下 Y):
「あ、おはよ〜」
N:
「観たよ、これ」
Y:
「あ、そう? どうだった?」
N:
「うーん、別に切なくはなかった」
Y:
「え〜? そう? お互いに想い合ってるのに、どうしても別れは避けられない……切ない展開じゃん」
N:
「いや、なんかもう、<死>を扱えば扱うほどスカスカに見えてくるよ。テッパンのパターンで、はいカンドー? ……あれで<深イイ気分>になれるひとが逆に羨ましく見えるくらいの、置いて行かれた感」
Y:
「あー……」
N:
「つーか、ふたりして思い込み激しくない? 確認する勇気もないくせに、グダグダ予防線張ってんの、なに? って感じ」
Y:
「あー……」
N:
「それに、あーいう<相手を傷つけたかもしれない>っていう葛藤で引っ張るのって、ナイーブ過ぎてウンザリしてこない? 自分大好きなのはケッコーだけど、感情移入はしにくいよね」
Y:
「あー……」
N:
「ビョーキの扱いも危なっかしいし。さすがに調べもしないで書いてはいないんだろうけど、<20世紀臭>キツ過ぎ。ももち麗子の『ねがい』のほうがまだ読めるよ」
Y:
「あー……って、じゃあ、文章は? 詩的な雰囲気があって良かったと思うけど」
N:
「う〜ん、あれはただの<陶酔系>じゃん? 登場人物とパンピーとの違いを強調するために、やたらとオーゲサな表現に走るってことは良くあるけど、内容がついてきてないと<イタ恥ずかしい>よ。逆に、コッチが」
Y:
「あー……でも、あの<直前の言葉を繰り返す>のは印象的だったよね?」
N:
「うんまあ、多用されると笑えてくるけどね」
Y:
「……じゃあ、中身じゃなくて見た目は? 主演のふたりとかどうだった?」
N:
「あー、<自力>で演ってるのは、素直にスゴイと思った。<ロケの画>のパターンも多かったし。ただ、<傘越しのバックショット>は……まあねえ」
Y:
「そこは他人のこと言えない?」
N:
「うっせ」
Y:
「……なんか、悪口しか聞いてない気がするんだけど」
N:
「いーじゃん。エーガのCMに出てるわけじゃないんだから、好きなこと言ってなにが悪いの? 別にわたしの評価を誰かに認めてもらいたいわけでもないし」
Y:
「それが通用しない場所もあるんだよ。……じゃあ、最後くらいはキレイにシメてよ」
N:
「え〜? ……えー、まさに恋は盲……目の不自由な方」
Y:
「いいよ、そういうのは。さらっと終わりなよ」
N:
「あ、センセ来た」
Y:
「無視すんな」
--- --- ---
<FNGアーカイブ>に作品を追加。
『ゆりの印象』……現代・学生・病・悲劇
タイトルの美しい「印象」が良かっただけに。別に架空の病気でも問題ない気が。
「ちょり〜」
aki-YES (以下 Y):
「あ、おはよ〜」
N:
「観たよ、これ」
Y:
「あ、そう? どうだった?」
N:
「うーん、別に切なくはなかった」
Y:
「え〜? そう? お互いに想い合ってるのに、どうしても別れは避けられない……切ない展開じゃん」
N:
「いや、なんかもう、<死>を扱えば扱うほどスカスカに見えてくるよ。テッパンのパターンで、はいカンドー? ……あれで<深イイ気分>になれるひとが逆に羨ましく見えるくらいの、置いて行かれた感」
Y:
「あー……」
N:
「つーか、ふたりして思い込み激しくない? 確認する勇気もないくせに、グダグダ予防線張ってんの、なに? って感じ」
Y:
「あー……」
N:
「それに、あーいう<相手を傷つけたかもしれない>っていう葛藤で引っ張るのって、ナイーブ過ぎてウンザリしてこない? 自分大好きなのはケッコーだけど、感情移入はしにくいよね」
Y:
「あー……」
N:
「ビョーキの扱いも危なっかしいし。さすがに調べもしないで書いてはいないんだろうけど、<20世紀臭>キツ過ぎ。ももち麗子の『ねがい』のほうがまだ読めるよ」
Y:
「あー……って、じゃあ、文章は? 詩的な雰囲気があって良かったと思うけど」
N:
「う〜ん、あれはただの<陶酔系>じゃん? 登場人物とパンピーとの違いを強調するために、やたらとオーゲサな表現に走るってことは良くあるけど、内容がついてきてないと<イタ恥ずかしい>よ。逆に、コッチが」
Y:
「あー……でも、あの<直前の言葉を繰り返す>のは印象的だったよね?」
N:
「うんまあ、多用されると笑えてくるけどね」
Y:
「……じゃあ、中身じゃなくて見た目は? 主演のふたりとかどうだった?」
N:
「あー、<自力>で演ってるのは、素直にスゴイと思った。<ロケの画>のパターンも多かったし。ただ、<傘越しのバックショット>は……まあねえ」
Y:
「そこは他人のこと言えない?」
N:
「うっせ」
Y:
「……なんか、悪口しか聞いてない気がするんだけど」
N:
「いーじゃん。エーガのCMに出てるわけじゃないんだから、好きなこと言ってなにが悪いの? 別にわたしの評価を誰かに認めてもらいたいわけでもないし」
Y:
「それが通用しない場所もあるんだよ。……じゃあ、最後くらいはキレイにシメてよ」
N:
「え〜? ……えー、まさに恋は盲……目の不自由な方」
Y:
「いいよ、そういうのは。さらっと終わりなよ」
N:
「あ、センセ来た」
Y:
「無視すんな」
--- --- ---
<FNGアーカイブ>に作品を追加。
『ゆりの印象』……現代・学生・病・悲劇
タイトルの美しい「印象」が良かっただけに。別に架空の病気でも問題ない気が。
2010.05.13 (Thu)
人類みな、プリンセス!−駄日誌
ココロを閉ざし気味の若者が、ココロ優しい少女と出会い、やがて変わっていく。どこでも出会える、良くあるおはなし。
「喩え話」をしてみる。「若者のココロ」は「(グリムの)眠り姫」、「少女」は「王子さま」……「時を忘れた茨の城」で100年の眠りについている眠り姫は、「王子さまの唇」=「少女の優しさ」に触れて目覚めの時を迎える。さあ、その後は?
「ふたりは末永くシアワセに暮らしましたとさ」
呪いによって定められた運命のために眠りに落ちた眠り姫と違い、勝手に自分自身をこじらせて眠りについた若者。それでも王子さまの訪れは約束されている。そう、見目麗しい「皮」のなかに「聖女の魂」を詰め込んだ、ボクの、オレの、王子さま。なんともクダラナ……都合の良いおはなしだ。
「人と人との係わり合いの素晴らしさ」の描き方なんていくらでもありそうなものなのに、なぜこの手のパターンは繰り返されるのだろうか。わたしはそこに「人の望み」を見る。「送り手」と「受け手」の両方が抱える望み。フリーノベルゲームが「より正直な発想」から生まれるなら、そこにだれかの「切実な願望」が立ち現れやすいのも無理はない。
もちろん、「こういうおはなしが大好物だから」「過去の感動を再現したい」という情熱から着想することを否定する気はない。しかし、わたしたちはココロまで「重力」に縛られ、内に秘める孤独な「宇宙」に泳ぎだすことを恐れてしまうことがある……ように見えるのが歯痒いときもある。個人的意見。
ともあれ、男もそれを望んでいるならば、「白馬に乗った王子さま」もバカにできない理想だといえるのではないか。別にいえなくても良いけど。
「喩え話」をしてみる。「若者のココロ」は「(グリムの)眠り姫」、「少女」は「王子さま」……「時を忘れた茨の城」で100年の眠りについている眠り姫は、「王子さまの唇」=「少女の優しさ」に触れて目覚めの時を迎える。さあ、その後は?
「ふたりは末永くシアワセに暮らしましたとさ」
呪いによって定められた運命のために眠りに落ちた眠り姫と違い、勝手に自分自身をこじらせて眠りについた若者。それでも王子さまの訪れは約束されている。そう、見目麗しい「皮」のなかに「聖女の魂」を詰め込んだ、ボクの、オレの、王子さま。なんともクダラナ……都合の良いおはなしだ。
「人と人との係わり合いの素晴らしさ」の描き方なんていくらでもありそうなものなのに、なぜこの手のパターンは繰り返されるのだろうか。わたしはそこに「人の望み」を見る。「送り手」と「受け手」の両方が抱える望み。フリーノベルゲームが「より正直な発想」から生まれるなら、そこにだれかの「切実な願望」が立ち現れやすいのも無理はない。
もちろん、「こういうおはなしが大好物だから」「過去の感動を再現したい」という情熱から着想することを否定する気はない。しかし、わたしたちはココロまで「重力」に縛られ、内に秘める孤独な「宇宙」に泳ぎだすことを恐れてしまうことがある……ように見えるのが歯痒いときもある。個人的意見。
ともあれ、男もそれを望んでいるならば、「白馬に乗った王子さま」もバカにできない理想だといえるのではないか。別にいえなくても良いけど。
2010.05.11 (Tue)
永遠に色褪せないものなんて−駄日誌
いくつか試し書きしていたおはなしを読み返してみたら、1ミリもおもしろく感じなくて、うっかり死にたくなった。
例えば、その時点のスキルで最高の文章を書いたとして。間を開けて読み返してみたときに、その文章に魅力をまったく感じないとしたら、それは成長の証なのか、ただ昔の表現に飽きただけなのか。
好きで書いているはずの文章も、ハンパな部分が目立ってくるとそこばかり気になってきて嫌になる。ただの自己顕示欲。
--- --- ---
大抵のフリーノベルゲーム(とくに学生物)には漫才「もどき」、コント「もどき」な場面が出てくるけど、ほとんどがおもしろくない(具体的に説明ができないのでアレですが)。なんか、どれも「他所で見て、自分がおもしろいと感じたパターン」のコラージュにしか見えない。若い人はああいう「あたまがlight」な笑いが好きなのかなあ。
……というか、こんなこと書いてると後々になって「おまえが言うな状態」になりそうな気が。理由はみなさんが勝手に想像してください。
過剰でうさん臭いコメディ部分がない、かといって別にシリアスな展開が続くというわけでもない、良い意味で「空気」みたいなおはなしを書きたい。という唐突なシメ。
例えば、その時点のスキルで最高の文章を書いたとして。間を開けて読み返してみたときに、その文章に魅力をまったく感じないとしたら、それは成長の証なのか、ただ昔の表現に飽きただけなのか。
好きで書いているはずの文章も、ハンパな部分が目立ってくるとそこばかり気になってきて嫌になる。ただの自己顕示欲。
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大抵のフリーノベルゲーム(とくに学生物)には漫才「もどき」、コント「もどき」な場面が出てくるけど、ほとんどがおもしろくない(具体的に説明ができないのでアレですが)。なんか、どれも「他所で見て、自分がおもしろいと感じたパターン」のコラージュにしか見えない。若い人はああいう「あたまがlight」な笑いが好きなのかなあ。
……というか、こんなこと書いてると後々になって「おまえが言うな状態」になりそうな気が。理由はみなさんが勝手に想像してください。
過剰でうさん臭いコメディ部分がない、かといって別にシリアスな展開が続くというわけでもない、良い意味で「空気」みたいなおはなしを書きたい。という唐突なシメ。
2010.05.10 (Mon)
I love "Beast of prey"!!−駄日誌
K' がついに来た!!
THE KING OF FIGHTERS XIII > CHARACTER
ひゃっほーい! やっぱカッコ良えわあ! これでもうコンシューマ版(未定)の購入決定! ありがとう、SNK PLAYMORE! うひょほーい!
……でも、『XIII』での追加キャラって『XII』のときに比べて「フツー」のリファイン具合になってますね(ラルフとかを見ちゃうと……)。マキシマとか「ムチムチ」してないから小さく感じちゃったり。まあ、いいけど。タクマの構えはスゴイから。
--- --- ---
様々な分野の第一線で活躍する一握りの成功者たちの多くが、日頃から人並み外れた努力をし、立ち塞がる困難に苦悩し、それでも恐怖に立ち向かい、長い時間をかけてやっと栄光を手に入れる。世間は皆、それがどれだけの試練なのかを理解している。だから成功者に対する敬意(や妬み)が生まれるんだと思う。
それに対して多くの凡人は「生きているだけで意味がある」「頑張っていることに意義がある」「皆違ってみんないい」「人間は……ひとりひとり個性を持ったかけがえのない存在で、そこにいるだけで意味がある」なんて「綺麗事」でお手軽に癒されている。
わたし個人としては、この手の「慰め」にはなんともいえない傲慢さを感じるし、こういった「綺麗な言葉」を善意から口走る人ほど、自分が否定している価値観にこだわっているようにも見える。少なくとも、「この人を信用したい」と思えるような魅力的な考え方ではない。
まあとにかく、わたしはわたしのやり方で「物語」を書いていかないと……ということをテキトーに考えてみた。
要約:
現状を肯定する「だけ」の言葉は一時的な慰めとして適当だとは思う。しかし、それが「未来に立ち向かうための勇気」に繋がるかどうかは疑問。そもそも「生きているだけで意味がある」のは当然の「大前提」で、その価値観をスタートラインにして「なにを成すか」が人生のはず。だから、いつまでも同じ場所に座り込んでいることを「善し」とするのは幼稚な処世術にしか見えない。
わたしは「君のままで変わればいい」といった言葉にこそ「希望」を感じる。
参照元: 書く意味について本気出して考えてみた - Like a spiral staircase
……要するに「競争社会って悲しいよ。みんな自分を大切にね!(まあ、僕はエリートになるからいいけど)」ってこと? というか、自分で「機械(パソコン)」に喩えといて、それを自分で否定するのは……?
「人間はいくらでも取替えのきく存在なのか。効率化というレースを脱落した人間は、もう必要のない人間なのか。これは、ある側面では正しいのかもしれませんが、僕は絶対にそう思いたくありません」とか書かれると、「正しいと認めているからこそ、否定したくなる現実」を想って悲しくなる。ちょっとだけ。
THE KING OF FIGHTERS XIII > CHARACTER
ひゃっほーい! やっぱカッコ良えわあ! これでもうコンシューマ版(未定)の購入決定! ありがとう、SNK PLAYMORE! うひょほーい!
……でも、『XIII』での追加キャラって『XII』のときに比べて「フツー」のリファイン具合になってますね(ラルフとかを見ちゃうと……)。マキシマとか「ムチムチ」してないから小さく感じちゃったり。まあ、いいけど。タクマの構えはスゴイから。
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様々な分野の第一線で活躍する一握りの成功者たちの多くが、日頃から人並み外れた努力をし、立ち塞がる困難に苦悩し、それでも恐怖に立ち向かい、長い時間をかけてやっと栄光を手に入れる。世間は皆、それがどれだけの試練なのかを理解している。だから成功者に対する敬意(や妬み)が生まれるんだと思う。
それに対して多くの凡人は「生きているだけで意味がある」「頑張っていることに意義がある」「皆違ってみんないい」「人間は……ひとりひとり個性を持ったかけがえのない存在で、そこにいるだけで意味がある」なんて「綺麗事」でお手軽に癒されている。
わたし個人としては、この手の「慰め」にはなんともいえない傲慢さを感じるし、こういった「綺麗な言葉」を善意から口走る人ほど、自分が否定している価値観にこだわっているようにも見える。少なくとも、「この人を信用したい」と思えるような魅力的な考え方ではない。
まあとにかく、わたしはわたしのやり方で「物語」を書いていかないと……ということをテキトーに考えてみた。
要約:
現状を肯定する「だけ」の言葉は一時的な慰めとして適当だとは思う。しかし、それが「未来に立ち向かうための勇気」に繋がるかどうかは疑問。そもそも「生きているだけで意味がある」のは当然の「大前提」で、その価値観をスタートラインにして「なにを成すか」が人生のはず。だから、いつまでも同じ場所に座り込んでいることを「善し」とするのは幼稚な処世術にしか見えない。
わたしは「君のままで変わればいい」といった言葉にこそ「希望」を感じる。
参照元: 書く意味について本気出して考えてみた - Like a spiral staircase
……要するに「競争社会って悲しいよ。みんな自分を大切にね!(まあ、僕はエリートになるからいいけど)」ってこと? というか、自分で「機械(パソコン)」に喩えといて、それを自分で否定するのは……?
「人間はいくらでも取替えのきく存在なのか。効率化というレースを脱落した人間は、もう必要のない人間なのか。これは、ある側面では正しいのかもしれませんが、僕は絶対にそう思いたくありません」とか書かれると、「正しいと認めているからこそ、否定したくなる現実」を想って悲しくなる。ちょっとだけ。