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開発局職員1000万円着服 河川敷地使用料 滞納分、自ら徴収

(04/30 20:38、05/01 08:14 更新)

 開発局は30日、札幌開建の係長級の男性専門官(58)が河川敷地の使用料として徴収した約1千万円を着服したとして、同日付で懲戒免職処分とし、業務上横領容疑で道警に告訴した。

 開発局などによると、男性専門官は旧石狩川開建(4月から札幌開建に統合)に2007年度から09年度まで所属、係長や専門官として旧石狩川開建が個人や企業に貸していた河川敷地の使用料を徴収する業務を担当していた。通常、使用料は金融機関への振り込みだが、滞納などで分割払いの場合、現金で徴収しており、専門官は自分で集めた1870万円のうち約1千万円を着服していた。男性専門官は着服した金を借金返済や飲食、遊興費などに使ったと認めており、同局は損害賠償を請求する方針。

 開発局は、今年2月にこの専門官に関する匿名の告発文書を受け内部調査を進めていた。開発局の関克己局長は「公務に対する道民の信頼を著しく損ねるもので深くおわび申し上げます。職員の綱紀粛正の徹底を図りたい」とのコメントを出した。

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