不二家の店舗から盗まれたペコちゃん人形=09年9月、和歌山東署 ペコちゃん10体盗んで懲役5年 和歌山「身勝手な動機」大阪や和歌山など2府3県にある不二家の店舗からペコちゃん人形10体を盗んだとして、窃盗罪などに問われた元暴力団幹部で住所不定稲葉洋被告(43)に和歌山地裁は13日、懲役5年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。 国分進裁判官は判決理由で「生活費や遊興費に換金する目的の犯行で、動機は身勝手。共犯者を誘うなど主導的な役割だった」と指摘した。 判決によると、稲葉被告は2008年5月~09年2月、大阪府の解体作業員の男=執行猶予付き有罪確定=らと共謀し、三重、京都、大阪、兵庫、和歌山の不二家店舗からペコちゃん人形計10体(計約59万円相当)を盗んだ。 稲葉被告は覚せい剤取締法違反(使用)の罪にも問われていた。 【共同通信】
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