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オリ・岡田監督が怒り、虎より自分のチーム

2010.5.22 00:12
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オリ・岡田監督が怒り、虎より自分のチーム
交代を告げるオリックス・岡田彰布監督=京セラドーム(撮影・小倉元司)【フォト】

 (交流戦、オリックス10−6阪神、1回戦、オリックス1勝、21日、京セラD大阪)選手として14年。2軍監督、コーチを経て監督を5年。野球人生の大半を阪神で過ごしてきたオリックス・岡田監督は古巣との初対決のことより、エース金子千の乱調にいらつき「(阪神のことは)見てないよ。自分のチームで精いっぱい」と話したが、胸の中には特別な思いが去来していたはずだ。

 鳥谷、金本、新井…。相手の先発メンバーにはかつて苦楽をともにした教え子たちが並んだ。試合は序盤に大量8点のリードを奪いながら、2点差まで迫られる荒れた展開。終盤に強力な救援陣で逃げ切るスタイルは、阪神監督時代に築いた「JFK」と同じだ。

 六回2死から投入した元エースの平野は、力強い直球で打者4人をねじ伏せ「嫌な流れを止められた」と語る。八回は昨季10勝右腕の岸田、九回はレスターが打者3人で締めた。

 ただ、守りの野球を掲げる指揮官は、エース金子千の乱調を許せない。「先発が頑張らんと試合にならん」と怒って球場を去った。

坂口(三回に適時二塁打)

「とにかく走者をかえすことだけ考えた」

オリックス・清川投手コーチ(乱調の金子千に)

「ちょっと(不振が)続いている。次の登板までに整理しないと」


フォト
交代を告げるオリックス・岡田彰布監督=京セラドーム(撮影・小倉元司)
スタメン交換でのオリックス・岡田彰布監督(左)と阪神・真弓明信監督
スタメン交換でのオリックス・岡田彰布監督(左)と阪神・真弓明信監督
メンバー表を交換する岡田監督(右)と真弓監督=京セラドーム大阪
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