パートナー

昨シーズンからキングスのユニフォーム背中部分に企業ロゴを掲出しているのが、全保連株式会社だ。家賃保証業務を行っている全保連は、東京、大阪といった大都市圏を中心に、 北は北海道から南は沖縄まで日本各地に支社、支店を構えており、沖縄発で全国展開に成功している代表的な県内企業の１つである。

同社の代表取締役である迫幸治さんは、キングスのパートナーになったきっかけを「キングスも私たちと同じく沖縄を全面に押し出して全国で戦う仲間。これが一番の理由です」と語る。そして、ユニフォームへのロゴ掲出について「どうせなら大きいパートナーになってキングスを支援したい。だからユニフォームに企業ロゴを出すことにしました」と続けた。

今やユニフォームに全保連のロゴが貼られていることは、「今夏は営業の人が、今年もパートナーになるの？とよく聞かれていたようです」（迫さん）と語るように、沖縄なら多くの人々が知っている。だが、その効果は県内に限ったことではない。「県外の支社、支店からもTVでキングスの試合を見た時、会社のロゴが見えて嬉しかったという声を聞きます。また、社員ではない県外の人からも、キングスのユニフォームにロゴが載っているねと言われます」

そして迫さんは、知名度アップ以外にもキングスのパートナーになることで得る効果があると考える。「みんなでキングスを応援することで、会社の連帯感が高まっていると思います。そして、キングスが勝ってくれることで、社員の士気も上がっていきます」。実際、今では「試合会場で社員を見かけることもよくあります。また、キングスについて色々と話しているようですよ」と、キングスは社員にとって共通の話題となり、一体感の向上に貢献出来ている模様だ。