21日、県警は、街頭で女性をホステスに勧誘したとしてスカウト会社の従業員ら2人を県の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕しました。条例施行後、初めての摘発だということです。
逮捕されたのは、スカウト会社の従業員で19歳の少年と元従業員でホストの住本良容疑者です。
県警は、逮捕に伴い、スカウト会社の事務所を家宅捜索しました。
発表によりますと、住本容疑者は3月と4月の2回、中区堀川町などの路上で通行中の女性に「キャバクラのスカウトなんじゃけど。働いてみない?」などと話しかけ、ホステスとなるよう誘った疑いがもたれています。
少年の容疑は、4月、中区本通で「スカウトしよるんよ。ホステスの経験ある?」と女性をホステスに勧誘したというものです。
県警の調べに対し住本容疑者は否認。少年は「多くの女性に声をかけて誘っていました」などと供述し、容疑を認めているということです。
公共の場所で通行人の女性をキャバクラのホステスなどに勧誘する行為は、4年前から県の条例で禁止されています。今回の摘発は条例が施行してから初めてとなります。(5/21 19:24) |