【NQNニューヨーク=川内資子】20日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前日比1.86ドル安の1バレル68.01ドルで取引を終えた。投資家が運用リスクを避けるとの見方から原油売りが膨らんだ。一時64.24ドルと2009年7月30日以来ほぼ10カ月ぶりの安値を付けた。
欧州の財政問題などへの懸念から世界の株式相場が下落し、投資家がリスク資産を圧縮するとの観測から原油の売りが優勢となった。欧州の問題が世界的な景気減速につながるとの懸念も原油売りを誘った。この日は6月物の取引最終日で商いが薄く、値動きが大きくなったとの声もあった。
ガソリンは続落。ヒーティングオイルは6日続落した。
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日経平均(円) | 9,784.54 | -245.77 | 21日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 10,120.46 | +52.45 | 21日 13:09 |
英FTSE100 | 5,062.93 | -10.20 | 21日 16:35 |
ドル/円 | 89.79 - .82 | -0.09円高 | 22日 2:03 |
ユーロ/円 | 112.71 - .76 | +0.37円安 | 22日 2:03 |
長期金利(%) | 1.235 | -0.020 | 21日 15:07 |
NY原油(ドル) | 68.01 | -1.86 | 20日 終値 |
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