クラスター爆弾を搭載し訓練に向かうFA18戦闘攻撃機(機体番号403)=18日午前10時45分ごろ、嘉手納基地(渡慶次哲三撮影)
クラスター爆弾を投下し帰還したFA18戦闘攻撃機(機体番号403)=18日午後0時30分ごろ、嘉手納基地(渡慶次哲三撮影)
【嘉手納】嘉手納町議会(田崎博美議長)は18日、臨時会を開き、米海兵隊岩国基地所属のFA18戦闘攻撃機などの外来機の嘉手納基地への飛来中止やクラスター爆弾の使用禁止などを求める抗議決議・意見書を全会一致で可決した。嘉手納基地ではFA18、4機が17日に続き、クラスター爆弾を搭載し、離陸する姿が確認された。
クラスター爆弾を積んだFA18は18日午前10時45分ごろ、相次いで離陸。約2時間後の午後0時30分ごろ帰還した。どの機体も帰還の際に爆弾はなく、17日同様、沖縄近海の射爆撃場で投下した可能性が高い。クラスター爆弾には実弾を示す黄色い帯が確認された。
抗議決議・意見書のあて先は、抗議決議が駐日米国大使など7者。意見書が首相など6者。18日には、沖縄防衛局や第18航空団に要請した。防衛局で対応した大東隆次長は「外来機の飛来や訓練中止を米側に求めることは困難」と述べ、クラスター爆弾については「海兵隊から訓練の内容など運用上の理由から明らかにできないとの回答があった」とした。
同町議会の田仲康栄基地対策特別委員長によると、嘉手納基地で対応した広報局のジョン・ハッチソン少佐は「外来機飛来も訓練も中止できない」とし、クラスター爆弾の使用は「海兵隊に照会してほしい」と述べた。
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