第一生命:売り出し価格1株14万円 4月に上場

2010年3月23日 20時53分

 第一生命保険は23日、4月1日の株式上場に伴う売り出し価格を1株14万円に決めたと発表した。第一生命は創業以来の相互会社から株式会社に転換し、東京証券取引所第1部に上場する。発行株式は1000万株で、時価総額1兆4000億円規模となる計算で、NTT(87年)、NTTドコモ(98年)に次ぐ大型上場となる。

 売り出し価格は、市場環境や同社の保有資産などから算出。1000万株のうち、約710万株が国内外の投資家に売り出され、約290万株は保険契約者に割り当てる。株主は約150万人と、NTT(約103万人)を大きく上回って国内最多となる見通しだ。

 一方、現金での受け取りを希望する契約者には、事務手数料などを差し引いた保有株相当分(1株当たり13万5685円)を、4月中旬から5月にかけて指定口座に振り込む。これまで株式投資に縁のなかった層が株主となったり、現金が給付されたりすることで、株式市場の活性化や個人消費の底上げを期待する声もある。

 国内売り出し分(約500万株)のうち約210万株は取引先企業や機関投資家向けで、一般投資家が取得できるのは約290万株。【宇都宮裕一、工藤昭久】

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