【福岡】空から降ったのは航空機の「潤滑油」と判明

05/19 03:49 更新

「空から油が降ってきた」と先月空港近くの住宅街で大きな騒ぎになりました。分析の結果、正体は機械の潤滑油と判明しました。液体は先月26日の昼前、福岡市博多区金の隈で上空から降ってきました。被害は直径200メートルの範囲に及び、およそ40台の車や植木などに点々と付着しました現場から2キロ北には福岡空港があり、当時住宅街の上空は離陸した飛行機が飛んでいました。分析の結果、液体は航空機の燃料ではなく、機械系の潤滑油だったことがわかりました。国土交通省によると、潤滑油は航空機の車輪部分などに使われているということです。県警では何らかの原因で航空機から潤滑油が漏れ出したとみて調べています。