市民の声を生かした、旧広島市民球場の活用を実現し、広島に賑わいを実現する為のフォーラムです。
賛同頂ける方はメールアドレス 「 9shimin@gmail.com 」に連絡を頂ければ幸いです。 |
また、みなさんは「維持費が何億円もかかる」と聞いた事はないでしょうか?実際は、年間維持費は約4500万円/年であり、アマチュアでの利用料として1600万円の使用料収入が実績としてあります。参考として、大きな緑地公園と木立を有する中央公園は、年間約2億円程度の維持費がかかっています。緑地にすれば維持費が安くすむわけではありません。
みなさんご承知のように、市民球場はカープの本拠地でした。「新球場があるけえ、もう野球場はいいよ」という声もありますが、球場の一部や全体を再活用する事で、むしろ野球以外の用途に広く使えるのです。例えば、市は「跡地で音楽イベントをやる際には、音が漏れないように屋根付きステージを設ける必要がある」としていますが、内野席を活用すれば騒音問題はクリアできます。
「民間活力を用いて150万人の賑わいをもたらす」という市の約束はどうなったでしょうか。実際には事業費33億円中、30億円を市民が負担する事になっています。また、市が選んだ有識者研究会の報告では「市の計画のままでは150万人に賑わいは難しい」と結論を出しています。このように様々な点で、広島市の計画には疑問点があります。
広島市は「市民球場解体は、ほとんどの市民が納得している」と言いますが、地元市民の多くは市から直接説明を受けた事もなく、意見を述べる場も用意されていません。多くの市民は納得していませんし、みなさんもそうではないでしょうか?
わたしたちはあの場所をどうしていくべきかを話し合うため、誰でも参加できる市民フォーラムを結成します。疑問だらけの市の計画に対し、これまで様々な代替案がでましたが、いずれも自分の案を主張するばかりで、連帯することはありませんでした。しかしこれからは違います。
わたしたちは、まず球場の性急な解体に反対します。
さらに、自らの案と、他人の案をどこかの点で折り合わせ、一つの案にまとめようと譲り合いの心を持ち、知恵を出し合います。原爆からの復興で市民が一つになって市民球場を作り上げたように、今わたしたちも一つになって、あの場所の未来を話し合いましょう。ここに、その意思を(旧)広島市民球場宣言として提唱します。