市民の声を生かした、旧広島市民球場の活用を実現し、広島に賑わいを実現する為のフォーラムです。

賛同頂ける方はメールアドレス 「 9shimin@gmail.com 」に連絡を頂ければ幸いです。
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(旧)広島市民球場宣言 宣言式のお知らせ
 (旧)広島市民球場フォーラムの開催に先立ち、

「市民の声を反映する場の設置」
「性急な市民球場の解体に反対」

の意思を広く訴える、(旧)広島市民球場宣言の宣言式を行います。

■予定
日時:平成22年5月30日(日) 10:30 〜 12:00

当フォーラムに賛同頂ける方に、是非参加をお願いしたいと思います。
事前の準備のため、(旧)広島市民球場フォーラム事務局「9shimin@gmail.com」まで
メールにて参加者名と、参加人数を明記の上連絡いただければ幸いです。
旧市民球場フォーラムの経緯とお願い
これまで旧広島市民球場について、市に対して意見を述べる場が十分であったとはいえません。
市民個人、商店それぞれの思いがあっても、個別の意見として市には判断されてきました。


しかし、「性急な市民球場解体への違和感、反対」そして「もっと市民の声を聞いてほしい」この思いは、多くの市民、団体、商店が共有しています。

当フォーラムは(株)永井紙店、永井健二社長が発起人となり、
「市民の声を届ける場の実現」
「性急な市民球場解体への反対」
の意思を広く表し、これに賛同する個人、商店、団体が連名で声をあげるものです。

当フォーラムに賛同頂ける商店のみなさまや団体、また個人の方がおられましたら

9shimin@gmail.com
(旧)広島市民球場フォーラム 事務局

まで連絡を頂ければ幸いです。
壊から活へ!(旧)広島市民球場宣言
 〜(旧)広島市民球場フォーラム〜

 (旧)広島市民球場が壊されるかもしれないことをご存知ですか?最短でこの6月の市議会で、球場の解体が決まってしまう可能性があります。広島市の計画では、球場を解体した後、現在の球場維持費よりも税金を投入し、跡地に商工会議所ビルを移転し、残りを緑地広場とする予定です、しかし、市が考える広場では子供たちがスポーツをする事も出来ません。にぎわいを生み出す事も難しい。わたしたちは子供と一緒に楽しんだり、昔を懐かしんだり、友人と遊びに行ったりもできる、広島の顔となるべき場所を望んだのではないでしょうか?

 球場をただ壊すのではなく再活用する事でこそ、市民みんなが納得する素晴らしい場所にできるはずです。

 広島市は「球場は老朽化している」と言いますが、耐震診断を行い、その結果を広く公表したことは一度もありません。実は球場内野席の1階と2階は、ビッグアーチ開場の5年前に完成したものです。古いのは内野席1階の一部分と外野席であり、老朽化が進んだ部分も一部ある、というのが正しいのです。


 また、みなさんは「維持費が何億円もかかる」と聞いた事はないでしょうか?実際は、年間維持費は約4500万円/年であり、アマチュアでの利用料として1600万円の使用料収入が実績としてあります。参考として、大きな緑地公園と木立を有する中央公園は、年間約2億円程度の維持費がかかっています。緑地にすれば維持費が安くすむわけではありません。


 みなさんご承知のように、市民球場はカープの本拠地でした。「新球場があるけえ、もう野球場はいいよ」という声もありますが、球場の一部や全体を再活用する事で、むしろ野球以外の用途に広く使えるのです。例えば、市は「跡地で音楽イベントをやる際には、音が漏れないように屋根付きステージを設ける必要がある」としていますが、内野席を活用すれば騒音問題はクリアできます。


 「民間活力を用いて150万人の賑わいをもたらす」という市の約束はどうなったでしょうか。実際には事業費33億円中、30億円を市民が負担する事になっています。また、市が選んだ有識者研究会の報告では「市の計画のままでは150万人に賑わいは難しい」と結論を出しています。このように様々な点で、広島市の計画には疑問点があります。


 広島市は「市民球場解体は、ほとんどの市民が納得している」と言いますが、地元市民の多くは市から直接説明を受けた事もなく、意見を述べる場も用意されていません。多くの市民は納得していませんし、みなさんもそうではないでしょうか?


 わたしたちはあの場所をどうしていくべきかを話し合うため、誰でも参加できる市民フォーラムを結成します。疑問だらけの市の計画に対し、これまで様々な代替案がでましたが、いずれも自分の案を主張するばかりで、連帯することはありませんでした。しかしこれからは違います。


 わたしたちは、まず球場の性急な解体に反対します。


 さらに、自らの案と、他人の案をどこかの点で折り合わせ、一つの案にまとめようと譲り合いの心を持ち、知恵を出し合います。原爆からの復興で市民が一つになって市民球場を作り上げたように、今わたしたちも一つになって、あの場所の未来を話し合いましょう。ここに、その意思を(旧)広島市民球場宣言として提唱します。